《改行表示》42.《ネタバレ》 登場人物全員が少しずつ頭が悪い。極端に悪い奴はいないが、みんな平等に仲良く頭が悪い。例えるなら、かつての社会主義国家が国民に不幸と貧乏を平等に分け与えているみたいである。で、女性主人公もその頭の悪い人たちの中に入ってしまうので、イマイチ盛り上がりに欠ける見応えでした。 宮部みゆき原作の最初の映画化が本作のようです。読み物としての作品数やレベルを考えると、満足に映像化された作品がほとんど無いことに驚きます。面白そうな原作を適当に映像化してしまう。宮部さんは邦画の悪しき慣習の被害者かもしれません。 【アンドレ・タカシ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-02-19 12:44:04) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 個人的には傑作。こーゆー作品、大好きです。日本映画で特撮ものっていったら、幼稚なストーリーや子供だましの設定だったりするものですが、今作はストーリーや設定、人物描写が練ってあって大変良いです。それでいて難解になりすぎない、誰が見てもわかるようなバランス感覚で作成されているのが素晴らしい。 原作を見たことはないんですが、こーゆー作品はおそらく原作を観ていないほうが楽しめるんじゃないですかね。 矢田亜希子が好き。伊藤英明が好き。長澤まさみが好き。桃井かおりが好き。それだけでこの作品は楽しめます。 いわゆる『ちょーのーりょく』もので、それに陰謀がからんでくるストーリー。黒幕の動機があってないようなものだったのは、物足りなく残念です。そのためか、木戸を射殺させた後、スナイパーも自らの手で殺したり、『黒幕=サプライズ担当』みたいな係りなんですよね。確かにインパクトはありますがどれもが唐突すぎ。わけがわからないですよ。 ホラーでサスペンス風味なプロローグ。他の能力者の木戸浩一や倉田かおりが接触してきてからはちょっとダークヒーローものっぽい雰囲気。どれも好きなテイストです。 悪役はノーマルな人間だけれども権力者。及び猟奇的な殺人をこのむ鬼畜系若者集団。このメンバーが制裁を受ける様子はとにかくグロいゴア描写で力が入っていて良い感じです。鑑賞者の憤りを一緒に燃えさせてくれるような感じで大変良いです。その一方で青木淳子が死んじゃうラストの描写は、ファンタジックで戦隊もの的な映像で少々興醒め。そのせいで悲しみを共感したいシーンで、悲しみを共感しきれなかったのは少々残念。 とは言え、現実感を感じられる『超能力もの』としては高く評価できます。 最後に、桃井かおり、大変良かったです。 一般人代表の桃井かおりがいなければ、駄作になっていたんじゃないでしょうかね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-07-16 14:34:34) (良:3票) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 原作未見。結構面白かった。 あんな犯罪者だったら裁きたくもなるけど、それを裁けば同類になるというデスノートと似たような系統だったけど、やっぱりそういう感情、行動はいいのか悪いのか分からないような微妙な感触だった。個人的にはありだとは思うけど、それは人それぞれだから・・・ ラストは切なかった。序盤の幸せそうなシーンが続いたらな~と思ったりした。 CGが2000年の作品のせいなのか微妙な出来だったのと、演技力でややマイナス。 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-13 23:25:27) |
《改行表示》39.宮部みゆきの同名小説を、ガメラの監督でもある金子監督が映画化した作品。 私は小説の方は読んでいないが、映画の方はイマイチだった。 サイコキネシスを使って、法で裁けない犯罪者に制裁を加える…という宮部みゆきの小説のアイデアは面白いが、この作品は、小説を上手く映画化できてはいなかったと思う。 酔いそうなカメラ割り、役者の演技があまり上手ではない、台詞で説明させる場面が多いなど… 挙げていくとキリがないが、もう少し別のアプローチの仕方もあったのではないかと残念である。 説明台詞が多い割りに、ラストよくわからないままで終わるのも如何なものか。 |
38.面白かったと、この点をあげるのは矢田亜希子さんが可愛いかったからかもしれないけど、話の内容ものめりこめる内容で良かったからだと思う。あんなに人を燃やすことが出来るなんて、無敵ですね。あと、私としては吉沢悠もカッコよくて好きでした。 【ひまわり】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-02 17:54:11) |
37.《ネタバレ》 期待より、うんと良かったです( ̄▽ ̄人) 俳優も結構豪華で、知名度なかった時の長澤まさみが可愛いらしかったです! 昔「ドリューバリモア」がこんな映画やってたような…題名でてきませんけど(^_^;) 人が燃えるシーンがもっと自然ならよりいいですが、日本映画ならこの程度かな…楽しめました♪ 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-21 15:52:32) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 <原作は未読。映画のみの評価>。 通常人とは違う人間の苦悩、現行の少年法の甘さ、官僚体質の批判など、色々とテーマは盛り込んであるが、その見せ方が散漫で、何が一番伝えたいのか焦点が合ってない。 また中途半端にCGを使ったアクション映画のような超能力の演出のせいで、全体的に安っぽい仕上がりになっている。 悪役のいかにも「憎ませるためだけの悪人」というような、安直なキャラ造形も気になるところ。桃井かおりの刑事を始め、もう一人の能力者の少女など、最後までどういう役割で行くのか、方向性がはっきりしないままの登場人物が多いのも難点。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-04-13 16:13:51) (良:1票) |
《改行表示》35.意外と面白かった。 最後は可哀想ではあるけど、やっぱり自業自得というか、 どんな理由があっても人を殺しちゃいけないんですね。 まあ、あれだけ可愛い娘になら、1度くらい焼かれてみたい気もするけど・・・ 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-21 03:23:36) |
34.金子修介監督、大谷幸音楽…とくれば必然的に雰囲気が「ガメラ」になるのはむべなるかな。っていうか、出演陣がほとんど怪獣映画なメンツだったのが何か笑えた(その割りに永島敏行が悪役なのが新鮮)。そういえば上田耕一が出ていたが、この時点で金子修介が翌年に「ゴジラ」を撮るのを暗示していたようだ……おっと、余談でしたな。原作未読だったためか、すんなり物語に入り込めた。燃え盛る炎や爆破シーンも、自然と画面に溶け込んでいて安心。ただ、物語の性格上か、登場人物の誰に感情移入してイイか迷った。 【ドラりん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-29 01:52:06) |
33.能力者としての苦悩があまり伝わって来なかったのが一番きつかったと思います。人を殺すことに対して、簡単に開き直りすぎ。矢田亜希子にこの役は荷が重すぎた気がします。展開も粗く、全体的な浅さは否めません。ただ、警察署内で火がついた書類が舞う場面やクライマックスの爆発シーンは見ごたえあり。邦画でこれだけ迫力ある画はなかなかお目にかかれません。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-09 00:05:08) (良:1票) |
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《改行表示》32.劇場で見たクチです、、こういう系の映画をみてほとんどはずれがなかったんですが、やっぱり当たりでした。。映画見る前に宮部みゆき女史の原作を読んで、こらぁおもろそうだ、と思ってみました。 宮部みゆき独特の表現で心理描写をうまく表していたと思います。。 でもね、たぶん、日本人には合わないんだろうね、こういう映画は。。どんなに完璧に演じて完全な映画となったとしても、日本人が作ったこういう作品は日本人には評価は低いですね。 ま、原作から考えると主人公はさえないオンナノコのはずだけど、矢田亜希子女史って誰もが認める美女だから、ちと原作とは違ったけど、そんなんは特に問題ではないね。 日本では、本格的なパイロキネシストの映画って初めてだよね。。 パンピーには理解できない世界だけど、おいらには結構OKでした^^ こういう映画を認められない日本人ってやっぱり後進国なのかな。 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-06-25 01:22:40) (良:1票) |
31.孤独で影のある主人公にしちゃ、どうも華があり過ぎるキャスティングに勿体無さを感じる。センスもちょっと無く全体のバランスが悪いと感じつつも、退屈せずにソコソコ観ることができるのは、意外と悪くない作品なのかも? 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-02 23:19:45) (良:1票) |
30.原作ファンですが、やっぱ小説には勝てません。それはわかってました。「模倣犯」の失望後に観ましたから。でも、別物として観たら、わりといけてました。期待度が低かったのもあるけど。火曜サスペンスをもちっとよくして、特撮をかなりよくした程度にはよかったです。ただ、矢田亜希子は好きですが、この役にはちょっと違和感を感じてしまいました。笑顔過ぎです。普通の顔も笑い顔なんで、笑顔に見えます。もっと影のある女優さんなら、もっとのめり込めたんは事実です。そこがちょっと残念。まー、かわいーのは事実なんで、観てる分には問題ないんやけども。退屈はしなかったんで。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-13 23:20:09) (良:1票) |
29.まるでガメラが出ないガメラ映画のような雰囲気。ここでも本多博太郎と蛍雪次郎がいい味出してます。これは小説版『クロスファイア』と『燔祭』をうまく絡めてある…というかむしろ『燔祭』がメインかも。パイロキネシスという能力を説明するうえで『燔祭』を混ぜたのは正解だったと思うが、『燔祭』とも小説版『クロスファイア』とも異なるあのラストはちょっとイマイチでした。ガーディアンの設定がうまく活かされてないし、設定を変えてまで倉田かおりを出した意味がない気がします(原作でもちょっと謎の集団でしたが)。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 6点(2005-11-03 16:32:08) |
28.全く期待していなかったので、意外におもしろかったです。怪獣映画っぽい雰囲気、と思っていたら、やっぱガメラ?主役の矢田亜希子も初々しくて良かったです。悪役が中途半端でイマイチ、もっと主人公に活躍の場を与えて欲しかったですね。 【lafish】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-14 15:13:42) |
27.何度裏切られても、好きな人が出てる映画はいつも期待してしまう武蔵です。内容は浅く見事に裏切られたけど、僕はこれからも信じ続けます。よろしく。 【武蔵】さん 3点(2005-03-20 15:37:43) (良:1票)(笑:1票) |
26.ハイ、みなさんコン二チワワ。 (中略) え・・・今回私が紹介するのは久々の邦画『クロスファイア』。全体的には迫力のあるシーンが多くてそんなに悪くないですけども、「模倣犯」と同様に宮部みゆき先生の原作(関係ないけど、スティーヴン・キング先生の某小説と雰囲気、メチャ似てない?パクった?私の気のせい?あれれ・・・)とかなりかけ離れているのが痛い!原作ファンとしてはメチャクチャ失望しました。あと矢田亜希子。デビューしたての初々しさが可愛くて好感が持てるが、演技は残念ながら不合格の出来です。マジでガッカリですわ!とにかく演技の勉強してください。 そして最後に桃井かおり。SK-2して下さい、お願いします!スッピンはヤバイです!!R指定です!!! 【ピルグリム】さん 5点(2004-11-23 09:24:20) (笑:3票) |
25.Vシネマのノリです。悪くないし結構楽しめますよ。でも全てにおいてどこかで観たぞ!的な感は否めません。終盤盛り上がりに欠けたのと、主演の二人の演技が×なのがマイナスポイントです。もうそろそろこの手のネタは飽きました。 【たかちゃん】さん 5点(2004-05-11 11:14:56) |
24.金子監督ということで、いたる所がガメラガメラしてます。チョイ役陣に思わずニンマリですし、オープニングタイトルもすぐに大谷さんの作曲だと分かりました。ストーリーは割と薄いけれど、凄いのはCGによる火の迫力。「水とか火とかってのは、CGで描くのは難しい」と聞いていましたが、この作品を見ると「技術はここまで来たかぁ…」と感心してしまいます。自分は、悪人が燃やされても「恐い」と思うより、そんなところで感心しきりでした。あと後半は、大爆発に次ぐ大爆発の連続で、下手なハリウッドアクションよりよっぽど迫力があります(この作品にそれが必要かどうかという議論は別として)。ところで、自分はこの作品の桃井かおりを見て初めて、モスバーガーでケチャップ(マヨだっけ?)を貰えるんだということを学びました。最後に声を大にして言いたいことは、「長澤まさみ可愛すぎ」 【カシス】さん 6点(2004-05-07 14:43:08) |
23.敵役の背景情報が少ないとか、爆発しすぎとか、ツッコミどころは色々ありますが、結構楽しんで見ることができました。安易にハッピーエンドにいくかと思えば、最後にも一ひねりありますし。よかったと思います。自分もパイロキネシスほしいです。あと桃井かおりは浮いてますね。いい意味で、ですが。 【虚学図書之介】さん 5点(2004-04-01 20:54:35) (良:1票) |