《改行表示》23.《ネタバレ》 どうしてこんなに面白くないんだろう、とつい考えてしまう点では、これも「考えさせる映画」なんでしょうけど。 結局のところ、誰も何も「決断しない」のが、つまらんのかな、と。最初からいきなり不条理世界が始まっていて命を賭けたゲームが展開され、主人公ですらまるで背景がわからない存在なんだから、ここで次々死んでいく連中はこの作品の中では単なる「死体」でしかなく。主人公を含む中心人物たちもおよそ背景を有さない単なる「駒」となっていて、その割りにはグズグズと悩んでみせるのが、見ててさほど面白くない。悩みよりもここは、恐怖、じゃないのかしらん。 で、グズグズ悩んだ挙げ句に、急に「真相を見切った」と、我々見る側にわざわざ不必要な了解を求めてくる。納得なんてのは後でするもんであって、それをなぜ、先に納得させようとするのか? だもんで、ここには「理解」はあれど、「決断」がまるでない。これの繰り返し。ただただ、事件が起こり人が死に、だけど決定的にサスペンスが欠けていて。 全編通した一貫性もなく、これはもう、ただの思いつきの羅列に過ぎないんじゃないでしょうか。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 3点(2021-08-22 17:38:03) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 ゲームが理不尽だったり、ルールが説明不足だったりするのは問題ありません。世の中そんなもんです。ただ、ゲーム攻略に対し戦略性が乏しく、クリアで爽快感が得られないのは致命的でした。単に悪趣味な人殺しショーに付き合わされている感覚。何のために映画を観ていたのか意味が見いだせなくなります。言葉を選ばずに言うなら「しょーもない」と。原作は立ち読み程度には読んだ覚えはありますが、もう少し面白かった印象が。結局のところ、毎度お馴染み三池印の漫画実写化映画ということです。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-12-05 18:48:49) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 これは何だろう。続編があるということなのか?話が途中で終わってしまったので拍子抜けした。それなりにゲーム感覚でカイジのように楽しんでいたのだが、ラストのぶった切りでがっかりです。それにしても福士蒼汰はおいしい役をもらったなと思った。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2023-11-30 14:31:42) |
20.映画というより、妙な趣向を凝らしたクイズ番組、謎解きバラエティを見ているかのよう。ものすごく面白いものを作ろうというより、あらかじめそこそこの売上目標で、今あるリソースを使いながら、原作漫画の読者層をターゲットに、観客が飽きないような工夫をしながら無難にまとめたようとしたみたいな本作。高級料理店の一品よりも、あるいはローカルで味わい深い町中華のメニューよりも、ナショナルブランドのファストフードが欲しいときにみるべき映画。いろいろなことがうまくいかなくて、見るのに体力がいる映画がきついときにはちょうど良いのではないかと思います(まさに、今日のオレ)。 【なたね】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-01 20:13:29) |
19.予告を見て、ダルマと2時間戦う映画だと思い込んでたけど、だいぶ違った。コロナだから、ひまな人は見れば良いよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-16 02:26:12) |
18.《ネタバレ》 染谷くんの使い方と神木くんの絶対キャラと福士くんのバクチュー問題でもうお腹いっぱいだよ。おもろかった、そういう部分が。 【JF】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-07-26 15:10:10) |
17.今さら神様もないわけで。。。裏側の組織なり何なりとの対決がなければ、一つの話として成立しているとは言えないでしょう。後編がある、と告知した上で見せるのならまだ話がわかないでもないのですが。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-04-23 11:13:21) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 個々のエピソードを面白く映像化するのが主眼とすれば見られなくはない。「悪の教典」よりはよほどましに見える。個人的には登場人物の心理が結果を左右する白熊が一番面白かった。ここで主人公が自分の好き嫌いを言われた反応は少し可笑しい。 登場人物についてはヒロインを含めて別にどうなろうが構わないと思うような連中ばかりだったが、唯一かわいそうだったのは一応のドラマを背負った形の高瀬翔子だった。これが終盤の年少者向け教育的メッセージにつながった形のようだが、そういう教訓的なものはあまり真面目に受け取る気にならない。 そのほか原作由来の背景設定や登場人物を意味不明なままで出すのが目障りだというのは同感である。これがないと納得しない原作ファンがいるということなのか、あるいは続編があるのか。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-11 22:36:22) |
15.《ネタバレ》 安っぽCGもアイデア次第。使い方によってはその安っぽさが逆にいい味になる。この映画がまさにそう。ブッ飛んだ設定でもうほとんどマンガ。マンガだからこそ安っぽいCGがマッチする。結果的に違和感がなくなる。そして変なリアリティが生まれる。なので何の抵抗もなく受け入れられた。テンポもよく飽きさせないのも良い。次々現れる遊びをどうクリアしていくのか。その辺のアイデアも良かった。ただダルマはちょっと強引過ぎかな。ラストのオチさえ何とかしてくれたらもっと高評価できたかも。広げた風呂敷をたたまずに終わるのって嫌いなんで。 |
《改行表示》14.《ネタバレ》 鑑賞しながら、「あぁこれは一般的には評価低いだろうなぁ」と思ったらやっぱり(笑)。 個人的には以外と楽しめたので高評価をつけようと思います。 ダルマさんとか招き猫とかこけしとか、可愛らしいキャラたちが遊びながら人を惨殺していくそのギャップがかなりツボ。 それぞれのステージも変化に富んでて、見てて退屈しませんでした。 子供達が不条理なゲームに巻き込まれて次々と殺されていく映画は最近多いですが、 本作はいい意味でくだらない。三池節全開なのです。 まぁ、見る人を選びますが、コミック的エンターテイメントを映画という媒体にしっかり落とし込んでると思います。 子供の時は、やたらと毎日がだるく、人生って退屈だな〜と思うときがありましたね。 そういう退屈な日々ってどれだけありがたいことか。分かりやすいメッセージもまた良いです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-10-03 23:12:37) |
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13.《ネタバレ》 ダルマがピークでした。染谷将太が早々にフェードアウトしたのがもったいない。神木隆之介の存在感がとてもいいだけに他の人のインパクトはやや薄く感じる。そもそもこういう世界感で外の世界の状況など挟んでこないほうが不思議なシチュエーションが際立つ気がする。それにいちいち恋愛を絡めたり自分の心情をわざわざ長台詞で表現するのは正直見てられない。あとホームレスと引きこもりが必要だったのか謎。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-03 16:52:40) |
12.《ネタバレ》 映像は無駄にグロかったりしますが、その場面ごとにしっかり雰囲気を壊さないように作られていて見ていて面白かったですね。福士君はドラマの今日会社休みます。を見てる時はそこまで気にならなかったのですが、染谷君や神木君のような演技派と比べてしまうとちょっと演技の固さが気になりました。ストーリーは原作も中途半端な所で終わるので神様の所で終るのはまあいいとしても、あのオタクのシーンを無理に入れる意味があったのか疑問。この映画しか見てない人には何の意味もないシーンですよね。まあ全体としてすごく褒められた映画でもないですが、お菓子食べながらなんとなく見る分には十分という感じ。原作が好きなものでちょっとおまけ気味の6点。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-09-28 22:43:48) |
《改行表示》11.最初の『だるまさんがころんだ』が最高潮で、後は右肩下がりの一方です。 で、結局、神さまやら、ニートやらホームレスは何だったの? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-09-24 22:23:59) |
10.《ネタバレ》 原作漫画を知らないので新鮮に楽しめました。『桐島 部活やめるってよ』で覚えた神木隆之介の存在感が良かったです。髪型ひとつでこんなにも人のイメージって変わるんだなと思いましたが、それだけじゃなく神木さんの演技の幅を感じて感心しました。最初のゲームのダルマさんはインパクトありました。血がビーズってのもビジュアルとして面白いしグロくなりすぎないし「こういうやり方もあるかぁ」と感心(原作漫画もそうなのかな?)。ダルマさんの声はトミーズ雅さんと知ってまた感心。あんな豊かに声の表現できる方とは思ってませんでした。ダルマさんのシークエンスでは「この俳優さんは大丈夫」という安心感が持てないことを見せられもして、ちょっとした驚きでした。こけしのシークエンスでは「バカが駆逐されていくのがたまらない」と言った俳優のその瞬間の表情が上手いと思いました。シロクマのシークエンスは、茶目っ気のある声が山崎勉というのにもビックリ。「心の黒い人は大嫌い」と言ってる本人が実は黒々という皮肉も良かったです。「私は高畑瞬くんのことが好き Yes or No」にハッキリ「No」と答えられて「意外とヘコむんだけど」と反応したかと思うと、あまりよく思ってない存在に「Yes」と答えられ複雑な心境になったり、「で、自分はどうなん?」と聞かれるところは、とっても印象に残りました。真実など分からぬまま(というか正直だったのに)魔女狩り的に誰かを犯人にしてやり過ごす流れも印象的でした。「好き」を素直に表せない女の子という表現がベタ過ぎて残念でしたが、シロクマのシークエンスは風刺が効いていたと思います。この物語は世の中の理不尽に対して「神様なんていない」という声に、最終的に「神様はいるよ」と主張しているわけですが、主人公は退屈な日常を壊せと願ったり退屈な日常を返せと願ったりして、神様はどちらも叶えてくれたわけです。「神に選ばれた」という変なやつもいる。結局、神が何をするかは、人間が神に何を期待するかで変わるのかも。「神様の言う通り」の前にあるのは「どれにしようかな」で、人生は常に選択の運の連続。「ほう」と唸るところもあるから、引き籠りオタクの伝わらない中途半端な描写が台無しにして凄く残念。『ブルース・オールマイティ』と同じ神の正体も勿体無い。『CUBE』『バトル・ロワイヤル』『GANTZ』などの既視感はありますし、話のオチの流れがコケてしまったりですが、全体的なトーンとして、観て損はなく楽しめました。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-08-30 14:16:20) |
9.《ネタバレ》 子供向けっぽいけどちゃんと最後までみれました。最初の「ダルマさん」をこえる面白いゲームがなかったのが残念。というよりだんだんゲームがつまらなくなってる。 追記 子供向けかと思ったらPG-15でした。びっくり。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-06-20 14:37:00) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 不条理さが惨殺シーンのインパクトを超えてない。 映画の集客にはいいのかもしれないけど、見たあとの満足感は低いかなぁ。 神木隆之介さんはしっかりお仕事してました。 みなさん仰るように、引きこもり男、何もしない警察、見上げるだけの観客、ホームレス+神さま、全てが不要。 味付けにも何にもなってない。 各ステージのバケモノたちも、あれだけペラペラ喋ってコミュニケーションとれちゃったら、、、ね。 あ、染谷将太さんをあっさり使い潰すあたりは非常に理不尽でしたw 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2015-05-24 01:57:25) |
7.冒頭がピークでだんだんつまらなくなってく。CUBEをやりたいのかSAWをやりたいのかはたまた宇宙戦争とかガンツ的なあれをやりたいのかよくわからない。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-15 22:22:13) |
6.主人公以外ゲームへの貢献度が低い。ゲームクリアの方法も(だるま以外)主人公のひらめきによるもので、その考えに至る過程(伏線)があまりみられなかった。閉鎖的世界で行われているのだから、外の世界の描写は不要。救出作戦が同時に進行しているのなら別だが、ただ見ているだけなら雑音でしかない。登場するキャラの描写が薄いので死んでも何の感情が湧かない。最後も謎。続編作るつもりか? 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-05-15 13:08:16) |
5.《ネタバレ》 この手のストーリーは、傍観者である観客を納得させる展開でないと見ていてしらける。①ゲームの繋がりがしりとりだけなのは弱い。日本古来の遊びからなら「招き猫」と「シロクマ」がよくわからない。②落伍者の殺し方が場当たり的。例えば血は全てビー玉にした方が見やすい。③立方体が出てきたあたりから世界観が謎。夢の中かと思いました。日本に何個来ていたのかな?④引きこもりとホームレスが思わせぶりに出てくるけど、謎のまま終わり見ている人は置いてきぼり。 …他にも粗々なところ満載ですが、それはそういう映画だからとしても、類似映画より作りが甘いですね。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-12-29 09:56:16) |
4.最後の神様や引きこもりは必要だったの?全体としてはまとめられていないのですが、途中途中は引き込まれました。でも最後は放り投げすぎかな? 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-12-18 20:23:29) |