マッドマックス 怒りのデス・ロードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マッドマックス 怒りのデス・ロード

[マッドマックスイカリノデスロード]
Mad Max: Fury Road
2015年上映時間:120分
平均点:7.75 / 10(Review 152人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-06-20)
アクションSFシリーズものバイオレンス3D映画
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-10-13)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)マックス・ロカタンスキー
シャーリーズ・セロン(女優)フュリオサ大隊長
ニコラス・ホルト(男優)ニュークス
ヒュー・キース=バーン(男優)イモータン・ジョー
ジョシュ・ヘルマン(男優)スリット
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)リクタス・エレクタス
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)トースト
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(女優)スプレンディッド
ライリー・キーオ(女優)ケイパブル
アビー・リー(女優)ザ・ダグ
コートニー・イートン(女優)フラジール
ジョン・ハワード〔1952年生〕(男優)人食い男爵
リチャード・ノートン〔1950生〕(男優)最高司令官
AKIRAマックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
本田貴子フュリオサ大隊長(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】))
中村悠一ニュークス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
竹内力イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
千葉繁武器将軍(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】)
後藤哲夫人食い男爵(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
斎藤志郎コーパス・コロッサス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/人食い男爵(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】
沢田敏子ミス・ギディ[ばあや](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
たかはし智秋スプレンディッド(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
潘めぐみフラジール(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
巴菁子メリッサ[種を持つ老婆](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
磯辺万沙子アントワネット(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
落合弘治エース(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/コーバス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
田村睦心トースト(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
勝杏里エース(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
宮内敦士マックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
安原義人イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
伊瀬茉莉也ケイパブル(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
榎木淳弥ニュークス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
脚本ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
音楽ジャンキーXL
作曲ジュゼッペ・ヴェルディ「レクイエム 怒りの日」
主題歌MAN WITH A MISSION日本版エンディングソング「Out of Control」
撮影ジョン・シール
製作ダグ・ミッチェル
ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
製作総指揮イアイン・スミス[製作]
グレアム・バーク
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
美術前田真宏(キャラクターデザイン)
コリン・ギブソン(プロダクション・デザイン)
リサ・トンプソン(セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集マーガレット・シクセル 
録音マーク・A・マンジーニ
クリス・ジェンキンス
グレッグ・ルドロフ
日本語翻訳アンゼたかし(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
あらすじ
放射能汚染後の荒廃した世界。放浪中の元警官・マックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は水を支配する独裁者・イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の組織に捕まり、戦闘員の一人・ニュークス(ニコラス・ホルト)の「輸血袋」とされてしまう。一方、ジョーの部下・フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、水と他の資源を交換すべく、ウォータンクと呼ばれる改造車を運転して砦を出発する。
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【クチコミ・感想】

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152.《ネタバレ》 シリーズ初鑑賞です。 シリーズの繋がりを意識させるフラッシュバックが何度もあり、そこは初見の私には?でした。 どういう意味のフラッシュバックなのか、多少なりとも説明が欲しかった。 また、違和感のある早回しが多用されており、その点は減点です。  が、冒頭からラストまでぶっ飛ばしてます。 頭をスッカラカンにして見れます。 もう、北斗の拳の実写版って感じですね。 種もみ婆さんも出てくるし(北斗の拳では種もみ爺さんですが) 【2015-11-25 6点】  次作フュリオサ鑑賞後に再度鑑賞すると、世界観が拡張されて面白さが倍増しましたね。 幼い頃に別れた女の子との再会や、緑の地が無くなった絶望、ガスタウンやバレット・ファーム…。 2作視聴でより完成される映画だと感じました。
はりねずみさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-30 22:24:32)
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151.《ネタバレ》 公開時は誰も彼も話題にして絶賛していた映画、そのぶん気が重くなりいつか観なければと思いつつやっと観ました。ああすげぇ。そりゃみんな絶賛するわ。  のっけからとんでもない世界でありながら全編通じて「リアリティ」に貫かれている。一応近未来ではあるが未知の科学は(そんなに)出てこないので実はSFでもないんだね。そんな架空の現代劇としてのリアリティ。攻撃が成功したり失敗したりするのにはロジックがあってそう都合良くはいかない。どんなに強くても女が筋肉男を一人で素手ではぶっ飛ばせない。怪我をすれば血を流して顔は腫れ、風呂に入れない人々はホコリまみれ。ワイヴズがきれいなのは水で洗ってるからという描写もちゃんとある。女のほうが射撃は上手いというのも一応現実には即している。  リアリティという点なら、心が壊れたマックスがなかなか物分り良くならない、どころか全能力を生存に全振りしてしまっているので最初は言葉も満足に話せないという描写も面白い。元々素直なウォー・ボーイズであるニュークスの方が早く適応する。  全編とんでもないバイオレンスが展開し続けるが、その表現としてヒューマニズムが根底にある。エグいシーンは状況として写すがグロまでは行かない。この映画は酷い世界を描いているがどこか優しい。ジョージ・ミラーは人間というものを信じていて、だからこんなとことんまで酷い世界を描きながら希望を抱かせる。その優しさは劇中で葬り去られる人々にも向けられている。  人間は愛か希望がないと生きていけない。マックスはそのどちらも得られる機会を捨てて贖罪の旅に出る。それがマックスにとっての愛と希望なのだろう。この映画は優しいが決して甘くない。
tubirdさん [インターネット(字幕)] 10点(2024-06-03 22:34:39)(良:1票)
150.《ネタバレ》 約8年ぶり3度目観賞。新作公開に向けての復習。埃っぽさ炸裂、荒野を蹂躙するカーバトルアクション。水を牛耳るジョー率いる「NARUTO」の白ゼツみたいなんとガチバトル。無駄なしゃべり抜きのハードな漢、イメージ通りのマックスをトム・ハーディ好演。その上を行くのがシャーリーズ・セロン。髪を削ぎ落とし、女性らしさを捨てた女隊長を怪演。荒野の連続アクションはよく表現されていたが、中身が無さすぎ。アクションオンリー、ノンストーリームービー。これでは高評価は付けられねえ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2024-05-08 01:26:18)(良:1票)
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149.絶対に大画面で見た方が良いです。 台詞が少なく、ストーリーもほぼ無いに等しく、とにかく映像とアクション、それのみ。 ひたすら改造車vs改造車であり、一部白兵戦。 なので映像に圧倒されつつ空気感に入り込めれば高評価だったのかもしれませんが、iPadで見てしまったために画面の大きさ的な意味で全く入り込めず、面白いと感じられませんでした・・・。
53羽の孔雀さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-11-15 17:58:02)
148.ただ往復するだけでこの破壊力!
TERUさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2023-11-09 21:14:26)
147.《ネタバレ》 「凄い!!ぶっ飛んでる!!でも、サイコーに面白い!!」この一言に尽きるんじゃないでしょうか。もうね、映画としては反則と言ってもいいくらい直球勝負の超バカ映画なんですけど、余分なものを一切排除してストーリーを徹底的にシンプルにしたおかげか、なんだか人間本来の生存本能をまざまざと見せ付けられたようなそんな凄みさえ感じさせる作品に仕上がってるんですよ、これ。そう、人間なんて所詮は動物!性欲、食欲、この二つこそが男の生きるエネルギー源!!それがあってこそ社会は繫栄する!そんな男社会の源泉とも呼ぶべき本能に徹底的に抗う女たち……。なんて、深い――、のか(笑)。でも、人間の歴史ってこんなことの繰り返しだったのかもしれないですね。とにかく凄い映画でありました。「女は子供を産む機械」とでも思っている男どもに徹底的に反抗するシャーリーズ・セロン、かっこ良すぎ!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2023-07-03 12:39:24)
146.《ネタバレ》 砂漠化が進み、水や資源が枯渇し、近代国家はなくなり、暴力が支配する近未来。すぐに「北斗の拳」を思い浮かべますが、調べるに、「北斗の拳」の方がマッドマックスのシリーズ初期作品から、大きな影響を受けたとのことです。全面的に砂漠が舞台なので、ISISを連想させなくもありません。時宜を得ていると言えなくもありません。そんな何でもありの世界ですから、当然、悪い奴が暴力で支配をしていて、女性を手籠めにしていたりするわけで、女隊長がこれに反旗を翻し、女性を解放しようとし、主人公マックスもこれに加わるというような話です。何もかもが過剰でスピード感も半端ないので、2時間とそれほど長くないのですが、爽快に疲れます。バカっぽいアイデアを、とことん突き詰めて磨きをかけると、驚きと笑いに混じり、妙な説得力が生まれます。なかなか、この領域までは届かないものです。太鼓にエレキギター。棒高跳び。笑えます。
camusonさん [DVD(字幕)] 8点(2023-03-26 15:38:04)(良:1票)
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145.《ネタバレ》 これは凄い。2から三十余年、こんなに見事に甦ったマッドマックスを観られるとは思ってもみなかった。(3は脳内からdeleteした) マッドマックスといえば、世界観を支える美意識、ワタシ的にはここが一番大事なのだけど果てなく広がる荒涼たる大地と青い空は健在で、そこをゆく生き物のようなマシン群は過去作より一段ギアが上がってより洗練され、アイディアも満載だ。 モヒカンは絶滅しても、人間の生き血をハイオクと称する白塗り集団は充分にイカレているし、特に車輌フロント部で狂気の仕事ぶりを発揮する真っ赤なギタリスト、あいつには狂人No.1の称号を授けたい。 全編に亘って細かいことは問答無用の姿勢を貫き、人物の背景などはほぼ説明無し。実に潔い。 だけど、すごいのは綿々と説明せずとも各キャラがはっきり立っていることだと思うのよ。人物らはおおむねイカレているが、演出は非常にクレバーだ。妻たちは美的なアクセントになってはいるけど、自らの意志を持って闘う存在だ。疾走するマシンから臨月の腹をさらしてジョーに三行半を突きつけるスプレンディッドはすごくかっこ良かった。「悪者」の側出身ながら、実に丁寧に描かれるニュークス。異色なことだ。洗脳されてたウォーボーイ、だけど女に惚れて、人生で初めて信頼を寄せられたことで実にフレキシブルにこちら側につく。中2心理を体現したかのような和みキャラであった。そしてフュリオサ。台詞は少ないけれど彼女の思慮深さはあちこちに散見する。マックスの人物を見抜き、信頼が置けると判断してクルマをまかせる。一匹狼だったマックスは容易に警戒を解かず、車内のあちこちから隠し銃器を片っ端から集めるのだけど、フュリオサは煩わしそうにするだけで、するにまかせる。この場面、フュリオサの方がマックスより少し余裕があることを感じさせるワンシーン。大好きだ。 そしてトム・ハーディ。「裏切りのサーカス」では若さが浮かないように頑張っていた彼が、こんなに渋く成長していてワタシは嬉しい。そりゃかつてのメル・ギブソンのような華のあるタイプではないけれど、武骨で男っぽくて新生マッドマックスにぴったりだったと思うな。 企画として持ち込まれた時点では「この脚本、2と同じじゃないの?」とエライ人たちは思ったかも。にも関わらず大金を出した映画会社は偉い。
tottokoさん [DVD(字幕)] 10点(2022-12-03 23:08:06)(良:3票)
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144.《ネタバレ》 - Fury Road - “怒りの道”。 になるんだけど、このタイトル面白いんだ。MADとFURYは同じ意味。なのに何でくっつけた? この映画のフュリオサ(Furiosa)が、スペイン語で“怒り”の女性名詞なんだって(※男性名詞はFurioso)。Furiosaを縮めてFury。 なので、- Fury Road - の意味するところは“フュリオサの道”。それは彼女の辿ってきた道であり、彼女の進んで行く道。なんですね。 なので、この物語の主人公はフュリオサで、マッドマックスの外伝と言えるかもしれません。  続編の公開が発表されてから、マックスがメル・ギブソンじゃないことに、正直不安があった。名前だけの安易なリメイク作品になるんじゃないか?って。 車のカスタムの仕方も、2や3の、鉄板とか鉄パイプとか“有りモノを適当にくっつけた”感がなく、ちょっとデザイン的に美しすぎないか?って。 そんな不安は映画が始まってすぐに消し飛んだけどね。  乾いた荒野とアスファルトが舞台の1と2に対し、サンダードームと同じく砂漠化が進んだアスファルトの無い世界が舞台のこの映画は、1と2の続編であり、失敗作3のリブート作品だと思っている。 2から3と続く世界観で、文明・秩序が崩壊すると、ヒューマンガスみたいな力のあるリーダーが組織を作り、バータータウンのような街が出来て、新しい文明と秩序が生まれる。もう一方で3の子供たちの部落のように、心の支えとして宗教(のようなもの)も生まれる。 イモータン・ジョーとV8エンジンを神のように称える街シタデルは、3のバータータウンと子供たちの部落をくっつけて発展させた宗教都市に思える。 そう考えたらあまりに芸術的にカスタマイズされた車も理解できる。彼らにとって車は、私達にとってのお神輿や山車みたいな存在なんだろう。 という訳で、本作は3からハリウッドのぬるま湯テイストを抜いて、カリッカリに乾いたマッドマックスの世界観を正常進化させた作品と言える。  フェリオサが主役のマッドマックス外伝として捉えると、マックス役はメルでも行けたんじゃないか?なんて思ったり。トムのマックスは最初、無愛想で自己中っぷりがヒーローっぽくないと思ったけど、そのぶんスプレンディドが無事だった時のサムズアップが人間臭くてたまらなかった。フェリオサに名前を伝えるところもまた良いんだよね。人を信じられない世の中で、孤独に生きてきた男の優しさ。あぁ、彼は間違いなくマックスだ。って思ったよ。 安易に看板に頼った続編でなく、観たいと思ったものを観せてくれた映画として、前作から27年後に、こんなサプライズ・プレゼントがあるなんて…長生きして良かった!って思えました。 さぁ指を組んで天に掲げて「V8!V8!V8!」
K&Kさん [映画館(字幕)] 10点(2022-11-05 23:22:26)
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143.――真似の出来ない奴らがいる。  かのブルース・リー、ウルトラマンでの古谷敏さんの体躯。 そして、メルギブソンが演じるマッドマックスだ。  数え上げたらキリが無いほど他にもいるが…そういう人材ってのが居る。 もう神に愛されたっていうか、そういう人間たち。  今回は、自宅で眠ってるBlu-rayを並べ替えてた。 まだ観てないのが優に200本を超えてると思うんだが……いや、自慢でも何でもなくて、俺はアホの墓標だなーと思う。  そこで、アレだ。 今回はマッドマックスが不意に観たくなり、何を観るかをず――――っと考えてたんだが…そんな時に発見したのは「マッドマックス/怒りのデス・ロード」だ。 前に、映画秘宝で紹介していて「こりゃ観るしかない!」と購入したんだけど…ここ数年ずっと忙しかったんで観るのを先延ばしにしてた。 購入したのは「スチールブック」で彩色版とBlack&Chromeの両方が入ってるヤツだけど……コレって、映画館でやってたのかな?  スチールブックと言えば、アレだ。 同じスチールブックで「マーヴェリック」のBlu-rayがAmazonで受付してたんで注文しようと思ったら…速攻で売り切れてやんの! また、アホウみたいな値段(つか転売価格)になってるし…転売ヤーらの餌食になってる。 はぁ~…どこに行っても、迷惑をかけまくる奴が多いな…昨今。  さて、ずーっと観たかったBlack&Chromeを閲覧したが…やっぱ、よく出来てる。  ただ、俺的にはオーストラリア臭とバイオレンス、そしてスピードが漂ってた過去の「1」と「2(ロード・ウォリアーズ)」の方が好き。 でも、まぁ…3はアリだけど同じカテゴリーに並べられないっつーか…(関わってないけど)スピルバーグ的な臭いが強いからね。  怒りのデス・ロードで主演を務めてるトム・ハーディーも頑張っては居るけど…走る時にガニ股じゃ駄目な気がするのよ、俺的には。 やっぱりメル・ギブソンの走ってるバランスっつーか、格好良さには叶わないなー、とマジで思う。 あと、この映画って…死ぬほど観てる俺から言わせりゃ、「2(ロード・ウォリアーズ)」のリメイクなのは皆が知ってる通りだけど、2のマックスはフュリオサ大隊長役の「シャーリーズ・セロン」だな、マジで。 これは、どう考えても、2と同じ同じアングルで映ってるシーンもあるんで…(多分)ほぼ間違いないと思う。  さて、白黒で観る感想だが一長一短。 俺が白黒で観直して凄いなーと思ったのは、(2007年)に公開した「ミスト」が、まず頭に浮かぶ。 最初はカラーで観たってインパクトのせいかもしれないけど、バケモノとかは白黒の方が色合いまで想像させられて、もの凄い恐怖感があったし、白黒ってのが濃霧(ミスト)感が溢れてたと思う。 けど、今回の怒りのデス・ロード【Black&Chrome】に関しては車やウォーボーイズ(山海塾みたいな白い戦闘員)のタトゥーのディティールの詳細が際立ってたってのは有るが、俺的にはやっぱりカラーの方がいいと思う。 あのウォーボーイズってのは、原色な健常者に対し「色を失ってるモノトーン感」が重要なので、あの異常さはカラーの方が絶対際立ってると思う。 あ、勿論イモータン・ジョーもその部類だけど。 つか、ジョーって…いま(あの)宗教団体の問題が出てるから、彼の発言を聞いてると…宗教的な本尊っつーか教祖の指示とか…それを受ける側の心の持ちよう、何を喜びとするように教え込まれてきたか?なんかがジンワリと感じられて…「ああー、こんな作品でも、宗教の簡単なメカニズムが解ってくるんだなー…」なんて考えてしまい、怖いなーと思った次第。  さて、「マッドマックス/怒りのデス・ロード」だけど…カラーもモノトーンも含めいい映画ではある。 けど、マッドマックスは俺にとってメル・ギブソンしかない。  スタッフが頑張ってる「いい映画」だけど、マッドマックスとしては「(俺にとっては)違う映画」ってのが感想。  うーん…中学の時に観たあのアクション…スタントにも「絶対にアレ死んでたよな?!と皆でワイワイ話してたシーン。 そして、最高にカッコいいマシーン「V8インタセプター」に痺れて… それが「2の冒頭で全面破壊」っつー、監督の思い切りの良さに超ビビった。  あと、アレだ。 ヨッペから前売り券を貰って「サンダードーム」を観に行ったのも思い出す。  マッドマックスと共に奔ってたなぁ…マジで。  ――暴力とスピード。  やっぱり凄い作品なんだよな…。 男に尊敬と畏怖を感じられてこそ、マッドマックス。  その金字塔は揺らぐ事は無い。  俺の永遠の世界だ。   .
映画の奴隷さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-09-11 14:49:30)
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142.見た直後は5点かな?と感じましたが、他の映画を複数見た後に再考すると意外と良かったかもなぁ、と7点にレベルアップするような不思議な映画です(間をとって6点で)。。個人的にはマッド・マックスはメル・ギブソンの物語だと考えている古い世代なので、どうしても評価的に低めになってしまいます。ただジョージ・ミラー監督はやはり大天才だということは改めて感じました。できれば今作はフュリオサの物語としてマックス不在の「外伝」としたほうが無理がなくて良かったような気がしました。  しかしマックス(トム・ハーディ)、ジョー様(ヒュー・キース=バーン)、ウォーボーイズ(ニコラス・ホルト=ニュークス)、フェリオサ(シャーリーズ・セロン)、その他全ての役柄が立っていて非常に素晴らしい!一見して中身がなさそうなストーリー展開も、後に考えると意外と奥深く、複数の鑑賞に耐える作品に仕上がっています。アカデミー6部門には違和感を感じますが、皆さんが評価している一定の理由はあると感じました。  ジョー様の頭の悪さ加減なども含め、手放しで素晴らしかったとはいいにくいですが、、まったくもって悪くない映画です!個人シアター2D100インチ鑑賞ですが、映画館で3D鑑賞していたらもう少し評価が上がったかもしれません。
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-08-01 18:05:07)
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141.《ネタバレ》 これは面白い。終始殺伐とした雰囲気なのに、ずっとニヤニヤしながら見てしまいます。あまりに荒唐無稽な話を、きわめて大真面目かつ大げさに展開しているからでしょうか。奇抜な車両群による追いかけっこと、何がなんだかよくわからない戦闘シーンと、実は同じルートを往復するだけという単純なストーリーに好感が持てます。 個人的なツボの1つは、白塗りの男たち。彼らは「キョンシー」の影響を受けているに違いない。もう1つは、車両の先頭にくくり付けられたままエレキギターを弾きまくる彼。いったい何の必要が? 彼にとっては快感なのか拷問なのか? 戦闘能力はほぼゼロのはずですが、終盤にちょっとだけ見せ場があるのも笑えます。 そしてラスト、ようやくシャーリーズ・セロンと熱い抱擁かと思いきや、あっさり群衆に逆行して去っていくトム・ハーディもカッコいい。続編を作る気ですかね。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-04 02:32:22)(良:1票)
140.《ネタバレ》 すごい!どまんなかまっすぐのアクション!こんな映画をまっていた!ひたすらカーアークションなんだが、もうあの手この手の見せ場のオンパレード。是非USJのアトラクションにしてほしい。欲を言えば主人公がもっと悪くてもよかった。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-06-28 21:32:25)
139.本家「マッドマックス」公開以降、80~90年代にパチもんがモコモコ作られて完全に廃れてしまったポスト・アポカリプス・ムービーというジャンル。それがまさか21世紀に本家本元の続編が見られることになろうとは本当に分からんモノですなぁ。それ系の映画が昔大好きだったのでB級全開の世界観を物凄く贅沢な映像で見せてくれて懐かしいやら嬉しいやら。突っ込みどころも満載だったけど、「マッド・マックス」が帰って来たんだし全部それだけでおっけーでしょう。
J.J.フォーラムさん [映画館(字幕)] 7点(2021-06-08 22:13:28)
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138.映像だけで長時間持たせるのがすごい。 過去作を見てなくても単品でも鑑賞に堪える。 ちゃんと設定に奥行きがある。 アートセンス抜群。 芸大なら首席卒業じゃないだろうか。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-08 17:28:02)
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137.《ネタバレ》 シリーズの中で唯一、公開当時映画館で見ました。 そして今回久しぶりに見て、やっぱり面白かったです。 トム・ハーデイのマックスも悪くないし、今作の主役はフュリオサの方だと思うので、ちょうどいい絡み具合だと思います。  巻き込まれて結局手を貸して、多くの人に未来への道を与えた後去っていく、というマックスの物語がパワーアップしてます。 未来を担っていく女たち。 子どもだったり植物の種だったり、すべて女たちに託され、そこへ至る道を切り開く手伝いをするマックス。 カッコイイです。 そして、今作では、女たちもただ守られる側ではなく、戦う強い女たちなので痛快です。 シャーリーズ・セロンは、坊主頭で顔を汚してても綺麗。 でも美貌に甘んじないで、徹底して役作りをするところが凄いと思います。  印象深いのは、ニュークスです。 短い一生だけど、イモータン・ジョーの為に戦って死ぬことが幸せと信じ切ってる。 でも束の間だけど愛を知り、本当に守るべき者の為に死ぬ。 クレイジーのようで陽気だし頭も良く健気なニュークスをニコラス・ホルトが魅力的に演じてました。
nanapinoさん [地上波(吹替)] 7点(2021-02-14 02:43:35)
136.《ネタバレ》 しかしまあ、「ただ追いかけるだけ」の作品に、ここまで壮大な手間暇をかけるとは・・・そのぶっ飛び度はまことにあっぱれです。背景の説明がほとんどないとか、無意味に登場するセクシー美女軍団とか、いろんなところで妙にずれたり歪んだりしているのにも好感です。●それと、いかにもな大迫力の映像の洪水に目を奪われがちなんだけど、随所でロングショットを挿入して、位置関係とか地形とか遠近感を把握できるようにしているところにも、丁寧さを感じます。
Oliasさん [映画館(字幕)] 7点(2021-01-31 21:43:01)(良:1票)
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135.《ネタバレ》 マッドマックスと言えば、インターセプター。 活躍の場が無く破壊されたのは残念無念。  とはいえ、マッドマックスと言えば、 燃費無視のガリガリエンジン。 もう、違法改造車をこれでもかって見せる世界観。  シナリオは二の次にして、 これでもかのマッドマックスの世界を追求。 すばらしい!  そしてシャーリーズセロンはすごいなぁ。 最後まで気づきませんでした。
こっちゃんさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-30 19:15:09)
134.《ネタバレ》 アカン、これは完全にハマったわ。もう濃厚過ぎる登場人物から世界観、単純明快なストーリーまですべてドハマり。最初から最後までほとんどカーアクション、それでいて決して飽きることはなく、目はもう画面に釘付け、手に汗握る。白塗りの若者が自らを犠牲にするところ、おばあちゃんが亡くなっちゃうところなんかお約束ながら泣ける。あー面白れぇー!!でもこの手の映画って苦手な人が割といる気がしたんだけど意外な高レビュー。やっぱいい映画はいいんだね。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 8点(2020-09-26 09:58:30)
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133.《ネタバレ》  何度目かの視聴でしたが、やはり地上波ではあれやこれやカットされてますなぁ。しょうがないけど。 名前をなかなか言わないで最後の方の大事ななところで名乗る系の好きなわたくしとしては、おれの名はマックスってとこで震えました。 こういう映画が好きなことに理屈があるか!って思いながら今、理屈こいてますけど。(謝) 純粋な白塗り若造の洗脳下から解き放たれ、人の心を持って犠牲になってゆくシーンは毎回泣けます。 人生って長さじゃなくて中身だよね。 最後ありがちなチューとかせずに静かに去っていくマックスも素敵。
jetter3さん [地上波(吹替)] 8点(2020-09-20 20:58:11)
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【点数情報】

Review人数 152人
平均点数 7.75点
000.00%
100.00%
200.00%
310.66%
410.66%
595.92%
62013.16%
72919.08%
84328.29%
93120.39%
101811.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.64点 Review14人
2 ストーリー評価 7.13点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.62点 Review16人
4 音楽評価 8.00点 Review14人
5 感泣評価 6.70点 Review10人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 
撮影賞ジョン・シール候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ受賞 
音響賞クリス・ジェンキンス受賞 
音響賞グレッグ・ルドロフ受賞 
美術賞コリン・ギブソン受賞(プロダクション・デザイン)
美術賞リサ・トンプソン受賞(セット装飾)
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
編集賞マーガレット・シクセル 受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 

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