【TERU】さん [地上波(邦画)] 9点(2024-09-09 20:07:04) |
《改行表示》510.久しぶりに観たくなる あったかくて懐かしくて心が洗われるような映画 宮崎駿の映画はトトロの様に誰でも伝わりやすいタイプとメッセージ性の強いタイプに分かれるが、気楽に何回も観れるのは前者になる。 水彩画の様な美しい作画、魅力的なキャラクター、久石譲の素敵な音楽・・・これぞジブリの真骨頂。 【とれびやん】さん [地上波(邦画)] 8点(2022-08-20 01:49:51) |
《改行表示》509.なんか登場人物が不自然でついていけなかった。子供ってあんなんじゃないだろ?父親も何か変。生命力を感じない。 <追記>14年ぶりに再見(というか見た記憶がなかった)。母が不在とはいえ、物分りのいい父親と仲良くやってる明るく元気な子供たち。苦悩や葛藤や寂しさのようなものがあまり感じられず、妖精だかお化けだかわからないのだが、父親代わりのようなものが登場する事に違和感。どうせなら、父親不在で母娘で苦労する虐げられた不幸な姉妹を妖精だかお化けだかが助けるという設定の方がまだ共感できるように思えるのだが、こういう元気いっぱいな少女というのがお約束の定番なので仕方ないのか。 |
《改行表示》508.《ネタバレ》 「子供の頃はそれなりに面白かったが、今見るとやっぱり子供向けとしか思えない。一緒に見ていた人が「いまどくあんな物分りの良い子供なんていねえ」と言っていたが、その通り。今や失われてしまって見る面影も無い東京の風景、子供達」と思っていたのだけど、あらためて見てまた見直した。 都市開発が進み、地域のコミュニティが解体してしまった現代だからこそ見るべき映画。優れた風刺になっていると感じる。 後半シリアスになっていく展開は昔はあまり好きではなかった。今はそれも受け入れられる。 この映画では猫バスの躍動感が際立っている。トトロとバスを待つ静かなシーンが、ほとんど台詞がないのだけれど素晴らしい。 【2020.8再見】 8点→7点へ下点。やはり後半に違和感。 困ったら誰かが助けてくれるご都合主義が目についた。メイのわがままも目につく。 一目散に探してくれてた人のところへ行って謝るべき、などど説経したくなる。 ばあちゃんも必ずお母ちゃん帰ってくるなんて気休め言うなよ。 だんだん現代の感覚と合わなくなってきているのかもしれない。 人口が減ってるのに、こんな日本の原風景はどんどん減ってるじゃないか。 それでも夏に子供と見たい作品には違いない。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-08-15 07:15:58) |
507.メッセージ性はなく、大した事件が起きるわけでもない。懐かしの原風景と巨大生物との交流だけで、30年経っても色褪せない世界を創造したことに宮崎駿の凄さを再確認できる逸品。おとぎ話に振りすぎず、あるがままの自然を受け入れるようなバランス感覚が絶妙。 |
506.《ネタバレ》 この映画、もう何回も何十回も観てましたがレビューしてなかったようです。田舎の大きな木のある古家、めざしの入った弁当、薪で焚く風呂、田舎道などなど、物語そのものも好きですが、各シーンも印象的です、特に普段東京で暮らしているとなお一層です。観ている最中も、観た後もさすがジブリと思わせる映画、新作でまた観てみたいものです。 【珈琲時間】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-08-04 16:06:24) |
《改行表示》505.今更だけど投稿します。 所沢のゆるキャラ・トトロ。30年も経つのに色あせない音楽と田舎の情景と温かい家族とご近所さんたち。 短いアニメーションだけどぐっと詰まってます。アイデアが凄い。何をとっても申し分ないです。 |
《改行表示》504.《ネタバレ》 これも初放送時のを録画してなんどか見た。 ご多分に漏れず、これも前半は最高な映画。 田舎町(村)に引っ越してきた姉妹(の特に妹)が緑の中で遊んでるうちにトトロに会う。 この話のクライマックスは種を蒔いたらトトロたちがその前で踊りをやっている、というシーンだろう。 ああやってがんばって芽を出していく植物たち。 そこからは夢とも妄想ともつかない世界になだれ込んでいくが、 次の日「夢だけど、夢じゃない」、これがこの作品のピークです。 多分監督が作りたかったのはここまででしょう。 宮崎監督の作り方ってのは独特で、ラストまで話を作らない。 最初の1/3から半分くらいまで話を作って見切り発車しちゃう。 そのちょうどいいところが今回はこの芽が出るというシーンだったと思われる。 なのでその後のメイの失踪は、他のジブリ作品に比べればまあまあ整合性は取れてはいるけど やっぱり映画作品としては取ってつけた「終わらせるための装置」だよなぁと。 それでも全体は面白いから5歳くらいのお子さんがいる人はBD/DVD買っても見なさい。 ついでに火垂るの墓を買うのも情操教育にいいかもしれません。 【にんじん】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2019-06-02 05:03:38) |
《改行表示》503.どこかにあるはずなのに、どこにもなかった「原風景」を見事に現出させた。 となりのトトロの主人公は、トトロでも人物でもなく、世界である。 自然とは、人間に対置するものではなく、人間の心の中に宿っているものであるということが、この作品によってはっきりと伝わる。 この大きさに匹敵する芸術作品がどれだけあるだろう。ターナーの絵やブルックナーの音楽と並べても遜色のない作品だ。それらの作品はどれも、「絵画と鑑賞者」や「舞台と観客」を対置させない。確かに五感を通じて心のなかにそっと侵入してくる。まるで実家にあがりこむように、どかっと座り込んでくる。そうしてちょっとした思い出話をでも語り始める。 映画のストーリー自体はささやかな"おまけ"にすぎない。 【浅田荷葉】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-05-12 10:21:53) |
《改行表示》502.私が生まれた次の年(0歳の時)に公開された作品。ビデオで何度もみました。 30年立つのに、未だに現代の子供達、当時の子供達(もうおっさん、おばさん)に愛され、今尚テレビ放送も定期的にあるのは名作の証でしょう。 そうそう、先月に「ジブリの大博覧会」にいったのですが、ネコバスコーナーは子供達でいっぱいで、大盛況でした。ちょっと感動しました。 大人が入るのは野暮でしょってことで、ネコバスの身体だけ触って帰りました。座ってみたかったけど・・・ 音楽・キャラクター・物語 全部素敵です。 【へまち】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2018-10-26 01:24:06) |
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《改行表示》501.《ネタバレ》 好きな映画。 でも、昨夜のテレビ放送を観なかった。 今年はDVDで一度観て満足してるから。 主人公は幼い二人姉妹の姉・さつき。まだまだ小学生の女の子。田舎に引っ越してきたばかりだが、元気はつらつ、利発で、周りから愛されている。母親は療養所にいて、学者の父親、幼くワガママな妹と三人暮らし。そして彼女は映画後半、妹をさがして小さな冒険をする。 2014年現在、日本で携帯電話が普及して約15年。 この『トトロ』の時代設定はケータイどころか、各家庭に電話が普及していない世界。連絡をとるのに不便だが、不便だから多種多様なドラマが生まれていた時代。 この『トトロ』は1988年公開だから、もう26年も前。 ご家庭のビデオデッキで何度も観て、今は大人になった人が大勢いる。三世代で楽しんでいる家庭も多いからこの映画、日本人のアイデンティティの一つ。例えるなら日本の国民的映画。大人も楽しめる、やさしい空想世界。 さて、現実の暗部を考えてみたい。 『トトロ』のようなやさしい映画を好きな人が、他人に親切にする時もあれば、他者を馬鹿にして笑ったり利用したりする。「他者を騙して何が悪い」「私の勝手でしょ」。それで矛盾なく暮らす現実の人間たち。『トトロ』は日本の国民的なアニメ。海外にもファンは多い。 私は好きな映画だから、★10点差し上げる。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 10点(2018-07-28 21:16:09) |
500.《ネタバレ》 本作のイメージは「カレーライス」です。それも家で食べるごく普通のカレー。じゃがいもごろごろ、色は黄色の、あのカレーです。ときどき無性に食べたくなる味。理由は簡単です。それはお母さん(あるいはお父さん)が作ってくれたから。慣れ親しんだ、懐かしい味だからです。本作にも同じことが言えると思います。本作で描かれる田舎の生活は、まさしく子供の頃の記憶。おばあちゃんの家で過ごした、夏休みの記憶です。お母さんの入院にしても同じ。入院とまでいかなくても、親が風邪で寝込んだことはあると思います。そのときの切ない気持ち、不安な気持ちは忘れられません。迷子のエピソードにしてもそう。本作で描かれるのは、誰もが「こんなことあったな」「あったかも」と思うような出来事ばかり。そういう意味では極めて大人向き(少なくとも、さつきと同じ小学生以上向き)の作品といえます。それでいて、トトロの存在は幼い子供も惹きつけます。守備範囲が広いのです。物語はシンプルで楽しい気持ちになれるもの。だから何度も観たいと思えます。まさしく大人から子供まで人気の「カレーライス」。専門店のカレーは確かに美味いです。でも家のカレーの美味さは格別です。しかもトトロという魔法のスパイス入り。『となりのトトロ』はそういう作品と考えます。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 9点(2018-07-27 22:08:55) (良:1票) |
《改行表示》499.この映画を何回か見たような気がするが、たぶん全部途中で寝てしまったように思う。 じゃあなんで今回また見たかっていうと、「未来のミライ」を見て「4歳児が主人公」の他の物語も見てみたくなったから。 巨匠・宮崎駿監督作品だし(笑)。 で、見直した結果、やっぱり恐ろしく退屈だった。 だって男子の大好物「努力・友情・勝利」が一個もないんだもん。 困ると誰かが都合よく助けてくれるっていう、完全に女児向けのお話ですね。自分にはムリ。 じゃあなんで0点にしないかっていうと、サブキャラが多少楽しいのと、不快感のないお話だからっていうだけのこと。 1950年代らしき設定だけどスカートは異常に短いとか、工夫は感じられても、退屈なものは退屈。 【まかだ】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-07-26 23:19:28) |
498.どう考えたって名作。その理由は簡単だ。Q「トトロみたいな映画教えて」A「そんなものはない」。そういうことだ。それが唯一無二の世界だからこの映画は素晴らしい。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-02-01 17:25:12) |
《改行表示》497.子供の頃この作品を見てからキャラメルが好きになりました。 1日20分の四話構成になっているため、テンポよく見られます。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-20 16:58:24) |
496.独特なのに多くの人が共感できる世界観がいいですね。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2017-06-30 18:11:31) |
495.何度も観ているけど真剣に観たのは初めて。気楽に観る映画なのがよく分かった。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-11-10 21:03:26) |
《改行表示》494.優しい隣のお婆ちゃん、のんびりとした田舎の風景、少年期を思い起こさせる音楽。 これを見ると子供に戻りたくなります。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 9点(2016-11-08 23:27:17) |
493.《ネタバレ》 映像は現代の田舎の風景なので、いわゆるおとぎ話の森と違ってかえって怖かった。日が暮れていくあぜ道や黒ずんでく小山。そこを小学生の女の子が裸足で(なぜか下着をチラチラ見せながら)妹探しをする。途中で出会う大人たちはどこかのんびりしていて、妹を探す女の子の後ろ姿を見送る。「一人で森に入っちゃいけないよ」と声をかけて引き留めたい思いに駆られた。田んぼに浮かんでいた小さなサンダルがメイのものじゃないとわかっても胸がざわざわした。小さい頃から見てないのがどうもいけないらしい。 【LOIS】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-11-05 19:20:08) |
492.子供の頃に見て以来、テレビでやってて久々に見ました。日常のすぐ隣りに潜むフンタジーのまあ魅力的なこと。1シーン1シーンがとにかくきれい。自宅のデザイン、田舎の風景、お社とご神木、陰の濃い昼の夏、雨の降る暗い夜、メイを探す不安な夕暮れ。話らしい話はほとんど無いのにこの世界観にグイグイ引き込まれます。この映画がなぜか涙が出てしまうのは、おそらく音楽の使い方が抜群に上手いせいだと思います。感情が揺さぶられたところにドンピシャで効果的な音楽が入ります。冒険ファンタジーでヒットを飛ばしてきた監督にとって、この作品がウケるかどうかは多分博打だったんじゃないでしょうか。しかし結果的には大ヒットで、個人的には宮崎監督作品のNo.1だと思います。まさにコンセプトの勝利。奇跡の1本だと思います。 【54dayo】さん [地上波(邦画)] 9点(2016-11-04 23:29:22) |