4.《ネタバレ》 思わせぶりな前編の策略?に乗っかり、そわそわしながら映画館に足を運びましたが、何より、このストーリーをもってきたこと自体が最大のサプライズでした。
あの流れから想像すれば、肩透かしともいえる一種の意外な展開で、不覚にも「やるなぁ」と思ってしまった次第です。
そしてあの結末にも驚かされました。
おそらくは物議を醸すだろうな…と思いましたが、これしか落としどころはなかったのではないでしょうか。
やはり年数が空きすぎました。
演者の年齢からくる容姿やエネルギーの変化を考えれば、まともに「踊る…」をやったらTHE FINALのグダグダの上塗りで終わったことでしょう。
賛否両論あるでしょうが、この話題性こそが凋落するテレビの最期の抵抗と思い、素直にに乗っかることにしました。
そしてラストシーンで、映画館に足を運んだ者の大半が望んでいたであろう期待に応えてくれました。
燃えたコートはとうとう復活しなかったが、別のコートがきた・・・これだけである意味 満足です。
もちろん室井さんの人情ストーリーもこれはこれで心に残りましたが、あの結末とあのラストシーンに大半の感情が持っていかれてしまい、色々書き記す余裕がありません。
「踊る…再始動」とありましたが、何かしっくりこなかったTHE FINALの落とし前をつけるための復活だと勝手に思っています。
テレビの最期の挑戦、平成への決別、色々な感情が入り混じった本当の締めくくりを楽しみに待ちたいと思います。