スパイ・ゲーム(2001)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スパイ・ゲーム(2001)

[スパイゲーム]
Spy Game
2001年上映時間:126分
平均点:5.93 / 10(Review 210人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-12-15)
アクションドラマサスペンススパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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監督トニー・スコット
キャストロバート・レッドフォード(男優)ネイサン・ミュアー
ブラッド・ピット(男優)トム・ビショップ
キャサリン・マコーマック(女優)エリザベス・ハドレー
スティーヴン・ディレイン(男優)チャールズ・ハーカー
マリアンヌ・ジャン=バプティスト(女優)グラディス・ジェニップ
マシュー・マーシュ(男優)バイアーズ
ギャリック・ヘイゴン(男優)サイ・ウィルソン
デヴィッド・へミングス(男優)ハリー・ダンカン
ベネディクト・ウォン(男優)トラン
ケン・レオン(男優)リー
イアイン・スミス[製作](男優)ベルリンのキャスカート大使
オミッド・ジャリリ(男優)ベイルートのデュメ
アミドウ(男優)ベイルートのアフメド医師
デイル・ダイ(男優)ウィリー司令官
シャーロット・ランプリング(女優)ベルリンのアン・キャスカート
タン・ロン(男優)中国の刑務所の護衛(ノンクレジット)
野沢那智ネイサン・ミュアー(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一トム・ビショップ(日本語吹き替え版【ソフト】)
深見梨加エリザベス・ハドレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
野島昭生チャールズ・ハーカー(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚運昇トロイ・フォルジャー(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩田朋子グラディス・ジェニップ(日本語吹き替え版【ソフト】)
相沢まさきバイアーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃ヴィンセント・ヴィー・ゴ(日本語吹き替え版【ソフト】)
塚田正昭サイ・ウィルソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
杉本ゆうアンドリュー・アンガー(日本語吹き替え版【ソフト】)
島香裕ハリー・ダンカン(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭ベイルートのアフメド医師 / ワイリー司令官(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道ディガー・ギブソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
安達まり(日本語吹き替え版【ソフト】)
磯部勉ネイサン・ミュアー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀内賢雄トム・ビショップ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
勝生真沙子エリザベス・ハドレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚芳忠チャールズ・ハーカー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小林修トロイ・フォルジャー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
唐沢潤グラディス・ジェニップ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富田耕生ハリー・ダンカン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
一城みゆ希ベルリンのアン・キャスカート(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
成田剣(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中正彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
斎藤志郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
牛山茂(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青山穣(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
水野龍司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
広川太一郎ネイサン・ミュアー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
森川智之トム・ビショップ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
安藤麻吹エリザベス・ハドレー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原康義チャールズ・ハーカー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中信夫トロイ・フォルジャー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山像かおりグラディス・ジェニップ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
麦人ハリー・ダンカン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲葉実ロバート・エイケン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
後藤哲夫ベイルートのアフメド医師 / ヘンリー・ポラード(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子ベルリンのアン・キャスカート(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
手塚秀彰(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
楠見尚己(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中嶋聡彦(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
魚建(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
三宅健太(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
志村知幸(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宇垣秀成(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
土田大(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
赤城進(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
木下紗華(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作マイケル・フロスト・ベックナー(原案)
脚本マイケル・フロスト・ベックナー
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影ダン・ミンデル
製作ダグラス・ウィック
マーク・エイブラハム
製作総指揮アーミアン・バーンスタイン
ジェームズ・W・スコッチドポール
トーマス・A・ブリス
イアイン・スミス[製作]
配給東宝東和
特撮アサイラムVFX(視覚効果)
美術クリス・シーガーズ(美術監督スーパーバイザー)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)
編集クリスチャン・ワグナー〔編集〕
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
スタントデヴィッド・リーチ(ブラッド・ピットのスタントダブル)(ノンクレジット)
その他ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(指揮)
ジェームズ・W・スコッチドポール(ユニット・プロダクション・スーパーバイザー)
あらすじ
CIA工作員のトム(ブラッド・ピット)は中国での任務を離れ、蘇州刑務所に捕らえられているある人物を脱獄させる…が、偽装が見破られて逆に捕まってしまう。一方、トムの先輩であるネイサン(レッドフォード)はその日をもってCIAを退官し、退職金で悠々自適な生活を送る予定になっていた。が、香港のツテを通じてトムが投獄されている事実を知り、しかもCIAはトムを見捨てる方針である悟る。ネイサンとトムは、1975年のベトナムでのミッションを共に遂行した仲。トムを何としても助けたいネイサンは一世一代の「トム救出作戦」を決行する。
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210.みなさん点数が低いようですが、、私は文句なしの満点!!派手な銃弾戦やアクションシーンは少ないものの充分スリリングで大変面白かったです。いや、むしろアクション無しなのにこんなに楽しむことができるのは本当に素晴らしい。よく出来た映画だと思います。会議室の中での心理ゲーム、トムを助けるためのネルソンの見事な手腕、騙し合い、駆け引き、どれをとってもcool!!!まさにスパイゲーム。だけど、このようなスリリングな駆け引きが「国の作戦」だったら私はここまではまらないと思う。ネルソンが単純にトムを助けたいっていうのがまた良いのである。情けで人を助けないのがルールであり、スパイとして優秀で冷徹なネルソンがトムを助けようとするとこに胸が温まる。ディナー作戦を軽やかにやってのけた後、ネルソンが去るシーンはまさに爽快だし、トムが作戦の名前を聞いたときは思わず泣きそうになる。スリリングなゲームと格好いいロバートレッドフォードを楽しみたいならまさにこの映画しかないでしょう。  
うらわっこさん [地上波(字幕)] 10点(2005-04-07 23:58:40)(良:2票)
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209.「スパイゲーム」というタイトルの割にはゲーム性もなく、007のような映画とは違い、真面目で落ち着いた出来に仕上がっている。 出来自体は決して悪くはないのだが、盛りあがりに欠ける為、期待ハズレと感じる人も多いだろう。 部下であったトム救出のために動き回るネイサンの退職の日の「現実」を縦軸に、75年ベトナムでの出会いから、76年西ドイツでの二人の考えの対立、そして85年のベイルートでの二人の別れを「過去」の回想を横軸に二重構造にして描かれている。 ネイサンの信念には「情報提供者に命をかけるな」というスパイの役目や負けられない危険なゲームと割り切ることが大切という考え方があり、一方、トムは理想肌で「人を殺すことは苦しいこと」と語っていたように「人の命の重さ」を知っている。 二人の考え方はだいぶ違うと思ったが、やはり二人にはどことなく似ている部分を感じさせるし、人間的な根っこは同じような気がする。本作では師弟愛が感じられた。 しかしなあ、ネイサンはベイルートでは当然の策とはいえ、トムを待たずに、キプロス義勇軍を使ってしまったり、エリザベスをトムから引き離すために拉致って中国に引き渡したりしているわけでかなり実際はかなり非情なオトコなんだよな。 トムとエリザベスの二人の愛が本物だとは知らずに拉致ったりしているから今回のような事件が起きたわけで、28200ドルは自分のまいた種を刈り取ったようなものかもしれない。 エリザベスとトムの二人には、救出後2台の離れたヘリコプターで見つめ合う姿に愛を感じさせずにいられなかった。 ネイサンの奥さんネタも随所に登場させているから、ネイサンの奥さん、家族、愛についての考えも少しだけでも描いて欲しかった気がした。 奥さんネタはやや消化不良に終わっていると感じたな。 衛星写真のすり替えや「ディナー作戦決行」の周りの反応などニヤリと出来る場面も多く、「ディナー作戦」と聞いた時のトムの反応も特に良かった。
六本木ソルジャーさん 7点(2004-12-18 16:35:49)(良:2票)
208.《ネタバレ》 まず、ストーリーがわかりにくいですよね。時系列と場所がコロコロと変わるので、ついていくのがやっと。ですが、音楽に注目してください。音楽で、現在と過去を分けてくれているので、少しは時間の把握につながると思います。話が整理しにくくわかりにくいであろうと思われる作品は、こういった工夫をしてもらえると、本当にありがたいですね。ところで、この作品のいいところは、夢の二大スター共演ってところです♪ レッドフォードにブラピ。この美形二人組が共演を逃してなるものか!と、劇場に走りましたよ。折しも『バニラ・スカイ』と同時期に上映していたので、トム・クルーズと連続で観ました(笑)。あああ、かっこいい男性に囲まれているような気がして、本当に幸せでしたね〜。さて、話を戻しましょう。とにかくレッドフォードの格好良さにしびれましたね。そりゃあシワは増えました。が、男盛りのブラピと並んでもやっぱりレッドフォードは輝いている。永遠のヒーローですよ。彼は。ポルシェに颯爽と乗り、CIAビルに入る……その彼は、スパイ人生最後の日を、一人の後輩のために費やす。時間だけじゃなく、退職金までつぎこんで。もう、これをイキといわずに、なにをイキというのか! スパイとして、トム・ビショップ役のブラピはダメダメちゃんですよ。私情に流されてるし、つまらないことで失敗して捕まっているし。でも、そんな無邪気(あるいみバカ 笑)な彼はとってもかわいいし、そんなトムだからこそ、レッドフォード演じるネイサンはなんとか手を差しのべたかったのでしょう。今までの完璧なスパイ生活への、ちょっとした反抗というか、ずっと押しつぶしてきた自分の感情の解放っていうんでしょうか、もう、すばらしいですね。私は大好きな作品です。
元みかんさん 8点(2004-01-12 20:34:23)(良:2票)
207.《ネタバレ》 はい、皆さん、こんにちは。今日紹介する映画は、スパイ映画です。主演は、あの美男子のブラッド・ピット。そのブラピが、映画の冒頭で任務に失敗して、殴られる、殴られる、殴られる。あの美形が見る影もなく無惨な姿になってしまいます。怖いですねぇ~。その彼を助けるために奔走するのが、これまたかつての美男子ロバート・レッドフォードです。老けましたねえ彼も。アップになるとシワが目立ってしまう(何?お前に言われたくないって?たしかに77歳に言われたくないですねえ(笑))。ブラピの処刑期日が、せまる、せまる、せまる。この緊迫感をそのまま進めないのがこの映画の演出のおもしろいところですね。ベトナムやベイルートでの彼らの関わりが描かれます。場面が一転してCIAのビルで、レッドフォードが作戦命令書を偽造するために、タイプライターに向かってひたすらキーを叩く、叩く、叩く。このあたり「大統領の陰謀」を彷彿とさせますねえ。注目してくださいね。では映画の後でまたお会いいたしましょうね。<映画観る>はい、いかがでしたか?あの作品では不正を暴くワシントンポストの熱血新聞記者だったレッドフォードが、本作では私財をなげうつとはいえ、軍隊を勝手に動かしてしまうんですよ。はい、怖いですねえ。ということで、本作は2001年のアメリカ映画でした。それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
オオカミさん 7点(2004-01-11 15:07:08)(笑:2票)
206.アメリカ人は結局、東洋人なんか蛮族としか思ってないのね、というのがとてもよく分かる映画。義理だ友情だ愛情だと言って、なんて自己愛に溢れた人たちの話! シワシワ眼鏡のレットフォードは、ちょっとガタイのいいウッディ・アレンにしか見えません。老いれば皆同じ・・・
ともともさん 3点(2003-12-29 23:37:03)(笑:2票)
205.《ネタバレ》 CIAのスパイリクルートから実際の海外での妨害・暗殺活動、CIA内の会議の様子、オフィスの様子、作戦の実行、組織の非情さについてリアルに描かれながらもちゃんと師弟関係とロマンスをちりばめながらエンターテイメントに仕上げている。キャスティングもレッドフォードとブラピはバッチリはまっている。最後にブラピがヘリの操縦士に作戦名を聞き返すところはカタルシスと感動を覚える大好きな場面だ。あと個人的にハマった場面はダンカンが中国人に賄賂の値切り交渉するところで彼が交渉しながら熱心にテレビで流れているお色気番組を見ているのをダンカンの大きな図体で遮ってしまい、「もういい、わかった。それで手を打とう」といったのが妙にリアリティがあってよかった。このように全般的にリアリティを追及はしているのだが、この映画の肝である作戦の偽造があんなに簡単にもできるものなのか?と思わせてしまうところが唯一の傷で1点減点。それでも録画したのを何度も繰り返し見てしまうほど大好きな作品だ。
エリア加算さん [地上波(字幕)] 8点(2020-06-08 22:17:27)(良:1票)
204.爆発シーンは結構凄かった そうとう集中して見ないと面白くないかも
マーガレット81さん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-29 19:14:15)(良:1票)
203.評価が分かれているようですね。確かに、派手さはないです。また、映画の流れも、ジグソーパズルのピースを一つ一つ組み立てていって最後に全体の絵が見えて、「なるほど」と思えるような仕組みなので、そのパズルのピースを嵌め込む過程を楽しめないと面白くないのかもしれないですね。因みに、ミッションインポッシブル2の様なスパイアクションを期待して見た場合には、確かに評価が下がると思います。そのような「スパイ」映画ではないですね。とはいえ、これは私には10点でした。収穫でした。パズル好きであればおすすめです。
あげどんさん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-28 12:59:47)(良:1票)
202.《ネタバレ》 公開時にはブラッド・ピット主演のアクション大作として宣伝されたため誤解を受けましたが、これは硬派で知的なサスペンスです(だからこそ、アクション大作への出演を嫌がるブラピもこの企画には参加したのでしょう)。「スパイ・ゲーム」は逆説的なタイトルで、これは鮮やかに敵を倒す痛快なアクション映画ではなく、神経を擦り減らすような死と背中合わせの駆け引きを描く作品です。よって派手なアクションはほとんどなく(終盤の救出作戦すら、地味な撃ち合いで終わる)、スパイという世界が持つ極限の緊迫感や、命をかけた「ゲーム」であることから生じる痛みを作品の核としています。序盤のベトナム以外にブラピが銃を撃つ場面はなく、カーチェイスも格闘もなし、敵と顔を合わせることもなし。現地の協力者を口説き、彼らを戦場に送り込む駆け引きがひたすら描かれます。作戦が敵に漏れていたため協力者を置き去りにして逃げたり、作戦の手はずを間違えて死なせてしまったりという痛みのドラマをきちんと描いており、スパイ映画としてはジェイソン・ボーン以上に誠実に作り込まれた作品だと言えます。。。と、このように硬派な作風であり、なおかつ過去の回想と現在の救出作戦が並行して語られるという厄介な構成をとるため、作りの誠実さの代償として娯楽性という意味では問題のある脚本だと言えるのですが、これがスコットの手腕により十分面白く作られていることには驚きます。派手な見せ場は少ないものの、美しいビジュアルにかっこいい音楽、キレのある編集により、勢いのあるアクションを見たような高揚感を味わえます。脚本にあったと思われる泥臭さは調度いい具合に抑えられており、必要以上に重い作品にしていません。ラスト、作戦名を聞いて師匠の仕業だと知るブラピと、ポルシェで颯爽と退場するレッドフォード、この締めはまさに痛快でした。話の交通整理もうまいもので、ややこしい構造の作品でありながら、特に混乱することがありません。困難な企画にあって、水準レベルのアクションは寝てても撮ることができ、プラスαの工夫に頭を使う余裕のあるトニー・スコットを引っ張って来られたことは幸運でした。そこいらの監督に任せていたら、観客の頭を混乱させるだけの映画になっていたことでしょう。頭空っぽの映画ばかり撮る監督だと思っていたトニー・スコットの見方が変わった一作です。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-14 10:52:10)(良:1票)
201.《ネタバレ》 どこの国でも諜報活動は一種の階級社会によって行われ、安全な場所から司令を出す人間と現場でリスクを冒す人間とで成り立っているのだけれど、退役を控えたときにかつて自分に忠誠を示した現場要員が敵に捕らわれて救いが無い状態であることを知ったときに所詮金で雇った人間だからと割り切れるかどうかと言う問題でしょう。兵士の場合には国家の威信にかけても救出しようとする国も、現場諜報員と言う公式には存在しない人間に対しては手を打たない。それを何とかしたいと考えた良心的な人間が自分の安定した老後を賭けての大博打ですから好感が持てます。これを感傷的な御伽噺と決め付けることも可能ですが、この種の階級制度的な実態での運用が行われているのは事実でしょうし、それに対しての希望的なフィクションは悪いものではありません。
たいほうさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-19 00:27:20)(良:1票)
200.《ネタバレ》 映画の作り方がストーリーを追い辛く、判りにくい構成をしてると思いますが自分は好きな映画です。一連のストーリーはかつての部下が犯した失態を定年間際の上司が規則を破り、自分の財産を全て棒に振ってまで助け出す。ただそれだけの映画です。●部下からの誕生日プレゼントを貰った時のレッドフォードの表情が本当に嬉しそうに見えます。●ビショップを見捨てる事を政府が決定したのをニュースで見たネイサンが彼を救い出す決意をするシーンがネイサンの一瞬の表情で読み取れてどんな派手な演出よりも熱くさせます。●救出後「ディナー作戦」の作戦名を聞き、救出作戦の首謀者がネイサンだという事を知ったときのビショップの表情、自分を救ってくれた上司に対して感謝?友情?色んな感情が入り混じり涙するシーンに胸が熱くなります。ほんの一瞬のシーンで変わった演出をしてるわけではないと思うのですが、その表情に貰い涙してしまいます★この映画は特に何も考えず2回、3回と観るごとに細部に気が付いて面白い映画だと思います。
AIRSさん [DVD(吹替)] 9点(2007-03-08 19:04:07)(良:1票)
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199.《ネタバレ》 つまらん。ブラッド・ピッド演じるトムをネイサンが一人で助けるあらすじのはずが、映画の大半が回想シーンで出来ている。救出関連のシーンがそのせいで削減され、ちぐはぐに展開する。終盤の救出シーンの前に飽きた。  2,3回見れば面白くなると言う人もいるけど、それでも1回見て良さが分からない映画じゃ私はダメです。  それになぜタイトルがスパイゲームなのかも分からん。ゲームって感じがしない。
ラスウェルさん [地上波(吹替)] 3点(2007-03-03 11:28:05)(良:1票)
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198.観客はどこに視点を置いて楽しめば良いのかわからない作り。 結局ストレートにブラット・ピット演じる人物を助けたかっただけなんですね。  これでは延々と説明しているだけの内容じゃないですか。  何をどう見せたいのか整理してから取り組んで下さい。
カラバ侯爵さん [地上波(吹替)] 1点(2007-03-02 23:33:37)(良:1票)
197.この映画が5点台なのはかなしい。確かに1度見たときは分かりずらさが印象に残ったけど、2度見て話の全体像が掴めて、3度見て内容は掴んでいるから、構成とレッドフォードとブラピの良さが際立って見えてくるのだ。うん、3度見て7点の映画。
michellさん [地上波(吹替)] 7点(2005-04-08 00:50:40)(良:1票)
196.《ネタバレ》 1回見るより2回見たほうが数倍面白くなる映画。何故そうなるかと言えば、展開が現在と回想でちぐはぐしていて、正直鑑賞しやすい映画とは言い難いからだ。私も1回目見たときよりも2回目のほうが、展開を追いやすく楽しめた。ラストの「ディナー作戦」の作戦名を聞いた時の、ビショップの気持ちを推し量ると感動はさらに膨らむ。不器用な男の友情を描いた内容は好感が持てるが、展開を追いすぎるあまりキャストの心情的な部分に今一歩踏み込めていないところが惜しい(例えば、ビショップが何故あの女性をそこまで愛すまで至ったのか…など)!
グングニルさん [映画館(字幕)] 6点(2004-05-17 15:41:01)(良:1票)
195.記憶力というか集中力を要する映画かも。ちょっとぼやぼやしてるとすぐに話が分からなくなる。実際、一回観ただけでは理解できていない部分がたくさん残った。それに、地名やテロ組織や紛争関係の歴史の知識がある程度ないと何が起こってるのかさえ分からない部分も。あいにく自分は歴史に弱いので、ベトナム戦争以降どうなっていったのかさっぱり。ストーリーの半分も楽しめてないだろうな。
ぷりんぐるしゅさん 4点(2004-02-15 17:21:55)(良:1票)
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194.《ネタバレ》 あんなに簡単にCIA長官のサイン偽造できんのかよぅ~~って思わず叫んじゃいました(^^; う~んはっきり言って話が難しかった 救出作戦って言っても直接ネイサンが動くわけじゃなかったし・・ちょっと 期待はずれでした(´・ω・‘)ショボーン  でもロバートが見れたのでその分加点 渋い音楽を背景にポルシェに乗るサングラスロバート萌え~
アキトさん 5点(2004-01-22 13:11:13)
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193.何ヘンな髪型とヘンなメガネのおかげで何故にか全くロバートだと気づかず(笑)。存在感のある役者だと感心し、エンドロールではじめて知ったので、それがとてもおもしろかった。ストーリー的には多いに不満。全ての亀裂の始まりである難民キャンプの女性は、大義のためならテロも仕方ない女。この考え方はアメリカの大義と共通する。そんな彼女を愛する割に、ブラピはアメリカの大義に我慢がならないという。難民キャンプは聖、アメリカは邪というわけらしい。正当化という歪みを常に持つ「主義思想」に次第に憎悪を抱くが選ぶは似たもの同士。最終的には、国家の大儀を越えて、ブラピが女側になり、デニーロはブラピに歩み寄る。が、どうにもブラピの女性との愛に崇高さを感じない。人物設定が練り不足。描きたいものが国家を越えた男と男の絆としたかったのはよくわかる。そこできっかけとなる女性を用意しようと、後からつじつま合わせをしたような女性設定。脚本の構成は悪くないが、根底となる美学そのものが概念的で稚拙。映画全体の雰囲気はいいし、質も悪くない。監督も含め、スタッフがいい。壮大で大人向けの崇高な大作を作ろうとプロフェッショナルとして仕事をしている。そんな彼らのプロ意識を無駄使いしている作品として5点。 
夢の中さん 5点(2003-11-23 23:22:01)(良:1票)
192.美しい師弟愛。それに渋くてカッコイイ映画だった。大人の男のカッコ良さをレッドフォードが完璧に演技。これは今どきの若い俳優には無理でしょう。映像だけが派手で中身の無いような映画とは違い、ストーリーで魅せる大人の映画を見た。ブラッドピットが子ども扱いだったがそれも本作の雰囲気に合っていて良かった。レッドフォードの頭脳戦が映画ならではの演出でよく出来ていた。最後、車で走り去るレッドフォードが物凄く渋く、爽快な気分になった。回想ばかりだとか話が良くわからんなんて言ってる人はこういう渋い映画を理解できないでしょう。まあ勝手ですけどね。
べんちゃんずさん 10点(2003-10-26 12:23:27)(良:1票)
191.この映画、別に興味はなかったんですが、某深夜番組の企画で観に行きました、「自腹」で。スパイ映画って全然観てないんで最初は新鮮な感じがしたのですが終わった後頭の中には「?」が点滅。何でブラピ助けたの?だってレッドフォードって非情なスパイなんじゃないの?スカウトの仕方もひどかったのに。大体スパイって人の命も左右するような仕事なのに「ゲーム」なんてスカしてるのが嫌だ。まあこの日は井筒監督や初代アシスタントの豊岡ますみさん、飛び入りの室井滋さんにも会えたし、このくらいで勘弁したろ。
ぐるぐるさん 3点(2003-03-03 16:45:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 210人
平均点数 5.93点
031.43%
141.90%
273.33%
3146.67%
42310.95%
53416.19%
64119.52%
72813.33%
83114.76%
9178.10%
1083.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review5人
4 音楽評価 9.25点 Review4人
5 感泣評価 8.33点 Review3人
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