《改行表示》51.《ネタバレ》 何の気なしに本サイトを見て(反省)強烈なネタバレ食らって(自己責任)からの鑑賞。 少女誘拐事件の真相に迫る探偵サンのお話。 皆が子供の為に良かれと思っての行動ですが、無理筋過ぎて白けます。 極め付けが探偵サンの正義感。怒りにかられて無抵抗者を後ろから撃ち殺しておいて一応悩むけど頬被りしたままブタ箱に入らない者が説く遵法精神に「どの口がそんなお説を垂れるのか!」 全編に亘って皆の「ご都合主義」にまみれた正義ヅラに監督のドヤ顔が重なる不快な作品でした。 諸悪の根源ヘリーン演じたエイミー・ライアンのリアル屑っぷりに喝采 +3点 |
50.全体的にトーンが暗く、笑顔のシーンは一箇所もありません。モーガン・フリーマンとエド・ハリスが出演していることじたい、彼らがただの警官の役で終わるはずがないと思っていましたが、やはり彼らが真犯人でした。。。最後のシーンですが、パトリックの正義感は分かりますが、その結果恋人を失い、あんないいかげんな母親に育てられるアマンダも苦労することでしょう。こういう正義感の塊みたいな人は、自分の正義感に酔いしれるばかりで、その正義感が誰かを傷つけているということさえ気づかないのでしょうね。ベン・アフレックの映画監督としての手腕の良さは光っていました。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2022-11-11 02:01:10) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 賛否両論を呼ぶような終わり方はけっこう好きです。ザ・正義が勝ってめでたしめでたしばかりでは、あっという間に飽きるので。 しかしこれ、モーガン・フリーマンとかエド・ハリスとかは、主人公の前でずっと小芝居を打ってたってこと? 1人の少女を救うために自分のキャリアまで投げ出して? そう考えるとものすごく不自然。他にやりようがあったんじゃないかと。久しぶりに山田奈緒子の「どこまでも手間のかかることを」という名セリフを思い出しました。 それと、やっぱり銃社会は怖いね。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-06-05 23:40:01) |
48.パトリックよ、あなたは勇敢で正義感が強くて、本当に立派だ。頭も切れる。ケンカも強い。大したもんだよ。 でも道徳は小学校一年生からもう一度お勉強した方がいいね。 【タケノコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-02-02 15:44:03) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 よくある幼児誘拐。ミステリーサスペンス。と思いきや、実は善悪の判断基準を問うドラマ性の強い作品。法律に照らし合わせればドイル警部達は加害者で母親は被害者。しかし法律という枠組みを取り、倫理やモラルといった人間的視点で考えてみると、確かにドイル警部たちはアマンダの救世主なのかもしれない。 職業柄、そしてその経験上、レミー、ドイル、ライオネルはネグレクトな母親の元にいるアマンダの末路が見えていたのでしょう。そして法の壁の前では救えないことも。ヘンリーの逃亡計画を知ったライオネル達が強行手段に出たのは仕方ないのかもしれません。 パトリックの活躍により事件は明るみに出てしまいます。アマンダのことを一番に考え心配していた人たちは、一人残らず不幸な結果となります。叔母のビーは追い出され、レミーは死に、ドイルとライオネルは逮捕されます。事件を解決したパトリックは探偵料をもらえないどころか、最愛の人を失ってしまいます。麻薬におぼれ、娘への愛情が一番薄い母親だけが幸せな結末を迎えるという皮肉。 こーゆー映画ならではの、すべての謎が明らかになったときのカタルシスは微塵も感じられません。 見ている間は引き込まれますが、見終わったあとには充足感より虚無感が圧倒的に勝ります。 映画としての完成度は高くとも、好きか嫌いかで問われれば間違いなく好きではない作品です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-29 03:32:52) |
《改行表示》46.正義の有処は何か。テーマはおもしろいんだけど、最後はやっぱり腑に落ちない。 ここまで強引なオチはノンフィクションだから成せるのだろう。誰が納得する? シリアスに淡々と進む人間ドラマを描いたベンアフレックの監督センスはgoodです。 |
45.《ネタバレ》 いろいろ考えさせられる作品ではあるものの、真相が判り始めるとちょっと腑に落ちない点が目立ち始めますね。元々正義のためなら証拠捏造など平気でやる刑事ならば、誘拐などまどろっこしいマネをせずに母親も同じように捏造で逮捕してしまえば、叔父が親権を取ってそれで手っ取り早く丸く収まったと思うんですけど・・・、極端な話チーズを使って始末させる方法だってありますし。後から養子に迎えるという方法もあったのでは?などいろいろ思い浮かびますね。主人公が娘を母親の元に返すという最後の選択肢もおかしいですね。この町に住んで探偵をし、こういう家庭で育つということかどういうことか誰よりも判ってるハズなのに、しかも殺された男の子のために犯人を撃ち殺すほどの法を超えた正義感を持ってるハズの人間が、母親の元に返すという選択肢をとるとは思えないので違和感しかないですね。見応えはあるもののご都合主義的な展開が気になりました。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 18:18:50) |
44.《ネタバレ》 子供1人のために警官がここまでやるか?とも思いましたが、警部が自分の娘を以前亡くしているという伏線があったので一応OK。最後、警部がアマンダを可愛がっていた一方で実の母親が心を入れ替えず娘に無関心という結末を迎えるところ、また、主人公と彼女もこの件が原因でケンカ別れしてしまうところについて、果たしてどちらの選択が正義だったのか考えさせられました(私だったら主人公と同じ選択をするかな)。キャストはバッチリ。警官役の脇役2人、モーガンフリーマンとエドハリスがどちらもいい味を出していましたし、主人公役もうまく雰囲気が出ていて良かったと思います。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-08 23:08:35) |
43.《ネタバレ》 うまく練られた物語だと思いました。最後に子供を実親に返すか返さないか、自分だったらどうするかなって思いました。実の母親次第でしょうけれども、あんな母親であればモーガンフリーマンに育ててもらった方がよかったかもしれません。ストーリーからは全然離れますが、映画の中で何回か主人公が銃を突きつけられるシーンがあります。一歩間違えればその時点で自分の人生ゲームオーバーになってしまうなんて考えただけでゾッとします。アメリカの州によっては許可が下りればスーパーや居酒屋でも銃の携帯が認められると聞きましたがバーなどで酔っぱらってケンカして撃たれるとかあるんじゃないかと思うと日本とのギャップで信じられません。。だいぶ本題から逸れました。 【珈琲時間】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-02-21 08:33:35) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 珍しくマジで腹が立った映画。 作品ではなく主人公に対してだ。 犯罪者に組するような人権弁護士が大嫌いなのだが、それに匹敵する嫌悪感。 あの少女が老人の愛情の元で育てられるのがいいか、養育能力のないジャンキー母の元で育てられるのがいいか。 間違いなく少女にとっては不幸な選択だったと確信するが、主人公はどんな責任も取れるわけがない。 中途半端な遵法精神と正義感を振りかざした頭の堅さで、何人もの人間を不幸にした。 それで正しいことをしていると信念を持っているところが、悪人よりも始末が悪い。 別れていった彼女に共感する。 モーガン・フリーマンが早々に引退して姿を消したので変だなと思い、事件の隠れキーマンだと気づいてしまう。 サスペンスでは特にネタバレを警戒して事前情報はできるだけ入れないようにはしているが、こればっかりは仕方ない。 このキャスティングがネタバレのマイナスに。 ただ、その存在感はやっぱり光っており、痛し痒しといったところか。 見終わって後味がよくないし好きにはなれないが、感情が揺さぶられたのは確か。 どんな監督かと興味を持ったら、主演ケイシー&監督ベンのアフレック兄弟の作品だったのか。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-01-31 23:57:39) |
|
41.《ネタバレ》 ベン・アフレック初監督作、で弟のケイシーが主演という兄弟作。手堅い構成とキャスティングはベテラン監督の雰囲気すら漂う意欲作ですね、これが日本劇場未公開というのはもったいないなぁ~。まぁ静かな展開だしあまりベンは日本で有名じゃないしで敬遠されちゃったのカナ?。さて内容はとても考えさせられる深く難しいもので決して後味のいいもんじゃないね、、、。どちらが正しいのか、ん~難しいところだなこれは。ラストの展開も結構そうきたか的、というかエド・ハリスが出てる時点でこのまま終わるわけないよな~って思っちゃうよ(そうじゃない?w) 若干狙い過ぎかなーとは感じながらも見応え十分でしたね。ベン・アフレックの今後が楽しみでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-01 21:21:05) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 アルゴ未見、アルゴもこんな感じなのかなぁ。 サスペンスから汚職モノになり気付けば人間ドラマ…。良くも悪くも、色々とごちゃまぜ。 自己満足で少女を救った警部と、自己満足で少女を元の環境に戻した主人公… かならずしも法を守ることが正しいと言えないというか、法では救えない人もいるというか、そういうことを訴えたかったのかな。 |
39.静謐さに満ちた空気と、一つ一つのシーンの重量感、そして作品自体が有しているテーマ性。正しいこととは、ときには人の自然な感情に反することであるし、もっといえば、それが正しいのかどうか、自分ですら確信を持てないことも多い。その謙虚さを明確に刻んだという点において、この作品は輝きを放っている。ミシェル・モナハンには抑えた演技で逆に存在感を発させ、モーガン・フリーマンやエド・ハリスといったベテラン勢まで的確に使いこなしている監督の腕も見事。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-16 01:15:50) |
38.《ネタバレ》 せっかくネグレクトで虐待されている少女をいろいろな人が救おうとしたのにひとりの正義気取りのカタブツ男にすべてぶち壊される話。でもコイツ、無抵抗の人を後ろから頭撃ちぬいて殺してるんだよね。そんなヤツの自分勝手な解釈で少女はまたろくでなしの母親のもとに戻されちゃう。コイツは女にも逃げられ、自分のしたことは間違いだったと悔やめばいいけど少女の今後を思うとやるせない気持ちになる。ま、こういうバカっているんだよね。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-09-15 15:58:46) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 これは単純なミステリーではない。重厚なドラマであり、重い重い問いが投げられている。 もちろん誘拐事件の裏側を解き明かすミステリーとしても十分面白い。まさかああいう動機でああ動いていたとは・・・ だがそれよりも重大な問題。子どもにとってはどっちがよかったのか。最後まで結論は出ない。それは観客一人一人が悩まねばならない。 もう一つのエンディングでは「間違っていた」というセリフが入るが、あれはない方がいい。これを削った監督は正解だと思う。 悔みつつも、どっちかが正しいわけでもない、そういう宙づりの状態にあるのだ。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-10 00:15:09) |
36.テーマはいいと思うが、設定や展開に無理があり気になってしまった。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-06-15 01:30:19) |
35.《ネタバレ》 私は彼女の考え方派です。見なかったことにしてほっとく。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-10 23:45:36) |
34.《ネタバレ》 オチをむかえたのに最後まで結論が出ない映画だなと思った。少女の運命は実の親に託されたわけだが、人形の名前も覚えていないぐらいに母親はあまり少女に愛情は注いでいない。どちらが幸せだったのかの結論はこの後の少女に委ねられるわけだが。主人公の彼女が過去に苦悩した事実を考えるとなんとも悩ましいところ。ともかくドラマ、アクション、ひねりを加えたオチと最後まで飽きることなく見れる作品に仕上がっていると思う。初監督でこの映画を撮ったベン・アフレックのこの後の活躍も期待したい。 【taka-104】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-02 08:02:17) |
33.何が正しいか正しくないかは各々で違うって事ですよね。事実と真実は異なる。なかなか楽しめました。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-09-24 17:25:15) |
32.《ネタバレ》 何かモヤモヤするが映画としては楽しめた。周りが「あーだ、こーだ、何が正しい、間違ってる」といくら世話を焼いても、やはり自分を信じて、信念持って生きて行くしかない・・・この映画では、まだそんな判断が出来ない少女が対象だから、こんなことになってしまった訳だけど。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-15 12:11:25) |