《改行表示》106.80歳過ぎて一本筋が通ってカラリとしたジェシカ・タンディに接して自己嫌悪でヘナヘナするキャシー・ベイツが覚醒してゆく。演技を超えた素の二人(特にキャシー・ベイツ)に、同じくヘタレの自分は魅入ってしまいました。(+7点) 回想シーンは逆に淡々と眺めており、フランクに同情は皆無にせよゲスいやり口に吐き気がしました。 |
《改行表示》105.《ネタバレ》 何の前触れも無く、実はエグいシーンが突然出てくる変な映画。 ・バーベキューが美味い! って、本当は!? ・ボロくそに殴られるメアリー・ルイーズ・パーカー 等々 原作を読めば楽しみ方も変わるのかと思うけれど、私には今ひとつ楽しめず。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-09-30 17:08:01) |
《改行表示》104.自分が小学生の頃に、こんな映画があったなんて。 当時見てても面白くなかっただろうなぁ。 今見るから最高に面白いんだろうなぁ。 トゥワンダァッ! 今週末、庭の赤くなれなかったトマトでフライドグリーントマトを料理してみようと思っている。 【ババロン】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-06 10:26:41) |
103.あの恐怖のミザリーのキャシーベイツがとにかく可愛らしいオバさんを演じており、思わず笑顔になってしまう。回想の話は、女性の友情が描かれており、良かった。面白いというか、まーほのぼのとした作品て感じですね。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-08 16:32:30) |
102.《ネタバレ》 冷め切った夫との関係を何とか良くしようとあの手この手で努力するも中々うまくいかないエヴリン。暴力を振るう夫に悩まされるルース。男性社会に真っ向から立ち向かうイジー。エヴリンとイジーやルースの時代は違えども、三者三様にたくましく生きた三人の女性の姿は見ごたえがありました。いつの時代のどんな人間でもそれぞれの悩みや問題と戦っているんですね。その中で生まれる人間同士の絆を大切に、忘れずに生きていこうというメッセージを自分はこの映画から受け取りました。お袋の味ってわけじゃないですけど年をとっても忘れない懐かしい味“フライドグリーントマトが結ぶ人の絆”って何かいいですね。 【ちゃじじ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-06-11 13:20:57) |
101.黒人解放→女性解放という時代の移り変わりを描きたいのだろうけど、原作では同性愛がテーマらしいので、同性愛解放までは作品として描けなかったというのが91年当時の限界でなんだろうか。 |
《改行表示》100.ジャンルがコメディ、同性愛となっていますがあまりそのようには感じられません。原作は知りませんがどちらかというとミステリーっぽいです。中味はアメリカ南部の当時の価値観が身近に感じられる面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-01-23 23:27:30) |
《改行表示》99.《ネタバレ》 ジェシカタンディの回想部分とキャシーベイツの現在が交差していきますが、それぞれ別の作品にしたほうがいいように思えました。 原作に片想いの同性愛的要素が含まれていると知って納得する部分もあります。 別の州から殺人の捜査にきている男が、このBBQはおいしいというので事件はばればれです。いろいろと説明的な部分が多いけど分かりやすい分にはいいと思います。 思ったよりフライドグリーントマトがおいしそうじゃなかったのが残念。 凍った湖と渡り鳥のはなしが好きです。 【omut】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-01-18 01:11:44) |
《改行表示》98.《ネタバレ》 今では昔話となった老女の思い出話が、現在の行き詰った中年女を再生させてゆく。時間をまたいでの、二重構造になったお話がどちらも興味深くて観てて飽きなかった。過去の女二人の友情話の行方も気になるし、冴えないK・ベイツの悪戦苦闘ぶりも目が離せない。画が過去と現在に切り替わるたび、視点が変わって脳がリフレッシュされる感じ。 エブリンがイジーに影響を受けて変わってゆくとこ、ちょっと極端にすぎてまるで宗教に洗脳されているかのような描写はちょっとなあと思うけど、老いても瞳がきらきらと魅力的なJ・タンディの素敵さに免じましょう。 映像は明るくて米国南部の美しさが存分に堪能できます。K・ベイツの心境の変化が服装や髪型で表現されていたり、女性解放セミナーなる内容のトンデモぶりもなかなかの見所です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-27 00:30:24) |
《改行表示》97.《ネタバレ》 アメリカ民主主義の健全さか?黒人差別を乗り越えてきたアメリカの自由や女性解放のたくましさを見せつけられるようで…さわやかな感動をおぼえる。よくまとまっている。黒人奴隷をかかえていた南部諸州でも、彼らを家庭内に擁してよい関係を結んでいたこともわかる。この映画のテーマはこういうことか…。時には人を殺してしまわなければならないような厳しい闘いによってはじめて、黒人も女も解放される。そして何よりも友だちを守るために闘わねばならなくなるときがある。その愛の連鎖により、人は世代を超えて何かを伝えて行く。 ところで…最後まで見ても分からなかったけど、物語を語ってくれた老婆ニニーはイジー本人なんだよねえ。他人の事のように語っていたけど。だからルースの墓の前にお供え物があったことをあらかじめ知っていて、それを彼女に教えた。(そうだとすると蜂蜜をいつのまに用意していたのかわからなくなるけど…)。こういう理解でいいかどうか誰か教えてくれないかなあ…。 【柚】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-09 18:01:31) |
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96.《ネタバレ》 第一感は、古い少女漫画。いや、褒めているんだ。変わり者で勝ち気なイジーとほわんとしたルースの成長譚。大島弓子あたりでしょうか(あまりものを知らずにいってます)。朝の連続テレビ小説然ともしていたな。また、美しく強いイジーは宮崎アニメの主人公のようでもありました。つまり、黄金のフォーマットを幾重にも重ねて作られた本作が、面白くないわけがなく、ただパッとしないエドではあるが、エヴリンのことを静かに愛しているのだと援護したい一作でもあった(ダメ?)。【追記】これは「同性愛もの」ではないだろう。新しく観る人に言ってあげたいけど、ネタバレなのでいかんともしがたい。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-04-12 07:13:09) |
95.《ネタバレ》 いかにもって感じの女性(特に中高年)向き映画。お話としては悪くないし、まあ普通に見られましたが、特に魅力に感じるところもなし。一応コメディとされていますが、笑えるところは全くなかったです。それにしても、黒人が男女問わずことごとくいい人で、悪役が白人男性ばかりというのは、なにか政治的な意図でもあるのでしょうか? あと、過去の物語と現在の話とのリンクがいまいちよくわからなかった。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-11 21:52:34) |
94.見ごたえもあるし、楽しいし、いい作品でした。過去と現在との絡め方も上手で違和感ないし、よくできた脚本ですね。ただ、作品の出来には関係ありませんが、個人的にイジーのキャラや顔がものすごく嫌いだったのがちょっと残念・・・。 【ramo】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-03-09 00:29:06) |
93.2014.03/04 鑑賞。最近は古い映画は俳優に視線が行く。キャシー・ベイツは「ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所」の主役に、ジェシカ・タンディは「ドライビング Miss デイジー」の次の作品、しかも実年齢と同じ役にはビックリ、数年後亡くなっていた。また車に追突するシーンでは「テルマ&ルイーズ」の臭いを感じる。タイトルの意味が解らず途中でカフェのメニュー、揚げ物・豆類・トマト料理かと思いきや Fried Green Tomatoesと言う料理だった。良い作品。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-03-05 17:14:07) |
《改行表示》92.女性の友情物語、といった作品。 過去の回想と現在を行き来していて飽きずに観ることが出来る。回想物語を楽しみに聞いてしまう自分がいたりする。 ただし、女性向けの映画かな~と。つまり感情移入は難しい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-04 23:22:10) |
91.ずっと前に見たのですが印象深く覚えています。キャシー・ベイツの怪演がいいですね。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-02-12 14:46:52) |
90.回想の方は特段目新しくもなければ必然性もない話が淡々と積み重ねられているだけだし、現在の方は、制作側の狙った線がミエミエで、かえって醒める。キャシー・ベイツやジェシカ・タンディといった大御所を食ってしまったM・S・マスターソンのはまり役ぶりに4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-10-17 05:19:49) |
《改行表示》89.《ネタバレ》 時折現れる黒い笑いに、お話全体の温度が引き締まる。オチが分かってしまう人もいるかと思うけど、それはそれで安心感がある。 あの旦那はあの後いったいどうするのか気にはなるけど、丸く収まって良い話だった。 【黒猫クック】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-05 18:20:08) |
88.《ネタバレ》 どうかアノ豚のバーベキューはあの人しか食べてませんように。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-05 16:57:08) (良:1票) |
87.老婆の語りということで、何らかの物語的変形が加えられている可能性があるわけ。本当にあったこと・こうしてやりたかったこと・こうであるべきだったこと、が混ざりあっている妄想世界としての豊かさがある。マイブルーヘブンが流れ、完璧だった兄の死によって女の友情が代理として浮かんでくる。ただこのヒロインがあんまり魅力がないんだ。「野生児的問題児」なんだけど、生命力に欠ける。南部というとKKKが出てくるんだな。対する現代編、とりわけK・ベイツの家庭が薄っぺらで減点。ふたりのオスカー受賞作品にちょっとずつ触れるのがあちらの敬意の表わし方なんだろう。「ホラー映画のデブ女じゃないの」とか「町に車で出て行くとき…」とか。ホラ話で良かったのは「カモが飛来した日に寒くなりみな脚が凍りついてしまい、湖ごと飛び立った後に窪地が出来た」っての。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-17 10:24:04) |