ロスト・バケーションのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ロスト・バケーション

[ロストバケーション]
THE SHALLOWS
2016年上映時間:86分
平均点:5.96 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-07-23)
ホラーサスペンスパニックもの動物もの
新規登録(2016-07-16)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2022-11-21)【イニシャルK】さん
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監督ジャウマ・コレット=セラ
キャストブレイク・ライヴリー(女優)ナンシー
ブレット・カレン(男優)ナンシーの父
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
朝井彩加(日本語吹き替え版)
音楽マルコ・ベルトラミ
製作リン・ハリス
製作総指揮ジャウマ・コレット=セラ
編集ジョエル・ネグロン
動物
あらすじ
愛する母を病魔で亡くした傷心の医学生ナンシー。学業を続ける気力もなくした彼女は、母の思い出の地であるメキシコのとあるビーチを訪れた。素晴らしいビーチに癒され、他のサーファーたちが岸に上がった後も独りサーフィンに熱中する彼女は、ふと周囲に不穏な雰囲気を感じ最後のライドに向かうが、突然海中に引きずり込まれ左足に重傷を負ってしまう。彼女を襲ったのは凶暴なサメだった。干潮に向かって姿を現しつつある岩礁に命からがら逃げ延びた彼女だったが、サメが周囲を旋回し身動き出来ない状況に。重傷の彼女に生きて帰る術はあるのか?「エスター」「フライト・ゲーム」などでメガホンを取ったジャウム・コレット=セラ監督が、TVシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーを主演に迎えて贈る衝撃のサバイバルアクション作品。
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【クチコミ・感想】

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45.《ネタバレ》 サメ映画は(そんなジャンルがあるのかは知りませんが)、最近ではB級はおろかZ級のネタ映画のような存在になっていた。(ステイサムが巨大サメと戦うというヤベェ映画も待機している) 本作も妙な邦題と低予算の安いあらすじで、例に漏れずという雰囲気だが、いやいやこれが実にいい出来だ。満足感はB級どころかSクラス。どこの誰とは言わないがブレイク・ライブリーの水着見たさにホイホイ釣られるような観客は、本作の緻密な設定と演出に驚くことになるだろう。  本作はシンプルなサメ映画のプロットながら、随所で的確な演出が冴える。。 監督のジャウマ・コレット=セラといえばホラー、サスペンス、アクション、さらにはスポーツ青春ものまでそつなくこなせるオールラウンダーだ。これまで培ってきたであろうどんなジャンルでも通じる演出力を、この上映時間の短いサメ映画でも遺憾なく発揮したといえる。  それは冒頭のスマホの画面を映し出す演出からもうキレキレ。これだけだと単によくある今風の画面作りに思えるが、スワイプしていった先に頭を布で覆った女性を映したのが巧い。これだけで彼女の母が闘病したことが刷り込まれるため、中盤の親子の会話が無理なく展開できる。さらには妊婦の形の島やファンタズマも、彼女と母との繋がりを暗示し、結果はどうあれ、彼女が最後まで闘いぬく意思を持つことを強調させる。  恐怖描写もまた面白く、ローカルの帰宅と冒頭のビデオのミスリードのおかげで、持久戦にもつれ込んでいく際の絶望感が際立っている。砂浜に落ちているバッグを気に掛ける描写もリアルな不安感を煽るが、それを中盤のメキシカン裸の大将がそっくり回収するのがまたタチの悪い所だ。陸からほんの200mほど離れただけで、人間はこんなにも無力なんだよと再確認させられる。(さらにはサメの恐ろしさを非業の死をもって伝えるなど、大将はなかなかいい仕事をしている)  シンプルかつ理路整然と用意された舞台設定も、恐怖を感覚的にとらえやすくするための仕掛けだ。鯨の死体、足場、ブイの3点が形成するまさに魔のトライアングル海域には、生存に直結するような起死回生アイテムもない。 そう、これほど救いのない状況だからこそ、生存を占う要素として、彼女のファイターとしての側面を丁寧に描いたのだ。  荒唐無稽なサメ映画と見せかけてその実、ロジカルな構成に裏打ちされた「面白い映画」だと言える出来だ。  そしてやはりブレイク・ライブリーについて言及しないわけにはいかない。実はヌードNGとして通っているが、必要であればギリギリを惜しまず提供する非常に好感度の高い、いや仕事に真面目な女優だ。(参考資料:「野蛮なやつら/SAVAGES」) 監督もそれを理解してか、演技指導にも撮影クルーにも良い指示を出していたことが伺える。その功績は枚挙にキリがない。  破った袖に足を通して美脚ドン!ラッシュガードはジッパーで胸寄せドン!一年後には新作水着キタコレドン!はい、いただきました。ありがとうございますありがとうございます。  どこの誰とは言わないが、一部の客層が絶対抱くであろう期待をもしっかり汲み取ってくれる素敵な映画だ。 あの狡猾なサメがブレイク・ライブリーのお尻を追って玉砕したのも、今の君たちなら理解できるだろう?
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 7点(2016-08-08 17:26:28)(笑:2票)
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44.撮影当時27歳前後と、最も脂がのった適齢期のブレイク・ライヴリーが思い切った演技&水着姿を見せてくれます。顔や足などが日焼けしている感じは微妙ではありましたが、それでもやっぱサーファー姿のブレイク・ライヴリーはあっぱれ。  脚本自体これ以上やりようがないというくらいスマートにシェイプされた作品ですが、正直言ってサーフィンが終る30分を過ぎたあたり、「さあ、今からサメが出ますよ!」というフラグが立った途端に退屈になります。いや、もちろん観客が飽きないようクジラ→岩場→ボード→GoPro漂着等、順にステージが変わるよう工夫はされていますし、事実、計算されつくした脚本なのも理解できます。でもワンシチュエーションのこの手の映画は飽きるんですよ。。 画面内に画面が展開されるいわゆる”ピクチャーinピクチャー”がオープニングから強調されていますが、こちらは全くといっていいほど機能していません。なぜスマホ、時計、GoProの画面など何度も強調したのでしょうか?なぜこれを見せたかったのかがよく理解できません。その他、無駄なシチュエーションも多く、酔っ払い、カモメ、クラゲ、ラストの海底のアレなど、何だかリアル志向の映画に水を差す流れがチラホラあったのも気になった点です。そもそも論ですがメキシコ地方×言葉も判らない×女1人×ビーチの名前すら知らない・・ 医学部の才女が絶対にやらない行動のオンパレードだったのもかなり気になった点です。  総じて、海や水の表現が最高に美しかった!というのが最終的な感想だったりします。映画としてはよく出来てはいますが、どうにも微妙な点数に落ち着く作品でした。
アラジン2014さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-08-04 16:05:23)(良:1票)
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43.《ネタバレ》 スマホの画面が浮き出る演出。そういう機能を持ったスマホが出来た時代のSF映画かと思ってしまった。  ナンシーとサーファー男二人の格好いいサーフシーン。この辺で、序盤のサーフボードとカメラヘルメットの持ち主が解る。彼女たちに待ち受ける、良くない未来も。  「もうひと波」とサーファー達と別れるナンシー。でも波も少なくなり、荷物もちょっと心配になったり、寂しさと心細さを感じさせる演出が上手い。  そこからクジラの死骸…あれは、怖いわ。  サメとの闘いはスリリングで迫力もある。だけど決着は、あそこまでドラマチックじゃなくても良かったかも。  太ももの傷が痛い痛い痛い。見てるこっちも大口開けて「ア~~・・・アフッ!!」って思わず声が出る。  そしてカモメが可愛い。捕まえて食べるのか?ってミスリードからの治療→指かじり。可愛い。  サンゴ、クラゲのフラグもキッチリ回収。  タイトルのThe Shallows =『浅瀬』が充分に活かされた、もどかしいシチュエーションが見事。  なのに敢えてロストバケーションにした効果はイマイチ感じられない。原題ままで良かったかもしれない。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-26 00:31:36)(良:1票)
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42.《ネタバレ》 昔見た「オープン・ウォーター」よりはマシに思えましたが、やはり地味過ぎて今一つノれませんでした。 一応、潮汐や体力的なこと等、タイムリミットを設けていましたが、途中の酔っぱらいや日参りのサーファーの存在がヤラレ役とは言え「待っていれば人が来る」ことを印象付けてしまい、中途半端に絶望感を削いでいるように思えました。 それとクラゲのシーンはいくら何でもチープ過ぎます。あのギコチナイクラゲの所為で一気に現実に引き戻されてしまいました。マイナス1点。
J.J.フォーラムさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-26 21:58:48)(良:1票)
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41.さすがにサメに襲われる役は、リーアム・ニーソンじゃないんですね~。 ジャウム・コレット=セラ作品に出てくるリーアム・ニーソンみたいに、この映画の主人公も周りから「孤立」しているのですが、周りに人が大勢いるのに孤立するのとは違って、本作では、海上に突き出た岩礁に、物理的に孤立しています。確かに、遠くにいる人なり船なりと「思うように意思疎通が取れない」という問題、ではありますけれども。 海中にはサメがいて、こいつが敵だから、わかりやすい。わかりやすい分、物語に盛り込むネタがあまりなくって、前半はパニック映画というより(そもそも、登場人物がほぼ一人で「パニック」というのかどうか)、外科手術映画として見せ場を提供します。痛そうです。見てて心細くもなります。が、主人公に医学の心得がある、ってのが若干、言い訳っぽくって、出来レース的でもあります。 このまま盛り上がらずに終わったらどうしよう、と思ってたら、終盤はどんどんサメがアタマ悪くなってきて大暴れ。こうでなくては。 というワケで、最終的には期待に応えてくれるのですが、ちょっとネタ不足ですかねえ。 主人公が岩から岩へと移って場面、なんてのは、ちょっとトレマーズみたいで、ジョーズ映画が海から陸に上がって、また海に戻ってきた、みたいなパニック映画の歴史っぽいものを感じさせますが。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2019-12-15 12:20:06)(良:1票)
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40.”水着のお姉さんがサメのピンチに遭遇するB級映画”というイメージのまんまといやそうなんですが演出のひとつひとつに結構力がありまして「うわあ傷が痛そう」とか「陽がじりじり暑そう」とか「きゃーサメがでかい」とか客を飽きさせないで引っ張る力量はなかなかのものでした。 美貌絶頂の「旅するジーンズ」からだいぶ経って、正直なところ水着タレントの旬からは外れているブレイク・ライブリー。でもこの人、元々お色気を売るというよりは女子にも人気の高いサッパリ美人ですので今作のサーフィン好き医学生という役にハマってますし、かもめの治療を通じて悩みを通り抜けるサブストーリーもちゃんと機能していました。 タイトルどおり、見るからに”浅瀬”なのにビーチにたどり着けないもどかしさ。ギリギリ声は届くのに、浅いことが油断を招き犠牲者続出。シチュエーションも結構考えられてるのですね、コレ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-21 23:50:39)(良:1票)
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39.《ネタバレ》 テレビでやっているとついつい見てしまうサメ映画。 B級率が高いジャンルですが、本作はなかなか健闘していると思います。 ほとんどブレイク・ライヴリーの1人芝居映画ですが、彼女もまた体を張った大健闘。 砂浜までは200mで相当遠くとても泳いで行けない。 彼女の移動距離はごくわずかなのですが、何とかあそこまでなら行けるかもしれない。 狭い範囲に点在する、大きなクジラの死骸、海面から少しだけ顔を出す岩礁、ブイの配置が絶妙。 また、満潮になると今自分が身を寄せている岩礁は水没してしまう。 満潮までの残り時間を提示することで、タイムリミットものの緊張感も加わります。 最後のサメとの一騎打ちの決着のインパクトは弱いのですが、 90分以下にまとめられた尺も良し、十分最後まで楽しめる作品となっています。 岩の上で彼女の心の支えのようにずっと傍にいたカモメがいい助演をしていました。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-29 14:12:15)(良:1票)
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38.《ネタバレ》 この映画の存在を知り設定を聞いたときからずっと観たいと思ってた映画なんですがなかなか観る機会がなく、今回やっと観たわけですが…正直、期待が大きすぎました。  ヒロインの水着姿に魅力がないのが致命的で、これがたとえばグラスハウスのリリー・ソビエスキーの水着シーンみたいなエロさであればそれだけでもう十分!ってくらいの価値はあったと思うんですが…何しろほとんどヒロインのワンマンプレーな映画ですから映画の魅力はヒロインの魅力に依存する部分が大きいわけです。 そのヒロインを演じるのが「野蛮なやつら/SAVAGES」で、どこがいいのかわからない冴えないヒロインを演じていたブレイクライブリーなんですから、期待するだけ無駄だったという事なんでしょう。  ストーリーもイマイチで、たとえばカモメ。 例えばサメに喰われてヒロインの囮になるなり何かの偶然でヒロインの助けになったり、とにかくストーリー上の鍵を握るかと思いきや…何もない! 何なのそれ!  まぁカモメも無事に助かってたみたいでよかったですが…てか人間の医者ってカモメの羽とかでもあんなパシっと治せるものなんでしょうか? いくら医者でもさすがにカモメの羽の構造は知らないような気がするんですが…
あばれて万歳さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-06-27 14:37:49)(笑:1票)
37.サメがほとんど姿を見せないので他の動物の方が印象に残ります。カモメがかわいいって意見が多いですがむしろ恐ろしさを感じましたね。ふだんは大人しいのに弱った時に牙を剥きそうな感じで、ヒッチコックの鳥を思い出させます。でも別にそういう展開にはならなくてちょっとがっかりです。こういう漂流ものって結局役者の一人芝居になりがちでつまんないですね。長編映画ならある程度人間同士の対話や衝突がやっぱり欲しいです。50年代〜70年代の頃が舞台の映画を見ていると若者のレジャーとして海がよく出てくるんですが、サメ映画もそういう時代背景の元でこそ成立したんでしょうね。海遊びの人気の衰えと共に鮫に対する身に迫った恐怖も薄くなり、パロディの対象として以外の需要が無くなったんだと思います。今更真面目に作っても何だかなあという感じです。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 3点(2023-04-03 22:54:09)
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36.《ネタバレ》 2時間オーバーの映画見るほどの時間とそれに伴う体力が無かったので、完全に上映時間の短さだけで選んだ映画。ある意味気楽に鑑賞できました。   内容もかつてからあるタイプのシチュエーションシャークパニック。もはや伝統芸。でもなんで、サメやゾンビなどのある種のカテゴリーは時代に関わらず人を引きつけるんでしょうね。ワンジャンルとして確立されているサメという素材について、少し、考えてしまいました。そしてなぜ日本にはサメ映画はないんだろう。   さて内容はというと、上述したような伝統的サメ映画。突然現れたサメに襲われ、とっさに近くの岩礁に避難し、その岩礁で様々なあーだこーだが起き、最終的にサメを退治する、と。ほんともう、お家芸。短い映画だけど、襲われた女性が医療学校に行ってて応急処置できる、とか荷物パクられるくだりとか、ちょこちょこ芸が細かい。GoProはなんで最初あそこまでムキになって拾おうとしたのかわからなかったですが、なるほど、そういう使い方ね。   しかしラスト、母の思い出の場所とは言え、あんなことがあった場所にまた行ってサーフィンするとか、正気の沙汰じゃないなとは思いました。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-06 12:07:18)
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35.《ネタバレ》 サメが人を食い殺すシーンとか、痛々しい怪我や応急処置のシーンに弱い方には厳しい演出もありますが、主演のブレイク・ライブリーの全編を通じた迫真のほぼ独り芝居に思わず惹き込まれる、見応えのある作品ですね。サメ映画に必要不可欠なシーンは十分に詰め込まれていて、サメそのもののリアリティもハイレベルだと思います。 他のサメ映画では見かけないヒロインが医学の知識を生かして自分やカモメの怪我に対して処置するところや、(不快な浮遊物としての登場ですが結局は彼女の命を救う)海面に浮かぶ鯨の死骸とか、負傷した彼女に寄り添うように危機を共にするカモメのスティーヴン・シーガルの存在が、サメの恐怖ばかりを描くサメ映画とは一味も二味も違う味付けを添えていると思います。 ちなみにカモメのスティーヴンには確実に死亡フラグか?!と思いきや、脱臼を治療して貰っても飛び立つこともなく、サーフボードの破片に乗って波間に漂ってもサメに食われることもなく、ラストにはきちんと彼女の傍らに佇むという、超美味しい役どころ。鳥好きの私は「悪」のサメに対する「善」の彼の存在が堪りませんでした。 強いて言わせて貰えば、サメの最期が少々リアリティに欠けていたのではないかと。ナンシーと言うか、人間を食うことに相当執着するサメの描き方も極端ではありますが、その辺は口元に刺さったフックが象徴する過去のいきさつもあるようなので良しとしても、リアリティを追及していた演出が最後の最後に怪獣映画や戦隊モノのようなサメ退治で終わるとは。なにかもう一工夫出来なかったのでしょうか?と言いつつ、基本エンターテインメントなのですから、あれくらいの決着が妥当なのかもしれませんね。 それから、邦題は邦題でストレートで良いのですが、個人的には原題の「浅瀬」の方が印象的で好きだなぁ。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-20 22:54:46)
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34.痛そうなシーンを除き、なーんにも考えずに楽しめました。損得とか名誉とか恥とか怒りとか色恋とかという社会性から切り離され、1体の動物として生還するか食われるかという話なので、おそらく万人が感情移入しやすいのではないでしょうか。 しかしサメの生態はよく知りませんが、本当にあんなにしつこいんですかね。もう人体ばかり3体も食っているんだから、そろそろ飽きそうなものですが。まるで悪意を持っているかのように周回するサメと、終盤の〝決着〟のシーンはいささか作為的な感じ。 とはいえ主人公が女性で良かった。たまたま少し前に「キャスト・アウェイ」を見たのですが、もし本作の主役が海パン一丁のトム・ハンクスだったとしたら、興味は大幅に削がれていたことでしょう。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-03 23:38:50)
33.《ネタバレ》 どうみてもお馬鹿B級ホラーではない?と思いながら見始めたのですが、意外にちゃんとした内容でした。前半のこれでもかというような広大な海面や波の映像迫力はなかなかでしたが、今日では逆に「これって合成でもできるよね」と思われてしまうのが、かえって残念。しかし、鯨→岩礁(干潮)→岩礁(満潮)→ブイと、限られた空間の中で少しずつ視点を変えて話も動かすテクニックも、いい感じに機能しています。●それに比べて、「サメ以外の発生事情」はあまり工夫なかったかなー。酔っ払いのオヤジは進行上もいなくてもよい上に、わざわざバッグや携帯に向けてアクションをさせたんだったら、その物体を後でどこかで登場させないといかんでしょ。船が見えていなくなるというのも、もう少し活用のしようがあったような。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-01 01:45:53)
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32.《ネタバレ》 こーゆーのをとにかくキレイに撮りたいってゆーのが邪魔しちゃったかなーって印象。 テレビ電話で爽やかに背景を紹介した、完璧ボディの波乗り上手な(別にジョーズと掛けてませんよw)お姉さん。 医学生と頭もよく才色兼備ときたもんだ。 美しい秘密のビーチとやらにやってきて、存分に波乗りを楽しむ。 『(波乗り)最後の一本』だなんて沖に出て、サメパニック開幕宣言フラグ。 とにかく来たヤツを必ず襲うサメちゃん。 必ず襲うし、必ず丸食いか噛み千切るのに、主人公には甘噛み。 しかしそれは傷の治療を痛々しく見せたり、体力の消耗を効果的に見せるための、非常に都合のいい様相。 とにかく、無駄がない。 スカさないサメ。 波に流されないサーフボード、クジラ、シチュエーション。 GoProで遺言遺してブイ決戦。 サメ都合の自爆で、自己解決してからの主人公救出。 ギャーギャー喚かない主人公なのは好感がもてたけど、少しばかり無駄がなさすぎた。 やるだけやって上映時間を短くまとめたのも、これまた無駄がなかったですね。 こざっぱり楽しめました。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-27 00:59:49)
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31.サメパニックもの。気楽に観たら結構迫力あった。キレイで静かな海との対比もいい。 人に知られていないビーチでなぜスマホの電波が十分に届いているのか、疑問はあるが、まあいいか。
simpleさん [地上波(吹替)] 6点(2020-08-12 14:06:28)
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30.《ネタバレ》 女優さんとか詳しくないのであれなんですけど、ママと主人公よく似てますね。実際の母娘なんだろうか。 映像がキレイで見入ってしまいました。 カモメは可愛いし、いたおかげで孤独感が誤魔化せたんだろうなぁと。 自分は海が怖いので嫌いです。足がつかない、地に足つかない感じが怖い。よく見えない。水中で人間は無力。 改めてそれを実感してしまいました。 ただ最後よくあんなことあってもまだ波に乗ろうと思うな・・・
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-09 10:37:08)
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29.まあ正直ブレイク・ライブリー目当て。 だって美人が鼻につかない珍しい女性。あくまで男性から見て、だけど。 本家のスピルバーグに真っ向勝負を挑んだところで仕方がないので、ここは女性で勝負。 しかも知性があってガッツもある。 上映時間もちょうどいい。 サメも迫力満点。 ちょっぴり涙あり。 で、満点の娯楽映画。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-03 00:19:26)
28.ちょっとサメの襲うタイミングというか頻度が多過ぎるかな。まあ、じゃないと映画にならないかもしれないけど。
nojiさん [インターネット(字幕)] 5点(2019-09-16 19:32:41)
27.んーん、美しい秘密の海で誰もいない中でサーフィンをするのって、貸切状態だけど怖いですよねー。私は1人で浜ならいいけど、海は嫌やなー。ジョーズ映画の見過ぎかな。なんか襲われる前から襲われそうな気がした。鯨の死骸が具合悪いですね、そらサメくるわ。どんどん襲われて絶望感いっぱいだけど、カモメがずっと居てくれて癒しになってました。内容が薄いけど、まージョーズホラーはこんなもんなのかな。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 5点(2019-07-07 02:13:00)
26.《ネタバレ》 面白くないわけではないのですが。おなじサメものとして、いかにスピルバーグの「ジョーズ」がすごいかをあらためて感じました。以下は思ったこと。あのサメの倒し方はさすがに都合よすぎじゃないかい?あんな経験したのに1年後にまたサーフィンしますかね、しかも家族も一緒に。カモメは結局物語に絡まなかったけどそれはそれで私は良いと思いました、かわいいし。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-06-26 08:54:58)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.96点
000.00%
100.00%
200.00%
348.89%
400.00%
5817.78%
61737.78%
71431.11%
824.44%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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