《改行表示》39.《ネタバレ》 ・ゴジラと自衛隊の対決は迫力があったが、CGと脚本の幼稚さが目立った。また到るところで腑に落ちない点が目に付く。ひと言でいえば消化不良の映画。 ①ゴジラが出現する理由は、「人間の作ったエネルギー源を憎んでいるから」と冒頭で説明している。だがラストで、「科学の暴走が生んだゴジラ、お前は何故現れるんだ」「人間が生みだしてしまった怪獣」「ゴジラは俺たちの中にいるんだ」などと言わせている。 ②ゴジラを殺す派とゴジラを研究する派の対立。それが軸になって物語が展開する筈なのに、途中でエイリアン侵略ものになってしまった。ゴジラどころじゃなくなっている。そして最後には無理やり従来の怪獣対決路線になってしまっている。その怪獣のかっこ悪いこと、弱いこと。UFOも一度燃えたのに復活しているし。どこをどう取っても「中途半端」。 ③そして地球侵略の危機を救ったのは人間の宿敵ゴジラだったという皮肉。そのゴジラの生命力の神秘さは、人間やエイリアンの英知の及ばないところにあった。で、結論は何?映画の意図が読み取れない。 ④UFOのエネルギー源が太陽光とはしょぼい。そんなものでよく宇宙旅行できたものだ。宇宙空間はほどんど光がない世界なのだが。夜は活動できないといっていたのに、ちゃっかり活動している。 ⑤エイリアンはゴジラとファーストコンタクトしたとき、Gの生命力に興味を持ったが、何故光線で攻撃したのか。捕獲するなり、細胞を採取するのが筋ではないか。 ⑥エイリアンは6000万年以上の寿命があるのだから、不死といっていい。改めて肉体を持つ必要があるのだろうか。また地球をテラ・フォーミングする必要もない。彼らがゴジラの肉体を持ちたいのであれば、現在の地球の環境そのままでよいからだ。 ⑦侵略エイリアンがわざわざネットでパソコンにmillenium、革命、破壊、改造、征服などのメッセージを発信するわけがない。 ⑧CCI隊長の片桐はどうしてかたくなまでに、時間通りにビルを爆発させようとしたのか。片桐はどうしてゴジラから逃げなかったのか。片山という人間が描けてない。 ⑨GPN(ゴジラ予知ネットワーク)ってあるけど、ゴジラがいるからって海底の温度は上がらないでしょ。 ⑩小学生のこまっしゃくれた娘が手伝っている不思議さ。何の必然性もなし。 【よしのぶ】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2010-10-14 06:42:44) (良:1票) |
38.何故か西田尚美が目障りでしかたがありませんでした。また、ビル爆破前後のシーンなど本筋に関係の無いところで盛り上げようとしているのがミエミエで失笑物でした。でも、ゴジラなのでいいか。 【クロ】さん 5点(2004-03-30 11:00:13) (笑:1票) |
37.これは酷いです。ゴジラの存在感が薄い、オルガって結局なんだったの?、登場人物たちの行動原理わけ判らん、などなど・・・。怪獣映画として、観ていて全然ワクワクしなかったですね。ゴジラファンならずとも失望の一作でしょう。 【shakunin】さん 1点(2004-03-29 00:00:33) (良:1票) |
《改行表示》36.初見時は、全く期待していなかった分、思ったよりも楽しめた要素が多く、ゴジラ映画として及第点を出した今作だったが、久しぶりに観てみると、なかなかの“トンデモ映画”だった。 1998年公開のハリウッド版「GODZILLA」に対する批判を受けて、「これが本家だ!」と言わんばかりに製作されたらしいが、描き出される諸々のアクションシーンやスペクタクルシーンは、いずれも何らかの娯楽映画の二番煎じ感が強く、皮肉にも「ハリウッド映画の見過ぎ!」と言いたくなる。 登場人物らの台詞回しが一々あざとくて、各俳優の演技も全般的に稚拙に映ってしまう。 無駄に威圧感のある高級官僚役の阿部寛の存在感と、ラストの「ゴジラーーッl!」からの自暴自棄ぶりはなんだったのか。(ゴジラを抹殺することに信念を燃やしつつも、誰よりもゴジラに憧れていたのは彼だったということか?) ゴジラと対峙する存在もまた「異色」である。 この映画のタイトルを“VSバージョン”にするならば、ずばり「ゴジラVS未確認飛行物体」であろう。 映画の大半において、ゴジラは謎の「円盤(UFO)」との対決を繰り広げるわけだから、これはまさにゴジラ映画史上においても稀有な「異色作」と言えるだろう。 そして、その円盤から誕生する滅法ダサくて無様な宇宙怪獣にも注目である。 と、まあ散々こき下ろしているようにも聞こえるだろうけれど、この“トンデモ映画”ぶりは、ある意味ゴジラ映画らしいとも言え、突っ込みどころ満載のほつれ具合は、良い意味でも悪い意味でも東宝特撮映画の真髄と言えよう。 到底傑作とは言えぬが、ファンにとってみればこれはこれで味わい深い。 他作品では類を見ない絶望的なラストシーンも、「個性」として光っている。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2004-02-06 19:34:14) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 ゴジラシリーズが一旦終了してから4年。「復活させたからには、さぞかし気合いの入った作品に仕上がっているんだろう」と期待して見たんですが、完璧に裏切られました。「金輪際ゴジラブランドは信用しない」と私に思わせてくれるくらい、見事に裏切ってくれました。ゴジラ映画人生史上、初めて途中で寝ました(2回目のトライでようやく全編観賞)。大体、松井の背番号にあやかってゴジラの身長は55mにしたって、東宝、観客なめてるだろ?気をとり直してストーリーを見てみても、…なに?UFOって…。結局、これまでの平成シリーズ後半と何も変わっていませんでした。阿部ちゃんの「ゴジラァーー!」絶叫には赤面し、こんなシーンでも一生懸命演じなくてはならない彼に同情しました。冒頭、幾つか「お」と思わせる画(え)はあったんですが、要はそれだけ。非常に残念。自分の求めるゴジラと東宝が作るゴジラとの間には、深い溝が出来てしまった。 【カシス】さん 1点(2003-11-17 15:28:32) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 ゴジラ最新作を見た後に、これ見ると、特撮映像的には、しょぼいんですけど、映画的には、正直、悪くなかったです。全体的になかなか硬派な作りで、変に気をてらってない所に好感が持て、映像も一応、逃げ惑う人々や、自衛隊車両など、実写部分もがんばっています。ゴジラが登場しない中盤は謎の飛行物体と人間の対峙で、そこそこ緊迫感をもって描かれ、退屈せずに観れました。インディペンデンス・デイには遠く及ばないものの、それなり風にはがんばっていました。ゴジラ登場の後半、きっちり、阿部寛も始末していくあたり、ゴジラの執念深さをみました。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-03-18 13:32:52) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 ゴジラの顔がゴジラじゃない。 ゴジラの泣き声違ってストレス溜まる。 なんだあのUFOのCG、あんまりじゃないか。 シリアス路線に戻ったのんはいいんだけども、とにかく話が辛気臭い上に主要人物の誰もかれもが演技臭いんだよな つまり、相当ウソ臭いんだってば だから嫌い。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2014-12-14 18:24:09) |
32.《ネタバレ》 最初はよかったのだけれどエイリアンネタが出てきてジエンドです。なぜゴジラ1本で話が作れないのだろうか? 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-08-14 23:17:51) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 23作目。前作から5年後ということでCGも使って特撮レベルはさらにアップしたが、完全にリアルになったわけではなく、前作までの平成シリーズのリアルを捨てた光と爆発の大迫力が少なくなった分、特撮としては消化不良。 最初から最後までそこそこ緊張感があり、ストーリー展開も複雑な人間関係は無いわりに人間ドラマが良く描かれており、自衛隊の無駄な行動もあまり無く、かなり真面目に作られており映画としての完成度はこれまでのシリーズより上がったとは思う。 ただし、怪獣の対決シーンで無意味なプロレスが入ったのはまずい。ゴジラは飛び道具を持っているし、接近戦に持ち込む必要ないのだから、間合いを詰めたら殴ったり噛み付いたりせず、熱戦を出せばいいじゃないかと思ってしまう。 全編を通してこれまでのゴジラ作品より突っ込む場面が少ないのに、クライマックスの戦いのシーンで突っ込みを入れる隙を与えたのは興ざめ。 前作までの平成シリーズは、飛び方が変だとか、戦法がむちゃくちゃだとか突っ込むべき矛盾はいっぱいあったが、クライマックスの戦いでは、これでもかというほどの光と爆発の大迫力で押し切って突っ込む暇が無く、それが心地よかっただけに、その路線を捨てたのが惜しまれる。 これまでのゴジラ作品以上にSF大作となり得る片鱗は見えているのだが、まだまだ脚本や見せ方が練りきれておらず、それでいてB級の楽しみどころもポイントを外しており、どっち方向から評価しても今ひとつという感が否めない。惜しい作品である。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-01 01:18:39) |
30.《ネタバレ》 新シリーズのゴジラ。とっても面白かった。まず、デザインが変わった。少しハリウッドゴジラを意識した感はあるが、平成シリーズの胴&首が長いゴジラをカッコイイと思ってなかった自分には良い方向性だった。設定は行政にゴジラ対策係(阿部寛)を置いて自衛隊を指揮させるというもので、これは無理なく受け入れられる。大きな変化として、ゴジラは核燃料を欲していないこと。純粋にエネルギーを求めているが核である必要はないようだ。ゴジラの出生も核実験の産物というものでは無くなったようだ。不死身で不死(?)の特異な生命体として、研究される対象になっている。これは現実世界で核兵器が意識されるレベルの変化に比例した結果であろう。ストーリーは好き嫌いが分かれるところだけど、途中から謎の飛行物体に焦点が当たっても、自分はずーっと好奇心を持ち続けた。結局、岩が剥がれてUFOが姿を現したが、それまでは岩の一角がぎょろっと目を開けるのではと、びくびくして観ていた。UFOも不必要な破壊をしなかったおかげで、その目的がハッキリするまでは謎の存在として引っ張ってくれた。ゴジラと最後に闘った異星人(?)はあまり知性を感じなかったけど、そこは怪獣映画だもんね。熱線の飛び道具をロングショットでに収めることが多かった平成シリーズに較べて、肉弾戦や噛み付き技が復活し、アングルも凝っていたと思います。最後にキャスト。まず、不機嫌さをぶちまける西田尚美の小うるさい感じが良かった。これまでのゴジラ映画には無かったキャラです。阿部寛の怪演は許容範囲。戦車に乗っていた西村雅彦が妙な存在感を撒き散らしてました。村田雄浩が主人公っぽくない、という指摘には頷かざるを得ないですね。総体として、このゴジラは昭和や平成のシリーズに対して新しい世界観をきっちり作っていたと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-12-23 03:24:30) |
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29.6点中5点は根室のシーンに、1点は東海村のシーンに捧げます。ストーリーとか一切なくしてゴジラが街を破壊するシーンだけずっと見せてくれたら8点献上していたと思う。それだけ素晴らしい画だった。 【ヤブラシ・ガイカン】さん [インターネット(字幕)] 6点(2007-09-23 23:22:49) |
28.昭和、平成ゴジラシリーズが大好きで映画が出るたびに欠かさず劇場に足を運んでいました、が・・・もう書く気にもなれません。佐野史郎が「ゴジラー!!」と叫んだところで一緒に見に行った友達が椅子から落ちるほど笑い転げる地獄絵図を見て悟りました。「あ、ゴジラは前作で死んでるんだった」 【Kの紅茶】さん [映画館(邦画)] 2点(2007-09-15 13:10:08) |
27.この作品が公開された時は確か小学生だった。ゴジラが大好きな私は復活を喜び、劇中から流れてくるゴジラのテーマに歓喜したことを覚えている。ただ、今になって本作を見直すと、う~ん・・・。公開当時から酷評だらけだった本作だが、歳が上がるにつれてそれがわかるようになってきた。どうして冒頭の根室のテンションのまま作品を維持できなかったか。ミレニアムゴジラの造形はカッコイイし、ゴジラ対UFOのバトルは燃える。と、なかなか良く出来たところもあるんだけど、怪獣同士の戦いが盛り上がらないし、何よりテンポが悪い。だから全体としてどうしてもあまりイイ印象を与えないんだよなぁ。思い入れのある作品なので大甘な点数をあげたいが、これぐらいが限界かなぁ。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-02-20 01:14:34) |
26.《ネタバレ》 ゴジラが上陸してフルメタルミサイルで迎撃するあたりまでは面白かったです。(西村雅彦の自衛官が似合ってた) 宇宙船が出てきてからはヘロヘロですね。けど最後にでてきたタコ星人がゴジラと戦ったら面白かったのになぁ。 【ゆうろう】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2006-07-04 10:16:15) |
25.CG満載のアメリカ版ゴジラ、コイツが登場したらもはや日本のキグルミ怪獣は出る幕なしか、と思いきや、これが日本のゴジラファンには意外なほどの不興を買っちゃった。ははん、いくらCGで何でも出来るからって、「やりすぎ」はダメなのね。むむ、そうか、デジタル時代におけるゴジラ映画の落とし所が見えてきたぞ!ってな感じで、キグルミとCGをうまく組み合わせた新しいゴジラ映画が生まれたとさ。いや実際、迫力ある映画になったんじゃないですかね、なかなか丁寧な合成映像が多用され、臨場感を生み出しています。この路線でいいと思いましたよ・・・ストーリーだけ、もうちょっとちゃんとしてもらえたらね。これじゃあさっぱり、とらえどころがないよね。佐野史郎がなんだかアヤシイので、「実はコイツが宇宙人の手先だったとか?」というドンデン返しを期待したのは、これは私が悪かったけどね。あと、できたら、一応は先輩の意地として、アメリカ版ゴジラを「髣髴とさせる」ようなシーンは入れないで欲しかったね。そういやあのナゾのUFO、『インデペンデンス・デイ』を意識したのかもしれないけど、少々強引な特撮、正直『ナビゲイター』を思い出しちゃった。でもタコ入道は良かったよ、昭和ガメラのバイラス星人を意識したんだね(笑)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-23 18:01:57) |
24.UFO違和感ありすぎ!!背景と全然あってないもん。敵もゴジラと対戦した怪獣の中で最低ランクですね・・・。あと、申し訳ないんですが、村田さん主人公に向いていないと思います。演技力もないし。ゴジラ対モスラの頃から思っていました。ミサイル攻撃の所が結構迫力あったのが少し救いですね。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-17 23:26:20) |
23.ハリウッドに対抗するために、よく考えずに大慌てで作ってしまった第23作。コピーにあった新世紀を感じさせてくれたのはせいぜい根室襲撃までで(根室市街が一斉に停電するシーンはミレニアムシリーズ最高のカットだったと思う)、あとはいつものグズグズな展開。ミレニアンが登場したとき、一瞬劇場の空気が凍りついたのを今もよく覚えている。ちなみにこの作品には小説版が存在しますが、ハッキリ言って映画より何十倍もいいです。ゴジラ作品としてみたら映画版第1作に次ぐ傑作と言ってもいいぐらい。たとえ特撮が少なかろうが、この小説版を忠実に映画化してほしかった。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-11-04 22:22:45) |
【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-06 16:22:11) |
21.ん~ゴジラを取り巻く世界観が、現実社会と半歩ズレてるのが気に食わん。というか、気味悪い。大きくズレて引き込ませるか、キチンと足並み揃えて度肝抜くかの、どっちかにしてほしい。妙にシリアスと妙なほのぼのが邪魔。ま、こういうの「ミレニアム特需」っていうのかな。子供騙しの怪獣映画だって、切り捨てちゃうのは大人気無いのかな。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-18 14:09:25) |
20.いつからゴジラ映画はこんなに退屈になったのか。藤子F不二夫死後のドラえもんにも言えるが何の毒にもならない幼稚な思想の押し付けみたいな脚本はもう沢山である。これなら単なるSFやファンタジーで良い 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 4点(2005-08-01 11:30:05) |