【TERU】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-09-29 20:50:19) |
94.途中から女性との絡みばっかりになってしまい、相棒の影が非常に薄くなったのは残念。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-04-20 23:46:15) |
《改行表示》93.おじいさんとおっさんの追いかけっこの話。 おじいさんが若い女を口説くのはだいぶ気持ち悪かった。 【どちて坊や】さん [インターネット(吹替)] 3点(2022-02-03 20:01:05) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 VSサイコパスのジャンル作品として、脚本、演出、演技、カメラワーク全てがJUST平均点な王道娯楽映画です。ちょっとづつバディものの香りをさせたりロマンスも織り込んだりしていますが、こういうのを客は好むのだろうという制作側の読みはこの二点については残念ながら成功していません。 演技=平均とつけましたが、一人マルコヴィッチが気を吐きまして画面を締めています。顔つきがすでに怖いですし、銀行員殺害の無意味なことは「こいつヤバイ」と震撼せしむるに充分です。変装によって雰囲気をガラリと変えてしまう技は、まんま役者マルコヴィッチの本領発揮ともいえますね。彼が会場に現れたら、仮にワタシが警備バイトしていたとして、写真と首っ引きになっていたとしても、やはりスルーしてしまうでしょうな。別人だもん。 イーストウッドのロマンス沙汰に皆厳しいのには笑いました。日本人は老いてなおお盛んというよりは「枯れる美学」を好みますからねえ。だからじーさんイーストウッドものでも孤高の「グラン・トリノ」は好感されているのです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-28 23:30:16) |
《改行表示》91.相手からは自分のことが見られていて、素性も何もかも知られている。 一方でこちらから相手のことは後半に入るまで何も分からない。 サスペンスとしてオーソドックスな筋書ですが、 イーストウッドのこの手の映画にしては珍しく時に弱さを見せ、老いを感じさせます。 しかし、ケネディが暗殺されたダラスのあの日のトラウマを抱えながらも、もう同じ轍は踏まない。 命を懸けた最後の仕事に挑む歳を感じさせるイーストウッドがやっぱりカッコよく、マルコヴィッチの悪役ぶりも見事。 その一方で挿入されるロマンスがうまくいっていない典型的な作品でもあります。 レネ・ルッソとの歳の差ロマンスよりも男同士の友情とかの方が良かったんじゃないかな。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-30 18:08:17) |
《改行表示》90.割と最近の映画のような気がしていましたが、もう30年近くも経過していたんですね~。 「イーストウッド老けたな~」なんて思ったものですが、それすら今や昔という訳ですか・・・ 当時は割と傑作の呼び声もあったような気もしますが、今観ると、まあ、普通ですね。 00年代までは昔の映画を見ても違和感を感じることは少なかったのですが、最近はネットにスマホにいろいろと世の中が変わり過ぎて、こういった現代を舞台にしたサスペンス物はとにかく小道具が古く感じてしまって冷めてしまう自分がいます。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-28 22:28:33) |
《改行表示》89.80年代以降、「イーストウッド監督作品ではないイーストウッド主演作」ってのが、そこそこ貴重な存在だったりする訳ですが、本作もその一本。監督はあのペーターゼンで(「あの」というのは「あのUボートの」という意味であって、今もって他に代表作を挙げにくいのです、このヒトは)、主演俳優自身が監督してないことが幸いしたのかどうなのか、いかにも「イーストウッドの溢れんばかりの魅力を、この主人公にバッチリ投影して撮ってやるぜ」みたいな感じなんですね。ジジイなんですけれども、背筋を伸ばして貫録があり、ピアノをさらりと弾いて見せたり、同僚の女性警護官とネンゴロな関係になってみせたり、ジジイはジジイでも、なかなか色気のあるジイサンとして描かれてます。まあ、もし本作を自分で監督してても、厚かましく色気たっぷりに描いていたのかもしれませんけれども。 しかしジジイはジジイ。観てるこちらとしても「おい、ジジイ。現役復帰はいいけれど、ホントに動けるのかよ」と言いたくなる。動けるのか、動けないのか?そこが見どころ。 で、まずは、走りながら息切れするところをしっかり見せつけて、「撮影中に斃れるんじゃないか」と我々をヒヤヒヤさせてくれるのですが(演技ですよ、演技!)、ジョン・マルコヴィッチに対する追跡劇などでは、自ら体を張ってるところなんかも見せてくれて、おお、ジジイ、ちゃんと動けるじゃないか、と。はい、すみません、ワタシなんかより余程、動けてます。 そんなこんなで、いよいよ犯人が大統領を狙うクライマックス。この緊迫した空気がいいですね。厳重な警備がカッコよくって、その警備をかいくぐる犯人がカッコよくって、その犯人に対峙するジジイがますますカッコいい。シビレます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-05-25 12:05:57) (笑:1票) |
《改行表示》88.なにも老齢のイーストウッドに無理やりラブストーリーを付けなくてもいいのに。 折角のサスペンスに水を差す結果に。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2017-10-26 18:53:51) |
87.年代以上に、いろんなものが古臭く感じる。24以降この手の内容の良質ドラマを数多く見過ぎているためか、なんだかやっている事がぬるいなあと感じてしまう。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-01-18 14:18:58) |
86.大統領は4年毎に変わるので、現大統領人間そのものへの信頼や恨みはないハズで、記号としての大統領でしかない。その記号は命を懸けて守る価値があるのか?政治犯でもないのに怨念で殺す意味はあるのか?これは無価値で無意味なタダのゲームでしかない。という哲学的なテーマと考えれば、心情描写を掘り下げてもっと面白い作品にできたとは思うのだが、変装やら恋愛やらでちょっと薄っぺらなサスペンスになってしまったような。よって、双方がゲームに熱くなる展開がよくわからない。過去の自分と戦うほど苦しいゲームもないわけで、年取るとそういうのが積み重なるのでしょうけど、まあ双方スッキリできてよかったんですかね??? |
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85.可もなく不可もなく特に驚かせる展開もなく。まあこの主人公はイーストウッドじゃないと務まらいよね。おっさんの渋さが滲み出てる。この年の差レンアイは微妙。 |
84.イーストウッド63歳の時の作品ですが、配役にちょっと苦しさが感じられますが、ストーリーも面白くサスペンス感も楽しめる映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-24 15:41:11) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 なんとなくまあまあの内容を予想していたら予想以上にまあまあの内容で、「いや~ええもんみたなあ」と満足できました。マルコヴィッチが凄いというのは事前情報として知っていたのですが、それでも人物設定の面白さや変装しまくりでの変な風格には驚き、マルコヴィッチの現在の姿の写真作ってるところなんてマルコヴィッチで遊ぼう!コーナーみたいで思わず笑いが。しかしイーストウッドの役とマルコヴィッチの役の対比はシリアスで、意外に考えさせられました。アメリカの光と影。イーストウッドのラブロマンスが余計なようで、なかったらエンタメとしては重すぎになってたかもなと思わなくもなかったり。 クライマックスの、マルコヴィッチの暗殺未遂からの大統領退避の流れ、あそこは素早くて緊迫感が漲っていてとてもかっこよかったです。 いや~ええもんみたなあ。 【マッイヤ~ン】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-07-17 00:26:35) |
《改行表示》82.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドのおじいちゃん具合はキャリア感を出すにはいいけど、さすがに老いすぎか? ケネディ大統領暗殺に立ち会った(棒立ち)過去を持つシークレットサービスの男の話。 CIAに暗殺を仕込まれたジョン・マルコビッチに大統領暗殺のゲームを持ちかけられ、大奮闘。 狂気のマルコビッチと老いのイーストウッド、ちょいとパワーバランスがとれてなかったかなぁ。 平気で人殺しまくりのマルコビッチが何故ゲームにこだわったのか、まぁトチ狂ってるからなんでしょうけど。 勝手なお友達気分でイーストウッドに肩入れしなけりゃ(実際何度となくイーストウッドを殺すチャンスを逃している)圧勝だったと思うんですが。 いい具合に緊張感を保ってラストまで楽しめましたが、もう少し若い頃のイーストウッドだったらもっと良かったかも。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-09-15 23:55:13) |
《改行表示》81.《ネタバレ》 捜査をがんばるおじいちゃん。護衛をがんばるおじいちゃん。走って走って、とにかく走ってがんばるおじいちゃん。 でも恋愛はがんばらなくていい。本当にがんばらないで。いや、まじで。 ピアノ弾いて口説くな。なんか自信満々のくさい台詞はくな。 そんで、相手の女性も本気になるな。何が「もう間違えたくないから。」だ。 そういう問題じゃない。 本編のストーリーも、空しく殺されちゃった相棒も、マルコヴィッチ演じるミッチ・リアリーも、みんなみんな良かっただけに、少々もったいない感じのする作品でした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-24 05:04:24) |
《改行表示》80.つまらなくはない。けど、いつものイーストウッド。 恋愛要素はなくてもいい。 |
79.多くの人が予想するであろう「どうせこうなるんだろうなぁ」という結末を、見事なまでに外しません。その意味で、安心して見ていられるサスペンスです。イーストウッドの出演作をすべて見ているわけではありませんが、たいていジジイのくせに現役バリバリに活躍し、ジジイのくせによくモテるという役どころが多い印象。おかげで若者の雇用が減り、結婚できない男が増えることへの配慮など、きっと微塵もないのでしょう。図々しいこと、この上なし。なお個人的に、この作品の最大の見どころは「マルコヴィッチの腹」でした。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-19 01:14:22) (笑:2票) |
《改行表示》78.《ネタバレ》 この手の映画、主人公に感情移入できないと、どうしても悪役の方を応援してしまう。(ダイハードしかり) で、マルコビッチに肩入れ。あとちょっとで成功したのに…、なんて思ってしまう。 それほど、イーストウッドがもうひとつであるのに対し、マルコビッチの悪役ぶりが光る映画。 でも、ストーリーがよく思い出せないのはイマイチの脚本のせいだろうか…。 【love】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-07-07 08:43:47) |
77.《ネタバレ》 ストーリ的には平凡だったけど、なんといってもジョンマルコビッチの演技表現があまりに素晴らしい。これだけで2点以上はUPといってよい。クリントイーストウッドも負けずに良かったけど、やっぱり少し老いがあって、画面的に映えなかったかな。ラブストーリを入れるのはラストへの伏線だったにしても少し余計な感があった。 リアリーのCIAのこと聞いてから急にリアリー側に肩入れしたくなって、なんとか大統領狙撃を達成させてあげたいと思っちゃった。これもマルコビッチの好演のゆえか。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-19 18:30:39) |
76.CIAあがりの暗殺狂と主人公の対決という設定はさして珍しくないが、この両者に「みじめな時代」を生きてるという共通項があるところがミソ。どちらもJFKの時代をイキイキと生きて挫折を味わい、いまクソのような時代を生きてるという認識なの。大統領と個人的な接触をしないのはつまらないヤツと分かると困るから、という。犯人は大統領よりも、ホリガンを相手としてのゲームを挑んでいるわけ。大統領なんてもう標的になる役割りしかない。このクソのような時代に意味を与えようと、自分の分身に挑むわけ。大統領という偉大な虚構のためにどこまで命を掛けられるか、というゲーム。ほとんど三島由紀夫における「天皇」を見るようなニヒリズム。だからマルコヴィッチはいつも「友だち」と呼びかけてくる。ただ一人だけゲームの分かる奴として。公園でヒッピー姿でフラフラしているマルコヴィッチは本当に気持ち悪い。口もとが不気味なんだな。「俺を撃てば大統領を救えるぜ」とか。さして暗殺するに値しない・守るに値しないと、両者納得の上で闘争が展開していく、かなりニヒルなサスペンス。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-15 12:19:01) (良:1票) |