78.《ネタバレ》 人間は、脳の本来の機能の10%しか使っていない。もし、脳の力を100%使いこなすことが出来たなら、人類は未知の領域に達するだろう――。クラブで知り合ったばかりの男に強引に手渡されたアタッシュケース。それをホテルで待つチャンという男に届けるだけで500ドルをくれるという。受け取ったルーシーは半ば強引にホテルのロビーへと向かわされるのだった。ところが、外で待っていた男はいきなり射殺、ルーシーは黒スーツの集団に捕らえられ気を失ってしまう。「お前には新しいドラッグの運び屋になってもらう。まことに勝手ながら君のお腹にブツを埋めさせてもらったよ」。目を覚ましたルーシーは、麻薬密売組織のボスであったチャンにそう告げられ、有無を言わさず空港へと連れてこられる。ところが、ほんの些細な手違いから彼女の体内に埋め込まれた謎の薬が漏れ出してしまう。それは、人間の脳を極限まで進化させる危険な薬だった。何もかもが鮮明に見え始めたルーシー、難なく敵を皆殺しにすることに成功した彼女は、自分の未来を守るためにその道の権威である一人の脳科学者の元を目指すのだが……。スカーレット・ヨハンソンを主演に迎え、リュック・ベッソン監督が新たに挑んだのは、そんなサイキックSFアクションでした。まー、一言で言うなら「荒唐無稽」ですよね、これ。どうして脳の機能を30%使えただけで、自分の髪の色を自在に変えたり、大勢の人間を一瞬で眠らせたり、デジタル回線を自由に操れたりするのか、僕にはさっっっぱり理解できません(笑)。こういう荒唐無稽な作品って、だからこそ観客に説得力を与えるために考え抜かれたディテールが必要となるのに、本作にはそれが一切ない。もう気が付いたら、主人公ルーシーが無敵のスーパーウーマンになっちゃってて敵をばったばったと薙ぎ倒してるし、無謀な運転で街中を走り回ってるし、出会ったばかりの刑事とチューしちゃってるし、もはや観客である僕たちは完全に置いてけぼり。挙句、最後のトンデモ展開に至っては、「もう勝手にやっとくれー!!」っと呆れるしかなかったです。リュック・ベッソン、きっとサイキックSF漫画の名作「AKIRA」の実写版をやりたかったんだろうけど、さすがにこれは脚本がテキトー過ぎと言われても仕方ない。でもまあ、映像的にはけっこう綺麗だったし、アクションシーンもそこそこキレがあったし、それ程退屈せずに最後まで観ることが出来たし、適度な暇潰しとしてはぼちぼち楽しめるんじゃないでしょーか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-10-06 07:07:29) |
77.単純に面白くありませんでした。最初から意味が判らないし途中からもっとイミフです。個人的にはモーガンフリーマンを主役にし、脳の話だけで映画を作ってくれたほうが100倍面白かったのではないか?と思いました。全てにおいてとっ散らかった印象しかなく、頑張ってもこの点数をつけるのが精一杯でした。南無。 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 2点(2022-09-23 13:55:47) |
76.《ネタバレ》 生命の目的は知識の伝達。マクロ的にはそうなのかもしれないが、ミクロ的には今を生きる個々の生命体が存在している。そしてそれは時間の制約を受ける。まさに「存在と時間」の世界。かなり哲学的で壮大なテーマをSFアクション的にエンタメ化することにより映像化に成功した稀有な作品。最後のUSBは単なる「知識」の伝達なのか、それとも肉体は滅んでもAI的に「頭脳」として存在しているということなのか。最後の「私はいたるところに<いる>」というメッセージから、後者であると解釈したが。 |
《改行表示》75.面白かったけど、結局どうなったのかよくわからないという作品。 ルーシーの進化と悪党の馬鹿さ加減のバランスがあまりにも悪くてなんだか不思議な気分。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-03 20:35:58) |
《改行表示》74.《ネタバレ》 もっとハチャメチャな内容かと思ったら、 意外と超人誕生のそれなりの科学的説明もしていて、意外と まじめに考えて作っているなと思いました。 とにかくテンポもよくて痛快娯楽作品として最後まで楽しむ ことができました。 それにしても元々の尺が短いためなのか、TVの2時間枠にある ったけCMを入れまくっても時間があまるからなのか、やたら 同じシーンを繰り返し見せられ、途中で頼んでもいないのに 前半のあらすじを挿入したりで、さっさと先を見せてくれよと ちょっとイラつきましたね。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2022-04-13 20:01:53) |
73.中盤までは面白そうだったのに終盤でぶち壊し。悪役がロシア人でなくてK国人であることに驚き。映画の中でも現実世界でもK国人がクズなのは良く分かった。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 3点(2022-04-13 18:43:09) |
《改行表示》72.《ネタバレ》 人間の脳は機能の10%ほどしか使っていない。しかしもし100%使えたら・・・?という手0魔なので、超反応だったり超感覚だったりを駆使して敵をバッタバッタと薙ぎ倒していくような某世紀末覇者のような展開なのかと思っていたら、予想の斜め上の展開でちょっとびっくり。 言わんとすることはわかるけど脳が活性化するにつれて超能力という言葉じゃ説明できないような展開になっていくので、そういう意味でも「ベッソン」っぽいなあ、っと思った次第です。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-18 02:07:11) |
《改行表示》71.《ネタバレ》 スカーレット・ヨハンソンの美貌に4点。 まぁそれだけの映画である。 野暮な話だが脳がフル覚醒しても超人類になって時空を移動できたりしません。出だしからなんでわざわざ体内に 隠して見ず知らずの人間に運び屋をさせるのか理解不能である。 その他皆様の感想と同じく荒唐無稽。 |
《改行表示》70.普通は10%位しか機能していない人類の脳。 もしも100%に覚醒したら?と、いうお話。 徐々に覚醒してスゴイことになっていくけど、 中盤の40~50%くらいの時点でスゴさはだいぶ頭打ち。 それ以降の後半はスゴさが飽和状態で、ちょっと惜しい。 結末もぼんやりとアバウトにして投げっぱなし感。 SFのインパクトごり押しで誤魔化した…? とはいえ、展開もテンポよくスピード感あって、 映画的には飽きずに一気に魅せてくれる感じが良い。 スカーレット・ヨハンソンの良さがそれを後押し。 モーガン演じる博士は…重要そうなのに大したことなくて残念。 ドラマ性はさほど深くないので物語を堪能するというより、 アクションやSFのドーン!バーン!と感覚を楽しむ映画かな。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-30 01:40:47) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 「人間の脳はNパーセントしか使われていない」という科学的根拠のない都市伝説は、しかし結構世間では有名で(嘆かわしいことにそれを信じてる人も多くいて)、そのくせ人の創作意欲をかきたてるらしく、それをネタにした映画は世の中にいくつも存在します。 この映画もその1本なわけですが、ぶっちゃけそれらの中でもかなりできが悪い映画です。 とにかくこういうのはバランス感覚が大事だと思うのです。 仮に人間の脳が10%程度しか使われてないのが事実として、そしてそれを20%やそこら使えるようになったからって電話やテレビを自由自在に操れるようになるのはどう考えてもありえません。それがもっと上昇していくと…もう笑うしかない。 とにかくやりすぎなのです。 いくら創作のエンターテイメントとしても荒唐無稽にもほどがあるとこれは観ていてもシラけるわけで、しかもその規模の能力者を相手に敵対するのが台湾マフィアの一組織(しかもただ暴力的なだけ)ってんじゃ、もうなんだそれ頭わいてんの??としか思えないわけです。 序盤はまだおもしろいのかも…と思ったわけですが、映画も20分も過ぎた頃からもう馬鹿を見るような目でしか映画を観られない自分がいて、ラスト近くにはもう失笑しかないっていう。 なかなかダメな映画でした、はい。 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 4点(2020-08-19 20:33:44) |
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《改行表示》68.《ネタバレ》 バカバカしさを派手なノリでごまかし、冷静に考える暇を与えずに最後まで突っ走った感じ。そんなアホなという話ですが、これぞフィクションの醍醐味でしょう。どんどん人間性を失っていくスカーレット・ヨハンソンが魅力的でした。あまりにあっさり「100%」まで行って完結してしまったので、むしろ「40~50%」あたりを行き来してドラマシリーズにでもしてほしかったぐらい。 それにしても、「CPH4」というのは麻薬と呼べるんでしょうか。用法・用量さえ守れば、人類にとって究極の良薬になる気がしないでもありません。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-17 02:48:38) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 荒唐無稽、何でも有り、突っ込みどころ満載の映画 監督は、そんな事は気にしないで製作したに違いありません。 脳の使用領域が広がるにつれ、観念動力が使えたり、テレポートしたり、果ては時間移動まで出来ちゃう。 あら、奇想天外・摩訶不思議 とはこの事。 原始時代にタイムスリップして、類人猿に智慧まで授けちゃいました。 この時から人類の進化が始まった‥‥ということでしょうね。 ヒロインと類人猿が指を合わせるシーンは「E.T」 智慧を授ける場面は「2001年宇宙の旅」のモノリス ‥‥ですよね。 最後は、とうとう"神"のような存在になってしまいました。 映画の中途から、バカバカしくなってしまった私です。 よく、こんな映画にモーガン・フリーマンが出演しましたね。 映画自体は3点ですが、CGが良かった事と、主役のスカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングだったのでプラス1点 まぁ、余り褒められた作品ではないですね。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 4点(2019-09-09 01:07:19) |
《改行表示》66.とりあえずダレる時間帯がほとんど無い。ラストまで90分を突っ走る。ベッソン映画のテンポの良さは本作でも健在。 そしてあっという間にエンディング。SF向きの人ではないとは思うけど、彼らしさは十分に感じられる作品です。 太古の昔、地球に生命が誕生し、そこから最も劇的な進化を遂げた人間。それでも脳の10%しか使ってないという。 それが100%に達したら人間はどうなってしまうのか? 20%~30%でもあれだけ凄かったのだから、100%に達したらどんな超人的活躍を見せるのかと思いきや、最後の尻すぼみ感が残念。 それでもまるで体温を感じさせないような、クールでいてパワフルな本作のスカーレットは素晴らしかった。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-20 20:10:03) |
65.スカヨハ目当てで観賞。そして、それだけだった映画。アクションも不発。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-17 13:15:37) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 予想通りかなり個性的な映画。 スカヨハのキャラが無ければ成立しない映画。 肉体の呪縛を解かれ精神だけの存在になる...って、まんまGhost In The Shell。 この数年後に本家本元を演じるとは、ご本人も夢には思っていなかった筈。 スカヨハさんはこの手のサイバー系は嵌り役ですね。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-05 12:57:11) |
《改行表示》63.《ネタバレ》 なんだよ そんなラストで誰が喜ぶってんだよ USBになってどうするってゆんだよ もっと原始的に行こうよ ルーシーを猿にして終わるとか それがダメなら ルーシーとモーガン教授を交尾させておくだとか もっと他にやりようなかったのでしょうか あまりにも大雑把でへたっぴな終わり方に残念さを感じましたさ。悩の使用率が20%30%と増してゆくごとに 面白さが70%80%と下降してゆく反比例。そして最終的記憶に鮮明に残ってしまったのは(メーキャップ班は何してたんだ→ )モーガン教授の顔のシミ。でも良かったのはスローモーションで揺れるスカの乳。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-04 21:10:41) (笑:1票) |
62.《ネタバレ》 スカーレット・ヨハンソン強すぎ!。こういうスカッとする映画は好きです。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-25 21:11:47) |
《改行表示》61.《ネタバレ》 「若い女が薬物で覚醒し、超人類になった」。それがあらすじ。 金になる薬物なのだろう。だから暴力団が絡むし、超人類だからSFである。『2001年宇宙の旅』と『攻殻機動隊』と『レオン』を足して、かき混ぜて、土に埋めて15年後に取り出すと「ハイ、できました!」そんな映画かもしれない。 久しぶりに映画に没入した。 他にない映画なので、10点差し上げる。 完成度なんて、どうでもいい。万能になった主人公が、好き勝手するのが良かった。 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-01-06 23:10:03) (良:1票) |
60.なによりも上映時間が90分切ってるのが偉い。ホラ話に考え込む時間は不要ですもんね。大風呂敷広げるモーガン・フリーマンの役は、ほかの役者じゃ成立しなかったかも。悪役の人はゲイリー・オールドマンを意識したのかな。 【Gioachino】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-11 18:27:37) |
《改行表示》59.いろんな人が考える題材だけど、それぞれどうなるか想像して、それが納得できるかできないかで評価が変わる。 これは、脳が覚醒しても、他の人や物を動かせるようになるのは理屈がわからんから無理。 最初に青いやつ吸ったやつも覚醒してたのかな? |