《改行表示》68.橋口亮輔の自然な演技で撮る方針が良い。 キャストもベテラン揃いだし、安心して見てられた。 全体としてとてもよかったのだけど、家族関係のゴタゴタは筋が追いにくかった… 【よこやまゆうき】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-24 11:38:05) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 夫婦間で色々起こる衝突とかトラブルの描き方が絶妙。 特に奥さんがウツになった時の夫の励まし方、これ、とっても良かった。 法廷画家の内側も細かく描かれていて楽しい。 かたや倍賞美津子のクダリは不要かな。 途中、トンカツ屋で味噌汁にツバを入れ込むシーンが出てくるが、非常に不快。 あんなシーン要らんだろ。 不要とも思えるシーンがちょくちょく出てはくるが、全体的にみれば満足できる内容。 それにしても、法廷での被告人たちの言動はリアルそのもの! これだけでも楽しめる。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-12-20 20:41:02) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 しみる映画。静かなドラマの中で、法廷画家という要素で世相と時の流れを表現してるのがいいアクセントになっている。 リリー・フランキーが描いた娘の顔がエンディングで再び映し出されて泣けた。 【ブラック武藤】さん [インターネット(邦画)] 10点(2019-10-09 08:53:50) |
《改行表示》65.色々な形の生活の中で、世の中、動いているんですよ・・・・と言いたい映画なのですかね。 もう一つ、ピンときませんでした。 【cogito】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-06-24 18:44:04) |
64.《ネタバレ》 韓国映画『シークレット・サンシャイン』に匹敵する映画は現れないと思っていたが、すぐ目の前にあった。同じく喪失のテーマを扱いながらも、宗教を強調しないあたり見易い。監督の鬱病体験を元にしているだけあって、描かれている夫婦が身近に感じる。同時に周囲の他者に対する無知も無理解さも。法廷画家として携わる夫が見た重大事件の裁判の数々は、奪った者、奪われた者の負の感情が凝縮されている。全て人・人・人が生み出した側面に対して達観しているからこそ、長い時間をかけて妻を癒せたのかもしれない。物語は911直前で終わる。歴史も日常も先の見えない暗澹さはあれど、明けない夜はきっとない。そうやって世界はぐるりと廻っている。 |
《改行表示》63.面白いような、面白くないような。退屈なような、退屈でないような。 もう一度観たいとは思わないが、否定するものでもないし。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-02-24 20:01:59) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 ここの評価が高かったので見てみましたが作品との相性が非常に悪かったですね。 正直つまらない。何が面白いのか。最初の30分で見るのを辞めようかと思ったが ここまで評価が高いにはそれなりの理由があるかもしれないと最後まで見ましたが しんどかった。汚い食事演出も嫌悪感を感じずにはいられませんし いちいち下ネタを挟んで来るのも笑えません。無駄にシーンが長く苦痛の連続。 面白いとか良くないを超えて生理的に受け付けない映画でした。 メンタルに苦しむ妻ですが、木村多江さんの演技力によりよく表現できているとは思いますが、 1つ1つのシーンだけを切り取るとリアルでもトータルでみると現実感がありません。 主人公と妻の性格や立ち位置に異論はありませんが、 メンタルで苦しみそこから復帰してくる過程があまりにも都合良すぎな気がします。 あの主人だからこそ長年一緒に居られたと言うのであれば、 もう少しその部分を逃げずに表現したら良かったんじゃないかね。 一緒に居る事に深い理由など求めないと言うのも現実では有りだと思いますが それを映画で長時間見る物ではない。その辺も嫌悪感の理由です。 木村多江さんが妻役じゃなかったら0点ですね。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 1点(2017-01-05 22:40:23) |
61.《ネタバレ》 リリー・フランキー氏を、この主役に据えるという蛮勇。おみそれしました。ベストチョイスだったと思います。ものすごく普通なシーンひとつひとつが、瑞々しく見える名作。くたびれてる人、ぜひ見てください。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-13 00:21:38) |
《改行表示》60.こういう映画は好き。 最近良質な邦画が増えて気がする。 |
《改行表示》59.音楽の使い方が良いですね。使い始めから物語が展開し始めるので、「おっ、始まったな」と感じます。しかし、始まるまで長すぎ!そして終わるの早すぎ!どうでもいい話が長々と続いてようやくエンドロールかよ!興味が持続しないのが残念でした。 雰囲気はすごく好きなんですけどね、なんだかなぁ。音楽が流れている時間の前後10分だけ見ればいいんじゃないかな、なんて思ってしまいました。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-03-08 07:59:04) |
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58.《ネタバレ》 何でつまらないのかを考えると、肝心の年月の経過が字幕以外でほとんど表現されていないこと。全体で2年くらいの話ですと言われても通用してしまうのではないか。裁判のシーンが随所に出てくるのも、対象となる事件の選択が恣意的で安直だし(そういう事件もあったね、という中途半端なノスタルジー以外に効果がない)、そもそも法廷画家としての立ち位置や心境にどのような影響があってどう変化したかという点が捉えられていないので、意味がない。あ、妻の方は、導入部の時点でめんどくさいヒス妻にしか見えず、主人公とする意義が分かりませんでした。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-03-08 02:17:10) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 夫婦の形はいろいろあるだろうけど、この二人のように別に「手を握るぞ」といってそうすのではなく自然にそうできることの清らかさと、また苦労した時もじっと我慢してきたからこそその時間が訪れたということを、この映画は嫌みなく教えてくれます。 夫婦とは「寄り添うこと」なのでしょう、それは相手を好ましいと思うときだけではなく、この映画のように相手が病んだり苦境に立たされた時でもです。現実の世界では、相手が病んでしまった場合はこの映画のシーンのようなことが度々起こると思われ、その時は「もう勘弁してくれと」言葉や態度に出したりするはずです。でもそんな事があっても「逃げずに寄り添う」気持ちがあれば、やがては二人で穏やかな時が来るのではないかということを、リリーフランキーの演技が柔らかく伝えてくれました。 リリーフランキーは法廷画家を職業としているため、多くの裁判の場面が出てきます。その中でも被害者の家族・夫婦が出てくるのですが、被告人から心を傷つける言葉を浴びた妻を、ぐっと抱きしめる夫の姿からも、この映画のテーマを自分もじっと噛みしめました。 【たくみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-25 18:00:49) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 近所の噂話が面白かったり、ワイドショーとかそういうの好きな人なら面白いんでしょうか? 人の家のトラブル、ゴタゴタを観ても私は面白くないです。 どのシーンもたっぷりと「間」を持たせているので映画自体が非常に長い。 裁判のシーンがよくでてくるのだが必要なのか私にはわからなかった。 どんな事件の裁判で何回目の公判か、詳しく表示されるのだがそんなことに意味があるように思えず・・・。中には「これ要る?」と思える裁判のシーンもあって長さに拍車をかける。 演技が演技に見えないレベルで自然なのは役者さんてやっぱすごいな、と思わせてくれる。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-27 22:46:35) |
55.《ネタバレ》 ちょっと壊れちゃった夫婦の再生を描いた物語。いやぁいい映画を観たなぁって印象ですね。採りあげられるエピソードがいちいちシブイ!しかも撮りかたもウマイ!演技もウマイ!とくれば、ちょっと長めの作品で、わりと淡々とした内容ですが魅入っちゃいますよね。木村多江さんはいわずもがな倍賞美津子さん、柄本明さん、寺島進さん、みんないい!リリーさんはハマってましたね、この役。『見守りキャラときどきお下品』は彼の真骨頂と言えるでしょう。ただ、見守るモチベーションみたいなものが見えてくるともうちょっと良かったかな?あと法廷画家の設定がこの映画のテーマとどう沿うのかは正直見極められなかったのはわたしの理解力不足でしょう。。。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-03-13 17:54:57) |
54.個人的に私のぐるりに通じるものが有り、木村多江さん演じる翔子に感情移入してしまいました。そして父に逃げ(自殺)られたと感じ、残った家族との接点も拒絶してきた、一見いいかげんだけそ実は信念を持った死生観を持つキャラのカナオ。リリーさんにぴったりでとても好感のもてる役でした。そんな夫:カナオと鬱になり死に向き合う妻:翔子のぐるり(周りの人間)のお話。人はそれぞれ癖があり、いろんなバランスの元に生きてるね。やさぐれババア役の倍賞美津子さんもラスト良かったなぁ。個人的には翔子の兄嫁のキャラみたいな人は苦手です。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-07-16 18:55:42) |
《改行表示》53.《ネタバレ》 法廷画家で稼ぎは決してよくない夫と、 ソツのない雑誌編集者の妻。その夫婦の10年間を社会的にも衝撃を与えた事件と共に描いた物語。 そもそもが物事をキッチリ決めておかないと気が済まない性格の妻。 そういう人って実生活でも本当に鬱になりやすいのだそうです。 その妻は、子供を早くに亡くしてしまったり、勤めている編集者での人間関係とかで、 だんだん鬱のような状態に、なってしまっていくのですが、 夫は、その変化に薄々気付いていながらも、わりとほったらかし。 いよいよやばいぐらいの時にやっと、衝突してお互いの本音を言い合ったりします。 妻の精神状態を御飯の焚き具合で表現していたり、映画的に上手い演出もあるので、映画としては高い水準にあると思います。 何気に食事のシーンが多くて、「食事」というものが、「家族」そのものを映し出している手法もなかなかニクイ演出なんですよね。 けっこう兄夫婦とか、の人間関係の苦い感じがあって、 食事のシーンは、全体的に食欲が湧かない。 狙ってやってるにしろ、ちょっと悪趣味にも思えますがw 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-01-04 22:17:57) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 良かったです。 当たり前だけど、人それぞれ色んな事を背負って生きているんだなと、 いち夫婦と90年代の有名な事件の裁判を通して感じました。 長く淡々とした映画なのに、不思議と長く感じず引き込まれましたし、 リリー・フランキーさんの自然な演技が凄く良かったです。 紆余曲折な夫婦関係も、愛だの何だの言う前に、お互い寄り添える間柄ってのは幸せなんだなと思いました。 ラスト・・・ 街中を行き交う人の群れを見て、カナオが『ひと、ひと、ひと・・・』と呟くシーンに、何故かグッと来てしまいました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2011-09-11 16:00:32) |
51.法廷画家という主人公の職業を通して宮崎勤や宅間守、お受験殺人、オウム事件等の裁判を傍聴させるという描きかたが秀逸。同時に欝の妻と社会変動に振り回される妻の家族を描くことで、社会から逸脱し特異な犯罪を犯した犯人と、ごくありふれた日常の社会病理を平行して描き、いかに逸脱せずに生きられるか、現代社会の社会病理を鋭く突いた傑作の社会派作品となっている。特に裁判部分は有名事件の裁判の傍聴ものだけで一本作って欲しいほどの興味深さで、逸脱してしまった犯人の言動は時にコミカルですらある。それにしても木村多江、冒頭やたら明るい女性だったので木村多江が明るい役とか珍しいな!と思ったら案の定である。子供に戻ったかのように泣きじゃくる脅威の演技。ハリウッドにもあれほど汚い顔で綺麗な涙を流せる女優は居ないだろう。それにしても木村多江、化粧で整っているときより顔が崩れれば崩れるほど魅力が増していく謎な女だ 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-17 14:59:54) |
50.《ネタバレ》 この映画の登場人物の中には、あまり気持ちのいい人が存在しない。日常を切り取ったようなそれぞれのシーンがどうも自然を装いすぎて不自然で、違和感を感じた。木村多江が演じる女にイライラした。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-13 02:58:13) |
《改行表示》49.みてて胃が痛くなりました。監督の微熱と子の喪失は符号するのかと…。 ただ法廷画家という職業を描くという観点からは視るべきものがあり。 【かれく】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 12:17:09) |