124.《ネタバレ》 以前見たときは、つまらなくて途中早送りしてみて忘却。かすかな記憶は歪曲してしまい
チビな小学生と女子高校生の恋愛モノとインプット・・(かなりの大間違い)
アニメ化されると聞き、再度見直してみたのは昨年。ヒロインが小学生の設定に愕然としながら鑑賞。
記憶は間違いでしたが、やはり面白くはない。 てか年齢揃えてよ、ミスキャストです。
途中で時間が戻って、これはサイエンスファンタジーなのかと思っていたら、どなたかの解説では
「もしもあの時・・」の先の出来事は「後悔から派生した妄想」なんだとか。 ほぼ夢オチ作品?
どちらにしても、マセた女子小学生に感情をトルネードされて妄想が暴走の男の子の1ページらしい。
女教師の胸を鷲掴みする他のクソガキ達の、スタンドバイミー物語と平行して進行する後半。
餓鬼共の徒歩遠征のテーマは「打ち上げ花火は、見る角度で平たくなるのかならないのか」の確認(笑
本当なら一緒に行った筈の典道の選択は、いくつかの分岐点がある。
ナズナ達との泳ぎの競争で勝つか負けるか。 ナズナの誘いに乗って親友達との遠征を断るか否か。
あの時違う道を選んでいたら、こうなったかも・・あーなったかも・・ タラレバ思考ですねえ
いずれ、思春期の児童の心の山谷を、ノスタルジーな映像で綴った作品ですが、感化される人と
そうでない人は当然います。自分も後者かなあ。全く感情移入できない。自分の子供時代とは大差でして。
奥菜恵のオッカケ連中には「神作品」でも、彼女に魅力を感じない場合は、意味が違うものになる。
この映像美を岩井監督のマジックだと評価されてますが・・ どこが凄いのかサッパリ??
オマケで1発打ち上げて貰った花火なのに、空にはいくつもの花火の絵。現実と妄想の境界がグチャグチャ。
これに感動しろと言われてもねえ・・ 見たのがあの時代だったら、感動していたのだろうか ??