《改行表示》47.《ネタバレ》 伊藤潤二の同名のホラーマンガを原作とした実写映画で、地方の小さい町が渦巻きに呪われてみんな渦巻きになっていく話である。同時上映が「富江 replay」とのことで、邦画ホラーの隆盛に乗ってこの原作者を売り出すつもりだったのかも知れないが、怖さというより荒唐無稽な不気味さを売りにした怪奇映画といったものである。 まず序盤で、主人公が「あ、また負けちゃう」「きゃっ」と言ったあたりで大根役者ぶりが印象づけられてしまうが、しかし続いて映る町並みが昭和レトロ風なところをみると、役者が大根に見えることを含めて「時をかける少女」(1983)を真似たもので、失笑演技はそういう演出だったからとも取れる。主演の初音映莉子という人は今もちゃんと役者をやっているが、この時点では80年代の原田知世に続く新世紀の国民的アイドル女優というつもりだったとすれば意味はわかる(実際に可愛い)。 それにしても相手役の男は一体どういうキャスティングだったのかと呆れる。この男が棒演技でも構わないよう時かけ風にしたのかと勘繰りたくなるようなもので、当時はモデルだったらしいが明らかに不快要因になっていた。女優まで付き合わされていい迷惑ということではなかったか。 内容としては原作の全部を再現するつもりはなく、とりあえず劇中世界はこんなところ、というのを見せておいて、あとは原作本を読んでくれという形で投げたようでもある(同時期に単行本が発売されている)。終盤で新たな町が形成されるところまでは行かず、前半部分のエピソードをつないで適当に切り上げた形だが、かろうじて“繰り返す”ことだけは最後に説明されていた(よくわからないだろうが)。 半端で笑えないコミカル演出や、原作者や出演者関連のおふざけなどは全く気にいらないが、廊下で俯いて並んでいる生徒やエレベータの看護師などは意味不明だが悪いともいえない。映像的にも、運転席を内側と外側から撮ってクロスフェードするとか、ピンク電話のダイヤルを回すごとにズームするといった趣向は効果的なのかわからないが特に否定するものでもない。ちなみに雨の日しか来ない男の顔は非常にいい感じを出していた(不快だが)。 ほかキャストに関しては見たとおりだが(男連中が鬱陶しい)、同年の「呪怨」(OV)、「ブギーポップは笑わない」にも出ていた三輪明日美という人は、この映画でも脇役ながらかなり存在感を出していた。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-04-13 13:30:38) |
【馬】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-06-02 15:24:53) |
45.なかなか侮れないギャグホラーだと思いますよ。制作陣が意図した方向とは違うと思いますが。 【HAMEO】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2010-02-09 20:41:09) |
44.なんかのDVDに入っていた予告みて「面白そうだな」と思って、見たらビックリ。全然ツマラナイ! もうやんなっちゃう感じです。 【紫電】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-02-07 21:50:53) |
43.多くの方が指摘しているとおり、大林監督の「HOUSE」みたいなのを作ろうとしたんでしょうね。しかし「HOUSE」のような息遣いは、この作品からはまったく感じられず、単なる学芸会になってしまいました。残念! 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-09-11 12:00:19) |
42.伊藤潤二の原作は、今ひとつだったけどそれなりに面白かった。はずが、映画の出来はものすごく悲惨で、最後まで鑑賞するのが苦痛だった。作る方はこれを狙ったのかもしれない。そうだとすれば…、なんてあり得ないか。 【リニア】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-12-23 02:24:03) |
41.気持ち悪い映画~すっごく奇妙な世界。嫌いじゃないよこういうの|'∀`)ノ 【尤紀ё】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-17 18:31:29) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 <原作未読、映画版のみの評価> この独特な雰囲気は嫌いじゃないし、不可知論的な世界観を持ってくるのも良いが、ただ「それだけ」なのが残念なところ。単に不条理に徹しているだけなので、ホラーとして怖い作品とは言い難い。 他の作品同様、発想は非常に奇抜だが、「だからどうした」の域を出ていないのが惜しい。登場人物の演技も微妙。 ただ、普段はこういうバカっぽい作品をあまり評価する事はしないんだけど、良くも悪くも、「リング」以降のホラーブームに出てきた、「恐怖とは何か」を見定める上での数ある「実験作」のひとつとして、語るだけの価値はある作品だと思う。そういう意味で5点献上。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-10-12 20:21:29) |
39.《ネタバレ》 うわーあ。笑 なかなかできないですよね、ここまで。うんこもらすかと思った。そもそも伊藤潤二の作品を映像化しようってこと自体あまりに無謀。でここまでやるんだったらやっぱ大杉蓮は原作通りの死に方で見たかった。 【イチェルコ】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2006-08-04 17:35:29) |
《改行表示》38.あ~ うずまき「ぐるぐるぐるぐるg-うrぐる」ってさ、←あちゃあ、一回では打つきれないやあ、打ち直し→ うずまき「ぐるぐるぐるぐるぐーるぐる」ってさあ、 いや、面白いじゃないのよ。発想があ。それに予告からしてかなり期待をしてしまっていたかな。でもだめだあ、なぜってこれってウケルとしたなら中高生くらいまでではないでしょか。それに原作が小学館コミックだったという事を先に知っておくべきだったのでしょうね。間違いなく中高生向きに作られたのでしょうね。きっと。それを知らずに見てしまった私のほうが悪いのでしょうね。きっと。 【3737】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-04-01 01:30:53) |
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37.感想は、「こりゃ…ひどい(笑)」って感じ。(笑)をこんなに有効に使えたのも久しぶりだ。笑うしかない。 【コダマ】さん 2点(2004-12-08 08:05:25) |
【カナン】さん 3点(2004-06-02 11:37:13) |
35.初音映莉子が可愛いっスね!これだけで8点!…と言いたい所だけど、そうは問屋がおろさないんだなぁこれが。彼女含む殆どの人にだけどこのやる気のないへたっぴーな演技はナニ!?さすがにこれは辛いっすよー。話自体もそんない面白いわけでもないし。悪いが3点だな… |
《改行表示》34.あのとんでもない漫画を映像化しただけでも価値のある映画。原作の持つ異様な空気が再現出来ていたのには素直に感心。どうせやるならラストの地獄絵図まで再現して欲しかったけど、あれは流石に無理なのかなぁ…。それにしても主演の二人、演技の下手さ以前に日本語が出来てない気がするのは気のせいか? 【終末婚】さん 6点(2004-03-30 23:39:51) |
【腸炎】さん 10点(2004-03-26 15:53:25) |
32.くだらない映画。でもこの奇妙な世界観は結構好きだったりする。 【新井】さん 7点(2004-03-11 16:04:20) |
31.ホラーならともかく、ギャグ映画としてはテンポの悪さが許せない。 【あさしお太郎】さん 2点(2004-03-04 22:32:11) |
《改行表示》30.阿部サダヲが妙に高校生に見えた。 映像は青味がかってて不思議世界に見えなくもないけれど 主役2人の演技力のなさに失笑した。 【山本りんだ】さん 2点(2004-02-28 23:40:00) |
29.寝ました。初音映莉子が可愛かったです。性格俳優向き? 【海野やよい】さん 2点(2004-02-23 02:52:05) |
《改行表示》28.映画を見に行った時、これ二本立てでやってました。富江だったかな?でも、こっちの方が私としては大ウケでした。フィーファンの演技のヘタさ、あれってわざとなんですかね~?まぁモデルさんだからしょうがないのかな?昔っぽい作りかと思いきや携帯電話出てくるし・・ 最後のオチも漫画というありえなさに大満足! そりゃ大杉漣も洗濯機入っちゃうわな~。。 【akoako】さん 6点(2004-02-19 23:12:57) |