106.007が中国諜報機関と協力するなんて、世の中も変わったものだ。香港返還記念か。もっともオートバイで平然と、有色人種であるアジアの町や暮らしをぶっ壊していくところは同じだが。面白いのは動機で、何のためにイギリスと中国を戦わせようとしてるのかと言うと、巨大市場の中国での放映権のため、ってのが変にリアルで怖い。戦争があると儲かる仕事、一歩進んで戦争をあおるメディアの怖さ。この不気味さは後のイラク戦争のときに半ば現実となった。007の新兵器も、ケータイ電話とか車の無線キーとか現実の世の中にどんどん追いつかれているので、開発担当者も大変であろう。キーボードに漢字が並んでいるギャグが笑えた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-14 12:20:41) (良:1票) |
105.当初は「007がアクションシーンをやっている」感じでしたが、最近は「このアクション映画は007シリーズなのか」という感じになってきて、勧善懲悪モノのマンネリと言うか、それを打破する為にスケールアップして頑張ってる感じがちょっと苦しいです。それでもこの作品は、ボンドガールのミシェル・ヨーが、若い頃ジャッキーに鍛えられたのも功を奏して非常に大活躍で目が離せませんでした。バイクのシーン、船のシーンが凄すぎて、最後の銃撃戦は少し疲れましたが、W主役っぽい流れで娯楽作としては出来がいいなと思いました。セリフがキザでどことなくエロい言い回しが、ピアース・ブロスナンに本当にハマってますね(笑) 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-01-14 23:52:15) (良:1票) |
《改行表示》104.《ネタバレ》 往年の作品に似た雰囲気になっており、素直に楽しむことができた。 マニーペニーとボンドの会話がつまらなくなった分、Mとマニーペニーの会話は面白くなったのは良かった。Mについては慎重派、理論派ということは描かれていたが、前作でスパイに懐疑的だったMがすっかりスパイを信用し切ってしまうのはいかがなものか。 カーアクションはなかなか工夫がされている。無人のクルマが右往左往するというのは面白いアイディアであるし、整備されたアイテムも多彩で効果的に使用されている。手錠に繋がれた二人によるオートバイアクションもより緊張感を増す展開となっている。 しかし、銃撃戦に関してははっきりいって面白くない。何百発、何千発とボンドに撃ち込まれようと、銃弾がかすることも、傷つくこともないのは、逆に緊張感をそぐものだ。なんらかの改善が必要だろう。 また、本作は、なかなか面白い視点が描かれている。ボンドと同等程度に戦うウェイリンの存在である。「私を愛したスパイ」でもロシアのアニヤもいたが、彼女は対等とはいえない存在であった。敵として戦う相手としては、「美しき獲物たち」のメイディなどはいたが、共同して戦うボンドガールは彼女が始めてではないか(消されたランセンスのパムは単なる協力者)。 面白いのは、同等に戦うだけでなく、スパイとしての質についてボンドとリンは互いに比較されていることがよく分かる。カーヴァーの新聞社に潜入した際は、ボンドは屋上から用心深く侵入したものの、不用意に侵入し、警報を鳴らしたのはリンである。 ラストのステルス艦においても、ボンドは監視カメラをかいくぐりながら、爆弾を設置していたが、リンは監視カメラに注意せずに爆弾を設置していたため、囚われてしまう。リンのミスのせいで、自分の立場が危うくなった際でさえ、相手の兵士を使って、自分の死を偽装するというスパイとしての腕の違いを思う存分見せつけている。しかし、そうはいっても常にボンドが優位であるばかりではない。手錠バイクの危機を脱して、二人で仲良くシャワーを浴びている際には、リンはボンドに一杯食わせている。スパイとしての腕ならばボンドは負けることはないが、女の魅力には負けるという洒落が利いたことをしているのはなかなか良い。 メディア王カーヴァーは悪くないが、彼の陰謀は言葉として理解できるが、過去の悪役と比べ、イマイチピンと来ない部分はある。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-30 23:49:00) (良:1票) |
【taron】さん 7点(2004-01-11 21:36:51) (笑:1票) |
102.007は、なんで邦題やめちゃったのかな。覚えにくくてかなわん。 【ガーデンノーム】さん 3点(2003-12-08 15:56:20) (良:1票) |
《改行表示》101.《ネタバレ》 個人的にピアース・ブロスナン版が最もバランスが良くて好きです。某、死んじゃったボンドは辛気臭くてほんと楽しくなかった。本来Mrボンドといえば本作が踏襲しているように明るくて楽天的、決して深刻な人ではないハズです。 余談ですが、ピアース・ブロスナンはボンドになる前からスピークラークのCMでボンドっぽい感じで演じていました。本作ではQ(デスモンド・リュウェリン)との保険ネタも実際のCMでパロられましたしなかなか笑えました。リモコン操作の車や二人乗りバイクでのチェイスもなかなか出色の出来です。何気にピアース版の時ってボンドカーがBMWだったことにも少し驚きます。(アストンじゃないことに違和感を感じていませんでした) ミシェル・ヨーのボンドガールはちょっと特殊で魅力に欠けたかなと思いますが、敵の奥さん役のテリー・ハッチャーも地味で微妙なので今回のボンドガールは全体的にイマイチ。カウフマン博士(ヴィンセント・スキャベリ)はいい味が出てたのでスペクターばりに頑張っていただきたかったところですが、こちらは即刻退場しちゃいましたね。。 シェリル・クロウの主題歌も話題になりましたしM(ジュディ・デンチ)やQ(デスモンド・リュウェリン)なども健在で安心感はありましたが、全体的に手堅くこじんまりと仕上がってしまった印象。もう少しとんがった部分も欲しかったかなといった物足りなさは感じました。色んな意味でお手軽な映画のお手本のような本作のバランス感覚はまあ悪くはないものです。少し甘めの点数。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 7点(2023-09-18 14:00:49) |
100.ブロスナンのボンドはチェイスシーンが前作の戦車といい、少し長目でしつこい。もう少し短い方が私は好きです。しかし、この頃のボンド作品は、派手ですけど、内容が薄いような気がします。見てるときはスカッとしますが、もうあらすじ忘れてきつつあります。(1週間前鑑賞) 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-02-14 16:07:45) |
《改行表示》99.メディア王が登場することで現代風なストーリーになっているが、全体的に印象が薄い。 相変わらずボンドを殺せるシーンが幾つあったことか…。 それでもバイクシーンは手に汗握る展開、ミシェール・ヨーは香港警察3以来ご対面でキレのあるアクション。 この2点は満足。 |
98.《ネタバレ》 シリーズ第18弾。女ったらしのオイラ、今作では前半と後半で二人の人種の違う美女を愛す。なんてゼイタクなんだ。凶暴なメディア王との戦い。アクションシーンの迫力はかなり現在のモノに近づいている印象。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-13 23:46:15) |
《改行表示》97.ミシェル・ヨーの登場もあいまって一気に現代的な雰囲気になっている。 ここから3年後のグリーン・ディスティニーへのヨーの出演で勢いを感じる。 【おさむ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-21 15:59:19) |
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96.バイクでの逃走劇が最高に面白かった。実際あのシーンだけで100回は死にそうやけど。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-29 18:27:16) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 007を初めて見ました。ここまで娯楽に徹してくれると気分爽快です。オープニングから凄いです。武器取引の現場の破壊→ミサイル奪取→脱出、それを全部一人でやってしまうスーパーマンっぷり、最高ですね! 携帯や車(ボンドカーって言うんですか?)、ウェイ・リンの秘密基地など、子供心をくすぐられるアイテムが充実しているのも嬉しいです。 更には、中国公安局員の肩書きをもつウェイ・リンが、成り行きではありますがスパイ仲間として活躍してくれるのも楽しい展開です。組織ぐるみでバックアップ体制がとれている雰囲気も大好きです。 まあ難を言うならば、死なないこと、ハッピーエンドが約束されているので、着地点がわかっている分そこに到るまでの過程を楽しむだけの映画というところでしょうか。その割に、その過程の中でおそらく一番の見所であるべき、後半のガンアクション押しがやや冗長な感じがして、多少飽きちゃったところが残念でした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-07 12:40:11) |
94.リモコンで車を操るボンドがゲームをしてるみたいで笑けます。しかも、その車に後部座席に乗ったままってのが、おもろすぎる。街中でのヘリコプターを交えたチェイスが、観てるこっちのテンションをあげてくれやす。スパイの女性とのバディームービー的要素が増す中盤以降は、かなり楽しめました。女スパイのキレのある戦闘シーン、かっちょいいーっす。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-27 14:29:02) |
93.《ネタバレ》 シリーズの中でもアクション率hが高いです。自分で事件を起こして、まっさきに報道するというストーリーの解りやすさが良いですね。ボンドガールのミシェル・ヨー&テリー・ハッチャーはちょっと華がないですな。ただ、ミシェル・ヨーのアクションのキレは良い。特にベトナムでのバイクアクションは必見!!ただし、ヘリのプロペラ攻撃は自爆と変わらない攻撃方法なので、現実味がない。ミシェル・ヨー主演のアクション映画ではないので、バランスとしても微妙な感じに思えました。オープニングはロシア国境地帯のヘンリー・グプタのテロリスト兵器市場が舞台です。飛行アクションがメインで、上空の敵機を狙った、後部座席の脱出ボタンで狙い撃ちで幕を閉じます。シリーズの中では、いまいちかな。Qの秘密兵器については、ちょっと都合の良い兵器が目立って違和感ありましたね。ボンネットからケーブルを切るカッターが出てきたときは、やりすぎと思いましたね。悪役のジョナサン・プライスはメディア王として、マッチしており適役かな。スタンパーを演じているゲッツー・オットーはいかにもって感じがして、いまいち。どちらかというと、ヴィンセント・スキャヴェリが演じています、ドクター・カウフマンの方を絡ませて欲しかったですね。マネーペニーは前任者の印象が強く残っているため、ちょっと慣れないですね。アクション性の高い作品なので、007ファンの方以外でも楽しめると思いますよ。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-03-26 22:37:12) |
92.アクションはよかったが展開がわかりづらかった。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-03-13 19:32:23) |
《改行表示》91.正直、最近まで観てませんでしたがそもそもピアースブロスナンが苦手なのですけど、これは主題歌から入りました。シェリルクロウのPVが最高の出来! 全身黒タイツで美女の山を歩く。口からロケット発射。 と、映画本編は別に、ですけど伝統芸能継承は大事ですよね。 【Pecco】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-03-05 19:33:30) |
90.初めて観た007なので、当たりのほうなのかハズレのほうかは分からなかったけれど、ボンドが使う小道具とかアクションにそこそこ楽しめた。その時代の国際情勢や政治に絡んだストーリーということで、公開時に観るのがベストなのでしょうね。期待していたほどではなかったし、女性に魅力が薄かったように感じた。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-21 07:12:37) |
89.《ネタバレ》 登場シーンから中国の諜報員ってバレバレのミシェル・ヨーだけど、後半頑張ってました。敵の弾は笑えるほど当たらないが、女性が強いと作品が締まる気がする。「私を愛したスパイ」も女スパイとの共闘で見応えがありました。ボンドガールが飾り物じゃなく、しっかりストーリーやアクションに絡んだ作品の方が、概して出来映えが良いと思います。情報操作の為のハードが通信衛星と24時間回り続ける「輪転機」って、時代を感じます。本作はインターネットが普及する直前の製作で、メディアは発信側が一方的にパワーを持っていた。この映画ではその先端が新聞の一面の見出し。現在の視点では、明らかに10年以上前の映画って印象です。1962年から始まったこのシリーズだけど、時代の変遷は作品ごとに解り易く伝わってきます。Qの秘密兵器なんかも時代を映す指標。ここまで息が長いと、一種の記録映画的意味もありますな。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-25 21:46:11) |
88.線が細いながらも、偏執狂的な雰囲気が漂うジョナサン・プライスに3点。彼に揶揄されていたカンフー・お姉ちゃんのミシェル・ヨーは、何一つとして魅力を感じないボンドガールとして記憶に残っています。 |
87.若干の中だるみ感はあったが、近年の007はよりスタイリッシュで洗練されていて、格好良い。ジェームズ・ボンドのユーモアもこじゃれていたし、車等の小道具も良かった。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-01 12:59:17) |