2.《ネタバレ》 前作よりグロと過激さが増した復讐サスペンス第2弾。
主演の女優が前作よりかはかわいい。これ大事。
被害者から加害者へ。その変貌を遂げるプロセスが見所のひとつ。前作に比べると丁寧にその過程が描かれています。ただしそのぶん尺が長くなってしまい、途中でだれる部分がないわけでもないですが、許容範囲。
助かったと思いきや、だまされて再び監禁場所へ。そのときの絶望が凄い。
そして大男出現。ヒロインを更に拷問。それだけでは終わらず、イヴァンから殴打の嵐。
挙句、箱につめられ、埋められ、こんなん引田天功でもない限り絶対脱出不可能じゃん、と思っていたらまさかの生還。
そして地下サバイバル。復活。逆襲。完璧な流れです。
序盤で、ヒロインに密かな恋心を抱いていそうな男性が助けに来たのに、その直後に刺殺されちゃう。
主人公を疑う刑事から救い出してくれた親切な女性が、まさかのレイプファミリーの一員。
この上げて落とすっていうのが単純ながらも効果てきめんで、緩急のついたストーリー展開が巧みです。
前作同様、復讐の際のヒロインの台詞がスカッとします。
大変陰惨な映画であることは間違いありません。ですが『ファ○ーゲーム』や『○イオレンス・○イク』みたいな終始救いようの無い映画よりかは余程健全だと思います。