ゼロ・ファイター 大空戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ゼロ・ファイター 大空戦

[ゼロファイターダイクウセン]
1966年上映時間:92分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-07-13)
アクションドラマ戦争ものモノクロ映画特撮もの
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タイトル情報更新(2024-01-03)【イニシャルK】さん
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監督森谷司郎
助監督山本迪夫
キャスト加山雄三(男優)九段中尉
佐藤允(男優)加賀谷飛曹長
江原達怡(男優)重政飛曹長
土屋嘉男(男優)菊村上飛曹
中丸忠雄(男優)草川参謀
大木正司(男優)金友上飛曹長
荒木保夫(男優)
東野孝彦(男優)滝一飛曹
玉川伊佐男(男優)武村飛行長
太刀川寛(男優)寺田中尉
久保明(男優)新谷中尉
谷幹一〔1932年生〕(男優)整備班長
藤田進(男優)神崎中将
千秋実(男優)航空隊司令
加藤茂雄(男優)
緒方燐作(男優)
脚本関沢新一
音楽佐藤勝
撮影山田一夫
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
井上泰幸(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集黒岩義民
録音下永尚(整音)
矢野口文雄
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 何だか黒澤映画なのか?監督が黒澤映画の助監督をしていた森谷司郎監督だからか?いやいや、どちらかと言うと岡本喜八監督の映画により近い雰囲気ながら笑いといった要素はなく、至って真面目に撮られた戦争映画である。上の命令に従わなかった為に死んでしまう若い一人の男の行動は戦争では絶対にあってはならないと語っている。その一方で間違いと感じるならばそれがどんなに偉い人間だろうと意見することが大切だということを加山雄三(九段中尉)と佐藤允(加賀谷飛曹長)が教えてくれる。出演者の顔ぶれからして岡本喜八映画を思わせるだけにアクションだけでなく、コミカルな雰囲気をと思いたくもなるが故に物足りなさもあるが男臭さ満載の本当に男だらけの世界の中で戦う事、命の大切さを真面目に描いた映画として見るに値する作品にはなってるし、佐藤允演じる加賀谷飛曹長のラストの叫びがこの映画を物語ってます。それにしても特撮シーンの迫力は流石、ゴジラと同じだけの凄さを感じる事が出来る。   
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-08 12:37:26)(良:1票)
2.《ネタバレ》 岡本喜八作品のような俳優陣だが、作風は陽気という訳ではなくよりまじめな「漢の映画」でおもな登場人物の造形も無駄がなく、素直に観ることができた。前半はよくあるエースもののようであったが、後半藤田進と中丸忠雄が出て来るあたりから俄然話に深みが出てきて、加山雄三も単純に自分の哲学のみで飛行中隊長をやっているだけでは済まなくなり、時代の流れの中での組織、その中の人間の在り方を考えさせられる。白黒映像であるが円谷特撮も冴え、多数の複雑な航空機の動きをリアルに魅せてくれている。知名度は高くない作品のようであるがよくまとまった佳作。
クリプトポネさん [DVD(邦画)] 7点(2020-05-24 10:15:24)
1.のちに「日本沈没」や「八甲田山」などの大作映画を次々と手がけることになる森谷司郎監督のデビュー作。森谷監督の大作映画は「八甲田山」にしろ「海峡」にしろ遺作となった「小説吉田学校」にしろ男くさいイメージが強いが、本作は男しか出てこない戦争映画で、当たり前だが非常に男くさく、前年公開の「赤ひげ」まで黒澤明監督についていた助監督の監督デビュー作らしい映画だと思う。(森谷監督の大作映画の男臭さは黒澤監督の影響がたぶんにあると感じる。)先週見た「戦国野郎」と同じく加山雄三と佐藤允が共演していて脚本も関沢新一。どうしても岡本喜八監督の作品のような雰囲気を期待してしまうのだが、森谷監督の演出はあくまで直球。しかし、喜八監督の作品のような陽気さはないものの、それでも重さをあまり感じることなく娯楽作として単純に楽しめる作品になっているのはやはりこの主演コンビによるところも大きいだろう。それから忘れてはいけない、この映画最大の見所である空中戦シーンは飛行機に思い入れの深い円谷英二監督の手によるものだけあって見ごたえ充分だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-09 15:18:40)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
73100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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