22.人間側の描写もものすごく適当で手抜き感満載なんだけど、肝心のゴジラとメカゴジラの決戦(チタノも含め)が、ただダラダラ長いだけで迫力が皆無であるというのは、やっぱりまずいのではないか。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-05-13 00:12:10) |
21.特撮は前作『ゴジラ対メカゴジラ』ほどの迫力はない(メカゴジラの全砲一斉射撃シーンは流用なのでそのカットだけメカゴジラ1号機で背景が沖縄っぽい青空になってる)が、監督:本多猪四郎、音楽:伊福部昭、博士役:平田昭彦と言うことで昭和ゴジラ最終作にふさわしい重厚さは出ている。 【ガブ:ポッシブル】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-12-15 07:26:42) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 近年、ガイガンやらメカゴジラやらロボット系の怪獣を出してきたタイミングにおいてチタノザウルスは無かったと思う。それにわざわざ深海から出現した意味が分からなかった(ヘドラやエビラじゃあるまいし。) だったらいっそのこと今回、昭和ゴジラの終焉らしく ゴジラ・ジェットジャガーvsメカゴジラ・ガイガンなる近未来ロボット対決になっていたならもっと盛り上がれてたんじゃないのかと思ってみたりした。(ジェットジャガー出て来ると笑えるし) でもそんなのは客の勝手な言い分、叶わないこと百も承知です。ジェットジャガーなんてそんな邪道、今まで必死でアナログ怪獣専門だった本多猪四郎監督がやるわけがない。ジェットジャガーなんてきっと糞だと思っているハズ、糞だ糞。(ごめん 言い過ぎ。) ただそんなことよりなによりも、お子チャマの夢を壊すような事を言ってしまって申し訳ないですが、蘇生手術の時に開かれてたカツラの胸元、あのオッパイは確実に模型ですからね だからお子チャマたち 目を背けなくっていいんだよ 恥ずかしがらなくたっていいんだよ それがどうしても言っておきたかったんでございますんよね。 本物だと思っていたお子チャマ 夢を壊してゴメンネ。許してネ。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-15 19:29:29) |
《改行表示》19.この「メカゴジラの逆襲」はシリーズのひとつの節目になっているので、この場を借りて作品レビューじゃないことも少し書かせてもらいます。1954年の誕生から1975年のこの作品まで、約20年間に15本のゴジラ映画が作られた。一般に昭和ゴジラシリーズと言われている。自分は小学生の頃に、東宝チャンピオンまつりという数本立ての子供向けオムニバスの中の一作品として初めてゴジラに接した。 東宝チャンピオンまつりは、春や夏の子供集客企画で、毎回ゴジラ映画の新作を上映する訳ではなく、過去作品の再映で体裁を作っていた。なので自分は対キングコングや対モスラ、三大怪獣などを1970年代に観た。つまり鑑賞当時は5年~10年過去の作品を劇場で観ていたことになる。数か月後のレンタル流通が当たり前になった現代では考えられないことだ。でもこれは結果として良かったと思っている。概して昭和ゴジラシリーズは後半に行くほどダメダメであるが、初期の作品を劇場で観たからこそ、自分は本格的な(?)ゴジラファンになったと明確に言い切れるからだ。初期のゴジラ映画は日本独自の怪獣映画というジャンルを確立し、自分の小学生時代の映画とはブルース・リーが現れるまではゴジラ一色だった。 そのシリーズも興行的理由から今作で一旦打ち切りとなる。シリーズものを続けるのは難しい。新しい魅力を提供し続けない限り客足は遠のいて行く。シリーズ前半はゲスト怪獣が頑張ったり、出演怪獣の数を増やしたりしてしのいだが、後半になるとゴジラは擬人化し、人類の味方になり、空を飛んで、プロレスまでやった。よく続いたと思うのである。ただ、内容がどんどんと幼稚になって行ったことは、本当に正しい方向性だったのか? 子供の鑑賞視点はそんなに低いのか? 少なくとも小学生時代の自分は、子供の味方のゴジラより、悪役としてモスラと戦っているゴジラの方が強そうで凛々しくて好きだったぞ。 この「メカゴジラの逆襲」だが、学会から異端扱いされ、宇宙人側に寝返ってチタノザウルスを操る真舟博士役を平田昭彦が演じている。奇しくも1954年の第一作で、自分が発明した兵器の恐ろしさを自覚し、その兵器でゴジラと共に海底に消えた芹沢博士も彼が演じていた。この二人の科学者のスタンスの違いが昭和ゴジラシリーズの20年の変遷の両端にあって、それを同じ平田昭彦が演じていることが啓示的である。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-10-12 17:29:07) (良:1票) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 ◆真船桂の父は優秀な生物学者だったが、恐竜発見とそれを自由に操る研究で世間から抹殺される。桂は世間から隔絶して父と共に研究を続けていたが、やがて母親が失意の内に死亡、自身も研究中の事故で死亡した。しかし宇宙人の手でサイボーグとして再生。研究は宇宙人の協力のもとに成功。恐竜は命令通り、調査船を撃沈させる。◆そこへ海洋学者の青年が父の研究を知りたいと訪ねてくる。父は死んだと突き放すが、憎からぬ感情を抱く。青年が恐竜の探査に向かうと知った桂は止めるように懇談。宇宙人の命令で調査船を恐竜で襲うが、偶然調査船は助かる。父は世間に対する憎悪と復讐心に執りつかれているが、桂には人間らしい心が宿っていた。恐竜対策本部をスパイする為に青年に近づく桂だったが、心は揺れ動く。◆国際警察との戦闘で二度目の死亡。宇宙人の手により再び甦るが、体内にメカゴジラの作動装置を埋め込まれる。宇宙人の意のままとなり、恐竜とメカゴジラを操り、町を破壊し、ゴジラを叩きのめす。基地に捕縛された青年が連れてこられても心を開かない。◆国際警察が基地を襲撃。父は流れ弾で死亡。彼女自身も被弾して負傷。青年が叫ぶ。「たとえサイボーグでも僕は君が好きだ」その言葉で人間の心を取り戻した桂は、作動装置をもつ自分が破壊されない限りメカゴジラは倒せないと告げ、青年に自分を破壊するように懇願。拒否する青年の腕に抱かれながら、銃で自らを撃つ。悲運の生涯を終えた。 【感想】主人公は桂だろう。ゴジラやメカゴジラより、チラノザウルスと桂の方が目立っていた。桂のサイボーグとしての葛藤と恋愛感情は十分に描かれているとはいえないが、印象深いものがある。マッドサイエンティストの父に育てられ共に研究、幼くして母親を亡くす、2度も死亡してサイボーグとして再生、宇宙人に人類を売り渡す、恐竜を操り青年の乗る調査船を襲う、町を破壊し、ゴジラと対決、まさに波乱万丈の人生だ。そして最後は青年と人類を守るために自害。子供向け怪獣映画にしては不釣り合いな重厚な悲劇性を内包する異色作品。【ツッコミ】チラノ弱そう。たかが超音波に弱い理由は何。尻尾で暴風は起きない、ゴジラはなぜやってくる。蹴飛ばされたゴジラが重力を無視して飛んでゆく。制御装置に火花が散りすぎ。桂の眼が光すぎ。ゴジラの磁力はどうなった。円盤あっさりやられすぎ。 【よしのぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-10-08 23:39:02) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 15作目。ついに恋愛モノがキターーーー。 人間ドラマに重点を置きたかったことが如実に見える、が、復讐とか悲恋とか重いドラマを宇宙人や怪獣が出てくる映画に盛り込んでしまったら、相当脚本を練りこまない限り破綻するのは当然でしょう。 チャレンジ精神は認めるが、大人の鑑賞には耐えられず、子供には全く受けないストーリーになってしまい、完全に滑っている。 ゴジラシリーズの脚本は痛快活劇、社会批判、サスペンス、恋愛といろんな方向にフラフラしながら、結局、東宝チャンピオン祭り向けで怪獣プロレスは外せないというジレンマが、この作品で昭和シリーズを終わらせしばらくお休みになった背景にあるのだろう。 冷静で理知的な博士役で、怪獣映画に平田博士ありというほどはまり役の平田さんも、今回だけは志村けんがコントで老人を演じてるように見えてしまった(^^; しかし、B級ファンには突っ込む楽しみを与えてくれる映画でした。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-01 01:09:22) (笑:1票) |
16.前作で潰えたかに見えた、ブラックホール第3惑星人の地球征服計画。しかし彼らは次なる攻撃計画を準備していたのである。前作で破壊されたメカゴジラを海底から引き上げ、修理! 廃品の再利用ですな。そんな、“やっつけ仕事”でいいんですかね。すでに一度失敗し敗北しているのに、全然懲りてませんね~。だが今回は、もうひとつ奥の手があるのでした、それは、自分の研究を否定され、人類に恨みを抱く真船博士を味方につけること。博士は、怪獣チタノザウルスを自由に操る方法を手に入れているのでありました。かくして、リサイクルメカゴジラとチタノザウルスによる攻撃が開始されるのでありました。これにゴジラが立ち向かうわけですが。このあたりの展開が、ちと弱いですね。ゴジラが出てくるまでの期待感が持続せず、やや、たるみ気味。いよいよ始まる怪獣バトルも、1対2のハンディキャップマッチで盛り上がるハズのところですが、チタノザウルスが何とも地味なのがイタイ。メカゴジラの派手な武装に比べて、こちらは尻尾の扇でパタパタと暴風攻撃を送るだけ、というのがどうにも迫力不足。最後には「ゴジラよ、もうこれ以上チタノザウルスをいじめないでくれ」と言いたい気分になってきます。しかしそれでも、バトルシーンそのものは、やっぱり派手に盛り上げてくれますね。前作に負けず劣らず、炎上、炎上、大炎上。ゴジラの着グルミにも引火(?)し、ヒヤヒヤもの。怪獣映画のスーツアクターも命がけだなあ、とつくづく感じます。ところで、前作ではかなりいい加減だったブラックホール第3惑星人の基地、今回は結構、基地らしい体裁になってますね。しかし、操縦するメカゴジラやチタノザウルスが攻撃されると、基地の装置まで火花をスパークさせ破壊されてしまう、という、コントロール装置のあまりに高度な双方向性、コレが今回の敗因の一つですかね。まあ敗因は他にも無数にありそうですけれども。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-07 08:59:13) (笑:1票) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 メカゴジラを倒すには連結してしまった博士の娘が死ななければならないのがミソ。 このドラマ部分が理解できないとつまらないと感じてしまうだろう。 苦戦するゴジラに対して、意外とアッサリ殺られてしまうメカゴジラと恐竜(キョーリュー)。 怪獣映画なんて数十年ぶりに観たから、ホント面白かった。 私にはCGなんかより、こうした特撮の方が合ってる。 観ていて気持ちいい。 それから作品情報を作った人、キャストに藍とも子さんを入れてやりなさいよ!主役なんだからさぁ。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 01:14:38) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 学会を追放された恨みから、チタノザウルスとメカゴジラを使って町を壊した真船博士の行いは、正に無差別テロそのものだろう。2体の怪獣を動かしている、サイボーグである娘に、非があるとはとても思えない。チタノザウルスは、人間のエゴで利用され、ゴジラに斃された悲劇の怪獣である。 桂の心臓が止まらない限り、メカゴジラは動き続ける。それを止めるために、自殺する以外に方法が無かったのだろうか。体は機械になっても一人の女性として青年と楽しく過ごして欲しいと思う。 彼女の魂が救われる事を願う。 【哀しみの王】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-01-01 15:41:15) |
13.子供の頃に見たときはつまらなかったんだが、大人になって見返してそのテーマの奥深さに驚嘆したゴジラ映画の一つ。一の瀬とサイボーグ少女・桂の悲恋物語は本多監督だからこそ。(70年代の作品群の中では)しっかりした人間ドラマは見所も多い。個人的には佐原健二が防衛隊の指令長役として出演していたのが嬉しかった。その他にも久々の怪獣対自衛隊の本格的な戦いや、きちんとした都市破壊、そして重厚な伊福部昭の音楽とファンなら見所は多いと思う。ゴジラが徹底的にいたぶられる割りには、メカゴジラもチタノザウルスもあっけなくやられてしまう印象はあるが、これも怪獣映画が時代の波に逆らえなくなった象徴に見えて、何だか感慨深い。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-17 01:43:11) |
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12.もう10年は観ていないと思うのですが、確か……チタノサウルスはペットだったような。尻尾で突風は起きねえよ。あんな尻尾じゃ、まず無理だろう。せっかくメカゴジラはカッコイイのに君は何してんだまったく!! デザインもありえねえー。覚えてるのは、軽く対象年齢が上がってたようなイメージだけです 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-12-09 23:22:41) |
11.小学校低学年の頃に見たが、やたらと暗い内容で退屈だった記憶あり。ゴジラ映画でストーリーをほとんど覚えていないのはたぶんコレだけではないだろうか。これが監督作としては遺作になった本多猪四郎監督と、同じくこれが最後の怪獣映画出演になった平田昭彦に4点。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-06-13 18:34:05) |
10.《ネタバレ》 「ゴジラ対メカゴジラ」の直接の続編だけど、一部キャストが重複していながら違う役だったり、ブラックホール第三惑星人の真の姿が違っていたりと、結構いい加減です(ボスがグラス片手の成金親父風、って点では一貫してますが)。前作はマトモに見るとツライ映画でしたが、今回は微妙にマトモな映画なので、真面目に見ようという姿勢になってしまって、それはそれでまたツラい、と。暗いドラマを背負っているものの、いかんせんそれをドラマティックに見せられるだけの役者がおらず、シンドいなぁ、もっと気持ちのこもった演技ができないかなぁ、と。全体的に陳腐でありながら、シネスコの構図は綺麗だし、伊福部サウンドは聴かせてくれます。でも、それが逆に哀しいですね。第一作と同じ監督、同じ音楽、同じ俳優による科学者。でも第一作からは遠く遠く離れた、全く違った存在になってしまったゴジラに対して、なす術なく最早ゴジラを突き放すしかなかったような感じ。この映画ではゴジラ、活躍らしい活躍をしていません。唐突に現われた二人の無謀な少年を救うくらいで、あとはメカゴジラを破壊し、チタノザウルスを倒すものの、二体を操っていた、サイボーグとなったヒロインが自殺した時点で戦う意味は喪失しています。人間同士の争いに、ゴジラは傍観者となるしかなく、セピアの海に帰ってゆくゴジラの姿は居場所を失ったようにも見えて、本多監督がこの遺作をどんな思いで撮ったのか考えると、なんだかとっても切ない映画でした。その後復活したゴジラは果たして本当の居場所を見つける事ができたのでしょうか? 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-23 01:06:12) |
9.《ネタバレ》 うわっ、評判悪。結構好きなんだけどな。ゴジラとチタノザウルスが対峙する場面とかカッコよかったけど。それにしてもチタノザウルスは可哀想だったなあ。もともと大人しい怪獣なのにザコキャラ扱いで掃除されてしまう。 【ゆうろう】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-20 10:19:42) |
8.子供の頃見た時はおもしろかったのだが・・・いま見ると面白くないですね。伊福部さんの音楽があってこそ見れる映画。それがなければ最悪かも。メカゴジラのデザインはこの頃のが一番。チタノザウルスはザコキャラっぽいデザインですね。 【はりねずみ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-12 18:35:57) |
7.事実上昭和シリーズの最終作である第15作。さすがは本多監督、前作よりはだいぶ重厚になっているが、それでも時代の波には勝てなかったというのが正直なところ。この点数は全て、僕にゴジラ映画の面白さを教えてくれた本多猪四郎監督と平田昭彦氏に捧げます。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-11-05 21:29:26) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 前作よりメカゴジラのかっこよさが減少した気がします。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-06 16:27:34) |
5.《ネタバレ》 ハッキリ言わせてもらえば「昭和ゴジラ映画が一旦打ち止めになった」という道標としての存在意義しかない(ま、1984年に過去をリセットしてリメイクしたけどネ)。前作も沖縄ムードとのミスマッチが微妙にサムかったが、正直言ってメカゴジラはダサ杉なので二作連続で敵役を張る程の魅力に乏しいのが最大の難点。前作の使い回しだけじゃ心許ないと思ったのか取って付けたようなチタノザウルスの登場もどうかと思う。あと、ゴジラが目玉がクリクリして威厳も凄みも皆無だったのも痛い。人間ドラマも第一作みたいに重厚なキャストで臨めばそれなりに良かったかもしれないが、佐々木勝彦とか藍とも子じゃ「誰だよ?お前ら」状態だし。平田昭彦の真船博士に3点。 【へちょちょ】さん 3点(2004-06-07 03:44:12) |
4.メカゴジラが弱すぎて,ちょっとガッカリ。メカゴジラを作る技術力がありながら地球人に翻弄される宇宙人ってのも,なんだか。。。 【北狐】さん 6点(2004-04-26 17:58:10) |
3.全体的にやたらと暗い。メカゴジラは前より弱くなってるし、チタノザウルスはあんまり意味がないと思う。キーパーソンのサイボーグ少女にもう少し工夫があればだいぶ違った作品になっただろう。 |