ハサミ男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハサミ男

[ハサミオトコ]
2004年上映時間:119分
平均点:4.87 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-03-19)
サスペンスミステリー
新規登録(2005-03-08)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2012-08-18)【にじばぶ】さん
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監督池田敏春
キャスト豊川悦司(男優)
斎藤歩(男優)
石丸謙二郎(男優)
寺田農(男優)
阿部寛(男優)
蛍雪次朗(男優)
麻生久美子(女優)
小野みゆき(女優)
二木てるみ(女優)
三輪明日美(女優)
脚本池田敏春
音楽本多俊之
製作東宝
東北新社
配給メディアボックス
編集阿部亙英
その他相米慎二(協力)
あらすじ
絞め殺した少女の首にハサミを突き立てる連続殺人犯に、マスコミがつけた名前は「ハサミ男」。ある日また一つ、首にハサミの刺さった少女の死体が発見された。警察はハサミ男の犯行として捜査を開始するのだが・・・。秀逸なアイデアを駆使した、トリッキーなミステリー映画。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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23.《ネタバレ》 原作既読。とは言いつつも、随分前に読んだので細かい部分はすっかり忘れていました。ですから物語自体は新鮮に楽しめました。ただし、本作の目玉である“仕掛け”については忘れるはずがない。どう表現するのかと案じていると、冒頭から麻生とトヨエツの並び立つ姿が。「なるほど、そう来たか!」という感じ。でも考えてみれば、この方法以外無かったとも言える。あとはいかに観客に対してフェアに(嘘をつかずに)、かつ無理なく物語を進めていくかを注視することになります。この点については十分満足。ヒントも小まめに出ていましたし、致命的に不自然な描写は見受けられませんでした。繊細な気配りが感じられました。麻生久美子もこういう役にはうってつけ。トヨエツもいい感じ。キャストについて不満はありません。画の質感も好き。ただしBGMは趣味じゃない。それにネタバレ以降の展開がまどろっこしい。主人公のパーソナリティについて、カタをつけないといけないのは分かります。でも言い訳がましい。個人的には、父親の代わりに殺した娘の人格と今後はやっていくというのが面白いと思いました。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-15 18:41:32)(良:1票)
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22.《ネタバレ》 ※※※↓完全にネタバレレビューです↓※※※  だいぶ以前に原作を読んだけど、この作品は世間の評価ほど面白いとは思わなかった。  映像化が難しい作品をあえて選択した勇気は評価したいが、誤解を恐れずに言えば、基本的に「叙述ミステリー」は、ストーリーとは無関係に「読者を混乱させる事」が目的化している部分があるので、騙され方に好き嫌いがはっきり出るタイプ。  トリックに関わる部分は、わざと大胆に扱うという事で上手く処理してあるが、ミステリーの見せ方としてはルール違反ギリギリ。また「シックスセンス」以降、同じような表現パターンは既に他の作品にも見られるありきたりなものになっていて、サプライズのためだけにある叙述トリックによるオチが、ほとんど効果を上げていないのが残念なところ。  「少女の首にハサミを突き立てるハサミ男が、自分の手口と同じ方法で殺された死体を発見してしまい、殺人鬼が殺人鬼を探すハメに」という、この序盤に提示される謎は最高に魅力的で、先の展開を期待させるが、ミステリーの醍醐味である、「フーダニット」、「ホワイダニット」という謎掛けの魅力に比して、真相がありきたりで、つまらなさが際立ってしまっているのが何とも残念。  つまり、その叙述トリックの部分が、「キャリア警視の便乗殺人だった」という、「もう一つの真相」とストーリー的にも、トリック的にもほとんどシンクロしていないという点が問題。警視にしてみれば、どの殺人事件に便乗しても良い訳で、ミステリー的な関連性という意味において、「ハサミ男が多重人格者でなければならない必然性」が無い。  それに加え「世間に公表されていない情報を知っている」という地点で、「真犯人は警察関係者なのでは?」と容易に予想もついてしまうので、中盤辺りまで来れば、多少この手の作品を見慣れている人にとっては、事件の全体像はバレバレ。そのため余計に「多重人格オチ」の弱さが際立ち、メインの謎の真相としてはインパクトに欠けたものに感じられてしまう。  ラスト辺りのダラダラ感もマイナスだし、終始鳴り続けているワンパターンなBGMも耳障り。麻生久美子の破滅的な殺人鬼の演技はなかなか魅力的だったのでおまけで5点献上。
FSSさん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-15 15:28:01)(良:1票)
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21.映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、それは本当に映像不可能だからそう言われています。 ところがそう言われている小説の中でも「イニシエーションラブ」や「ハサミ男」は映画化されています。 え、無理だよね? 原作知ってる人なら誰でもそう思いますし、このハサミ男に関しては「原作無茶苦茶面白いのに…ほんとにどうすんの?」と心配しかありませんでした。  そして残念ながらその心配は見事に的中したのです。  映像化不可能な原作を映像化するにあたって…なんと映画では話のキモを全く別のものにしてしまったのです。  …そりゃダメだろう… いや映像化不可能なんだからそうするしかなかったのかもしれないけど、だったら映画化すんなよ、と。 しかもそうやってわざわざ映画化したくせに映画自体がサスペンス劇場レベルの安っぽさで全く面白くないっていう。  原作が好きだっただけにこの映画への個人的な怒りは相当です。 なぜならこの映画を観た人はもう2度と原作を読んで楽しむことができないからです。 しかも「ハサミ男つまんない」という間違ったイメージすら植え付けかねないという。 原作レイプなんて言葉で済むレべルではありません。  映像化不可能な小説を無理やり映画化するのは本当にやめていただきたい。 どうしてもやるならイニシエーションラブのように成功させてください。  無理やり映画作ったあげくツマラナイとかもう本当に最悪ですから。
あばれて万歳さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2020-03-16 20:36:17)
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20.映像化不可能と言われた作品に果敢に挑むも、やはり映像化は不可能だったと証明したにすぎない作品。 大一番の驚きになるべきシーンはあっさり流されてしまい、むしろ21世紀に作られたとは思えない稚拙な描写の数々に驚かされる。 最後のほうはもはやグダグダで何をやりたいのかわからないトンデモ映画。
午の若丸さん [DVD(邦画)] 2点(2017-05-01 22:13:04)
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19.《ネタバレ》 ハサミな男といっても、ジョニー・デップ系のやつではないんだぞと。 ティム・バートンが監督ではないんだぞと。 そんなことは皆さん百も承知な事ではありましょうが、念の為にももう一度ご確認を致しておきましょうぞなと。 別にトヨエツの両手がザリガニみたいな事になっているわけではないんだぞと。  シリアスな部分を演じさせられてた豊川悦司と麻生久美子さん。 失笑部分を受け持たされてた所轄の刑事たち。 なんか変に耳にこびりついてしまった不思議なサックスミュージック。 BGMに関するコメントが多かったことにすごく納得。 とにかく、すごくけったいな音楽だったぞと。
3737さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-14 21:21:58)
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18.原作読みました。映像化が難しい作品を、うまくやった、と言いたいところですが、難点が多々見受けられます。まずBGMが悪いです。そして映像が暗く、華がありません。役者のメンツはなかなかで、演技は素晴らしいものがありますが、お話の終盤は蛇足で冗長です。せっかくの優れた原作でありながら、もったいない映画化ですね。見て 損とは思いませんが、期待ほどではないです。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-20 16:40:05)
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17.《ネタバレ》 原作読んでません。 つまらない。2004年の映画なのに古くさい感じ出しすぎ。狙ってやってるのだろーけど、スベってる。 あと、俳優陣が全員(全員です!)演技ヘタ。セリフ棒読みしすぎ。トヨエツなんか、キャラ作りもなにもなく、ブツブツしょうもないこと言うトヨエツのまんま。本人役かと思った。 オチと言うか、謎にはなかなか気づかなかったけど。声が変わるシーンだけびっくりしておもしろいと思った。 それにしてもこの二重人格ってわかる最大の山場を超えてから何十分もだらだらして終わらず、めんどかった。殺人犯やのに無理やりハッピーエンドにしようとしてるし……。 トヨエツが飛び降り自殺する回想シーンは爆笑してしまった。トヨエツのうしろ姿が動かず、景色が迫ってくることで飛び降りを表現。他に表現方法思いつかなかったのか。  とにかく、カメラ回しもセリフも「監督の独特の世界観」を狙いすぎてて、それが全部つまんなくて白けさせる。始終流れてるサックスの音色も暗くて意味不明、不快。製作費も全然かかってないと思う。
ラジカルさん [DVD(邦画)] 3点(2011-08-22 15:37:36)
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16.音楽がよく、映画全体に流れる冷たい空気感がよかった。 先は読めるが、予想した通りにパズルのピースがはまってゆく感じが心地よい。  ラスト、全てが明らかになるものの、最後に残るのは不条理な感覚。 それすらも計算されているのかもしれないと思うと怖い。 
Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 18:02:12)
15.《ネタバレ》 最後をいい感じにまとめたんじゃ、殺された女子高生たちが浮かばれないよ。
はるこりさん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-12 18:23:55)
14.《ネタバレ》 面白かったです! 種明かしの10分前くらいまで、全然オチに気づきませんでした。出来れば種明かしするまで気づかせないでくれたら、もちろんもっとよかったけど。でも、多くの映画が、ほんとの序盤でオチがわかってしまうので(シックスセンスとか)、そういう意味ではかなり優秀。映画全体にただよう独特の雰囲気も、本多の音楽と相まって、いい感じでした。主演の二人がはまり役ですね。阿部寛のくだりがちょっと安っぽかったかな。
コウモリさん [DVD(邦画)] 7点(2008-08-12 14:54:02)
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13.《ネタバレ》 なんでハサミなんでしょうか? なんで喉に一突き? なんでわざわざハサミ男に罪をかぶせる? いろいろな「謎かけ」を提示して結局話の流れを優先して「答え」をほっぽらかしてる感じです。 その話もあまり印象に残らないものでした。   ハサミ男は男に対しては一突きではなくメッタ切りですね。なんで?
紫電さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-27 22:27:39)
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12.《ネタバレ》 小説は読んでないけど 不気味な感じがよい。 まさか、父親だったなんて、それに二重人格だったなんて・・・。 そして阿部寛が・・・
甘口おすぎさん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-09 21:24:01)
11.《ネタバレ》 邦画にゃ点数辛めです。4点がいいところですよ。原作未読なんですが、きっと原作は良い出来なんだろうと思いますよ。原作と全然違う「模倣犯」や端折り過ぎでわけわかんない「レディージョーカー」よりは単体で楽しめると思います。でも原作には勝ててないんだなーって見ててわかります。シックスセンス以来この手作品増えましたよね。
kenzさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-12-30 11:11:54)
10.《ネタバレ》 私は原作を未読の状態で映画から見たんですが、この映画は普通におもしろかったです。 なんでここのレビューでこんなに点数が低いのか分からないです。原作はそんなに面白いのでしょうか? ちなみに最後のどんでん返しにはビックリしました。
のび太さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-24 23:30:48)
9.小説を読んだ事があったら、どうやって映像化しているんだろう?と興味本位でみてみた。やっぱり映像化は不可能なのかね?はじめて見た人は小説のように騙せれたりするんだろうか?ちょっと無理があったような気がしました。
六爺さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-17 16:33:23)
8.《ネタバレ》 豪華な主役陣に対し、全くぱっとしない脇役たちが目立ちますね~。もうちょっとましな人をチョイスできなかったんでしょか。それはともかく、映像化のアイデアとしては結構好きです。「医師」を具現化して見せるというもの。もちろん原作読んでる人にはすぐにわかることですが、トヨエツもはまり役だし麻生久美子の普段見られない演技もいい。ただ、話の流れがちょっと・・・。ストーリーは説明的すぎるし、原作に付け加えた部分もどうでもいいし。個人的には楽しめたけど、あまり広くおすすめはしません。麻生久美子の鉄拳・急所蹴りを見たい方はどうぞ。
とむさん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-03 15:47:24)
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7.確かに、映画をある程度見慣れている人ならば、この映画が抱える“要素”は容易に感づく事ができ、その点においてはこの種類の映画としては、あまり巧いとは言えない。全体的に画づくりが稚拙なのも頂けない部分ではある。 ただやはり、このストーリーが持つ元々の面白さというものに、随分助けられていると思う。散々描かれつくされてきた感もあるサイコサスペンスというジャンルにおいて、しっかりとこの物語独自のオリジナリティは携えており、その部分において見応えは確実にある。原作は未読だが、このストーリーをどう文章で構築し描いているのか、とても興味深い。 展開としては、クライマックスの顛末まで良かったのだけれど、最後のエピローグが若干しつこくて間延びしてしまった。あそこまでクドクドと語らなくても、そこまでの流れで充分に“真意”は伝わったと思う。ラストを簡潔にまとめ余韻を残す勇気がほしかった。そういう部分においても、物語の秀逸さの反面、映画としての未熟さが垣間見えることが惜しい。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-12 03:10:57)
6.《ネタバレ》 ハサミ男って題名は電車男がはやったからつけたんでしょうか?んな事はどーでもいーか。小説がすんごいおもしろいと聞いたので、本読んでる時間がダルイんで、映画観ました。・・・小説読めばよかったかも。ただ、やっぱりこーゆう二重人格の設定の話は好きです。だから、ちょっとダルかったけど退屈はなかったです。あ、最後の展開だけはやっぱりちょっと退屈でした。かなり時間をさいて、親父との交流を描いてるから。変に綺麗にまとめなくてもいーのに。ダークな映画のままでいーのに。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-13 15:13:57)
5.《ネタバレ》 最初は眠気との戦いでしたが、ストーリーが原作小説でしっかりしてる分、何とか見届けることが出来ました。薄っぺらい犯人探しに主人公の複雑?な物語を隠した話の進め方は良かったと思います。ただ、低予算はわかるけれど、音響効果だけでもどうにかならなかったの?口の動きと声が・・。20年前の映画観てるわけじゃないんだから・・。
ぶるぅす・りぃ。2さん [DVD(字幕)] 4点(2006-01-22 17:36:57)
4.う~ん。ちょいとコアな吐瀉物愛好家には堪えられない作品かもしれないが、ミステリ好きには物足りないなぁ。真犯人が○○なのは、ミステリファンなら物語の三合目あたりで気付けてしまうので、その難易度の低さは如何ともし難い。あ~原作を「文章」で読めば、チョッとは違う緊張感も楽しめるのかな?しかし、この作品を観た感想としては、原作をも読む気が失せるというか…それって、大失敗ですよね?
aksweetさん [DVD(字幕)] 3点(2005-12-12 01:30:28)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 4.87点
000.00%
114.35%
214.35%
3417.39%
4313.04%
5521.74%
6417.39%
7417.39%
814.35%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.25点 Review4人
4 音楽評価 0.66点 Review3人
5 感泣評価 2.50点 Review2人
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