《改行表示》34.最後の最後まで、緊張感の続く良作。犯人はカッコいいのに、相当の人でなし。かつ、頭の回転早いだけに、次々と手を打ってくる ところは、本当に引き込まれる。最後の犯人の仕掛けは痛快だが、コロンボさんあんたも同じようなことやってますよ。 邦題がネタバレとの意見もありますが、私は、凄くいいネーミングだと思います。 【代書屋】さん [インターネット(吹替)] 8点(2021-08-12 00:36:27) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 コロンボのエピソードの中でも上出来の方だと思います。殺したい本命のため殺人をしてしまう犯人というキャラクターは今でも斬新だと思います。70年代のドラマを今になって、あら捜ししても仕方ありません。「溶ける糸」というタイトルはインパクトあるけど、やはり視聴者に対しては、やってはいけないタイトルセンスだと思います。 コロンボが犯人に対して、あそこまで怒りをあげるのは初めて観ました。 「私は、あなたが犯人だと思います」って言ってる時点では、まだ状況証拠しかないのに。 ラストシーンは子供のころに観て、それが記憶にはっきり残ってるけど、その時は衝撃的でした。コロンボが凄いドラマだと思いました。 今は、あのどんでん返しの意味が、さらによくわかったと思っています。 常に冷静な人が、あの時ばかりコロンボに絡んでいったというセリフ。あのセリフを聞きのがすと、犯人のトリックに納得できないかと思います。 因みに、私はトレッキー(スタートレックのファン)ですが、やはりスポックの声優さんにやってもらいたかったですね。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-07-11 05:37:03) |
32.《ネタバレ》 外科医が出てきて「溶ける糸」とくれば、縫合糸を使った殺人と察しがついてしまうじゃないかと思いきや、溶ける糸を使った手術の疑惑から物語が始まる。冒頭のゆで卵のシーンは、笑うところなのだと思いますが、ちょっと警部いい加減にしましょうよ、と思ってしまいました。激高する警部が見所かと思います。 【なたね】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-05-25 07:55:13) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 スタートレックのレナードニモイがまたクールでいい味だしてる。 ピーターフォークとの2大スターの攻防がまた楽しい。 このニモイの犯人役は「コロンボ完全読本」という本に、コロンボ史上好敵手の一人と取り上げられてたので、 興味を持って、鑑賞。 だいぶ昔に見たかもしれないが、コロンボシリーズは何度同じのを観ても飽きない。 コロンボが画面に出てくるだけで、嬉しくなっちゃう。 【トント】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-07 11:55:30) |
30.普段見れない、苦手なものを我慢して凝視するコロンボや珍しく激怒するコロンボ、そして最後は鮮やかな逆転劇でした! 【SUPISUTA】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-03-16 20:30:45) |
29.《ネタバレ》 レナード・ニモイのクールな犯人ぶりがいいですし、コロンボとの対決も面白い。本命の殺人以外に、事後工作をあれこれしなければならないというプロットが巧みで、対決に終始せずサスペンスを持続させる元になっています。残されたメモの謎も定番ですが、動機を解明する手がかりとして上手く機能しています。優等生的なできでした。 【アングロファイル】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-17 15:45:07) |
28.《ネタバレ》 おお、ミスタースポック!……とはいえ、吹き替えの人が違うので、あんまりスポックらしくなかった(う~む)。ただこの外科医、スポック同様おっそろしく冷静な犯人で粛々と殺人を行う……。とても「初犯」とは思えない(汗)。核心に迫るコロンボの推理を笑って聞き流す犯人にコロンボが激昂する個所はコロンボの正義感の原型が見られるようで生々しい。小池朝雄の吹き替えも当然ながら本当に見事である。ラストはあてがはずれたコロンボが一端犯人と握手して去るところがまた興味深い。本当なら「疑って申し訳なかった」と恐縮して謝罪してもおかしくないのに、絶対の自信を持っていた自分の推理が外れたことをメチャクチャ残念がっているのである。犯人も犯人で「謝罪の言葉はないのかね」とは一切言わない。だが本当に冷静なら、コロンボが出て言った瞬間に部屋に鍵をかけて、証拠を隠滅するべきだった。それをしなかったところが、犯人の命取りになったのだ。引き返してきたコロンボの「このあたしを今のいままで」というセリフには、コロンボの自分に対する絶対の自信が窺えて、さらに興味深い(吹き替えのみですけど)。 それと多くの方が指摘しているようにネタばれになってる邦題は完全なミス。新しいファンもいるんだから、修正してほしい。それにしてもこの終結部分は「ドガ」と並んで特に印象に残る。 【空耳】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-10-14 07:04:10) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 鮮やかな逆転、おもしろかったです! 激高するコロンボ、敗北宣言するコロンボ、苦手な手術シーンにも怯まないコロンボ、と、まぁいつもと違うコロンボを存分に楽しめて、最後はサクッと! お見事でした。 ミスタースポック、、、しゃなかった、犯人役のレナード・ニモイもとても良かったと思います。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-06-07 23:51:34) |
26.《ネタバレ》 今回の犯人はレナード・ニモイ扮する野心家で冷静沈着な心臓外科医で、犯行は意見が対立した心臓治療の新技術を共同研究している自らの患者でもある博士の手術中に細工を施し、それだけでなくそれに気づいた看護婦までも殺してしまうという残忍なもの。それで涼しい顔をしているのだから相当にいけ好かない犯人である。もちろん頭も切れ、コロンボになかなか証拠を掴まさせない。この犯人とコロンボの対決も見どころなのだが、今回は犯人と被害者である博士や看護婦のドラマがしっかりと描かれ、物語的にも面白いエピソードになっていたのが良かったし、この犯人が最後の最後までコロンボの追及をうまくかわしていく(コロンボが犯人に対して怒るのも珍しいが、敗北宣言をするのはもっと珍しい。)ので本当にこの事件は解決するのかというドキドキ感がエンド直前まであるのも○。しかし、このシリーズには邦題でネタバレしているものがいくつかあり、この「溶ける糸」もそれに当てはまっているのがちょっと残念。それにしても今回の犯人は劇中で合計三人も手にかけており、このシリーズの犯人の中ではやはり残忍さが際立っている。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-03-26 20:04:03) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 トリックや推理が頭抜けているいるわけではないが、ドラマとしてとても面白い。 野心家の医師、患者の博士、野心家の医師を疑い博士を心配する看護婦の人間模様がわかりやすくしっかり描けているので、物語に入っていきやすい。 コロンボが犯人にこれほど怒りを露にするのは珍しく、冷徹な犯人との対決色が強くて見応えがある。 ただ、手術スタッフにも監視されているのに証拠の糸をどうやって手にしたのか? さらに気づかれないようにコロンボの白衣に隠すのはマジシャンでもあるまいし少し無理がある。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-10-28 21:02:58) |
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24.《ネタバレ》 小学生の時、初めてコロンボを見たのがこの作品で、当時「コロンボってなんて面白いんだろう!」と感動した記憶があります。でも今見ると、シリーズの中では中クラスくらいかな?溶ける糸を使った殺人(計画)は、天才外科医らしいすごい発想ですが、看護婦を鉄の棒で殴り殺したり、元麻薬患者に麻薬を注射したりするのは、あまりにもお粗末な殺人のような印象を受けました。 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-08-29 16:25:21) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 確かに今回の犯人は悪くて、ズルガシコイ 変に知性があるのもいかん いきなり怒り出すコロンボにもビックリ(珍しいですよね) の、割にあんなラスト 一度降参宣言?してからの~で、 あんなとこに隠すかな~~ ちょおっと無理やり感ありデシタネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-29 11:23:28) |
《改行表示》22.今回の犯人は野心家の外科医さん。冷静沈着な相手だけに、 コロンボも中々証拠を掴めず焦ったのか、突然キレだしたのにはびっくりした。 やはり彼は、相手をいらいらさせる飄々としたキャラのほうが観ていて楽しい。 ラストも仕掛けらしい仕掛けはなく、まるで普通の刑事ドラマのような展開だったが、 これはちょっと無理があるかな。決してつまらなくはないけど今ひとつ。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-06-25 03:30:29) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 犯人の発想はよかったんだけれど、あまりに実行方法がぎこちなく稚拙で面白くなかったので、こんな評判のいい話なのに意外でした。 そもそもあの手術にあの看護婦を立ち会わせたのがうかつ。(日本とアメリカの制度の違いはわからないけれど、現に気があってないのは、はっきりしてるからいくらでも忌避できたと思う。そしてなんと言っても「溶ける糸」のゾンザイな扱い。いわば殺人に使用する凶器の残りをあんなところに置いておくとか。全く「論理的」じゃありません。 やはりコロンボは犯人により完璧さを求めてしまいます。 【rhforever】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-04-30 11:36:58) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 今の時代なら病院で葉巻咥えてなんてドラマ自体成り立ちませんね^ ^ でも葉巻のないコロンボなんてです。 【KINKIN】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-04-12 20:51:16) |
《改行表示》19.警部が犯人に対し激高する。このシリーズの犯人像も色々で、時に警部は本作のように、犯人に対し「私はあんたがやったと思っている」と宣戦布告し、激高する事があります。 例えば「自縛の紐」の時も卑劣な犯人に怒りをあらわにした警部。本作の犯人も相当な知能犯にして相当なワルだ。犯人役は何とスポック船長ですが、見事なまでに悪のオーラを醸し出しています。 完全犯罪のはずの犯人のわずかなスキに入り込み犯人を追い詰める。犯人のトリックも、警部の捜査も、警部vs犯人の攻防戦も、本シリーズの面白さがよく出ている作品です。ラストも痛快! 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-03 21:47:49) |
18.苛立ったり、負けと認めたり、いつものコロンボらしくなかった。ラストはわざと? 【ESPERANZA】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-02-03 23:51:19) |
17.《ネタバレ》 レビューの「ネタバレ有無」で「ネタバレ無し」と選択しても、タイトルからしてある程度のネタバレは忌避できない。この「みんなのシネマレビュー」のシステムにケンカ売ってるとしか思えない邦題が、難点。面白かっただけに、惜しい。 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-06-05 00:24:06) (笑:1票) |
16.「二枚のドガの絵」と並ぶ代表作らしい。落ちは、エラリー・クイーンを引用しているらしいが、ミステリーとしてよくできている。シリーズで、三件も殺人(1件は未遂)があるのはこれだけだろう。それから、下でお二人がご指摘なさっていますが、コロンボが本気で怒るのも「自縛の紐」とこれくらい。さらに、ベトナム戦争の陰があるのも、多分これだけ?で、病院モノも、「殺人処方箋」「断たれた音」を除くとすれば、これだけ。◆ところで、大動脈瘤を平気で手術してるってことは、この頃から人工血管を普通に使っていたんだろうけど、本当に吸収性縫合糸を使ったら、どうなるんだろう?確実に殺せるのであろうか? 誰か教えて下さい! 【みんな嫌い】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-04-12 06:41:07) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 手術。珍しく怒りを表すコロンボ またまたカプラー出演 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-07 22:30:26) |