2.イタリア製西部劇なんですが、監督はアメリカの巨匠スタージェス。
1973年製作ということなのでマカロニ末期の作品。主演はブロンソン、お馴染みの奥様と共演、
あまりマカロニの空気や世界観を感じさせない作品です。
僕の好きな西部劇のパターンの1つに、正体はよく分からないけど凄腕。
そんな男とそんな男にあこがれを抱く少年との心の交流モノがあります。
10点を付けた僕の大好きな西部劇、「シェーン」も当てはまるパターンです。
ブロンソン演じる男は、他の作品でも同じような役を演じていますが、先住民の血を引く男。
西部劇らしい対立の構図もありますが、少年との心の交流、先住民との交流など、印象に残るのはこちらの方です。
アクションは控え目ですが、それでも寡黙で強いブロンソンはやはりカッコいいですね。