66.《ネタバレ》 ただただ可笑しかったという記憶のみをたよりに、ほとんど忘れてしまったので再見。人形にスタントさせていたのは覚えてたけど、あらためて一つの発明ではないかと思います。周囲を振り回しながら、猪突猛進で目的に向かって進む彼女ですが、最後、計測機器がお亡くなりになって万策尽きたかと思われるところから、しかし五感で目的地がわかるというところがうまいと思いました。そういうもんだよ。こういう人は、なんかピンとくるんだよ。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2023-10-29 12:27:46) |
65.カネのために惜しみなくカネを使い、目的達成のためにまっしぐらで努力も惜しまないという、あっけらかんとしたドライな潔さに何とも言えない爽快感がある。男性助手のスタンス・ポジションがよくわからなかったのだが、そういった主人公の魅力に次第に惹きこまれていったという事だろうか。 |
64.《ネタバレ》 主人公の行動力に周りも巻き込まれて行き、最後は目的を達します。テンポよく十分面白い映画です。人形が川を流れていくチープな画は笑えましたが、堤防上で測距儀を覗く姿等印象的な美しい画もありました。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-05-23 18:35:36) |
《改行表示》63.予算が無かったようですが、それもイイ味になって居る気がしますね。 見ていて楽しかったです。主演の西田尚美さんのキャラクターに脱帽でした。 【デミトリ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-02-13 11:36:25) |
62.《ネタバレ》 ここはもっと引っ張っても笑えるのにと思う部分もあったりして、全体として逆にいろいろ切り落としすぎではないかとも思うのだが、余計な贅肉がごちゃごちゃついているよりは遙かに好感が持てる。ライバルの女性(?)も最後は(期せずして)ハッピーになったりとか、天然無表情な主人公も実は最後にはきちんと挨拶ができるようになっていたりとか(逆にそこを強調しないのも良い)、細かいところの職人的こだわりも心地よい。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-02 00:15:49) |
《改行表示》61.ストーリーはないに等しい映画なのに、テンポが良くて、なんだか妙に面白い作品。 ヒロイン演じる女優さんは、外見からしてちょっと不思議系が入っていて、ぶっ飛んだ女の子の役柄にはハマっていました。 ラストぐらいはもう少しじっくり見せてほしかったのだが、スラップスティック・コメディとしては終始一貫しており、これでよかったのかも……。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-04-20 15:29:38) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 90年代特有のチープな邦画イメージが拭えない。 疾走感はあるものの、随所に強引な展開が見られ、その疾走感に乗り切れず終了。 肩の力を抜いて、しかも、リアルタイムで観られたならば、少しだけ評価は上がったかもしれない。 西田尚美の若い頃より、30代の頃の方が魅力的だと思う。 今はおばちゃんになっちゃったけど。 ハマリ役だと思うけれど、他の登場人物たちが、どうにもウザ過ぎる連中ばかりで、観ていて苛立ちも発生。 特に、利重剛のキャラは、チープな本作においてさえ、浮いている。 作品の主軸は、金そのものに執着する女。 こういう人って、男女を問わず、現実に沢山居るなぁ。 金は貯めたいけど、それは使いたいから貯めるし、金は使わないと、ただの紙切れだと思っている私には、そもそも価値観の合わない映画だった。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-02-02 00:40:49) |
59.《ネタバレ》 女性版フォレストガンプでした。樹海に沈んだ五億円を引き上げるために、驚異の行動力で暴走するヒロイン。地質学を学ぶための大学入学から、運転免許取得、水泳教室、ロッククライミング。目的のためにまっしぐら。必要な機材なら高価であっても即購入。脇目や迷う暇はこれっぽちもありません。ただシンプルに目的達成のためにスキルアップしていくなかで、ほんのちょっぴり影響を受ける周囲の人々。そこに焦点を当てても良いのですが、この映画はあくまでヒロインの暴走がメイン。家族愛なんてのを絡ませたくなりますがそれもなし。ヒロインに惹かれる男もあくまで相手の片思いという形。こういう緩いコメディもたまに見ると元気づけられて良いものでした。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-20 01:02:34) |
58.《ネタバレ》 お金が大好きな女の子の暴走ストーリー。趣味がお金を数えることというだけで、銀行の面接に受かってしまう適当さにこの作品の異様な空気を感じました。池に沈んだ5億円を探すため、あっさり銀行を辞め大学受験を受けてしまうというハチャメチャな展開に呆気にとられる。最初の目的からどんどん脱線していき、素人の女の子がスキューバダイミングやロッククライミングなどに挑みプロ並みの実力を身につけてしまう。孫悟空並みに純粋無垢な彼女は、あらゆるものをどんどん吸収していきます。そんな姿をみていると、何だか元気ができます。最後までノンストップで走り続けていく映像のテンポの良さは、まるでアニメ映画を観ているようだ。遠回りの末、ようやく池に沈んでいる5億円を見つけます。しかし、ラストであれだけお金に執着していた彼女が、お金はいらないと言って埋めてしまうのである。様々な体験をしていく中で、彼女はついにお金よりも大切な何かを見つけたのだ。おめでとう!咲子! 【スノーモンキー】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-19 00:09:41) |
57.短い尺にごちゃごちゃと詰め込みすぎてしまって、とりとめのない作品になってしまったという印象です。西田尚美は頑張っているのですが、何だか空回りしてしまっているような感じがしてしまい残念です。 【川本知佳】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-15 23:12:48) |
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《改行表示》55.《ネタバレ》 浮世離れしたストーリーと主人公に、少々ついていきづらい作品でした。つまらないとまでは言いませんが、はっきり言って『合わない』作品です。 ただその内容は非常に興味深いものがあります。主人公の咲子にとって、お金が金銭欲の対象から、人生の目的にまで昇華されているのが大変面白いです。一般的に認識されているお金に対する価値観というものを変えられそうな説得力がこの物語にはあります。 お金の入ったスーツケースを回収するために、地質学の勉強から始めるという発想。そしてそのためにもう一度大学を受験するという決断。これはある意味最も理想的な人生のモデルケースかもしれません。ただ惰性でとりあえず大学に行っておくという大多数に比べれば、はるかに健全で正常だと言えそうです。 また、咲子がこれだけお金に執着しているにも関わらず、『守銭奴』ではないことも重要です。咲子は目的を達成するためには、お金を惜しみなく使います。何百万もする地質学の機材を買い込むし、大学の費用も出すし、スクールにも通うわけです。その一方でおごってもらうコーヒー代は、現金に換えようとするのです。つまり、必要性のある出費は彼女にとっては無駄ではなく、必要性のない出費はたとえコーヒー1杯の金額でさえ彼女にとっては無駄遣いなわけです。 お金に対する価値観や認識をもういちど俯瞰し客観視するという面においては、この作品は非常に存在価値の高い作品だと思えます。 ただ映画としての面白さは個人的にはいまいちです。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-05-27 15:03:55) (良:2票) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 お金が好きで、5億円のために大学入学・自動車免許・水泳・スキューバ・ロッククライミング・・・という着想は悪くないですが、何の工夫もひねりもないベタな脚本、咲子のキャラ設定や演出も素人レベルで、「きっとここで笑わせようとしてるんだろうなぁ・・・」というところでもそれほど面白くありませんでした。でも西田尚美の演技は良かったと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-24 22:30:49) |
53.流れていく人形には笑えた。テンポはいいけど、あのキャラが中盤以降ちょっとクドかったかな。あとラストはあっさりし過ぎ。水着の木村多江に驚いた。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-05-20 00:14:22) |
《改行表示》52.面白いし結構笑える。途中ちょっとダレる感じもあるが、最初から最後までずっと惹きつけられる。 「お金を得る」というプロセス自体が目的とモチベーションになっていて、そのためなら何にでも取り組むという姿勢が気持ちいい。 脇役の存在がイマイチだけど、まあこんなものか。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-05-04 17:04:08) |
51.アクション映画を見てるとき、例えば主人公がロープにぶら下がってたりするシーンがあると、「俺ならこの時点で力尽きて、落っこちて死んじゃうな。」とかよく思ってました。けど映画の主人公たちは、例えスーパーヒーローじゃないキャラでもそういう試練はチャッチャと済ませて次に進んで行きます。この映画は、そういう「チャッチャッと済ませていく事」のほうをメインに描いていて面白かったです。そりゃ、そう簡単に岩山は登れないし、潜水もできませんよね。地質学の勉強なんかは、具体的に何をしてるのかよくわかんなくて、「それ本当に役に立ってるの?」と思っちゃいましたけどね。西田尚美は「イッちゃってる女性」を見事に演じていて気持ち悪かったです(笑)。こういう目つきの女性、時々見かけるよな・・・。「君、面白いねえ」なんて軽い興味本位で近づいたら、酷い目に合わされそうな雰囲気がよくでてました。ただ、中盤以降はなにをやっても都合良く物事とが運んでいって、あまりノレませんでした。ただなんとくナアナアで上手くいくという、矢口作品でよくある展開はあまり好きではありません。その辺はチャッチャと済ませてほしくなかったなあ。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-25 06:28:29) |
《改行表示》50.《ネタバレ》 (≧∇≦)アッハ!はちゃめちゃでしたね おもしろかった。 で、その後、オーディオコメンタリーやら正規購入したDVDにしか付いていないと言われる特典メイキング等も含めて全て見てたんですが、 監督言ってましたね 予算が5000万しかないので厳しかったとか。まあね〝5000万円しか〟と言われましても、それが多いのか少ないのか さっぱりわかりもしない自分からしたら、なんとも贅沢な悩みのようには思えましたが、とにかく矢口監督が言ってたように少なかったのでしょうね だから、ミニチュアだったのね。アハハ。 でもその割り切ったミニチュア使用が功を奏した典型ではないでしょうか アハハハハ。 そんなわけでさ、騙されてはイケマセンよ みなさん、アパート崩壊のシーンはアレ、ミニチュアセットなんですよ。 激流の中を どんぶらこどんぶらこと流されてたんはアレ、発砲に縛りつけたリカちゃん人形なんすよ。 白糸の滝からブチ落とされてたんはアレ、顔はへのへのもへじの等身大の西田尚美型人形なんすよ。 えっ 知ってるわいってですか。 見りゃ誰だって分かるわいってですか。失礼しました なら退散 ‥ ならば、どーせ暇暇なんで ちょっとちょっくら日本映画の平均予算なんぞについて調べてみたりなんぞしてみます‥ 。 【3737】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-22 19:40:26) (良:2票) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 お金だけをひたむきに追い求める女の子(西田尚美)のキャラがいい。 銀行強盗に拉致され、犯人が逃走する過程で事故に遭い、5億円の入ったケースが樹海の池に沈んでしまう。 犯人は死亡、お金のありかを知っているのは主人公だけ。 その金を手に入れるために必要となるあらゆることに突き進む。 車の免許を取り、スキューバダイビングやロッククライミングをマスターし、大学の研究室にもぐりこみ―― 他人を一切気にすることのない、すさまじいまでの行動力。 そうして、苛酷な障害を乗り越え、ようやく手に入れた5億円。 ところが、使うことなく秘密の場所に埋めてしまう。 ラストの場面、バミューダトライアングルの海で沈んだ豪華客船の金塊を狙って、アマチュア探険家が集まっているとのニュースを聞き、目を輝かせる。 「私、行くとこできちゃった」 お金を使って何をしたいというのが目的でなかったのが、馬鹿がつくほどの純粋さを感じさせてすがすがしい。 かなりぶっとんだスラップスティック・コメディになっており、単純に楽しめる。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2012-12-10 19:10:18) (良:1票) |
《改行表示》48.チープさが、良い意味で生きてます。 嫌なことなんて忘れさせてくれるほど、おもしろい!! 【たかくん】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-27 19:40:53) |
47.《ネタバレ》 何よりもお金が好きで好きでたまらない主人公のお金に対する執念は何だかまるで「こち亀」の両さんのようである。お金が好きだからという単純な理由で銀行員となるために面接を受け、その場で試験官に「趣味は何ですか?」と聞かれ「お金を数えることです」というその返答ぶりが凄い。しかも、それで採用されてしまうなんて普通じゃない所が笑える。そんな主人公がその後は銀行員を辞め、大学生になる。その理由も勿論、お金の為。かと思えば大学も中退で次は何とキャバレー勤め。良いよなあ!女の人は時給5000円だっけ?そんな仕事があって、男には無理です。でもって今度はロッククライミングで優勝したり、水泳大会でも優勝したりと賞金稼ぎまくりの何だこの主人公は本当に女版「両津勘吉」だ!それにしてもこの主人公を見ていると人間、諦めなければ何とかなる。そんな励ましみたいなものが作品全体を包み込む感じがして、とにかく前向きに生きよう!て気分にさせられる。色んな意味で滅茶苦茶な作品なのだが、その滅茶苦茶こそがこの映画の一番の魅力だと思います。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-18 22:23:23) (良:2票) |