45.物語の持つテーマだけではなく何から何まで作り物っぽさが漂うヴァーチャルな世界描写、現実味の無さが何とも楽しいです。要は〝現実的には見えない〟ところが面白い。天真爛漫そうな上戸彩ちゃんはとても不登校には見えない。彼女が涎もんのエロい発言をしても卑猥には見えない。純粋真面目そうな神木君はエロチャットをするようには見えない。彼の飼育する微生物は肉眼では見えない。押入れで女子高生と小学生が…という扇情的なシチュエーションがまるでイヤらしく見えない。缶ジュースがずらりと整列したコンビニのような冷蔵庫は日常生活が見えない。整い過ぎているマンションや同色の屋根の街並み、ゴミ捨て場はキレイ過ぎて現実世界には見えない。ポップに仕立て上げられた本作は陰湿でエロチックな世界に足を踏み入れているようには見えない。さらに上戸彩ちゃんのパンツも見えそうで見えない見えない見えない…。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-08 18:12:54) (良:2票) |
44.上戸彩はアイドルだ。それは、どうやっても解き放たれない彼女の宿命でありスタイルだと思う。多くのアイドルたちは、その肩書きに束縛され、しばしばそこからの脱却に失敗する。しかし上戸彩は違う。彼女はこの映画でそのスタイルを“崩さず”可能性を最大限に“広げて”みせた。それは勇気と力量を要するあまりに魅力的な試みだ。そこに、神木隆之介というこれまた常識を覆す子役とのコラボレーションが加わり、暗く狭い押入れの空間が(エロの世界!)が無限に広がっていく。いろんな意味でヘンな映画だけれど、同時にその“類まれな”映画世界に感動を覚えた。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-12-31 13:18:42) (良:2票) |
43.《ネタバレ》 もっと冷めた雰囲気の、シニカルな味わいの作品を想像していましたが、予想以上にポップなコメディでした。テーマはいたってオーソドックスで、誰もが通る成長過程の悩みについて。上戸彩が今どきの女子高生を等身大で表現していました。本作の主人公に上戸はカワイ過ぎると思います。普遍的なテーマを描くなら、ルックスも普通なほうがいいかなと思いました。…と真面目に書こうと思いましたが、もう限界です。本作の見所は何と言ってもS級アイドルのエロ!もうこれに尽きます。全編にわたって夏服の制服。序盤からパンチラ。押入れの秘め事というシチュエーション。上戸にあんな卑猥な言葉を喋らせたり、あんなヌルっとしたものを食べさせたり。極め付きは、神木くんとのB!何?AVですか?!…失礼しました。ちょっと取り乱しました。なお、これはあくまで私的な感覚のお話。良識ある大人の皆様が本作をご覧になられる場合、実際のエロさは「ドラえもんのしずかちゃんのバスタイム」程度とお考えください。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-07 18:19:48) (笑:1票) |
《改行表示》42.<原作未読・映画版のみの評価> やはり女子高生という主人公である分、「あずみ」などより、上戸彩の等身大の魅力が出ている。そういう意味では正しい人選だが、それ以上に上戸彩のプロモーションビデオ的な意味合いの方が強いw。 物語のテーマ自体は、思春期に限らず、普遍的な「個」の揺らぎと不安から逃げ出した非日常の中で、現実を生きる意味を見出したり、自己の内面に向き合うと言う、よくあるもの。またその非日常の象徴として「ネット社会」を引き合いに出すという発想が、原作が書かれた時期を考慮してもすでに時代遅れ。 はっきり言って、この手の「自分探し」的なテーマは、もうこんな文学を気取った作品などより、既に日本の漫画やアニメの方が色々なアプローチで散々やり尽くしていて、今や作中で扱うごく基本的なテーマのひとつに過ぎなくなっている。 途中経過にもコレといった展開は無く、終始淡々としていて、内容らしい内容が無い。上戸彩ファンに媚びたような中途半端なエロティシズムなどウザったいだけ。ラスト付近の友人の自殺もそれまでのストーリーと何ら関わりが無く、取って付けたような印象は拭えない。唐突に重苦しいイベントを差し挟む事で、物語全体を締めようという計算が見える。 主人公と同じ悩みを持った思春期世代の中高生が見れば共感しやすい作品ではあるが、結果的に取り立てて結論らしい答えを出す事も無く、「見ているものが答えを出しなさい」という落とし方は手抜き一歩手前であり、それでいて中途半端な大人視点の説教臭さがつきまとう。 そこまでは多少ものを考えている人間なら、老若男女、誰でも辿り着く結論であり、問題はその「平凡である事の先」に、「生きていく上での活力」として、どういう哲学を導き出すのかが重要。それこそが作品の意義であり、主張すべき主体というもの。そこに言及しなければ、こんな作品をいくら作っても何も言っていないのと同じこと。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-01-13 19:17:44) (良:1票) |
41.10歳の子供と一緒に観ました。だって小学生と高校生の友情を描いたコメディだと思ったんだもん。洗濯しながら横目で見ていた奥さんに、「悪の道に誘うのはやめて」と真顔で怒られた。いやいや、ちゃんとまじめに観れば、悪の道ではないということを言っているわけであって・・と抗辯するのもむなしい。「クリトリスって何?」と小学校の子供に聞かれる恐怖を味わいました。 【正義と微笑】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-02 12:52:46) (笑:1票) |
40.エロの話を大人の男女がすると、それはもうエロというより性行為に近い気がする。リアルでドロドロしていて、一度その世界に入ってしまうと、もう二度とそこから抜け出せなくなるような雰囲気もある。しかし子供がエロの話をすると、危なっかしさがあるけれど、現実的な危険性は感じられない。純粋な好奇心は誰にでもあり、エロの話は誰だってするし、誰だって興味を持つ。それがたまたまネット上でのエロトークなだけであって、決して実際に身体を売るわけでもなく、危険な道に進んで行こうとしているわけでもない。ただほんの一時の遊び心と興味が彼女と彼をネットの世界へ誘った。そこで得た物は、大人のドロドロとした現実世界の知識と自分は生きているんだという確信に似た喜びだった。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-01 22:38:42) (良:1票) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 内容は薄っぺらいけど、上戸彩ちゃんが可愛いから許せちゃう・・・ 私は、変な奴と思われようが何だろうが、上戸彩ちゃんがペロッとなめこを食べた一瞬のシーンが好きなんです、いいんです・・・以上。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-05-04 14:34:05) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 神木くんの部屋に飾られていたポスターが僕の部屋にもありました。 それが、一番の驚きでした。 混沌とした音楽が、途中からですが、マッチしてるなと思いました。 【がらんどう】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-07 16:07:22) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 最大の見せ場シーンは上戸彩への胸タッチ。 これを経験できた神木隆之介は果報者だ。 大人になってからも、絶対この時の手の感触は忘れないはず! いやぁ、羨ましいのなんの。 上戸彩はこの頃からかわいかったけど、制服は似合っていなかった。 ラストシーンの、グリーンの私服にサンダル姿の方が色気があった。 内容は大したことはないが、上戸彩をかわいいと感じることができるならば、それなりに楽しめてしまう作品だろう。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-02 00:36:54) |
36.若年者と性、という貞操観念に近いテーマも扱ってるので価値観の対立が生まれる作品。貞操観念が強い人間は貞操観念の希薄な意見に対して不満を感じるし、貞操観念の希薄な人間は貞操観念が強い意見に対して不満を感じる。そういうことで、この作品は作品のクオリティとは別に「好感度」という点で評価が割れるだろうなぁと思った。予想通りにここの評価を見ると、やはり評価が割れていた。好感度とは関係なく、作品のクオリティに注目して評価すると、個人的にはそれほどクオリティは低いと思わなかったので6点。 |
|
35.にちじょうちゃめしごと、だったっけ? かわいらしい映画でしたね。原作も読んでますが、イメージは近かったです。上戸彩は「あずみ」なんぞより、こっちの方が似合っていると思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-12-06 03:23:32) |
34.現代的なお洒落さと虚無感が同居したような世界観で繰り広げられるライトなコメディ。コメディであることで非現実感が倍増されていい感じ。ただ軽すぎないか?登場する人物たちは皆一様にそれぞれの事情を抱えているのだが、その事情は「語り」で語られるだけで人物には照射されていない。その深みの無い人物像がこの虚無感漂う非現実世界に合っているからいいと言えばいいのだが、どうにも映画とはあまり言いたくないこの作品の面白さはせっかく出来上がったいい感じの世界観には無く、はたまたストーリーにも無いようだ。けっきょく深みの無い人物像のおかげで主人公の女子高生になりきらない上戸彩が上戸彩のままにエロいことをやらされるという部分が一番のウリの作品。ませた小学生になりきれない神木隆之介が神木隆之介のままに上戸彩の胸を触る図というのはある意味衝撃的である。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-11-20 13:46:59) |
33.こんな明るくコメディータッチにされると・・・原作読んでかなり自分の中で出来上がってたのでなんかガッカリでした。上戸彩の演技に不満はないが、可愛いすぎるし爽やかすぎる。もっとこう水みたいな人をイメージしてたから上戸彩では明るすぎた。綿矢りさ本人が演じたほうが合うような気がする。(演技は別として・・・) 【にう】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-10-17 20:02:13) |
《改行表示》32.神木くんも上戸さんも可愛すぎた! 独特の雰囲気だけど嫌いじゃないなあ、むしろ結構好き!でも劇場で見るほどでもないですね。下ネタ満載なのにこの二人の掛け合いだとちっともいやらしく響かないのがすごい。本読みたくなりました。 【のえるあい】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-15 19:54:15) |
【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 1点(2008-01-06 16:55:11) |
《改行表示》30.まずこの演出がまずい。 内容へ意識を向けさせないような軽さと粗さ。 確か原作では良質な少女漫画ぐらいの印象を受けたと思うのですが・・・(それ自体も随分前なので定かではありませんが)。 やはり、リアルな女子高生の描写があってこそ成立する内容なのでは? 【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 1点(2007-11-05 05:22:32) |
|
28.原作未読。観る前の予想と異なり、意外と面白く鑑賞できた。上戸彩も神木くんも物凄く可愛く映っています。でも良くも悪くも“狭く浅い”映画ですな。ちょっと惜しいような気がする。 【いわぞー】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-02 00:44:09) |
27.友達の上戸彩ファンがゴリ押ししてくるので、嫌々見てみたら…コイツは酷い。「あずみ」もそうだったが、上戸彩はまだまだ女優としては発展途上に感じた。神木くんの方がよっぽどイイ芝居をしてる。ストーリー的にもよくわからんし、結局何を主張したかったのかわからん。アイドル映画といえばそれまでだが、恐らく後世まで残ることなんか絶対無いだろう。多分、残そうとなんかしてないと思うけど。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 0点(2007-01-29 01:41:54) |
26.TVをつけたらやってたので何となく見てしまったアイドル映画。上戸彩がチャットレディにはまる女子高生を演じている。シナリオ作家新人賞のドラマを見たような感覚は拭えないが、案外深いエロ+なんとなく見たわりには最後まで見てしまったって意味で5点。 【Andrej】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-23 14:47:46) |