《改行表示》48.《ネタバレ》 冒頭の記者会見からサイン会あたりまでの部分で一気に 引き込まれ、一体この話をどう収束させるのか期待しまし たが、終盤にかけていつもながらの過剰演出で、終わり方 もなんとなく予期するものでした。 警察も簡単に犯人もその襲撃者もみな取り逃がす醜態ぶり も相変わらずのパターン。 そもそも殺人事件が22年前という設定は、殺人の公訴時効 廃止により避けられないものであったとはいえ、登場人物 がみな若すぎるという違和感を生んでしまって、せめて10年 ぐらいであればもっとリアリティがあったと思います。 それにしても犯人は不死身ですね。あれほど腹を思いっきり 刺されて止血もされずに助かったのですから、最後の一撃でも 死なずにピンピンしていたのでは、などと冷めた見方をして しまいました。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-06-12 08:41:59) (良:2票) |
47.《ネタバレ》 物語中盤で大ネタの種明かしあり。ただし、タイミングが早いので充分な“溜め”が得られずカタルシスが不足しています。これは二の矢を用意しているため、仕方がない部分はあるものの、ギリギリまで引っ張って最後に畳み掛けるスタイルでも良かった気がします(それくらい最初の仕掛けが物語上の肝)。それにしても、犯人に自殺願望があるのは困ったものです。刺し違えても構わないという復讐者側の覚悟の価値が失われます。ただしそれでもなお、仇をただ生かしておくという結論には逆立ちしても至らないので(死刑にはなりそうもないので)、私だったら完全犯罪による復讐を計画します(それも、あっさり殺すのではなく、生地獄を味わってもらいましょう)。でも収監されてしまっては無理な話。あの方法しか復讐の術がなかったヤクザの息子には同情します。藤原竜也さんは、こういう役にはうってつけ。憎悪のドラマに濃い味の演技はよく合います。伊藤英明さん迫真の“泣き”も素晴らしかったです。ちなみに、オリジナルの韓国映画は鑑賞済であることをすっかり忘れておりましたが、本サイトの自身の投稿を見直しておぼろげながら記憶が甦ってきました。オリジナルで私が抱いた不満は本作では解消されているようですが、その分アクも抜けていたような。このあたりは好みもありましょうが、やはりコト復讐映画というカテゴリーで韓国映画の右に出るのは至難の業という気がします。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-06-10 16:16:38) (良:1票) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 劇場型犯罪とはいえ、生放送で対峙とか、見たくもないシチュでして、 あの辺から冷めてきたのですが、犯人がチャウとかの展開で座りなおして試聴続行。 それでも終盤で、武器持ってない格闘中?の二人に対し、銃を向けたまま説得続けるとか アホな演出で氷点下へ降下。 思いっきり冷めてしまいました。 この手の脚本ミスが、最近の日本映画に多いのは、何故なのか? 単に能力の問題? 真犯人の動機も弱過ぎて、イマイチ入り込めない。てか韓国の原作がそうなのだろうか? 海猿を代表例とした「変に熱くてウザイ演技で長く引っ張る」日本映画の悪い癖も出てる。 ある意味残念なのだが、もはやどうでもいい日本映画の1本として記憶する事になりそう。 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-11-19 00:05:14) (笑:1票) |
《改行表示》45.矢継ぎ早に繰り出されるあの手この手のサプライズで観客を飽きさせずグイグイ引っ張ってくる。 犯人が何故あんなにもてはやされるのかという疑問も藤原竜也のビジュアルによってそれほど不自然さを感じさせない説得力を有していた。 ただしそんな面白さも映画の中盤までで、そこから一気に興醒めとなる。さすがにあのオチは荒唐無稽と言わざるを得ない。もちろん、それを承知で所詮商業映画だと割り切ってしまえば退屈しないし勧められなくもない。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-06-13 15:19:59) (良:1票) |
《改行表示》44.《ネタバレ》 良かったです。 最後の中村とおるの動機がちょっと弱かったですが、最初の展開は上手だな。と思いました。 病院での藤原竜也の耳打ちなどは真逆だと思っていました。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-04 21:30:48) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 時効後の連続殺人告白という誘いフレーズに惹かれて思わず観てしまいましたが… なってみなきゃ分からんだろと言われりゃその通りですが、自身のトラウマを他者との共有で解消とは? ちょっと真犯人の動機に違和感が… 原作の韓国での時効の法改正の有無は知りませんが、日本の刑法改正(殺人罪の時効廃止)のタイミングをついた物語は、突っ込み所をもうちょっと解消してくれるとグッと引き締まったのでは? 【ProPace】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-31 10:08:28) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 率直に、どういう話だろうという興味で見始めました。あらすじもざっと読み飛ばした程度でとにかく鑑賞し始めました。ちょうど時効制度が効力を持つギリギリのタイミングで殺人を行なった犯人が、時効になった途端世間に堂々と顔を出し挙げ句、「私が犯人です」と公表する。さらにその事件を扱った手記まで出版し、なんなら彼の整った顔立ちも手伝ってある種特殊な有名人として扱われるようになるという。 まあこれはいわば創作の話なので、実際このようなことがあったときに世間がどんな反応をするかはわかりませんが、私は曾根崎がなぜかヒーローのように崇められたりソネ様などと人気が出ることに違和感を覚えます。ただの時効を迎えた殺人犯になんで人気が出るのだろう。話題性があれば、それが自分で5人も残虐な方法で人を殺したと言ってるような奴でもなんでも人々は受け入れるのだろうか。人々なんてそんな無節操なもんだよ、と言われているようでなんだか少しイライラした。 似たような話で、最近安倍元総理を撃ち殺したとして捕まっている山口容疑者なる人物がいますが、彼に対しても一部では同情票があったりなんならカッコいいといった意見があったりするようだ。彼はある種、特定の宗教やそれに関わる政治家への世間の不満を代弁したような形になって、世間からそこまで悪くは言われない。今のところ、「山口狂ってる」とか「彼を早く死刑にしろ」などという声や聞こえてこない。起きた事件の割にはけっこう世間は冷静に彼を見ているように思えた。それが正しいかどうかは知らないが。 もし自分がこのような殺人の犯罪被害者であったらどうするだろう。最愛の人を目の前でこのように殺されて。たぶん私は司法には委ねない。ラストのピアスのような行動に出るかもしれない。東野圭吾氏作『さまよう刃』でも同じことを思った。やはり感情として、そのようなことをしでかした犯人が一般人のように、いや一般人どころか侵した罪のおかげで有名になってチヤホヤされるような状況で、しれっと能書きを垂れたりするのを目の当たりにすると、殺意が湧きますよね。ピアスや、夏帆さん演じる遺族の少女の気持ちがよくわかった。 法に裁かれるべきだ、というのはよく聞かれる言葉だし真っ当だ。しかし、近年になってその法の存在自体が揺らいでいるように思える。それを作り運用する人々の信用が失われてきているせいだろう。自分に都合のよいように法律を解釈したり変えたり作ったり。この映画の主題とは違うかもですが、そろそろそんな時代に限界がきているのでは、と想いを馳せた作品となりました。興味深く拝見できました。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-09 01:36:19) |
41.社会派サスペンスという噂だったのでもうちょっと深みのある話かと期待したのだが、単なるどんでん返し系サスペンスだったし、途中で犯人わかっちゃって終盤にかけて尻つぼみしていくという残念な展開。ラスト時効オチも、とってつけたようでちょっと無理がある。仲村トオルは大根なので、こういうシリアスな役は向いてない。題材としは悪くはないので、もうちょっとマジメに作れば面白い作品になったと思う。 |
40.藤原竜也の食ってかかった様な態度がハマってて良かったと思います。最後のどんでん返しもよく出来てました。しかし締めるところは少しグロいですね。。 【SUPISUTA】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-10-03 18:16:02) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 ミステリなどというものは映画にはならない、などと主張する気もないし、そんなストイックな態度を貫ける自信など毛頭ないのだけれど、本作などを見ていると、やっぱり難しいなあ、と思っちゃう。 中盤、テレビの生放送を舞台に4者が向き合う場面。まさに「これぞ」という場面なのに、ふと気づくと、この4人のうち背景がそれなりに描かれていたのは伊藤英明だけ。それとて、このシーンを盛り上げるためならもう一息、彼の過去をそれまでのドラマに織り込むこともできたんじゃないか、と。ましてや残り3人の、「何も描かれなさ」加減といったら。 この時点で、よほど脚本がアマいか、それとも、背景を描けない「ミステリ上の」事情があるのか、のどちらかということになっちゃう訳で。 で、結果的に、ロジックの整合はとれていて、しかも2段オチ的な構成、ミステリとしては確かにまとまっているんだけど、それを優先した不自由さ、というのも、付きまとってしまう。 それを補うためなのか、クライマックスシーンでは危機を時間的に引き延ばそうとするのだけど、これがまた、どうにも取ってつけたようで、やや空振り気味。 とは言え、時効という人為的な制度の皮肉というか矛盾というか、といったものは物語に巧みに織り込まれてて、その点はオハナシとしてはよくできています。残念ながらそれは、「映画としての魅力」とは別次元での感想に過ぎないけれど。 それよりも、仮にそこが作品のポイントだったとして、では後日談的なあのラストシーンに対しては、「蛇足」以外にどういう感想を持てばいいんだろうか? 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-05-05 18:09:15) |
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38.《ネタバレ》 『相棒』だったら、恨みから殺人を犯そうとしている人を止めるために「殺人犯と同じ罪を犯して被害者がうかばれますか!」と右京が絶叫しながら説教するところだけど、この作品では、自分の行為の醜さに自然に気づいて、おのずと仇の体から手を放す。ナレーションも、誰のセリフも入らず、それらしきBGMも使わない。映画ならではの演出と俳優の好演で、観る者にそれと悟らせる。文章だけの小説ではこうはいかない。このシーン一つだけとっても、本作を観てよかったと思う。 【tony】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-20 16:23:10) |
37.最初から最後まで不愉快な映画。製作者の意図のままにあやつられました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-20 11:59:48) |
36.真犯人についてのどんでん返しも殺人事件の時効についての大逆転も意表を突かれました。素直に面白いと言えます。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-10-15 13:06:33) |
35.「殺人の告白」より先に鑑賞。展開は楽しめたけど、こんなに上手くいくかな、という感じは否めない。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-08 20:01:32) |
《改行表示》34.これが日本オリジナルの脚本でしたら素直に凄いと思いますが、原作韓国と聞いてなんかガッカリしました。内容に関しては途中までかなり楽しめる流れですが、TV出演で真犯人が判ってしまう作りはなんか安易で残念でした。ただ、曽根崎配役を藤原氏にしたのは正解だと思います。仙堂役で藤原氏が出てきたら一発で出オチしてしまいますので(笑) 前半の流れに免じてこの点数ですが、オチまで含めると評価は半減しそう。邦画にしてはまあまあ楽しめました。 【アラジン2014】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-03-05 12:34:35) |
《改行表示》33.「そこそこ面白い」は6点だからそれを。 中盤くらいまではいい感じでしたが、話が動いて真犯人がだいたいわかってからつまらなくなった。 もう一度どんでん返しが欲しかった。 【たんたかたん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-02-09 15:59:41) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 ○○ト○○の告白 ー私が真○○ですー 万○○の時点で気付いてネ ○原竜○君、ご苦労さん もう帰っていいよ 後は僕がダサく締めくくっておくからさ 仲村ト○ル 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-05-07 23:15:05) |
31.結構期待して観たんだけど、期待値上げすぎたのか、そんなに面白く感じなかった。淡々と進んでいつの間にか終わってた。 【おとばん】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-05-07 22:49:26) |
《改行表示》30.《ネタバレ》 セブンのような脚本で、それなりに楽しめた。 ラストをイヤミスのような展開にしたのはマイナス。特に意味もなく、バットエンド風にするのはやめてほしい。 【アクアマリン】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-05-01 22:13:56) |
29.《ネタバレ》 生放送で種明かしをした瞬間に真犯人候補が一人しかいないのが残念でした。が、このストーリーを考えられるような人ってすごいなって思います。終始胸糞の悪い話ではありましたけどね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-09-24 04:01:28) |