《改行表示》49.《ネタバレ》 子供って大人が思っている以上に残酷で不可思議な世界で生きてるのかも。 何の迷いもなく虫を踏みつぶしたり、蟻が出入りする入口を埋めたり。 人を傷つけるような発言も行為も迷いなくしたりするし。 道徳とか倫理とかがない幼年の世界はこんな感じだったかな、 と自分の幼年期を回想しても思い出せない。 物心がつくというのは、そういう世界から出ることなのかもしれませんね。 【こっちゃん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-31 12:40:59) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 かなり昔にDVDで見ていたが、 アマゾンプライムで再視聴する機会があった。 こちらは原語のチェコ語バージョン。 アリスの口のアップ、引き出しの取っ手が抜けることを始めとした反復を重ねる手法に、 物語を拒絶するように話が通じないグロテスクなキャラクターたちと、 アリスから見た未知だらけの不可解な世界をシュヴァンクマイエルが的確に伝える。 そこに子供ならではの純粋さと残酷さが同居する。 そんな"鬱くしい夢"を魅せられる人によっては至高の90分だろう。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-05 22:46:16) |
47.ストップモーションアニメが好きなのですが、シュバンクマイエル監督は、、、怖いんですよね。この『アリス』もディズニーアニメ版みたいに『うわぁ~可愛い(ハート♪)』って絶対にならない、尋常じゃなくグロテスクな世界なのだ。人形アニメーションなのに、、、どの人形も怖いし。幼少期に観ていたら間違いなくトラウマ級の作品。でも、ひと時も目が離せない、リアルな物達によって異次元に連れて行かれる、そんな作品。機会が有ったらどうぞ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-14 17:18:00) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 シュヴァンクマイエルのアニメーション映画の最高傑作。 カルト性と芸術性が非常に高い。 アリスが最高に可愛い。 シュヴァンクマイエル独自のアリスワールドであるが、 この人はアイディアの鬼であろうか。 ただでさえシュールな原作をさらに不条理にし、見てる方は混乱させられる。 全く一筋縄ではいかない、常識を裏切られる面白さがある。 音の使い方が独特で、物の質感が伝わってくる。 童話の世界であるがとても気味が悪い。 幼い頃に絵本(ヨーロッパの古い童話など)に感じた怖さと近いものがある。 ウサギとかキ×ガイとしか思えない怖さだ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-09 23:32:47) |
45.《ネタバレ》 子供の頃に深夜に放送していて、鑑賞しました。その時のシュールな映像が頭から離れず大人になってからブルーレイにて鑑賞。映像が非常に綺麗になっています。子供の頃の記憶のままで、残酷で奇妙な世界が広がっていました。全てを理解するのは不可能ですが、アリスの世界観は残っています。この監督の作品は音が協調されていて耳から離れません。個人的には机の取っ手が外れる「スポンッ」にハマりましたね。前半の掴みは秀逸ですが、中盤の帽子屋あたりからは間延びしていて、飽きてきましたね。アリス役の少女は可愛く、魅力的。大人になった彼女の姿を観たいのですが、出演作はなさそうです・・・残念。ラストはタブーの夢オチですが、この作品の場合は問題なし。2015年に新作『昆虫(原題)』が控えていますので、今から楽しみにしています。 【マーク・ハント】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-19 16:47:46) |
【黒ネコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-15 16:38:02) |
43.《ネタバレ》 イレイザーヘッドと並ぶトラウマ映画。アリス役の子が無垢で可愛いからこそグロテスクて不条理な世界観が際立つ。エレベーターで画鋲入りのジャムを発見するシーン、カエルの食事、動く生肉が特に不気味だった。 【セラーズ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2013-12-15 14:54:29) |
42.監督の自己満足映画。原作に負けないくらい不可思議な画だが、不可思議さの種類が違う。ただ気持ち悪いだけで、原作の雰囲気をだそうという気なんてまったくない。だったらこんなタイトルつけるなよ。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-09-23 00:55:22) |
41.「不思議の国のアリスは夢オチである」という点について、もっとも忠実な映像化解釈ではないでしょうか。小動物の骨、ぼろぼろの剥製、小石、落ち葉、靴下、全て取るに足らない物だがやけに印象的であり、これこそ子供が見ている世界、物に対する価値基準や感性が個別にある世界なんでしょう 【よいしょ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-09-07 22:08:19) |
40.《ネタバレ》 原作のカオスッ振りを更に上回るカオスとビザールな世界の洪水。動きだし時計を取り出してはハラワタを詰め込むウサギが不気味。マペットアニメの質の高さもとんでもない。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-25 16:24:38) |
|
39.ストーリーを知った上で見ると興味深いが、初めて見たらびっくりするだろう。それくらい強烈、度肝を抜く。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-21 20:01:22) |
38.彼のアニメ作家としての名を不動のものにした作品、、、なんだろうけど、まあ、確かに面白いし、アリスの女の子も可愛いし、出て来るキャラも素晴らしいし、飽きずに最後まで一気に見られるんだけど、やっぱり、『悦楽共犯者』の後に見ると、パンチ不足というか。こっちを先に見たら良かったんだよな、きっと。見る順番を間違えたのかも。彼の絵本の世界が動いていました、そのまんま。楽しかったです。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-24 23:30:28) |
【Balrog】さん [試写会(字幕)] 5点(2011-09-24 21:28:43) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 この映画のような妄想系やシュールレアリズム的な作品を観るたびにいつも思うのですが、感性を試されているとか、フィーリングがマッチするかどうかというよりも、観る側の心の広さ(キャパシティー)を推し量られているような気がして、映画そのものをバッサリ斬るような事が出来ず、面白く感じられずにいる自分に失望してしまったりします。 うんと子供の頃、この人形がこっちを見て自分に話しかけて来たらどうしようとか、この剥製がいきなり動き出したらどうしようとかっていう想像を膨らましていた頃も確かにあったような気がするので、この映画の本質的な部分は何となく理解することは出来たと思います。 面白いなと感じたのが、蛙の長い舌や生肉の質感などの異質な感じを出した描き方なのですが、蛙の舌で蝿を的確に捕らえるところに妙に爽快感を感じてしまったり、普段はまな板の上だとかお店で白いトレイに乗っかっていたりというところしか見たことがない生肉も、撮る人が撮れば全く違ったモノになるんだなぁと、捉え方に凄く個性が出ていて良かったと思います。 また、兎の胸元からおがくずが出てきていたと思ったら、お鍋の中のおがくずをスプーンですくって“補給”していたりして、ストレートというか単純というか、とても素直な発想だな~と思いました。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-03 23:49:01) |
35.コマ撮りアニメーションの映像やシュヴァンクマイエル独特のクリーチャーは好きなんだけど、ストーリーが意味不明かつテンポも悪いのであまり面白くなかった。原作を読めば納得できるのかなあ・・・。劇中に音楽がないのも辛い。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-05 01:39:22) |
《改行表示》34.小さくなると急に不細工になるアリスが不可解。というか、全てが不可解。 気持ちの悪い人形や世界観は良いが、ストーリーもないのに、一つ一つの場面がやたらダラダラしてるからちょっと退屈。 ずっと部屋の中をウロウロしている感じで、映画と言うより奇妙な美術館のようだ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-09 17:34:52) |
《改行表示》33.なんともダークな世界観で今までの彼の作品を見てきた人なら納得の場面が多かったのではないでしょうか? 彼の功績は美術レベルにおいて高い評価を受けており、以前開かれた展示会をもう一度開催してほしいと思います。 【坊主13】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 15:42:07) |
32.原作のイメージを損なう事なく、実写とアニメーションであの不条理な世界観を表現できているのは凄い。この人ならでは。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-12 23:36:18) |
31.もう「なんだこりゃ???」の連続。シュールで不気味。悪夢的な映像美に酔わせてもらいました。 【8bit】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-27 00:26:49) |
30.ストップモーションって味があって良いですね。前衛的な感じがします。効果音もとても印象的。学校のヘッドホンで観たので頭がズキズキしました。思ったよりアクションが無かったのが残念。内容もディズニー版をややしつこくしたような印象です。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-25 04:00:05) |