《改行表示》78.《ネタバレ》 監督は、株屋は客の事をお客様とはカケラも思わなく自分の金儲けの道具・カモとしか見ていませんよ、と言いたかったのでしょうか。 私なんぞのド素人でも、まぁそういうものでしょうなと分かります。 しかし、職場でのクスリ&セックスの酒池肉林模様は理解不能で、これはいくらなんでも脚色ですわね。にしても3時間もの間ソレを垂れ流す監督らしいしつこく下劣な演出にはウンザリ。 20年間お勤めを果たしたのなら1ミリの酌量余地があったのが、4年に減らして貰うために仲間を丸ごと売り飛ばして0になる。 更にこのどクズの自伝をもとに本作が作られたというのにとどめを刺される。 ジャン・デュジャルダン&マシュー・マコノヒーに1点ずつ。 |
《改行表示》77.《ネタバレ》 長い。長すぎる。長いうえに同じ内容の説法を延々3時間聞かされたみたいでうんざりする。どれだけお金稼いでも使い道が己の欲求の解消以外にないところがうんざりを通り越して悲しい。でもそんな風に考える人間のところにお金は回ってこないんでしょうねきっと。 ペンを俺に売りつけろ、という課題に満点の回答をしたブラッドが、ベルフォードの元を離れて退場していったことにこの映画を作った人の良心とか皮肉みたいなものを感じた。私のような凡人はお呼びでない映画でしたね。 【池田屋DIY】さん [インターネット(吹替)] 4点(2024-08-21 19:30:39) |
《改行表示》76.序盤は品はないけれど、シーンの切り替わりがスピーディーで、テンポよくストーリーが展開。 ただ、中盤あたりから「なんでこのシーンにこんなに尺を使うのか?」と思うところがチラホラ。 さすがに3時間は長かったけれど、 随所のディカプリオの演説シーンは、カリスマ性が感じられてすごくよかった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 10:59:01) |
【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2024-06-02 20:26:06) |
《改行表示》74.長尺に耐え得る様に吹替版にしました。 いまだにSNSで話題になるので気になりながらようやく鑑賞。 しかし噂に違わず下品極まりない映画でした(笑) それもこれがご当人がまだ現存していて自伝ベースの映画化とは。 途中から私もハイテンションになってきた気がしてなんとか最後まで鑑賞。 (英国おばさんを巻き込みだしたあたりで中弛みしましたが) バブルの頃の日本も似た様な雰囲気があったでしょうね。 彼がやってる事は最後の方はほぼ詐欺で、いまだに投資詐欺は絶えないから虚業界隈でも一番儲かるんでしょうな。 私も若い頃にはいろいろありましたが、良心の呵責に負けて向こう側には行きませんでした。 あそこで負けなければもしかしたら今頃は、、、なーんて、 少し考えてしまう内容の映画でした。もちろんやらなくて良かったけれど。 映画的にはA級の長尺映画であそこまで裸体やセックスシーンが出てくる作品はこのあたりが最後かもしれませんね。 そういう意味では貴重な作品かも。そしてディカプリオってやっぱり凄いわ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-05-02 18:31:26) |
73.《ネタバレ》 原作小説は未読。ちょっと、ホリエモンとかがブイブイ言わせてた頃を連想しましたが、ITバブルは、それでも、多少なりとも中身が少しありましたが、こちらは、すべてが虚業ですからね。主人公のディカプリオは、それなりに名の通った証券会社に就職して、その会社の売上No.1男から、ヤクでテンション上げて売上成績も上げる方法を学びます。胸を叩きながら低い声で歌いテンションを上げることを学びます(ラグビーのハカみたいなものでしょうか?)。その後、ブラックマンデーで勤めていた会社は倒産。電話で口八丁で低位株を売りつける方法で復活。徐々に、地道に、派手に会社を大きくしていく物語です。前にNo.1男から学んだとおりにヤクは常用してるし、職場にストリップ嬢、風俗嬢を呼んで乱痴気騒ぎをしたり、とにかくメチャクチャで基地外で破滅的なのですが、でも、社員慰労会をやる日本的経営と言えなくもないなと思ったり。仕事の内容に魅力は感じませんでしたが、刺激になりました。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-03-06 18:31:19) |
72.げっそりします。セックスしか楽しみがないのか?と聞きたくなる乱痴気騒ぎが終始続くだけ。「ウォール街」のような他人を利用して儲けていることへの葛藤・心の揺らぎが主人公にも仲間にもありません。人物がみんなゴードン・ゲッコーを2~3段階スケールダウンしたような感じで、ストーリーにも起伏がないため、3時間損した気分でいっぱいです。ホントうんざり。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 3点(2023-01-03 12:04:38) |
《改行表示》71.FUCKの頻出569回でダントツとのこと! 共感には程遠い物語も痺れるようなディカプリオの演技に引き込まれる。 観終わって麻痺させられた常識が無事戻ってきてホッと一息… 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-13 23:15:04) |
70.《ネタバレ》 救済と破滅をもたらす"お金"という矛盾した生き物の真理を描いた、ある意味道徳的な映画。全編凄まじいハイテンションでこれが3時間続くなんて狂気の沙汰。やろうと思えば4時間も5時間も延ばしていそう。70歳前後で"若い"映画を撮ったスコセッシも凄いが、ディカプリオの周りを巻き込むマシンガントークもクズっぷりも凄まじく、マシュー・マコノヒーと主演男優賞を分けても良かった。あんな醜態を見せられたら、二人の奥さんも逃げるだろう。ラストの主人公の自業自得な破滅と再生、そして彼の自己啓発セミナーに群がって「自分もできる」と自惚れている貧民層の対比に、「お金の奴隷になってはいけないが、お金がなくちゃ何もできない」という複雑な感情が残る。生まれつき素質も勝機もない人はどう生きれば良いのだろうか? |
《改行表示》69.《ネタバレ》 脚本が素晴らしい。ダレることなく一気に見ることができた。スコセッシは歳を取ってもまだどんどんうまくなっているように感じる。 「ディパーテッド」よりこっちの方が圧倒的に完成度が高いし、単純に面白かった。この後全くテイストの違う「沈黙」も撮っているし。本人も70過ぎても撮るごとに進化していることに充足を感じているのでは?皆さんが言っているように己の欲望に忠実に邁進している人物たちをなんのためらいもなく真っ直ぐに描いているので、本当に清々しい。ただ、ウォール街の人間って本当にあんなにラリッてるの?というのが率直な疑問。個人的にはトンでいるのに必死にカウンタックを運転して家に帰るのがリアリティーがあって面白かった。あれは実話か脚色か?ちょっと思ったのは、この人間の下世話な欲望を余すことなく描いている感じが私淑している今村昌平っぽさを今回は出したかったのかなぁと。 【エリア加算】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-08-28 22:01:41) |
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《改行表示》68.個人的にマフィアとかギャングの映画は、ゴットファーザーとアンタッチャブル以外はノーサンキューなんですが、実話ベースだから鑑賞してみました。まさに映画の題材としては最高級な人物。 これだけ長いと中だるみがありそうですが、これは嘘みたいにグイグイ引っ張っていく。 一気にまくしたてて観客に飽きる暇を与えない。まさに自分自身が詐欺にあっているかのよう。 脚本自体よく出来ているとは思うんだけど、ディカプリオの迫真の演技がなかったら成立しなかったのでは・・?と思ってしまいました。オモシロカッタ! 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-30 00:19:21) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 清々しい映画だ。 人を騙し、法を犯し、金をガッポガッポ手にしたジョーダン・ベルフォート。 そんな彼が会社を失い、家族を失い、投獄されてしまうのだが、それを特に惨めには描いていない。 なぜなら、これはベルフォートの自伝に基づいた映画だから。 彼の嘘に騙された被害者の顔が一つも出てこない本作は、ベルフォートの青春映画なのだ。 だから悪びれる必要なんてない。 これが彼の謳歌していた青春だから。 自分のやったことが正しくないということぐらい、ベルフォートも分かっているだろう。 ただ、自分は絶対に"勝ち組"だった。勝っていた。 ベルフォートはその自信を持って過去を振り返っていると思う。 「コカインと風俗をやらずにこんな仕事できねえよ」 「俺は金持ちと貧乏を両方経験したが、絶対に金持ちの方が良い」 「全ての悩みを金で解決できるようになれ」 欲望剥き出しの直球すぎる台詞たち。 深みもへったくれもなくて大好きだ。 著名な監督と豪華キャストが集結した制作費1億ドルのハリウッド映画なのに、とてもギラギラしている。 傑作である! 【Y-300】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-10-19 09:23:27) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 結局いくら儲けたとしても女とクスリこれしか無いのか デカプリオは熱演だと思うけど最後まで主人公に共感できず 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-29 09:36:06) |
《改行表示》65.この映画をどう受け取っていいのかわからない、というのが正直な感想。 ああやってハチャメチャにやってるところをコメディとして笑える人は痛快に感じるんでしょうが、 私は笑えませんでした。すげーな、とは思うが、それ以上の感覚は沸かない。 この映画、普通の一般人をコケにしてると思うんですよね。罵られてヘラヘラ笑ってられるか! ・・・とはいえ、映画としてはよく出来ていて、内容テンコ盛りで3時間飽きずに見ることができましたし、演技もすばらしい。 しかしなぁ、、、心のどこかで引っかかるものがあり、イライラするんだよなぁ 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-04-25 10:49:16) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 長い 常にパーティーパーティー 長い割りにテンポが良く一応最後まで観れたので5点 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-04-15 11:52:50) |
63.すまん。 ディカプリオ渾身の180分より、M・マコノヒーのたった数分の方がはるかに強烈だったわ。彼 (マーク・ハンナ) のスピンオフ映画、やらないかな? (^w^) 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-01-31 18:12:50) |
62.う~ん..高評を目にし 期待してたのに..あまりの バカバカしさと下品さに、ガッカリ..一つの演出方法として 間違ってはいないし、言いたいことは分かるのだが..物語として、映画として、観るに堪えない 内容..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 3点(2020-01-05 17:56:15) |
61.破天荒すぎじゃないかね。飛行機チャーターして売春婦50人とどんちゃん騒ぎって、ありうるのかね? 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-07-10 01:58:15) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 マーゴット・ロビーがとにかく美しくて見とれてしまう。本人はもうこういう役はやりたくないそうだが、彼女の完璧な外見は成功者の「トロフィー」としてぴったりなんだよね。ディカプリオと釣り合うどころかだいぶ超えている。 全編通じてバディ映画の雰囲気があって仲間意識が強調される。司法取引に応じても仲間を売らずに切り抜けようとするし、天敵であるFBI捜査官もどこか捕まえたくなさそうだ。こいつらのやってる「悪いこと」の描写は経済犯罪よりもセックスとドラッグに集中する。その無茶苦茶さが痛快なのでついベルフォートに肩入れしたくなる。 だがちょっと待って下さいよ?この話はジョーダン・ベルフォートという男の自伝が元になっている。仲間達は極端にダサくダメな奴に描かれていて、なのに美しい友情がある。肝心の詐欺は抽象的にしか描かれずスイス銀行マンの方が悪く見える(あいつのセックスシーン、いるか?)。被害者である顧客は一切画面に出て来ず電話の声だけ。 この映画の3時間は退屈ではないが疲れる。この長さは多分2時間くらいだと観客が冷静になってベルフォートの嘘に気付いてしまうからだろう。3時間のまくし立てに観ている側も呑み込まれていく。ディカプリオが突然観客に話しかけるメタ演技は最初の方にだけ出て来るが、あれは作り手の「これはあくまでこいつの言い分ですよ」という言い訳なのだ。 この映画は大変評判が良いが、詐欺師の言い分そのまんまで観客を騙しに来る映画でもある。相手に考えさせるな、電話(台詞)を切らすな、札束(裸)を喰らわせろ。ベルフォートの詐欺の手口をそのまま映画で観客に向けて実演している。気をつけよう。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-01-10 00:25:24) (良:1票) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 これは…今年いちばんの好み映画でしたね。 ディカプリオが惚れ直すぐらい素晴らしかった。マシューマコノヒー序盤だけで贅沢な使い方でした。 money・SEX・drugのオンパレード。そりゃそうだ、地味な成功者の半生なんてつまらない。 品が無いのは承知だがこんな金の使い方は夢があっておもしろい、まさしくヤバすぎる人生。 「俺にこのペンを売ってみろ」なんか地味に考えさせられた。 答え方でセールスマンとしてのスキルが試される。 単純にド派手だけではなく成功者の法則も見えたりして学ぶことが多かった。 |