《改行表示》277.《ネタバレ》 オヨヨ、結構評価低いですね、皆さん。わたしゃ好きですけどねこの作品。全くの嘘っぱち、フィクションでコテコテなんだけれど、その出鱈目さのシェイクスピアの作品への絡みが実に絶妙。そもそもは口から出まかせの「海賊の冒険活劇」がいつの間にか悲恋モノの王道「ロミジュリ」へと、無理矢理をぎりぎりのところで押さえた斬新な展開が続いていく。小気味いいじゃありませんか。いやーだウソぉと思いながらも「ほー、そんでどーなんのかね」と惹きつけられるのは多分脚本が上手いからなんでしょうな。そして最後「十二夜」に繋がるラストも爽やか。「十二夜」がハッピーエンドなところもいい余韻を残してくれます。 観終わって「絶対あり得ないけどこんな裏話があったらなんだか嬉しいな」とそんなこと思わせてくれる映画。そこまで思わせるなんて、なかなかない佳作ってことじゃないですか? 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-06 17:04:37) (良:3票) |
276.出演者がみんな生き生きしていて、大好きな映画。グウィネスやジョセフ・ファインズはもちろん、仇役コリン・ファースや妖怪のようなジュディ・デンチも楽しそうだし、ベン・アフレックも存在感があった。音楽もいい。日本で映画見るときの残念なことは、日本公開前にオスカー受賞とかしちゃうと、ある程度、作品のイメージができちゃうことかもしれない。それが「ハク」になる場合もあるんだろうけど、この映画みたいに軽快なラブコメディの場合は、いわゆるアカデミー作品賞のイメージが重荷になっちゃったような気がする。肩の力を抜いて、楽しみたい作品です。 【ころりさん】さん 9点(2004-05-04 11:32:57) (良:2票) |
275.映画自体は面白かった。しかし私だけかも知れないが、シェイクスピア役の人がどうしても平井堅に見えてしまい何をやっても平井堅の顔が脳裏をよぎる。それと、ヒロイン役の人が男装してる時はマイケル富岡に見えてしまい、いつもそんな調子でよそごとばかりを考えてしまった。個人的にヒロイン役の女優さんにあまり魅力を感じなかったのでオスカーを獲ったことに驚いた。 【べんちゃんず】さん 7点(2003-10-28 01:59:12) (笑:2票) |
《改行表示》274.《ネタバレ》 『当然』最後にロミオとジュリエットを演じるのはあの二人しかありえないわけで、そしてジュリエットの登場シーンも当然そうであるべき登場の仕方。『当然』まさに女王が登場すべきタイミングで女王が登場する。映画を観ている人が「こうあってほしい。当然こうだよね?」と期待しているシーンがまさにその通りに展開してくれるわけで、そりゃ観てる人は「そうそう、こうでなくちゃ!!」と大喜びできるわけです。脇役にしてもそう。ココ一番でツーカーな乳母や、芝居に夢中になっていく借金取り。いやーお約束ですね。 期待を裏切らないお約束というものの大事さを教えてくれる映画。そして観た人の心をほんわかしてくれる本当に素敵な映画です。意外とパイオツ全開な上に腰もふられてまくっているので子供と見るにはちと困るのが難点でしょうか。 三谷幸喜がこの映画が大好きだと後で知ったのですが、それを聞いたときは「なるほど確かに!」と思いました。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-12-13 18:00:15) (良:1票) |
273.これは大作です。もっと早く観れば良かったです。流石にイギリスを舞台にした作品は品があってよいです。日本人好みだと思います。事実とフィクションが上手く融合した良作です。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-04-10 12:38:55) (良:1票) |
272.大胆にもシェークスピアを主人公にした「ロミオとジュリエットのパロディ」作品のような趣もあるが、あちこちに68年版ロミジュリがだぶって見える。稽古場のシーンでは演劇関係者の情熱を感じ、劇中劇のシーンではこちらまで芝居小屋の観客になって初演に立ち会ったかのような感動。よく知っている話なのにこれが結構新鮮でした。グウィネスはそんなに美人とは思えないけど、クラシカルな衣装がよく似合って全体の佇まいが綺麗だし、もともと持っている雰囲気が商家のお嬢様役にぴったり。「十二夜」へ続く、というふうなラストなのでこちらも知っていればより楽しめるでしょうね。ヴァイオラ役は最初の企画ではジュリア・ロバーツ、その後ウィノナからグウィネスが奪ったとか言われているけれど、ジュリアのコスチュームプレイは想像できないし、ウィノナで観たかった気もするけどお嬢様度でやっぱりグウィネスに軍配が上がるかな。あまり好きとは言えない彼女だけど、これは好演していると思います。 【やむちゃ】さん 9点(2004-03-21 00:06:06) (良:1票) |
271.《ネタバレ》 もう、始まりから引き込まれっぱなしでした。シェクスピア役の方の、あの麗しい瞳・・・見ているだけで胸がキュンと苦しくなるようでした。シェイクスピアの恋と同時に、ロミオとジュリエットのお話が完成していくところは、非常にいい場面展開をしていると思いました。稽古シーンとラブシーンが交互に、それも流れるように・・・女性側がロミオで男性側がジュリエットの台詞を言っているところにもミソが感じられます。最後の最後までシェイクスピアの書く物語に沿って、映像が進行して行くので、現実なのか夢(物語)なのか分からないような状態でふわふわと、ただただ擬似恋愛に浸れる映画だったと思います。 【ラブコメ大好き!】さん 10点(2004-02-23 18:10:23) (良:1票) |
270.《ネタバレ》 シェイクスピアをネタにしたコメディ、という印象でした。いかにして彼の作品が生み出されていったかを、結構テキトーな解釈で面白おかしく描き、一方でみんなが困難を乗り越えながら、一つの舞台を作ってゆく群像劇でもあり、よく出来たファンタジーだなぁ、って。黄門様のような、貫禄たっぷりの女王ジュディ・デンチの登場でケリが付くまで、たっぷり映画の面白さを堪能できました。新しい地をぐんぐん進んでゆくグウィネスの姿を見ながら「ああ、創作とはかくも雄弁にして豊潤なり」と満足(大ゲサ)。でも、ちょっと三谷幸喜臭を感じたのは私だけかなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2003-12-03 13:43:35) (良:1票) |
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268.シェイクスピアリアンの同人誌みたいな『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のトム・ストッパードが脚本を担当、しかもアカデミー賞を受賞!とゆー事で興味をそそられました。『ロミオとジュリエット』創作秘話?と思いきや、次作『十二夜』に続けるあたり、良い意味でマニアっぽくて素晴らしいです☆ ジュディ・デンチ演じるエリザベス1世の「男性の職業をこなす女性も居る」(…でしたっけ?ウロ覚え)の台詞には思うところ有りました。 【トルーデ】さん 8点(2001-09-26 11:51:16) (良:1票) |
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《改行表示》267.着想が面白いので、最後まで退屈しない、けどあまり印象に残らない・・そんな映画でした。 それと当時の女王陛下は、一貴族の結婚に関与するほど身近な存在だったのかな? グウィネス・パルトロウは、グレース・ケリーを思わせる正統派美人なのだが髪を下した時とアップにした時とでは随分印象が変わる。(もちろん、下した方が好きなんですが) 【とれびやん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-22 11:26:22) |
266.《ネタバレ》 痛快な作品は嫌いではないですが独裁体制とそれにあがらわない人々には共感できないので、あまり応援できずに共感度は低い 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-17 19:51:42) |
《改行表示》265.《ネタバレ》 とあるきっかけで見ることにしたが、見ていて終始、苦痛だった。 大袈裟な音楽が見る気を失せさせる。 アカデミー賞とは相性が悪いらしい。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-09-23 22:30:17) |
《改行表示》264.アカデミー作品賞の肩書にしてはそれなりの役者を揃えてもスケールがだいぶ小さいと思いました。 掘っ立て小屋だけで壮大さが物足りない。 「シェイクスピア」、「ロミオとジュリエット」これだけで観なくても大衆の見る目が自然に上がります。 好みの問題だが序盤は寝ちゃいそうでした。あと、シェイクスピアの顔が好かん。 |
263.物語の着想は良いものの、ロミオとジュリエットの悲恋と実生活のイチャイチャぶりの落差に白けてしまう。情けない役どころをキッチリこなすコリン・ファース、出ずっぱりのジェフリー・ラッシュ、僅かの登場シーンに存在感を示し美味しいところを持っていったジュディ・デンチ。豪華脇役陣にそこそこ楽しませてもらった。 |
《改行表示》262.一言でいうと、つまんなかった。 そして、恥ずかしかった(二言じゃん)。 |
《改行表示》261.おもしろかった!最後の最後がああなるのも、潔くていい。 グウィネスパルトロウはこの映画が一番かわいいと思った。 |
260.これは完全に脚本の勝利だな。演劇と恋愛を絡めて行っての最後の入れ替わりは見事だった。あと、ジュディ・デンチ扮する女王の存在感は流石で、諸々の事案の捌きっぷりも気持ち良い。 【noji】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 12:59:25) |
259.《ネタバレ》 シェイクスピアやオスカーにあまり興味がないからなのか、細かいところにこだわらず華やかなエンターテインメントとしてしっかり楽しめました。16世紀の薄汚れた街並みや英国でも歌舞伎のように女性が舞台に立てなかった時代背景が印象的です。シナリオも良く練られていて、ヒロインの熱演をはじめ脇役陣の女王やヒロイン乳母のウイットに富んだキャラクター、最後に一丸となって演じきった感動劇に対する観衆の共感等、見所満載の悲喜劇でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-10-22 22:39:57) |
258.《ネタバレ》 ○良作だとは思うが、これでアカデミー賞っていう感じは否めない。○主人公と劇をうまく併せたエンディングは見事だったが、二人の恋がセリフの上でしか苦労していないんだな。あっさり進入してラブシーンのオンパレード。これではなぁ。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-30 20:48:46) |