9.TVでたまに取り上げられる話題なので、ある程度は背景を知ってはいたが、やや駆け足な印象。前提知識がないと物語が少々わかりにくいので、もうちょっと長尺で丁寧に描いた方がよかったのではないのかと。が、それなりの見ごたえはある。テスラにもう少し光を当てて欲しかったかな。 |
《改行表示》8.いまいち盛り上がりに欠けたけど、歴史的な出来事を描いた意義のある作品でした。 エジソンとウェスティングハウスの醜い争いの根底にあったのは人々の幸せの為という信念だったように思う。 電気椅子によるネガティブキャンペーンとか、負の側面がクローズアップされていたけど、それ以上の多大な貢献を両者が成し遂げたことは間違いない。 ラストの対面で少し心が通ったような演出になってたのは良かった。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-11-01 16:47:07) |
《改行表示》7.ベータ対VHS戦争よりはるかに世界的影響が大きかった直流対交流戦争を描いた実話ベースの映画。 そこそこの役者を使い面白そうな素材なのに終始退屈なのはどうしてなんだろう? アメリカの電気椅子処刑がこの際のネガティブキャンペーンでできた…というのは知らなかったので「へーーー」って感じでした。 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 5点(2021-07-07 15:05:19) |
《改行表示》6.素材としては面白いはずですが、どうも印象が薄い。おそらくそれは、両者がスマート過ぎるから。もっとギラギラ、メラメラしながら戦って、盛大な見せ場を作ってほしかった。実際、エジソンは大変な“個性派〟だったはずです。 そういえば邦題もヤル気がなさそうですね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-07-01 01:14:11) |
《改行表示》5.「エジソンズ・ゲーム」っていうより「電気戦争」じゃね? と、思ったら原題がまんま「電流戦争」だった。 エジソン vs ウェスティングハウス 天才発明家 vs カリスマ実業家 直流 vs 交流 演出などに力を入れているためか、 細かい話が小難しく、わかりづらくて苦戦 テスラの話や、事業売却やら、融資の話やら いまいち理解が追いつきませんでした 映画的にはもうちょっとわかりやすくしてもいいんじゃないな… 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-05 21:27:39) |
4.《ネタバレ》 発明王エジソンの知られざる一面を、彼とライバル企業との激しい経済戦争を通して描いた社会派ドラマ。偉人として名高いエジソンを演じるのは人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ、彼と激しい対立関係にあった実業家にマイケル・シャノン。全編に漲る緊迫感はなかなかのものがあり、実力派の役者陣の熱演も相俟って興味深く観ることが出来ました。ともすれば地味になりがちな題材なのに、センスの良いカメラワークや終始緊張感を煽る音楽のおかげで最後まで飽きさせません。現代社会になくてはならない「電力」というものがいかにして生まれ、そして発展していったのか――。そこには先人たちの血の滲むような苦労と努力の結晶があったというのが知れただけでも大変意義深いものがあります。それにしてもエジソンってこんなヤな奴だったんですね。特に、ライバルを蹴落とすために電気椅子の開発へと手を染めていたというのには非常に驚きました。しかも自身のイメージを守るために匿名で……。子供のころ、何にも考えずに「エジソンは偉い人~♪そんなの~じょうしき~」なんてノー天気に歌っていた自分が恥ずかしくなりました(笑)。ただ、史実を基にしたから仕方ないのでしょうけど、ストーリー展開がかなり駆け足で若干分かりづらい部分もチラホラ。それにエジソンの発明品である電球の偉大さを表すためなのでしょうけど、前半の画面が終始暗く、かなり見辛かったのもマイナスポイント。ま、総評としてはぼちぼちってとこでした。この監督の前作が個人的にお気に入りなので、次作に期待しておきます。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-02-28 02:48:57) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 今でこそ当たり前となっている仕様や形状などは、当時の人たちが試行錯誤して作られてるんだなという 当然のことながらも忘れていた事実に思いを馳せることができました。 エジソンが実はこんなことをしていたんだとか、ニコラ・テスラとの関係とか全然知らないことが多かったです。 ただストーリー運びがちょっと不満と言いますか、なんとなくダイジェスト版を見てるかのような印象も持ちました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-11-17 11:24:22) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 所謂「電流戦争」を描いた本作だが、結果を抜きに当時の状況として、直流と交流のどっちが真にプラットフォームとして優れていたのかというのは、現在の我々が考える以上に微妙な問題だったのではないかと感じた(種々の関連技術の開発の進展の先も見えていない状況な訳だし)。 しかし同時にこの戦い、その新ビジネスの主導権争いとか技術的優位性の実際とかといった本質的で理性的なものと言うより、本作ではひたすらに、ただエジソンとウェイスティングハウスの「意地の張り合い」である様にも見える(怒り狂って形振り構わないエジソンと、バカに付き合ったら負けだと思ってるウェイスティングハウス)。そうなるとこれは男の面子の問題なので、特にエジソンは全くと言ってよい程に冷静さを欠いており、結果として理性的とは言い難い極めて醜悪な争いを繰り広げる、というワケだが、イザ勝負がついてしまえば(冷静に戻ったのか)ラストはお互い実にアッサリしたものであった(ここの描写がホントなのかどーかは知らないが)。 映画としては少しエピソード(話の内容)が不足気味なよーにも思えるが、娯楽作としてはそこそこ。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-06-21 18:03:57) |
《改行表示》1.子供の頃に読んだエジソンの伝記。エジソンは電気を始め様々なものを発明した偉い人。誰もがそんなイメージなのではないだろうか。 しかし、この映画でエジソンのイメージが一変した。自分の発明を真似された事に怒り、ウェスティングハウスが推し進める“交流“電気に対し、ネガティブキャンペーンを繰り広げて行く。まさに直流対交流の戦いを描いている。 エジソン側も直流の素晴らしさを提唱してはいるものの、交流が必ずしも駄目であるとは考えておらず、むしろ交流の方がいい事に気付き始めるんだけど、それでも引くに引けなくなってもはや意地になっている所が、発明家というよりもビジネスマンとしてのプライドが感じられてとても面白かった。 この手の映画にありがちな一方を悪者として描く訳ではなく、ちゃんと互いの主張を公平に描いている点がとても良かった。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-06-20 14:45:14) |