15.映画とはかくあるべしというお手本のような映画。レジスタンスの映画である。(わかった人がいないようだが) 【おら、はじめちゃん】さん [DVD(邦画)] 10点(2023-04-11 05:45:07) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 まずは劇中劇の「鮮血の呼び声」などという陳腐な題名を誰がつけたのかと思うわけだが、中身は実在の「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリ(1560~1614)をもとにした話だったようで、そういう背景をくどく説明しない態度は悪くない。 しかしホラー映画としては人形が人を襲うという設定を生かせておらず、立って歩いて来るなら逆に近づくまでは危険がないのだろうから、近接する前に蹴り飛ばしてしまえば簡単ではないか、という方に考えが行ってしまう。だいたいこういうモンスター的なものを出せば済むと思っているのは呆れるしかなく、終盤、舞台の上で騒いでいたあたりは面倒くさくなって早く決着をつけろという気分だった またドラマ的にも話が薄く必然性のない展開で心に訴えるものもない。特に問題なのは主人公が本物のバカに見えることで、「人形が」で台詞を止めることに何かこだわりでもあったのか。そもそも何を言ったところで中止するはずないのだから放っておけばいいだろうがとしか思われず、足立梨花さんには申し訳ないが、人々の死に特に悲哀を感じるようなこともない。 あえて真面目に考えると、エリザベート・バートリや劇中の人形と同じように、他人のものを奪ってでも我を張り通して生き残れ、という芸能人向けのエールだったのかも知れないが、それにしても万人が共感するようなものではない。とりあえず個人的には、先日見た「劇場版 私立バカレア高校」(2012)の方がよほど娯楽としてまともにできている気がした。 余談として、この映画のように舞台の演出家が主演女優に個人的関係を要求するとか(先行例としては「リング0」)、アイドルが売り出しのために枕営業を強いられるとか(最近見た別映画)が多い気がして、演出家だけでなく映画監督とかプロデューサーとかの全部がもれなくこういうことをしているのだろうと思うようになってきたが、業界の立場としてはそう思われてもいいのか。自分には縁のない世界なのでどうでもいいが。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 3点(2018-09-16 08:54:59) |
13.「リング」を初めて見たときの、あの衝撃をもう一度味わいたくて、この監督の映画を観るんだけど。だめだ、ここまでつまらないともう今後は期待できない。 【センブリーヌ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-05-30 00:58:59) |
12.《ネタバレ》 あんなダッチワイフみたいな綺麗なお人形さんが恐いわけもなく 最後になってバタバタ8時だよ全員集合のようにドタバタやってしまって店閉まい。いやあ、どうでもよくなってしまいましたね 島崎遥香については興味ないけど川原で死に絶えたシーンをやってましたね あそこまでなら良しと評価する。ただしアイドルらしからぬ鬱な顔は評価出来ない 劇場霊ってタイトルだって変だ 普通に人形霊ってことでえぢゃないか えぢゃないか 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-05-29 20:48:35) |
《改行表示》11.私は期待値を思いっきり下げていたのでそこそこ面白く見られました。しかし客観的に見れば酷い出来です。 ストーリーは恐ろしく平坦でジャパニーズホラーの黎明期の作品のようです。いっさい工夫や意外性がありません。 監督が主役に枕営業を迫るシーンなどは唖然とするほど古臭く悪い冗談としか思えません。 人形が大暴れするシーンではヨタヨタ歩きで大勢の人を1人ずつ殺すのは大変だろうな、などと考えてしまいました。 【Robbie】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-03-01 23:03:11) (笑:1票) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 どんな劇場霊なのかと思いきや、全く違った。 きれいなお顔の人形が、貞子さんのような、伽椰子さんのような動きで、ちょっと面白かった。 女の子を吸って「かぴかぴ」になる様子がよかった。 私にとっては、まぁ、飽きない類の映画。 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-12-04 02:16:13) |
9.《ネタバレ》 “人形(ヒトガタ)”はその形容と性質から、不気味な雰囲気を醸し出すことが可能な、ホラー映画御用達の人気アイテム。実際、『チャイルドプレイ』や『死霊館』『デッド・サイレンス』では物語の核として機能しています。とはいえ、取扱いが難しいのも事実。特に『チャイルドプレイ』や本作のように人形自身が人を襲う場合、殊更設定や脚本、演出法を練らなければなりません。問題点。そもそも不気味であっても、命の危険は感じないこと。動くはずの無い人形が襲ってきたらそりゃ驚きます。でも逃げれば済むこと(あるいは戦っても勝てますよね)。そこで“相手を魅了する能力”や“武井壮並みの身体能力”を人形に付加する必要が生じます。でも強すぎる霊能力(超能力)を持たせてしまうと物語は硬直してしまいますし、高い身体能力は人形本来の魅力を半減させかねません。さじ加減がとても難しいのです。本作の場合、設定・脚本・演出、全ての面において、残念ながら工夫が感じられません。恐怖創出のグランドデザインが用意されていないのです。我々は何処をどう怖がればよいのでしょうか。AKB48の島崎遥香主演。『女優霊』から20年。キャッチフレーズだけでは……。そもそも何故『人形霊』ではなく『劇場霊』なのでしょう。『女優霊』から連想され易いという理由で『劇場霊』だとしたら、流石に志が低いと思ってしまいます。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-11-25 00:48:40) |
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8.《ネタバレ》 キーキーとヒステリックに叫んでいるのが耳障りです。内容的には世にも奇妙な物語の1本分くらいでもじゅうぶんにお釣りがくるのでは? 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-11-05 23:30:30) |
7.《ネタバレ》 特に期待もしていないけど、なかなか酷かった。演技が酷いのは仕方ないとして、これはやる気があるのかってレベルの脚本でした。演技が酷い役者さんたちが気の毒に思えるほどでした。主人公が舞台を中止しろと叫び続ける。でも、ちゃんと説明しようと云う意思が感じられません。バカ者扱いされて当然です。主人公に限らず、ほとんど全ての登場人物が場当たり的な台詞を連ねるだけで、薄っぺら感が半端ない。自然と人物像に深みが無くなり、誰にも共感できないまま終わりました。致命傷は特に怖くないことですな。それとねぇ、少女の若いカラダを食い物にする演出家ですよ。 昭和の大映ドラマかと思いましたわ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2016-11-03 07:42:43) |
《改行表示》6.たしかに、劇場霊というタイトルなのに、霊自体劇場と全然関係ないので微妙な感じ。 主演の女優も演技が下手なのは元より全然華がない。 何より、霊の実体が人形なので全然怖くない。 見所が全く見つけられませんでした。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 2点(2016-06-09 22:15:14) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 ようやく貞子一点張りから抜け出したジャパニーズホラー。 新たなものに挑戦しようとする意欲は買いますが、本作はなんとも消化不良。 主役のぱるるをはじめとする女優?陣がお世辞にも演技が上手いとは言えず、生き生きした演技ができてないと感じる。 人形とも人間ともどっちも言えない質感の表現とかは良かったが、もっと「突き抜けて」もいいのではないかと思う。 要は初期のピータージャクソンとか、サムライミのホラー映画みたいに、あの人形を過剰だと思うぐらいにやって欲しい。 もっと馬鹿みたいに大暴れしてギャグすれすれぐらいにまで持っていけば、単なるアイドルホラーの域を超えた珍作として評価が上がったのにと思う。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-04-23 21:59:41) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 中田秀夫監督の新作ですが前作『クロユリ団地』があまりにもアレだったので、どんなもんかと思いましたが想像以上にお粗末な出来でしたね。そもそも霊の存在理由が劇場に全く関係ないのも解せません。人形作家の事故死した長女の現世への生の執念が籠っているにしても、なぜ小道具倉庫に入ってたのか不明だし、小道具担当者も身体は作ったけど頭部は作らないで使いまわそうってのも意味不明。あんなもん劇に合わせて製作するもんでしょうに。たまたま劇場に回って来ていた霊ってだけにこのタイトルはナンセンスですね。霊が劇場に惹かれる過程があればまだ説得力もありましたがそれもなく、スタッフは怪死して主演女優は転落して重症なのに周囲は意気揚々としているのも変。まあ脚本は『クロユリ団地』の人らしいので納得しました。ホラーは駄作良作それなりに観てる方だと思いますし、かなり穏便に温かく観ていると思っていますが、演技や演出を含め話が今どきの映画と思えないほど酷かったです。 終盤はもうコントを観ているようでした。人形(霊)が本領を発揮しだしたら、「出口を探そう!」と主人公の手を引いていく小道具のにいちゃん。職場にもかかわらず出口を見つけられず、なぜか出口ではなく警備室にたどり着くとモニターで人形の悪行を見学し恐れおののく二人。人形は表情も態度もやる気が感じられず人間の生気を吸うシーンもお粗末なCG。最後はのんびりと襲い掛かってくる人形相手に、生贄の娘を閉じ込める内部に鋭利な金属のついているアイアンメイデン風の籠に「入れ!」と言い出す小道具のにいちゃんとそれに従う主人公。それを見て何もできずにオロオロと周囲を徘徊する人形。次ににいちゃんは何をするのかな?と思ったらよりにもよって籠を人力滑車で必死に釣り上げ、挙句の果てに主人公を人形の上に落下させるなどヤリたい放題。「お前どっちの味方なんだよ!」と笑いながら観てました。テレ東の午後ローでやったら実況民が大喜びしそうな出来ですね。中田秀夫はもう枯れ果てたんだなと再認識。『クロユリ団地」と同じく音楽だけは良かった。またもや川井憲次の無駄遣いでした。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 2点(2015-11-26 13:51:42) (良:1票) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 冒頭で横たわる人形の艶かしい表情の造型など、フィルム撮影の感触や照明効果もあって押井守も大喜びしそうな生々しい物質感がある。 クライマックスで人間を追う動きやそのPOVショット、状況と顛末は『ターミネーター』も思わせる。 その追い詰められる感覚を出す上で、劇場の構造と舞台の空間はしっかり提示して欲しかったところだが。 口話での説明も多く、脅かし系BGMの連発も少々くどい。いつもならすぐにそれとわかる特長的な川井憲次サウンドも、 ラストの島崎遥香のショットに被るメロディーでようやく気付いた次第。 本来ならエンディングで余韻溢れる印象的なインストルメンタルを聞かせてくれるところなのに、 興ざめな歌曲が流れてきてしまうのは、例の企画担当の都合というやつか。 ヒロインの怯えの芝居は単調ながら、頑張ってよく絶叫している。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-11-23 08:13:00) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 ターミネータージャパホラー劇場風味。 間違いない! 【JF】さん [映画館(邦画)] 3点(2015-11-22 22:05:32) |
1.《ネタバレ》 「企画 秋元康」と言う文字を見るにつけ、「アイドルを売るのにホラーって適してるんだろうか?」って思う。今回はぱるる。クライマックスで返り血を盛大に(と言うほどド派手にではないのがアイドルの限界か)浴びるが、顔が嫌がってるのが丸わかり。アイドルも大変だねぇと同情した。お話は人形が暴れるだけの平板なもの。これ、シリーズにするには特徴なさすぎだね。ぱるるが想像以上に地味キャラで苦労した甲斐があったのだろうか? 【ぴのづか】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-21 19:14:54) |