18.動物たちのアニメーションにはデフォルメされながらも実際の動きを再現したような圧倒的なリアリティがあります。しかしこの映画の魅力は単に技術的な達成だけではありません。この映画は生き物が生まれ成長し死んでいく様を美しい四季の光景と共に描き切っています。温かいまなざしと容赦のない厳しさ、両方の目線がここにはあります。ディズニークラシック作品の中でその物語内容が最も古びてない作品と言えます。近年ディズニーは過去悪役を割り当てられたキャラクターを別視点から語り直す作品を何本も作っていますが、この作品にはその必要がありません。なぜなら悪役は人間そのものであり、その時点でこの映画は既存の価値観を揺さぶるものであり続けるからです。実はディズニーの作品の中で最も大人向けの作品なのかもしれません。 |
【movie海馬】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2014-01-13 03:22:10) |
《改行表示》16.四季折々の風景と共に、子鹿バンビの成長を描くアニメ。 ストーリーは取り立てて何があるというわけではないけど、 自然と生き物というテーマが含まれているようだ。 時たまふとNHKの動物生態ドキュメントを見ているような感覚に陥った。 もちろん堅苦しさはなく、かわいいバンビや愉快なキャラの森の仲間たちが、 鑑賞しているこちらをほのぼのとさせてくれる。 この時代のディズニーは、絵の色が落ち着いていていい。ぜひお子さんと一緒にどうぞ。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 02:17:58) |
15.バンビが可愛い。もう、ディズニーの描く動物って本当にどうしてこんなにも可愛いのかってぐらいである。絵も音楽もとにかく美しい。話としては確かに子供むけかもしれない。でも、そもそもこの映画って子供のために、敢えて子供向けに作った作品だと思う。だからそれで良いのではなかろうか?バンビの姿を通して子供がやがて大きくなった時、どう思うであろう?というメッセージみたいなものを感じることが出来るかどうかでこの作品の評価は変わると思います。季節が春から夏へと変わり、やがて秋から冬へと変わって行くように子供の姿をしたバンビが色んな動物と出会いながら多くのことを学びながら成長していく。つまり成長することとは何なのか?という深いテーマがこの作品にはあるような気がします。そういう意味において、単なる子供向けアニメと馬鹿には出来ない作品!日本が誇る漫画家の一人である手塚治虫作品に大きな影響を与えている作品でもある。個人的好みから何度も繰り返し観て楽しみたいというほどの面白さはないので8点以上は付けないけれど、それでも下手なCGだらけの中身空っぽの大作よりはよっぽど楽しめるし、好きです。 【青観】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-04-24 21:33:43) |
14.登場する動物たちを、デフォルメせずに丹念に描いています。その為に得たものと失ったものがあります。得たものは、美しい映像です。最初の森を視線が移動していくシーンや、バンビが初めて戦うシーンはリアルであり、美しくありました。失ったものは、ストーリーに面白味が欠けてしまったことです。鹿が話す、以外のことは本当の動物ができることしかさせていないので、キャラクターの動きに制限ができてしまい、驚くような展開に持っていけなくなってしまっています。いろんな資料に目を通すと、この映画はストーリーよりも映像が主で作っているようなので、狙いとしては成功したと言えます。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-01 23:36:47) |
13.《ネタバレ》 良かったなあ、これ。ほどよい擬人化と、ほどよいリアルさがいい塩梅にブレンドされた魅力的な動物たち。春夏秋冬が移ろう中でバンビの誕生から、やがて自らが親になるまでを繊細に描いた本作は、まるで叙事詩のようです。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-12 18:07:23) (良:1票) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 とても64年前の映画だと思えないほどの映像技術。この頃のディズニー映画はやっぱり質が良いと思いました。ただそこから進歩が見られないのが悲しいですね。 全体的に暗いっていうか・・・茶色いっていうか重い感じの色が基調なんですが、キャラクターの目がかなり生き生きしてるワリにストーリーは結構悲しいです。 なので絵は好きだけど中身はなあ・・・でも前半は好きなので良しとしましょう(何がだよ) 【ハリ。】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-21 18:38:45) |
11.《ネタバレ》 バンビかわいすぎ。あたしのディズニー映画のレビューはぜんぶ「~かわいすぎ。」から始まります(笑)おかあさんしんじゃうのがすっごくかなしかった。。なんかちょっとトラウマかも、あそこらへんは。ファリーン?(ばんびの彼女)のわらいかたが吹替だとすごく怖い 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-12 21:51:09) |
10.《ネタバレ》 雰囲気が好きになれませんでした。母が死んで後半に入るまでが退屈でした。大人になった動物達の声が変わっていたのがショックだった。ラストのとんすけ一家が最高でした(笑) 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-12 15:50:56) |
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《改行表示》9.ちょっと画像が全体的に暗いですねぇ。ストーリー的にライオンキングと似ています。お父さんが王様で王子様が頑張るみたいな・・・ 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-06 10:19:27) |
8.ディズニーの中ではとても現実的、写実的。キャラクターのかわいさに反して作品全体は結構、暗い雰囲気なんですが、それがまた自然の美しさ、厳しさを描いている。かわいいからという理由だけで子供に見せると意外と飽きちゃうのではないでしょうか。大人向きな作品だと思う。 |
【あしたかこ】さん 6点(2004-09-08 06:43:01) |
《改行表示》6.歌が暗いのがあまり好きではありません。 でも、キャラクターはとっても可愛いです。 とくにサンパーが好きです。 【erica】さん 6点(2004-01-23 16:57:04) |
5.仔鹿だけどカモシカのような細い脚(でも実際のカモシカの脚はかなり太い)でピョンピョンと跳ねるように駈けて行くシーンはなんとも印象深い。原作を喰らうディズニーの事だからおそらく…と思っていたらやはり有りましたか、原作が…。この映画を観た同時期にちょうど再放送を観ていたと言うのも有りますが、自分もコレを観て思わず「ジャングル大帝」を連想してしまいました。もしかしたら「バンビ」→「ジャングル大帝」→「ライオン・キング」…と言うオマージュ(?)の輪が…。表ばかりが目立つディズニー作品の中ではマイナーな部類に入る本作も、個人的には好きな一本(でも腹黒いディズニーは好かない)。子供の頃、プリントがふやけて剥がれるまで使っていた、バンビの洗面器がお気に入りでした。 【_】さん 7点(2004-01-19 13:59:43) |
4.今見てもしなやかなバンビの動きは当時のディズニーアニメの質の高さを感じさせます。スカンクとバンビが花の中で鼻をつき合わせるシーンが大好きです。 【omut】さん 7点(2003-09-22 10:24:01) |
3.バンビの足の細さに驚いた(笑)基本的にバンビの脇役のウサギとスカンクの方が好きだwピノキオ、ダンボとちがって現実味のあるいい映画だと思う。 【リウ】さん 7点(2003-07-23 17:15:05) |
2.基本的にディズニーって勧善懲悪なんだけど、この作品でいう悪は人間てことだけどさ、他の作品と違って対決するわけじゃないんで、実のところあんまり面白い話じゃないなぁって、、、。でもこんな作品もあってもいいよね。いっつも善と悪が戦ってるのもつまんないし、、、。命はつながってんだよ、、それは愛の営みなんだよ、、、て、子供さんにはいい教育だよね。。。。。 【あろえりーな】さん 5点(2003-05-18 00:07:41) |
1. フェリックス・ザルテンの原作をディズニーが1942年に鮮やかに映画化したのが本作。佳曲"Little April Shower"(「四月の雨」)のコーラスの美しさと、今を去ること61年前の映像とは思えぬ見事さに酔いしれましょう。かの手塚治虫氏に「ジャングル大帝」をインスパイアさせた(に相違ない)功績は計り知れないモノがある!!と個人的には思いますので…8点。え?どこがかって?偉大なる父鹿グレート・スタッグとか、母鹿が人間に捕まるとか、幼馴染みと所帯を持って凛々しく成長するとか…当時手塚氏は劇場でコレを観て絶対に影響受けまくったハズ(断言)。でなきゃ、偶然にしてはプロット似過ぎ!! 【へちょちょ】さん 8点(2003-02-25 03:22:52) |