27.《ネタバレ》 復讐は、1、両者で和解してどちらかが謝罪・補償するか、2、第3者が介入して裁くか、3、どっちかが死ぬ のどれかで決着がつくまで続くわけですけど、原則として3は避けなきゃイカンわけで。この時代背景・場所柄?で1,2が機能しなかかっための3ではあるのでしょうけど、新政府・旧幕府とか、アイヌの民族とか意欲的なのは理解しますけど、少々盛り込みすぎで設定に少々無理があったかな。結果的に「許されざる者」としての教訓というかメッセージが弱かったように思います。雄大な風景はよかったですけど、とってつけたようなポット出のセットはちょっとショボイかな。さらには、村人と官憲の数が同じぐらいってのもどうなのかと。 |
26.主人公をはじめ登場人物の行動原理がまったく伝わってこない。熱演しているキャスト陣の表情、セリフ、仕草から残虐シーンまでが嘘っぽく映る。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-10-16 23:29:51) |
25.《ネタバレ》 クリントイーストウッド主演監督のリメイクですがほとんど同じなので、ハリウッドの名優と日本の名優、配役を比べながら見ると楽しめます。場所が明治初期の北海道なので、当時のアイヌ人への差別も描かれていて、美しい風景と合わせて日本風です。西部劇ではないので武器は何を使うのかと想像して見ていましたがこれも日本風でした。 【zeke】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-21 02:05:06) |
24.西部劇に負けないくらい雄大な景色でした。北海道すごい。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-10-06 22:21:13) |
《改行表示》23.わからない。 設定も脚本もなにが表現したかったのかもわからない。 |
22.《ネタバレ》 映画にのめり込めなかったためかテンポの悪さを感じ、ツッコミどころも色々あってダメでした。佐藤浩市は小物っぽいし、十兵衛の凄さを感じることができなかった。最後のチャンバラも消化不良。印象としては色んな親父達がシバかれる映画って感じです。オリジナル版を今度観てみようと思います。 【とむ】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-08-27 23:50:20) |
《改行表示》21.明治時代の北海道に賞金稼ぎと言われてもピンと来ないなぁ・・・ やっぱりオリジナルの方が面白い。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-08-03 13:36:55) |
《改行表示》20.ひたすら暗く・重く・小汚く展開。 再度見るなら、やっぱりイーストウッド作品を選びます。 イーストウッドだからいっそう感じ入ったのだと思う。 若い頃のワルでカッコイイガンマン姿が頭によぎるし・・・ 今の枯れた老ガンマンの悲哀とか・・・ 同世代の高倉健さんで観たかった。 【木村家の娘】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-07-01 11:55:37) |
19.《ネタバレ》 ずいぶん前にオリジナルを見ましたが、見ながらいろいろ思い出しました。西部劇の設定をうまく北海道にあてはめてました。ただ、やっぱり最後はうちに帰って欲しかった。人殺しばかりのこの映画の、最後の救いが家庭ということだと思うのですが。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-06-30 15:26:54) |
18.そもそもこの設定でやるのは無理だったのでは。ストーリーがいまいちな上に、主人公のことが説明不足。オリジナル見てない人はもっとわからないだろう。 【ラグ】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-06-21 01:38:17) |
|
17.なるほど、明治初期の官憲のアイヌに対する扱いには、この映画で描かれるような悪辣で、差別的で、抑圧的なところもあったにちがいないと思えます。けれども、あとは土台、話に無理がありましたね。なので、筋がわかりにくく、展開についてゆくのが苦痛でした。とはいえ、映画としての作りはしっかりしていました。それから、アイヌ人役の柳楽優弥がなかなか出色でした。ただ、撮影は申し分なかったのに、音楽が陳腐で、安っぽく、いただけませんでしたね。全体として惜しい作品。 【goro】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-01 02:31:51) |
16.《ネタバレ》 ちょっとテンポが悪くて少し飽きた 名優を沢山使ってる割には一人ずつのキャラが立っていないように思えた 音楽の使い方も大作っぽいが古くさい感じ シナリオも少し展開が安易な気がする 武器を持ち込めない街に刺客が次々と来るのも変だし、刺客を取り締まる前に女郎に注意するべきだ 佐藤浩市は激サドすぎるが、むしろ刺客と勝負して殺されたい風にも見えた 逆にこの辺を膨らませてむしろ、嫌世的な死にたい警察署長を描けばよかったんじゃないかな 主人公が最後に鬼神の働きをするが相棒の金吾との関係がさほど深く見えないので突然復讐に燃えた様に見える 一人目の賞金首を殺す所あたりからの演出が妙にくどくて鼻に付く ラストの殴り込みのシーンもさして盛り上がらず期待に届かなかった感がある しかし、意外に西部劇を近代の日本に置き換える試みは場所が北海道なせいか違和感が少なかった 北海道の景色も素晴らしい でも火縄銃VSウィンチェスターは安易すぎる設定だ 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-03-31 23:53:08) |
15.悪評を聞いていたので、覚悟はしていたが..その通りだった..「賞金稼ぎ」は、西部劇では当たり前だけど..日本の明治初期では、ピンとこない、説得力がない..お金をたくさん使っているのが手に取るように分かるくらい、映画としての雰囲気は、良いのだが..肝心のストーリーが、お粗末..登場人物達の言動が?なところも多々あり..最大の欠点は、主人公像をしっかり描ききれていないこと..李相日監督だっただけに..この出来は、残念..やはり、映画は、脚本が命!..環境や監督の腕だけではどうしようもない... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-01-19 19:23:15) |
14.《ネタバレ》 評価の難しい作品ですね。近年の邦画としては間違いなくトップクラスに入ります。北海道の自然は圧倒的に雄大で、この時代の最果ての土地という雰囲気が分かります。邦画で恒例の恋愛沙汰が絡まないハードな展開も良いと思います。主役級の演技にも力が入っていると感じました。欠点は、人斬り十兵衛の過去が言葉で語られるだけで具体的な想像が難しい事(渡辺謙氏はただでさえ善人のイメージが強いですし)、決着のつけ方がオリジナルと違っていて微妙な事です。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-01-18 11:22:36) |
13.《ネタバレ》 本作はめずらしい「逆リメイク」なんですね。大体はアメリカ(ハリウッド系)がリメイクする場合が多いのに。明治初期の北海道という設定に違和感はなくうまく持ってったね。北海道の光景はとても美しく撮影されていて圧倒的な迫力、そこに日本を代表する渡辺謙がこれまたその「絵」に映える。うーんカッコイイねぇ、年齢を重ねてきた渋さがたまんないなぁ。アイヌといういわば北海道の先住民のことについて触れていることも興味深い。しかしちょっと内容が薄く「?」なポイントもありだし、最大限の要因は「女が切り刻まれた」はずなのになんじゃこりゃな細~いキズ程度だったこと(おまけに演技力の面でもチョットイマイチマダワカイシネ)。まぁいろんな方面への配慮etcでしょうけど動機にならないよなぁこの程度じゃ。。。出演者の方々の熱演は素晴らしい、特に沢田五郎役の柳楽優弥クンはスゴかった!ほんとアイヌの人(実際よく知らないけど)みたい。何か独特の雰囲気があっただけに何か惜しい、そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-13 10:26:18) |
12.《ネタバレ》 アカデミー賞も受賞したハリウッドの名作を、邦画がリメイクするということで、その心意気は買いたいと思うんですね。実際に鑑賞してみると、物語の舞台をそのまま日本に置き換えてもさほど違和感がなくて驚き。なにより、未開拓の北海道の風景が素晴らしい。そして明治初期の建物も、たぶんセットなんでしょうけど良く出来てて見入りましたね~。明治初期はアイヌを和人と区別し、その文化や権利が迫害されてきた歴史がありますから、そういうのを今一度思い起こさせる内容にもなってます。演技的には、柄本明さんと柳楽優弥さんの熱演が特に印象的でした。特に、最初の頃と終盤で二人ともキャラが変わってくるわけですね。最初に十兵衛の家を訪れるときのしゅっとした金吾と、自分は嘘つきだと吐露し素を露わにする金吾。そして最初はやんちゃで強がっていた五郎と、もう人は殺したくないと泣きじゃくる五郎。その変化が見どころかなと。逆にマイナスだと感じた点は、佐藤浩市の役はもっとクールで冷徹なほうが良いような気がするので、少し喋りすぎかなと感じたのと、なつめの顔の傷がそれほどたいしたことなくてあまり可哀想でない点。主人公はどうやら女子供を殺したわけではないようなので、実は許される者なんじゃないかな?という気もして、お店の主人を最初に殺したのはそういう善人キャラを吹っ飛ばしたくて、後からつけたような気がしてしまうわけです。ヒーローなどいない、この世は勧善懲悪の世界ではなく、すべてはグレーである、というイーストウッドのテーマに忠実ではあったと思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-01-06 21:42:37) |
11.《ネタバレ》 20年前の米アカデミー最優秀作品を和風にリメイク。銃弾と斬撃、西部劇と時代劇を見事に融合させた良作です。武骨なる元人斬り十兵衛を渡辺謙が好演、漲るオーラ、「漢は背中で語る」。佐藤浩市が悪代官ぶりを熱演。未開の地・北海道を舞台にぶつかり合う魂。原作をも凌ぐ印象です。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-12-15 22:13:58) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 「こんなもんかぁ」って印象。もっとズッシリ重厚なドラマで見応えアリ、とかいう方向を期待していたのですが。 雄大な風景を捉えたダイナミックな映像はとても良いです。シネコンのハンパなサイズのスクリーンよりも昔の大劇場のような大スクリーンで見たかったな、ってくらい。 だけどドラマはどうも上滑りしているような感じがして。 謙さんの抱えた過去、殺しを重ねる事で背負った罪の自覚、それを変えた妻の存在、残された二人の子供への愛、そういったものがペラペラとしか伝わってこないんですよね。セリフで説明されはする、アイテムを提示したりもする、だけどそれが生々しい生の感覚に繋がって来ない感じがするんです。回想とか半端だからでしょうか? 回想シーンを入れるならちゃんと入れる、入れないなら一切入れない、なんか回想すべき事柄の取捨選択がイマイチ? で、佐藤浩市は作り過ぎです。こんな人いるわけ?って。もう娯楽エンターテイメント映画用のキャラ。 柄本明にしても國村隼にしても、いつものおっちゃんのいつもの演技なんですよね。その役の背景が透けて見えて来ない。 むしろ忽那汐里、小池栄子って女優の表情の方が印象に残ったかな。 映画として色々やろうとし過ぎていたのかもしれません。様々な人の感情を大量のセリフによって盛り込む事でやたら饒舌な映画となり、騒がしい混乱劇になってしまったようで。 もっとセリフもエピソードもキャラクターも削ぎ落として謙さんのストイックさを際立たせれば良かったんじゃないかと思います。 この監督の映画、どうしてもいつも饒舌ね。「雄弁な映像」ならばいいのだけれど。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-10-14 16:05:05) (良:2票) |
9.人斬りは戦争行為においてのみでないならず者十兵衛とサディストな署長の対決。つまらない話で、女性達の描かれ方が半端であるのが奥行きが感じられない作品の要因に思えます。ただ、ならず者なりの気魄を示す渡辺譲は瞠目すべき存在でした。未見の原作に興味が湧いています。 |
8.《ネタバレ》 エンディング変更しちゃったから、この点数。ただ色んな意味で「セデック・バレ」踏まえていて、そこはかなり評価します。個人的に「黒潮に乗ってやってきた民」の物語に強く惹かれているので。クリント版もう一回観ます。 【shintax】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-20 18:10:12) |