ツナグのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ツナグ

[ツナグ]
2012年上映時間:129分
平均点:5.58 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-10-05)
ドラマファンタジー小説の映画化
新規登録(2012-09-07)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【イニシャルK】さん
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監督平川雄一朗
キャスト松坂桃李(男優)渋谷歩美
樹木希林(女優)渋谷アイ子
佐藤隆太(男優)土谷功一
桐谷美玲(女優)日向キラリ
橋本愛〔1996年生〕(女優)嵐美砂
大野いと(女優)御園奈津
遠藤憲一(男優)畠田靖彦
別所哲也(男優)渋谷亮介
本上まなみ(女優)渋谷香澄
浅田美代子(女優)御園奈々美
八千草薫(女優)畠田ツル
仲代達矢(男優)秋山定之
山﨑光(男優)渋谷歩美(子供時代)
大和田健介(男優)
岡野真也(女優)
原作辻村深月「ツナグ」
脚本平川雄一朗
音楽佐藤直紀
主題歌JUJU「ありがとう」
製作市川南〔製作〕
日本テレビ(製作幹事/「ツナグ」製作委員会)
東宝(「ツナグ」製作委員会)
読売テレビ(「ツナグ」製作委員会)
読売新聞社(「ツナグ」製作委員会)
企画日本テレビ
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
編集伊藤潤一
あらすじ
男子高校生の渋谷歩美(松坂桃李)は、生者と死者を一夜だけ再会させる仲介人「ツナグ」の仕事を祖母アイ子(樹木希林)から受け継ぐ。見習い中の歩美の元へ、亡き母(八千草薫)との再会を望む中年男性(遠藤憲一)、親友(大野いと)を亡くした女子高生(橋本愛)、失踪した恋人(桐谷美玲)を捜す男性(佐藤隆太)が訪ねてくる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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24.《ネタバレ》 死者と1度だけ会うことができるというファンタジーなんですが、家族・友人・恋人ときちんと揃ってまして、会う場所はレトロで重厚感のある老舗高級ホテルという具合で雰囲気がいいです。 最初の母親と会うとこはよかったんですが、あとの二組はなんといいますか死者があっけらかんと何気に明るくてちょっと想像していた、期待してたものと違っちゃったわね。恋人編は現実味無さ過ぎで幼稚さも感じてしまいました。対象が子どもならいいかもね。 死者と会う人のエピソードより歩美の両親の死の真相のほうが気になるんです。たぶん・・・だったんだろうで終わっちゃいました。 祖母と孫が住む家のリビングの造りが好きです。
envyさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-26 14:43:54)
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23.人の生き死にと別れ。 こういうのに弱いからと思ったけど、序盤で泣いた。 その後はずっと泣きっぱなしだった。涙脆い人には危険物。  死者との再会が、必ずしも良い結果になるとは限らない。 喜び、苦悩、悲しみと順番にうまくつなげてあり、 さらにそこからツナグ本人の話にもつながる。  が、個人的には女子高生の話がピーク。 ココで一番心を抉られたため、その後は尻すぼみな印象に。 細かい矛盾など疑問だったり、やや残念な感じのする作品。
愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-25 21:49:56)
22.題材は良い。ファンタジーも嫌いじゃない。しかし、演者がみんなイマイチに感じるのは見せ方が悪いんじゃないだろうか?おもしろ設定なのに生かしきれてない。それじゃなければ、主人公やツナグの仕事にフォーカスして欲しかった。
ラグさん [インターネット(邦画)] 4点(2019-11-12 22:02:00)
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21.《ネタバレ》 129分の超駄作作品。 中途半端なファンタジー。 (死者とホテルで会うシーン。死者と触れ合うことができるなど) 桐谷と佐藤の話も陳腐。 フェリー事故で死んでたら、ニュースになってわかるし、映画の半券といっしょにポップコーンの空き箱を保存しているのもずれてる。  雨の中で、佐藤隆太を諭す松坂桃李の大根演技は必見。 桐谷美玲の演技もスカスカ。
へまちさん [DVD(邦画)] 3点(2017-08-15 00:39:34)
20.薄っぺらい感動物という印象は最後まで拭えなかった。ツナグという非現実的な力を、みんな素直に受け容れ過ぎなんじゃないかと野暮なことを思ってしまう。自分だったら、もっとルールの限界を見極めようと実験的にあれやこれやしそうだし、死後の世界の解明のチャンス!とか思ってしまう。死者と生者の一時的な交信より、世界の仕組みの解明の方がよっぽど興味深い関心事に思えてしまう自分には、この物語は合わないのだろう。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 3点(2017-02-27 13:30:26)
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19.《ネタバレ》 いわゆるファンタジーものが好みでこういう作品には点数が甘いのだが、これはちょっと。 ストーリーはいいし役者も頑張っているけれど、説明過多な部分があってどうもしっくりこないのは何故だろう。 死者がよみがえって生きている者とわずかばかりの時間を過ごすというシチュエーションは大林宣彦監督の「あした」と同じ。 若手の実力派俳優ばかりではない作品だけどそっちの方が何倍も好き。ナレーションはいっさいないが、それがまた叙情的でそそられるのだ。 こっちは女子高生のエピソードが強烈だけれど、それ以外はあまり心に残らない。
mhiroさん [地上波(邦画)] 5点(2017-02-03 23:42:20)
18.《ネタバレ》 原作未読。平均点はクリアしている、しかし、傑作になり損ねたという印象です。現代版イタコというべき設定は別の場所でも何回か見たことあるぞというものですが、ありがちなだけに期待は裏切らない。事実、「ツナグ」の仕組を説明する一人目はホップ、女子高生の複雑な人間模様を見せる二人目はステップという感覚で物語が順調に盛り上がる。ですが、ジャンプのはずの三人目で失敗。だって、キラリさんの死の謎・本当の思いが土屋さんに会う前、主人公との準備段階でほぼ明かされてしまうんです。せっかくの再会シーンが意外性のかけらもない、予想通りのものになってしまったわけです。単体のエピソードとしては悪いとは思わない(感動もしませんが)ですけれど、映画のクライマックスとしては肩透かしにもほどがあります。個人的には、キラリさんの不幸は全部土屋さんが知らない間にこしらえてしまった・・・それが再会して初めて分かって・・・くらいのインパクトが欲しかったです。無責任ですが。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-21 19:34:49)
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17.《ネタバレ》 ツナガナイ。 おもしろくないからツナガらナイ。 悪く言ってしまえば かなり胡散臭い話だった  佐藤隆太と桐谷美玲の話なんか予選落ちにするべきレベルのしょうもないエピソードだと思ってしまった 音楽もいちいちしゃくにさわる  ただ橋本愛人間と大野いと幽霊の女子高生二人のエピソードは良かったかなと思えたわけだから あれを最後に持って来るべきだったんじゃないかしらんとか余計なこと思ってしまいながら終了。 ところで余談、当時2012年、これの劇場公開予告ポスターがムカデ人間2をやってる会場にもペタペタと貼ってあり洋画邦画と違いはあっても繋ぐ映画の会場にツナグのポスター ひじょうにまぎらわしいーーーとか思っていた思いが思い出されてしまいます。繋ぐ映画とツナグ映画のニアミス そのときゃホントひじょうに紛らわしかった。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-31 21:56:34)
16.《ネタバレ》 遠藤憲一は好きな俳優ですが、担当が退屈なエピソードだったのが残念です。大野いとちゃんや桐谷美玲は可愛いので、観て楽しめました。松坂桃李はボケ―ッと立ってることが多くて、その姿が長嶋一茂に見えました。
DAIMETALさん [DVD(邦画)] 4点(2014-11-19 03:34:45)
15.《ネタバレ》 <原作未読>う~ん。あまり好きな映画じゃないな…。単刀直入に言って佐藤隆太&桐谷美玲のパートが無駄すぎる。だって、そういうのは遠藤憲一&八千草薫パートでやったじゃないですか…。ツナグの紹介用エピソードを本題の後に長々繰り返してしまった印象です。あぁ、女子高生パートを本編と定めてガッツリやってればな~。あれは面白かったのに。この3点は戦慄の「伝言」に捧ぐ。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-05-24 23:31:55)
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14.《ネタバレ》 ■女子高生の嵐は、学芸会の主役を親友の御園に奪われてしまう。傷ついた嵐は、彼女がいつも自転車で通う道に水を撒き、凍らせて怪我させようと企む。ところが御園は本当に転倒し、車に撥ねられて死ぬ。 ■嵐は、同じクラスの歩美君が生きている者と死者を逢わせる「ツナグ」をやっていることを知り、御園が自分のしたことを知っていて誰かに話されると困るので、一度しか降霊できないルールを逆用し、自分が御園に逢えば彼女はほかの人に逢えなくなると考えた。 ■だが降霊した御園は、何も知らないようだった。嵐は告白できないまま別れる。最後に「歩美君に伝言を聞いて」と言われた嵐は、歩美から「道は凍ってなかったよ」と聞かされる。御園は何もかも承知で、嵐が切り出すのを待っていたのだ。御園は本当は歩美に逢いたかったのに、嵐に謝罪のチャンスを与えてくれたのだった。事態を悟った嵐は、歩美に「朝まで御園のそばにいてあげて!」と叫ぶが、夜明けが来てしまう。死者が降霊できるのは夜明けまでなのだ。 ■まず初めに、降霊してきた御園は歩美に「そのコート、かっこいいね」と言った。すでに死んだ御園にとって、それが口にできる精一杯の愛情表現だった。ところが嵐も歩美にツナグの依頼をしたとき、同じことを口にしたと御園は聞かされる。御園は主役の座だけでなく、歩美のことも嵐に奪われると察知した。御園は別れ際に、歩美に「歩美君は悔いがない生き方をしてね」と言う。死者はその運命を受け容れ、この世に未練を残してはならないのだ。 ■物語は最後に、学芸会「櫻の園」のシーンに至る。嵐演じるラネーフスカヤ夫人は、生家の没落を受け容れられず、ロパーヒンに「行かないで、お願い!」と懇願する。しかし最後には運命を受け容れ、「私の青春、私の幸福。さようなら」と生家に別れを告げ、娘に名を呼ばれると「今行きますよ」と言う。この台詞は本来なら、御園が言うはずだった。「行かないで、お願い!」という台詞は、歩美が着くまで消えないでいてほしい、それが邪悪な思いを抱いて逢おうとした自分のせめてもの償いだとする嵐の心情であり、「私の青春、私の幸福。さようなら」という台詞は、この世への執着を捨て旅立って行く御園の心情と、見事な相似を成している。死んだ者と生き残った者が、それぞれの運命を受け容れて「今行きますよ」と前に進んで行く、その橋渡しをするのがツナグなのだ。
高橋幸二さん [地上波(邦画)] 6点(2014-05-11 20:28:57)
13.橋本愛が思いがけず良かった。ツナグという掟破りの存在を使うなら、ありきたりな落とし込みはいらない。それにしてもこれ、会えるなら歴史上の人物呼び出したいと一瞬思ったけど、拒否されるだろうな。
nojiさん [地上波(邦画)] 6点(2014-05-03 01:57:32)(笑:1票)
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12.《ネタバレ》 ある種のオムニバスで3つのエピソードと、メインのストーリーで構成されてるんですが、二つ目の女子高生のエピソードが質、存在感であまりに、あまりに圧倒的でした。  本来ならバランスを欠いてしまった失敗作というべきなんでしょうが、そのエピソードが「すごい」としか言いようがないんで困ります。「殺した」(と思い込んだ)側の心理は比較的つかみやすいんですが、殺意を持たれた側、しかも死後なおかつ裏切られた側の、心理、行動が幾通りにもとらえることができて、泣きながら惑い、考えるという珍しい経験をさせてもらいました。御園を演じた大野さんへの演技指導すごいと思います。  これに比べたら、あとの二つのエピソードとメインはあまりにストレートというか、淡泊というか。  ただ、桐谷さん、ぶっちゃけ自分にとっては、ある女優に非常によく似てるためかなり微妙な存在なんですがw、今回は一人の女優として魅力を感じられたのは収穫でした。 。 平成26年3月29日追記 今本当にこの映画を見て良かったと思う。というのは、「ツナグ」という素晴らしい小説に出会う機会を持つことができたから。原作に比べれば、映画はどうしても時間的な制約のため、ものすごく頑張ってぎりぎり合格点くらいの評価しかできない。(ただ、女子高生の話への軽い改変は映画の方が味わいがあると思う)やや、説明不足なところや、あるいは女子高生以外のエピソードの甘ったるさは、全て端折ったための欠点とご理解していただきたい。ただ、キャストが素晴らしい映画であることは再認識できた。嵐と御園は橋本さん大野さん以外もう考えられないし、主人公役の青年もイメージ通り。そしてキラリ役の桐谷さんがよく選んだと感動するくらいそのままのイメージで。素晴らしいキャストに+1
rhforeverさん [映画館(邦画)] 8点(2014-03-29 12:04:41)(良:2票)
11.《ネタバレ》 都市伝説的な「ツナグ」と呼ばれる死者と繋いでくれるものを巡る3話のオムニバスストーリー。死者と話せる人は聞いたことはあるけど、本人と「会わせて」くれるというのは斬新。比較的予定調和な展開ながら、第2話の女子高生の死を巡るパートはかなり意味深で興味深い。とらえようによっては安心させたかったのか、それとも復讐なのか…一言一言が重く、そして深い。ここの部分だけでも見る価値はあったかなと。若い俳優さん達の力演も見事なものでゴザイマシタ
Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-09 19:59:43)
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10.「罪と罰」というか「罪と赦し」というか、女子高生のパートはロシア文学のよう。同時並行の「桜の園」でさらに重厚感が増してる印象(1990年版の映画を彷彿とさせる)。ギャルソン話でツナグくんがミスを犯しているところも何とも言えない余韻が。 が、その他の話が綺麗過ぎるというか甘ったるいのが残念。遺された側には色んな思いがあるのは当然だろうが、死者の無念さみたいなものが伝わってこない(女子高生のところは意味深ではある)。原作未読なので推測だが、映画用にわかりやすい話に改変したのかも。辻村深月は救いのない作品を書くというイメージなんだが。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-24 14:22:51)
9.《ネタバレ》 いちいち先が読めてしまう展開はいかがなものか。ツナグの存在意義についてもっと深く描いてくれないと、残念ながら設定自体が受け入れられない。
いっちぃさん [地上波(邦画)] 5点(2014-02-23 00:29:19)
《改行表示》
8.序盤の薄っぺらい感動物語には吐き気がしたけど、一転してドロドロした愛憎劇が展開され始めて一気に引き込まれた。 大野いとも橋本愛も一歩も引かず女優魂をぶつけ合って火花が飛び散ってたように思えた。 本当の死因や伝言の意図など、謎めいた部分を残す演出も良かったと思う。 この2人で2時間やってれば間違いなく名作になってたはずだけど、終盤はまた反吐が出るような薄っぺらい感動物語。 それでも、まあ、中盤の攻防を見るだけでも価値があったと思います。 そして、何らかの作品で大野いとと橋本愛の再戦を是非見てみたい。
もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 23:06:34)(良:1票)
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7.途中で、どうしようかな~と思ったけど、最後まで観た。 いくつかのエピソードが絡んでいて悪くはない構成かもしれないけど、それぞれがちょっと弱いので感動するまでには至らない。 もっとも、作品が狙っているターゲット層に自分は入らないというだけかもしれない。
simpleさん [地上波(邦画)] 4点(2014-02-22 21:48:44)
6.他の方も仰ってるように、女子高生の嵐と御園のエピソードが敢えて視聴側に明確な答えが現してなくて、いろんな捉え方が出来てなかなか良かった。確かに友情ってのは表裏一体ですもんね、恐い怖い。二人を演じた橋本愛ちゃんと大野いとちゃんの技量にもびっくり。特に表情が物凄く良かった。他のエピソードは主人公のも含めて想像を越えず、でも佳作。ただ終わり方が唐突でびっくりした。私なら誰に会いたいかな...。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 15:55:25)
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5.《ネタバレ》 あまり期待しないでレンタルしたのですが、エピソードの構成の良さに、飽きずに最後まで興味深く鑑賞しました。(ラストの恋人達のパートだけは少々ダレ気味に…) 他の方の感想にもあるように、演技部の女の子ふたりのエピソードが秀逸。橋本愛さんって、こんなの表情が出せる女優さんなんですね。 嵐は、生涯背負う十字架を持ってしまいましたね。 御園の、「道路は凍ってなかった」というのは、本当なのでしょうか。御園の性格からすると、本当は凍っていたとしても嵐の心情を慮り、楽にさせる為 そう伝えるのでは。 しかし、うがった見方をすると、親友が死んでからも保身の思いにもかられていた嵐にとって、御園の優しい配慮に最後に触れさせ、一生拭えない後悔の念を与える。そういう復讐をする策だっかもしれません。 いすれにしろ、押しつぶされそうな、少女の心の重たさが伝わってくるエピソードでした。 御園役の子の表情の演技も良かったです。 しかしまぁ、今の女子高生は、親友でも苗字で呼び合うんですね。 最初、嵐って女の子なのに変った名前だなぁなどと思って観てました。 小さな事ですが、そういう設定にも 友人との交流の「現代」を見た気がします。 あと他のエピソードで印象に残ったのは、八千草薫さんの安定した包容力。 その佇まいだけで、泣かされてしまいます。遠藤憲一さんの、厳つい風貌が、ふっと幼い息子の表情に変ったのも良かったです。 重たいエピソードもあるなか、鑑賞後は爽やかな空気に包まれる佳作でした。
ぽてころさん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-04 15:47:22)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.58点
000.00%
100.00%
200.00%
3312.50%
4416.67%
5416.67%
6312.50%
7937.50%
814.17%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.33点 Review3人
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