70.《ネタバレ》 まずは自分の立場を明確にしてからレビューへ。『IWGP』が気に入り、TVドラマ『木更津~』も観たが、あまりのテンポの悪さ(画面展開が早い=テンポがいい、ではない)に辟易。その後、時々観ていたが、「余命半年の青年の青春を明るく描く」というコンセプトのよさは認めるものの心情を描けぬ脚本に飽き飽き。その後、クドカン作品は初回だけは観るがやはり辟易し、リタイアという経歴を持つ。そんな俺だからだろうが、この映画にはやはりノレず。そもそもクドカンはコメディとコントを勘違いしていないか? 岩松了・船越栄一郎らの出オチや、何度も蘇生する主人公。これじゃ、死と向き合う青年とその親友達の心情なんか描けるわけがない。だから、島で親友達が深刻な顔で主人公の死体を見つめても滑稽なだけで、どんどん不愉快になってくる。そして、ドラマの縛りゆえ表裏構成を踏襲していたがこじつけばかりで、ちょっと話が進む度に後戻りし眠気を誘う。わざわざ見せなくても観客はバカじゃないから、裏で見せてることはほとんどわかってるって!(ゴミンゴは別だが)極めつけはユンソナとの恋。余命半年の男が結婚?!そんなふざけた話があるか?ユンソナからもちかけられて苦悩するならわかる。また、組長から偽装結婚を持ちかけられてという『ラブレター』『グリーンカード』的な設定ならわかる。しかし、真実も打ち明けられず、ただ結婚話だけを進めていく青年は、好感どころかエゴ丸出しのしょうもない男としか受け止められない。俺は荒唐無稽な設定がダメと言っているのではない。アメリカのくだらぬおばかコメディにも主人公の心理劇としての側面があるんだ。だからギャグが活きてくる。クドカンよ、『ゼブラーマン』もそうだったが、そろそろ「ドラマ」とは何か真剣に考えてみてくれ。せっかくのセリフのセンスもこのままでは、『IWGP』のような骨格がある原作ものでしか活かせないぞ。0点と言いたいとこだが、役者陣の元気の良さに免じて甘めに2点献上。 【恭人】さん 2点(2004-05-09 18:35:08) (良:2票) |
【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-01-09 20:35:17) |
68.《ネタバレ》 クドカン脚本の大河ドラマ「いだてん」に合わせるようにしてこの連ドラシリーズを初めて見たのだが、最終回まで見終わった流れで劇場版である本作を鑑賞。連ドラシリーズは最初はちょっとどうなんと思っていたが、慣れるとハマるまではいかないものの、登場人物たちに愛着がわいてきてそこからは楽しく見た。(クドカン脚本の連ドラ、ほかには「あまちゃん」しか見てないけど、ひょっとしていつも最初のほうはこんな感じなのかな?)この劇場版もドラマとまったく同じノリで映画的な何かがあるわけではないが、連ドラを見慣れていると安心して見ていられる。でも、仕方がないとはいえ、一見さんお断りな感じはあって、完全にファンムービーの域を出ていないのは少々気にならないでもないし、連ドラでやっていた全体を野球の試合になぞらえ、全9話分を表と裏に分けるというのは連ドラだからこそなしえることで、それを本作でもやっているのは単発の映画作品では苦しい気がする。ぐっさん演じる山口先輩が韓国パブの経営を始めるというのは15年以上経った今見ると少し時代を感じてしまうものの、ぶっさん(岡田准一)がその韓国パブの従業員であるユッケ(ユン・ソナ)と恋に落ちるという展開は良かった。今回のゲストであるジョージ役の内村もはまり役。彼が整形しているという設定でオジー(古田新太)が再登場するのは多少の無理やり感もあるものの、このシリーズならまあいいかと思えてしまう。(自分がオジーけっこう好きというのもあるが。)しかし、やはりストーリー的には中盤あたりでクライマックスを迎えてしまったように感じてしまい、その後の「キャスト・アウェイ」を意識したような5人の漂着した島での生活シーンはやや間延びしているように感じるし、冒頭からうっちーの父(渡辺いっけい)が語っていた怪獣の登場するクライマックスもなにか浮いてしまっているように感じたのはちょっと残念だった。本作のラストシーンはドラマで描かれなかったぶっさんの死ではなく、ぶっさんとユッケの結婚写真撮影というのが微笑ましい。それに、なんだかんだ言ってこのシリーズのノリとバカさは嫌いにはなれない。次回の劇場版で最後らしいのだが、最後まできちんと見届けたいと思う。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-02-21 01:25:49) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 ドラマは結構好きだったが、これはそれほど…。 手数の多い小ネタやギャグはクドカンらしくてくすぐられるが、それを2時間の映画にする必要は感じなかった。 キャラは相変わらず面白いが、ドラマを見ていないとピンと来ないだろう。 ウッチャンが微笑みのジョージというのはピッタリで、オジーに変身したのはおもしろかった。 パロディも満載で、元ネタや役者のキャラがわかっていればハマるだろう。 ただ、わけのわからない怪獣まで出てくるようなハチャメチャコメディに、余命半年の主人公という設定が効果的とは思えない。 終盤、主人公が死亡したかと思わせるシーンもあったが、ミスリードされないので無駄になる。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 4点(2013-06-05 01:37:22) |
《改行表示》66.ワールドシリーズが作られた今となっては、日本シリーズ要るの?って話になりそうですが、これはこれでお祭りです。 小ネタのテンションの高さと馬鹿馬鹿しさは相変わらず。 ユンソナも普段はムカつくけど、この映画に限っては良かったなー。 韓国人だから当たり前とはいえ嵌りまくってた。 【バニーボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-28 11:05:00) |
65.《ネタバレ》 ドラマシリーズそのままのノリでストーリーは破綻しまくりですが終始楽しく鑑賞できました。しかしながら、ドラマシリーズを知らない人にはワルノリが過ぎてイラっとするかもしれません。ドラマファンの期待を裏切るような作りにはなっていないと思います。ワールドシリーズはまだ観てないですがこのままのノリで行ってもらえると期待が持てそうです。 【いっちぃ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-08-31 04:01:12) |
64.「ダウンタウンヒーローズ」の時点で既に無理があった、美礼先生=薬師丸ひろ子のセーラー服姿を画面に出してしまった暴挙だけで5点マイナスです。まったくもって可笑しくも楽しくもなく、逆に背筋が若干寒くなるパロディ(のつもり?)とはこの事。作ってる人も出演者も、み~んな楽しそうにお仕事してんなあって思われるのは微笑ましいけど、それを観客が楽しめるかどうかはまた別。題材そのものが金曜夜10時の連続ドラマ向けとしか思えないんだけどなあ・・・。木更津も今はブームも去って、また元の静かな町に戻ってるんでしょうねえ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-11-19 12:37:13) |
《改行表示》63.すっかり茶番に成り下がってしまった駄作。 宮藤官九郎はわかってんだか、わかってないんだが一向に掴めない人だ。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 0点(2007-11-19 07:04:15) |
《改行表示》62.クドカン=楽しくない っていうイメージがちょっと変わった作品でした。 ドラマを観ていた頃はまだ中学1年生位だったので内容が全然理解できなくて、ただめちゃくちゃな話だなぁ~って思っていた頃から約四年・・・ 木更津キャッツアイの内容が分かっただけで感動しちゃって、この映画が良い作品なのかそんなの関係無しにやっと木更津キャッツアイが楽しめたっていうだけなんですけどね・・・。 【愛しのエリザ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-15 19:01:35) |
61.《ネタバレ》 クドカンは好きですが、この映画、後半がダメすぎ。アマゾネスや怪獣は不要でした。ノリは大好きなんですけれどね。 【flyhigh】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-09-10 23:54:02) |
|
60.《ネタバレ》 アマゾネス強襲や気志團ライブ、なおかつ怪獣出現!という唐突さに無理矢理感と強引さを感じさせた割には、作品自体のテンポの良さも手伝ってかグダグダ感はユルめだったなぁ。意外と懐が広いと言うか。しかし「TVシリーズ観てないとダメ系の作品」の域を脱しきれてない気も。まぁ木更津観光には一役買ってるんでしょうけどね。木更津、スタバは出来たのかなぁ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-30 23:43:09) |
【k】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-28 18:02:36) |
58.これはもうファンのために作られたのでしょう。映画としての出来は非常に悪いです。もうストーリーもくそも無くて登場人物が暴れまくる映画。何なんだよこの映画は・・・・と思うけどやっぱり好き。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-29 22:53:05) |
57.TVそのまんまで映画的なグレードアップ感はあまり感じられず。TV版が好きだったら楽しめるだろうけど、そうでもないなら退屈だろう。ストーリーはかなりいい加減で特に後半はグダグダの嵐。これは厳しい。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-17 21:29:39) |
56.TVドラマは全く見てませんが、とても面白かった。バカ具合がとてもいい。ストーリーはあんまりだけど、ドタバダ、バカ映画ぶりで霞む。まあ終盤の重い雰囲気は日本映画、ドラマらしいですね。そこはダメだと思った 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-04 23:49:15) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 面白くないこともないですが、島以降とバンドのくだりは必要なかったと思います。個別のシーンはいづれも面白いですが、1本の作品としてみると普通の作品。 ただ、ドラマ本編が面白いだろうなーという空気が、作品からヒシヒシと伝わってくるので、いつか本編をDVDで見ようかという気にはさせてくれます。 【ジョージ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-10-31 18:24:52) |
54.ドラマが面白かったし、ノリが好きだったので、この映画もそこそこ面白かったし、悪くはないと思った。前半はテンポが良かったけど、後半しんみりした部分があったり南の島にいったりして逆になんとなく盛り下がってしまった感じがした。でも、ゴミンゴは出てきてOKだと思った。まあーこのシリーズはいろんな人が出てて魅力的で面白くて良いと思う。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-31 17:50:04) |
《改行表示》53.ドラマは断片的にしか観ていませんが、ドラマより数段劣ると思います。制服を着たヘンなバンドと、ヘンな南の島と、ヘンな怪獣が無惨でした。クドカンはけっこう好きなんですが…。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 1点(2006-10-20 11:55:27) |
52.☆木ぃ更ぁ津っ!(にゃーにゃーにゃにゃ…♪)もうサイっコーーーです!ドラマファンとしてはこんなに嬉しいことはないです!ぶっさん生き返りすぎっ。本当に癌かよ…。でもそこはクドカンワールド!あたしは特にバンビとモー子の掛け合いが好きなので…。モー子可愛すぎ。もう見終わった瞬間(いや、見ている途中から)これは満点だなと確信。確かに2時間は長く。延長十回戦までいっちゃうし、無人島がでてきた辺りからダラけた感はあるけれど、それでもやっぱキャッツ最高です。クドカン作品ってハマるとやばい。まるで一種の病気のように、熱してしまう。私の場合、そんな期間に今作品を見てしまったので余計に熱はひーとあっぷ↑です。ドラマ版を食いあさるように見て、速っ攻、映画版のDVD借りました(さすがに購入はしなかった…)数年遅れてやってきたキャッツブーム…今秋のワールドシリーズもめっちゃ楽しみ!! 【西川家】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-06-25 12:29:03) |
51.ちょっと長くて途中眠くなったです。ドラマのように45分×2話くらいがいいかも♪あいかわらずキャラは無敵にいいですね♪♪ 【こゆ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-06-21 23:24:15) |