《改行表示》82.《ネタバレ》 私にとってこれは出来不出来以前に「思ってたのと違う」ってギャップが最大の問題点で。 冒頭の、妻を失った男の心の色が映るような映像はいい雰囲気でした。だけどキアヌの元にワンコがやってきてから予告編にあったガソリンスタンド~夜の襲撃でワンコ死亡までがわずか1日半、ワンコが実はほんのちょっとの存在。 その上、キアヌは伝説の殺し屋みたいな扱いなハズが、なんかワリと弱いというか雑なヤツで。 そう、これは私が期待していたセガール映画のような、リーアム兄さん映画のような、「愛するワンコを殺された伝説の殺し屋が圧倒的パワーで組織を壊滅させる話」じゃなかったのでした。 ワンコは単なるきっかけに過ぎず、伝説の殺し屋が悪いヤツをボコりまくる痛快アクションではなく、この映画が描くのは「裏社会へようこそ」。 ロシアンマフィア、死体処理屋、事情を知っていて見て見ぬフリをする警官、裏に通じるホテルに集う人々、そんな裏社会に生きる色々な連中の世界、犯罪者の不思議の国のお話。 だから女殺し屋の末路などはキアヌとは別の流れの中にあったりしますし、肝心の復讐相手を倒すシーンではあっさりと辿り着いた上にロングで相手の表情すら見せずにさっさと片付けて復讐話をはぐらかしています。 期待とは違ったそれが、それでも面白かったかと言うと、うーん、そこそこ? キアヌの行き当たりばったりな行動はとてもデキる殺し屋には思えません。ヘッドショット基本はいいとして、すぐ格闘に持ち込まれて苦戦しますし、対象の眼前まで迫りながらドタバタを繰り広げた上に逃げられたりしてますし、何と言っても突撃状態の後に敵に捕まって縛られるって状況に陥った時点で失格でしょ。本来は殺されているハズなので、ここで実質的には終了、って状態。 で、そこを救うデフォー、しかし思わせぶりな過去の関係を匂わせつつも、実際にどんな間柄であったのか不明なので、クライマックスの更なる復讐劇もまた盛り上がらず。 でもワンコなんですよねぇ。問題は。ワンコ視点で見てたものだから。ええ。このテの映画で「妻が」とか「娘が息子が」とか言われてもワリとフーンって感じですが、「ワンコが、ニャンコが」ってなるとそりゃ許せん!って。それが実はあんまり重要じゃないなんて、浮かばれませんて。っていうかキアヌ、アンタ何ラストで浮気してんの? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-22 21:48:02) (良:3票) |
81.犬を殺されてキレた殺し屋の復讐劇という情報しか知らなかったのですが、実際見てみると犬と愛情を育むような場面がほとんどないまますぐ殺されてしまうのできっかけとなるのは犬そのものではなくその犬をくれた亡き奥さんへの思いの方が強そうですね。所詮アクション映画なのでそれ以上の描写を期待しても仕方ないのでしょうが、これでは犬は戦闘マシーンのような主人公に共感させるために出てきて殺されるだけのような役割で不憫です。ここら辺を丁寧に描いていないので半分ネタ映画のようにしか語られないのも仕方ないと言えます。とにかく画が綺麗な映画でアクションも動きやギミックの面白さよりポーズや型のような止まった瞬間の美しさを追求している感じですね。やはりアクションシーンは動きの面白さを追及する方が好みなのでそこも乗れませんでした。2014年はクリミア併合が起きた年で、同じ年にロシアンマフィアを悪役にしたのは政治的意図が…あるわけないですよね(笑)。 |
《改行表示》80.《ネタバレ》 Youtubeで解説動画を見たのですが、その動画によればこの「ジョン・ウィック」のガンアクションはとても実戦的で玄人さんもニッコリな出来になっているそうです。しかし私には何か運動音痴の人が演じているようなぎこちなくて硬い動きにしか見えませんでした。こういう相手を見てから喧嘩を売れよ系ムービーはジェイソン・ステイサムにでも任せておけばいいと思います。キアヌ・リーブスにはもっと他に輝ける場所があるはず。 あとこの映画自体の落ち度ではないんですが、ラストのスタッフロールが流れ始めたあたりでアマプラのプレイヤーがエラーで再生不可能になってしまって後の展開がどうなったのか分からないまま視聴終了となってしまいました。映画の評価を一変させるような大どんでん返しがもし、もし待っていたのだとしたらどうしようと気になって夜しか眠れなさそうです。 【池田屋DIY】さん [インターネット(吹替)] 4点(2023-05-26 22:34:24) (笑:1票) |
《改行表示》79.《ネタバレ》 点数はキアヌの持ち点(笑)その他は採点に値しないと感じた。 怒りの沸点には共感する。非情の男が更生し大切にしてきた温もりを立て続けに奪われた怒りはわかる。しかしストーリーが無茶苦茶だ。裏社会のボスの息子がいきなりGSでジョンの車を欲しがったり、わざわざ車欲しさにジョンの後をつけて襲撃して車を奪うとか、馬鹿やろ。裏社会とかマフィアとかバカにしすぎ。奴らが欲しいのは金でしょ。金があれば車なんていくらでも買える。 しかも申し訳ないがその息子が雑魚キャラ過ぎて映画では初っ端で殺されそうな役柄。小ネタだと思うがそのボスも弱すぎて笑った。人を殴ったことがないのか、やたらと殴った後に自分の手を痛がる。なのに最後はブギーマンとタイマンだとう?こういうキャラは最後はヘリの上から銃撃して、ヘリが反対に爆破されて死ぬのが王道だろう。 またアクションの評価が高いようだが、全然駄目。無駄にたくさん殺せばいいってもんじゃない。リアリズムのかけらもなくドッチラケなアクションの連続である。そもそもジョンは一度捕らえられるが、ジョンを殺すのになんでビニールで窒息させようとするのか意味不明でしょ。あんだけ銃を乱射してるのに銃で殺れよとか、上げればきりがないほどお粗末な脚本だった。キアヌに格闘なんかさせちゃだめですよ。 【hibari_21st】さん [インターネット(吹替)] 3点(2021-04-05 08:39:16) (良:1票) |
《改行表示》78.深く考えちゃいけないんだろうけど、久々にチャッちい映画を見たな。 ひたすら銃をぶっぱなして人を殺しても、それに慣れちゃうと、もっと刺激が欲しくなる。 その欲求を、この映画は与えてくれないんだよね。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-21 02:56:43) (良:1票) |
《改行表示》77.《ネタバレ》 問題の襲撃の前にロシア語で会話をしている そこでなにかを察知したらトラブルにならなかったのに。こんなバカ息子に育ててしまった親父も相応の責任をとらなければならない 妻の復讐ではなく妻からのプレゼントの仔犬ちゃんの復讐というのがあまりにも斬新でここが本作最大の特徴だろう 仔犬の可愛さがそれを上回っているとはいえ、キアヌ・リーブスのアクションも素晴らしい。ほかの似たような暗殺者モノと比較しても良い仕上がりだ 隠れたスーパーマンのお約束「勿体ぶり」が見当たらなかった アタマから妻が病死してるこの映画にはカタギだからと我慢するところが必要無いので、なにか工夫があっても良さそうではあったが その辺のドライなスナック菓子感覚が最近の流行で、ストレスフリーで助かるといえば助かる ステアリングを手綱に見立てて片手で持ち西部劇の馬のように車を走らせながら射撃しては取って返しまた射撃する。これはかなり上手くいってた ウィレム・デフォーの役回りが面白かった。殺されてしまって残念 【うまシネマ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-05-28 11:08:21) (良:1票) |
76.《ネタバレ》 『復讐もの』と耳にしておりましたが、敵討ちに伴うカタルシスはありません。愛車と愛犬を奪われた主人公が、単純にブチ切れただけに見えます。多少穿った見方をするなら、この機会をいいことに本来自分が居るべき“闇の世界”に戻ったという感じでしょうか。復讐劇というより、一般的な『クライムアクション』という括りの方が適当でしょう。さて、本作で致命的なのはジョン・ウィックのキャラクター。彼に、殺し屋としてのカリスマ性は感じられません。シュワちゃんやスタローンのような問答無用の肉体美もなければ、ジェイソン・ステイサムのようなキレキレな格闘スキルも、リーアム・ニーソンのような圧倒的な渋さもありません。何というか、要するに髭面のNEOなんです(特殊能力はナシね)。マフィアのボス曰く「あいつは必ず仕事をやり遂げる。鉛筆で3人殺したんだ」なんて煽り文句が出てきますが、鉛筆は立派に凶器ですし(ただしHB以上の硬さの場合)。確かに射撃能力は抜群ですが、いくらなんでも無双過ぎやしませんか?まるで桃太郎侍を観ているような錯覚を覚えました。それなら、それで、ジョンに早押ボタンを押させて「○リングルス!」くらい言わせればエンタメとして成立したと思いますが(嘘です。しません)、荒唐無稽なアクション続きでは本物のスリルを味わう事は出来ません。しかも彼、一度敵に捕まってましたよね。何故殺されなかったかって?そりゃ主人公だからですよ。2作も続編が創られるくらいですから、どこかに魅力はあるのでしょうが、私には解りませんでした。普通の映画です。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2019-06-25 17:59:49) (良:1票) |
《改行表示》75.《ネタバレ》 ▼本作が、凡百の復讐アクション映画と一線を画してるのは、殺し屋たちの【コンチネンタル・ホテル】の存在。でも、このアイディア、そう新しいものでもないんです。1960年代のスパイ映画なんかだと、よくある設定の一つ。1970年代には陳腐化して、40年近く忘れられていたアイディアの掘り起こしなんですね。しかし、21世紀の組織はひじょうにソフィスティケイテッドされてる。ここがミソ。 ▼似たような設定のアクション映画は「よくある」とよく指摘されていますが、この作品における主人公は「ほとんど喋らない」のがいいんです。虚仮威しは一切なし。しかし、その「偉大さ」は、同業者たちがよく知っているというのがかっこよさ倍増ポイントです。 ▼個人的にロシアン・マフィアのボスに同情します。息子を的にかけられ…… 次々と部下たちは殺され…… ほぼ全財産を燃やされ…… そりゃあ、ラストシーンで笑っちゃうのも仕方ないよねえ。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-07-22 02:31:46) (良:1票) |
74.映像がスタイリッシュ。特に落ちるとこはシリーズ通して圧巻。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-23 21:07:23) |
《改行表示》73.単純明快の設定でツッコミどころ満載、少年厨二病漫画のアニメ版の実写化みたい、というかなんというか。 あ、大人にも人気と評判の、近年の「仮面ライダーシリーズ」のようですね。近年の仮面ライダーは見たことないけど。 まぁでもおもしろかったですね、わかりやすくて。 【460】さん [インターネット(字幕)] 4点(2024-02-13 02:40:12) |
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《改行表示》72.どーしよーもない奴がどーしよーもないことをする王道的展開。 親の教育は大切だ、という教訓を得た。 【海牛大夫】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-02-09 19:33:54) |
《改行表示》71.《ネタバレ》 “JOHN WICK”人名。私はコレ観ようとして間違ってコンスタンティンのDVD買ったんだったな。 いきなり死ぬっぽい主人公の回想。不幸から立ち直りかけの災難。ジョンのまさかの正体…あれだけ強いなら、最初から何とか出来なかったのか?って思ってしまう反面、復帰後の無双で、敵を一発で仕留めきれてないとか、案外敵の攻撃も受けてるのとかを観ると、現役時代の勘が鈍ってるのかな?なんて思えた。精神的に不安定だったろうしね。 殺し屋の集まるコンチネンタル・ホテル。一流の殺し屋たちが律儀に守る掟。金貨?コイン?使うのは良いけどどうやって手に入れるの?親友マーカス…殺し屋の親友って何か不思議だけど、シリーズものの1作目で退場は惜しい。キアヌはリアル路線より、こういう漫画チックな主人公が似合う。というかそういう役が多いよね。 しかし主人公が元殺し屋ってのも、正直この復讐を応援して良いのかどうか悩ましい。元殺し屋VSマフィア。う~ん…どっちもどっちだ。この戦いのあと、街が平和になる訳でも無いだろうし。マフィアもあのバカ息子(&ツレ)が暴走した以外、コレといった目立った悪さもしていない。マーカスの復讐にしたって、彼も殺し屋だしなぁ… 好きな女が出来たからって、自己都合でマフィアの殺し屋を引退して、奥さんが病気で死んで、チンピラに襲われて犬と車を失って…って、ジョンには悪いけど因果応報じゃん。せめて引退したあとの5年間、ジョンがどれだけ、我々に近い平凡な暮らしをしてきたか。とかが描写されていたら、少しは感情の持って行きどころも、あったかもしれない。 【K&K】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-28 22:16:59) |
70.《ネタバレ》 亡くなった愛妻が残してくれた犬の敵討ちというシンプルなストーリーが良い。キアヌはまあまあ強いんだけど結構ケガとかして若干の頼りなさがあった。ここはもっと圧倒的な強さを見せて欲しかったね。それでこそ悪者がやられるアクション映画の醍醐味だと思う。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-01-03 20:21:08) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 所謂復讐無双モノ。 動くキアヌ・リーブス久々に見たけどこんな面長だったかー。 あんまり他人のレビューに感化されたくない方なんだけど、デイジーを「ただの犬の為にやりすぎ」って言っちゃうのは悲しいと言うか切ない気持ちになってしまった。 ジョンにとってデイジー=ヘレンと同意だと思うとあの凶行も妥当なのかもしれないなと。 ワンちゃん飼ったことないので分からないのですが普通にシリアル食べるんだなぁ。 デイジーをどんどん愛おしく見せるのホントにズルい。喪失した時泣いてしまった。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-08 11:38:36) |
《改行表示》68.キアヌリーブスはマトリックスとかスピードとか看板作品でしか見ていないので久しぶりのご対面。 話に奥深さは無く、犬と愛車の復讐という動機でひたすら殴る蹴る、撃つの繰り返し。 伝説のブギーマンが敵を薙ぎ倒してく爽快感がまるでアクションゲームのようになってくる。 おじさんリーブスの体を張ったアクションが見所満載なので単純にそこを楽しめばよろしいかと。 |
67.撃ちまくり、殺しまくる現実から乖離したシューティングゲームのような爽快感は別格だった。いったい何人死んだのだろう。ホテルの『掟』は笑った。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-09-10 18:34:56) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 主人公側はあっさりとしながらすごい一面を見せて、敵側は重厚な感じのキャラ設定で、最近増えた主人公無双アクションの一つとして楽しめた 犬殺してからここまで話が大きくなるとは思わないだろうに、、マフィア側も主人公の仲間殺す割に隙だらけだったし、いまいち強そうなキャラが少なかったから一層無双になっていた。 どうでもいい話だが、崖から離される人やラテン農民の人とかシュワ映画の名物キャラが出てるのは笑ったw 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-11 02:49:31) |
《改行表示》65.《ネタバレ》 重い話のようで実はカラッと楽しめるバイオレンス・アクション映画。このさじ加減が良い意味で漫画的。最初から「凄い奴」として登場する主人公、えらく精緻に組み上がった裏社会、窮地を救ってくれる親友、女殺し屋の始末は「掟」が付ける(主人公にやらせない)。そして強敵と書いて「とも」と呼ぶ最終対決・・・etc。 漫画的といえばキャストがハマってる。チンケな悪党やらせたら天下一品のアルフィー・アレン、怪しい訳知り顔親父が似合いすぎるイアン・マクシェーン、そして女性がみんな綺麗。きらびやかで役得十分な「裏社会」の魅力がある。キアヌはもう言わずもがな。 一つ疑問はマフィア達がしゃべるロシア語、僕はよくわからないがあんまりロシア語っぽく聞こえないんだが?ロシア語には英語字幕が「吹き出し」みたいに画面中央あたりに出てくるがそこもやっぱり漫画的。 人が死ぬシーンも傷付くシーンも残虐シーンも上質なアクションと映像、そしてアゲ音楽でさらりと見せる。1時間40分の実写漫画作品。いいんじゃない? 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-04 22:33:29) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 アクション映画とは総じて多少のご都合主義はあるものだと思っているが、この映画に関してはさすがに展開が粗すぎる。 愛車を奪われ、死んだ妻の遺した犬を殺されたからと言って、あまりにド派手に殺しまくっている。 考えるのではなく感じるタイプの映画でした。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-05-20 16:04:36) |
63.《ネタバレ》 気楽に観られてよいのですが、いかんせんストーリーが滅茶苦茶過ぎやしませんか。。なんかテレビゲームで雑魚敵を銃で撃ちまくっている感じです。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-04-11 16:49:54) |