《改行表示》547.《ネタバレ》 久々に再鑑賞。 存在しない黒幕をさも存在するかのように話してると思ってたが、それは勘違いで存在はしてることに気が付いた。 そして相変わらずタバコを吸いながら立ち去るラストはかっこええ。 歩き方がシームレスに元に戻るのもいいですね。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-08-28 08:48:07) |
《改行表示》546.《ネタバレ》 襲撃事件で生き残ったただ一人の男の証言だけに基づいて物語が語られる。 しかもその男というのが口八丁のペテン師だというのだから、もはや何でもありなわけで。 そりゃ嘘つき放題だよね。誰でもわかる。 「ありふれた疑惑」というタイトルが一番のネタバレかも。 犯人グループのリーダーが元悪徳警官で、警察はそいつがどんなに悪い奴か知っているがゆえに目を曇らされているってとこがミソ。 でもこんなに簡単にペテン師に騙される警察って、機能してるか? この手の映画で「この人が話しているのはみんな嘘ですよ」とネタバラシをするときの、日本人に見えない日本人を登場させるお約束が面白い。 事務所のガラス扉にわざわざ「成功」なんて漢字のステンシルを張ってたりするコバヤシなる悪徳弁護士。 どーみてもコーカソイドだよな。 「ライフ・オブ・パイ」に出てきた日本の大きな船会社の調査担当社員がスーツも着ていなければ態度も無遠慮だったり、ほかにもあったと思う。 こういうのって要するに日本人とはどういう人々かということが世界中に知られているから成立してるんだよね。 複雑な気分。 あとこの映画、冒頭部分で時系列がシャッフルされているのでその手の映画なのかなと思わされてしまい、シーンが変わるたびに「これはどこにつながるのかな」と考えながら見てたけど、何のことはない、冒頭以外は単純に順次進行でした。 余計なエネルギーを使わされてしまった。紛らわしいことをせんといてほしい。 【かずくん】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-12-21 02:48:55) |
《改行表示》545.《ネタバレ》 話の細部を理解するのはかなり難しく、部分的な消化不良感は否めないけど、 緻密な”叙述トリック”が仕込まれていて、全体的にはよくできた映画だと思う。 終盤のネタバラシはお見事で、 特に、徐々に歩き方が変わるラストシーンは、鳥肌ものだった。 ケヴィン・スペイシーの演技は素晴らしい。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-08-21 11:13:41) |
544.《ネタバレ》 停留する船舶で起きた爆発炎上事件について、生き残りの男の回想を追って、最後に真相が明らかになるという話。それ演技だろ?と一度は疑ってしまっていたので、途中ミスリードにつられはしたものの、結末については、あまり大きな驚きはありませんでした。でも、後から各シーンを振り返り思い起こしてみると、じわじわ来ますね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-04-09 13:09:36) |
《改行表示》543.《ネタバレ》 この作品ほど評判と内容が一致している映画は他にないでしょう。ベタなオチですが何度観てもアノのラストシーンは渋い。あの目つきだけで大物ブリをアピールしたのは感動的で、納得の助演男優賞受賞だと思います。 前フリからして素晴らしく、トラック強奪容疑で連れてこられたホックニー(ケヴィン・ポラック)、マクマナス(スティーブン・ボールドウィン)、フェンスター(ベニ・チオ・デルトロ)、キント(ケヴィン・スペイシー)、キートン(ガブリエル・バーン)らがまとめて面通し&取り調べされるシーンは素晴らしいとしか言いようがない。 面通しの時点では並程度の犯罪者だった5人全員が疑心暗鬼の眼差しに変わってしまう脚本が素晴らしく、キントの語りを通してストーリーを再現VTRとして観客に見せていくやり方が非常に効果的かつ胡散臭く機能しています。 映画(再現VTR)をドラマチックにしている要素の一つに「小林」と「カイザーソゼ」の存在がありますが、普通ならアホくさくて映画の質が下がりそうなものですが、、この胡散臭い話をこれほどまでに真実味タップリに語ってくれると納得してしまいます。数日間は頭の中で「カイザ~♪ソゼ~♪」がグルグルしました(笑) また、レッドフット(ピーター・グリーン)との対決シーンや二丁拳銃で仕留めるシーンなど、クールな再現VTRシーンが多いのもこの映画の魅力の一つだと思います。 シックスセンスのカラクリに近い丁寧な作りになっていますので、複数鑑賞に耐えるホンモノの映画です。未見の方は絶対にネタバレせずに鑑賞してください! 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 9点(2022-08-12 18:10:17) |
542.ラストが全てな映画。それゆえ、退屈な過程に時間を費やさなければならないわけで。しかも、そのラストが今までの過程を蔑ろにするような形だったので、悪い意味で騙された。二度目見たら、評価が変わるかもしれないが。 |
541.《ネタバレ》 この作品は、筋だけ追っていけば、ごく普通の作品です。しかし、オチを知った上で見返すと、そのたびごとに、ここにこういう工夫があったのかという発見がありますし、その細部のこだわり職人芸を堪能する作品なのです。その上で、ネタそのものというよりも、その「ネタの割り方」の美しさが、作品を後世に残るものにしています。また、G・バーン、S・ボールドウィン、デルトロ、ポスルスウェイト、そしてスペイシーといった、一癖も二癖もありそうな連中をこれでもかと揃えてみせたキャスティングの妙も称賛されるべきです。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-03 16:06:52) |
540.《ネタバレ》 漫然と見ているとなにがなんだかわからない。注意深く見ていてもわかったかどうか…。理解するには少なくとも2回は見る必要あるのでは。コバヤシは「弁護士 小林」と看板のかかった事務所にいるが、どう見ても日本人でも日系人でもない。 【エンボ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-15 21:15:36) |
539.もったいぶってる演出だけで全く面白くない。個人的にはこういうワケの分からんシュールな映画には嫌悪感しかない。この映画を見てしまったことを深く後悔している。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 0点(2020-03-21 13:08:03) |
《改行表示》538.《ネタバレ》 昔イマイチだと思った世間的には評判のいい映画を再見してみるキャンペーンを最近やってるので、この映画を観てみました。 条件を変えるために今回は吹き替え版です。(もともと字幕版で観てました) 10年以上ぶりに観た感想は…あぁ全体的に意外とよくできてるんだな、と分析的に見て感心しました。 なるほど一般的に評判いいのはわかるかも、というところです。 ではなぜこの映画を観て初見のときにがっかりしたか…ですが、そもそも私は、子供のころからそこそこのミステリー小説フアンなわけです。 で、ミステリー小説フアンであれば、「ミステリーにおいて語り部の主観による内容は疑ってかかるべし」というのはエクロイド殺し以来基本の基本なわけです。 この映画、思いっきり「一人の主観(過去の記憶)語り」にて構成されていますから、ミステリのセオリー的に一番怪しいのはこいつに決まってるわけです。 ご丁寧にもライターを使えない描写とかもあって、余計怪しいっていう。 で、実際にオチで犯人がそいつとなると、「え、この映画のどこにそんなに驚くわけ?セオリー通りじゃん」としか思えないわけです。 という事で期待してこの映画を観た初見のときはがっかりした私なのですが、しかしオチを把握して客観的に観た今回は「この映画、割ときちんと撮ってるんだな」というのが分析的に確認できました。 あくまでも「客観的に分析的に」ですが、いい映画だと思います。 主観ではやっぱり「いやどう考えても怪しいのこいつでしょ」って人が犯人なので、オチの弱さが気になるわけですが。 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 7点(2019-11-13 13:12:02) |
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537.《ネタバレ》 「フー・イズ・カイザーソゼ?」、これこそがこの作品の全てです。5人の前科者がヤマを追うごとにこの黒幕の存在に近づいていきます。その正体に気づいた時は既に遅し、オチがあまりに衝撃的、他言無用。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-11-10 17:55:14) |
《改行表示》536.2度目の視聴で投稿。 初見で見たときは、素直にだまされました。 もう有名になりすぎた感があり、感動が薄いかも知れないけど、 観るべき映画だと思います。 【めたもん】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-06 23:33:43) |
535.《ネタバレ》 10年以上前に観て、正直オチがよくわからなかったのだが、今回見直しても大して変わらなかった。何度観ても解らないシーンが何箇所かあって、面白いが腑に落ちない。(船で隠れててカイザーソゼに2発撃たれるシーンがあるが、何故大やけどで助かったのか?等)こういった終わり方もあるのかも知れないが、私は納得いかないですね。最初から最後までダレることなく観れる名作なのに、最後まで謎が多すぎるのは如何なものか? 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-12-31 17:07:13) |
《改行表示》534.《ネタバレ》 すべてはラストシーンの「どんでん返し」に収斂されるが、それほどの衝撃はない。 ポイントはカイザー・ソゼは実在するか?実在するなら誰か?だろう。虚実ないまぜのヴァーヴァルの証言を映像で見せ、その名さえ意味を持たせようという演出のあざとさ。キートン射殺を誰がやったのか?ロープの束を見せるシーンがカギを握る。陰に誰かがいるのかいないのか思わせぶりだが、“ご飯論法”を使われたような後味の悪さが残る。 回想と嘘を織り交ぜた構成で、伏線をあちこちに張って観客を煙に巻く手法が優れた演出とは思わない。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-12-24 08:01:20) |
《改行表示》533.《ネタバレ》 あぁ、とは思うものの、長い時間付き合わされるほどのものでもない。 まぁそんな感じ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-08 21:16:33) |
532.《ネタバレ》 2度目の鑑賞。やはり1度目の衝撃はなく2回観る作品ではない。ただ、私の映画鑑賞史において間違いなくターニングポイントの一つとなった作品であり、所見であれば衝撃を受けること間違いなし。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-07 12:15:22) |
531.《ネタバレ》 二度目の鑑賞です。忘れっぽい性格なので細かい設定は忘れていました。初見のような気持ちで見ることが出来ました。やっぱり面白い!ラストに向かって明かされる謎解き、特有のゾワゾワ感を味わいました。また十年後あたりに見ようと思います。伏線回収ではなく、純粋にみたいと思えるこういった(ネタバレが分かっている)作品は、他ではあまり無いかなと思いますし。 【西川家】さん [DVD(吹替)] 9点(2017-07-12 12:39:38) |
530.《ネタバレ》 「最後びっくりするぞ、予備知識無しで見ろ!」という友人の言葉が既に『予備知識』でした。ほとんど作り話を見せられてたわけ?消去法でいけば、警官が「キートンがソゼだ~」と力説する時にはオチが解ってしまいます。期待しすぎましたね。正常な歩行になる足下のシーンは秀逸です。 【460】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-04-24 18:06:45) (良:1票) |
《改行表示》529.《ネタバレ》 映画にしておくにはもったいない映画。映画館で1度しか見ないとすれば、よほど記憶力や注意力の高い人でもないかぎり、全容を掴むのは難しいんじゃないでしょうか。2度も3度も見返すことで、伏線や前フリがわかってアタリメのように味わいが出てくる気がします。その意味では、DVDとかテレビ録画向きかなと。 私も最初に見たときは、〝衝撃のオチ〟に愕然とするばかり。しかしざっくり見返して伏線を拾っているうちに、別の感情が湧いてきました。バカで弱いと蔑まれ続けた男が、最後の最後に一発逆転をかまして去る。この爽快感たるや、なかなか凄まじいものがあります。実生活も、かくありたいものです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-04-08 09:02:34) |
528.《ネタバレ》 冒頭のシーンがキントの語りだったので、終始怪しい匂いがプンプンしてはいたのですが、船での銃撃戦の場面で完全にだまされてしまいました。あれはというか殆どが、あくまで彼の頭の中で作られた映像だったんですね。そこら辺は、うまいというか、やられたというか、ずるいというか。自分は見直してみて後から気づいたんですが、キートンが脚の感覚がないと言った時点でソゼの正体が分かった人もいたのでは。 【ちゃじじ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2017-03-14 00:13:22) |