11.《ネタバレ》 ミッキーロークは俳優なんだなぁと、当たり前だが感心した。いや、よく考えると、どの映画でもちゃんと役作りしてるんだけど、今までセクシーな役の映画ばかり観てて、素直に評価できなかった(笑)。 この映画の愛すべきキャラは、彼の半自伝的な映画ということもあって、実にいい。特に最後、ノックダウンを食らって、もう立てないという表情は、映画史に残るほどの表情だ。こんな子どものような表情、みたことない。何ていうか、こいつと友達になりたいと素直に思える表情だった。 後の「レスラー」もダメな人演じてたが、その頃は酸いも甘いも噛み分けたような、渋い大人だった。あれはもうついていけないって感じだったが・・ ミッキーロークってボクサー目指してたんだね。人間って奥深いよなぁ・・。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-10-14 10:53:19) |
10.《ネタバレ》 まさにミッキー・ローク、、、なんともいえない独特の世界がありますね。こういう流れ者ボクサーって似合ってるなぁ~、もう彼のイメージにぴったり。そこにクリストファー・ローケンという絶妙なキャスティングが素晴らしい(ちょっと幸薄そうなヒロインも良い配役)。ちょいとボクシングシーンがゆるい気がしたり試合中に雨降ってくる(屋外リング!?)というのも珍しい。普通に考えたら足滑って危ないよねw。全般的にミッキー・ロークの美学が炸裂した本作、とっても良かったですハイ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-25 08:17:32) |
9.《ネタバレ》 ミッキー・ローク その顔立ち、その出で立ち、そのしぐさ、そしてその表情、 セリフこそ少なくとも、キッチリ顔で語る 目で語る。 彼こそ一流のムービースターだと言ってしまいたいくらいに愛しく感じる。 リングに雨風、そして見事に決まった倒れ様。 演出だってかなりのお気に入り。 他に10点評価をされている方がいることにすごく嬉しくなってしまった。 世間の見方は当時から酷評が大半。ただし、絶賛する者がいる事もお忘れなく。順序逆だがレスラーの後に観ると更に良い。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-05-13 23:40:11) |
8.「レスラー」でも同じようなキャラを演じたミッキー・ローク。猫パンチで有名?な元ボクサーなんだけども彼ってこう落ちこぼれというかなんというか孤独な役が良く似合いますね。ラストのカッコよすぎなヤラれ方は見ていてもらい泣き。あぁ、分かっていてもそれを迎えるときはやっぱ残酷。。エリック・クラプトンの全編にわたるギターの音色と映画の雰囲気がマッチしすぎてたまらんかった。ミッキー・ロークファンに送る、ミッキー・ロークの為の映画でしたね~。 |
7.ミッキー・ロークのPV以外の何ものでもない映画だが(ロークが脚本も書いている)、当時はこれが格好良かったんだよね。クリストファー・ウォーケンが好演しており、作品をピリッと引き締めている。クラプトンのサントラもGOOD! 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-18 20:25:51) |
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6.どこか影がある孤独な流れ者のボクサー。この頃のミッキー・ロークはこんな役を演じると見事なまでにはまる。自ら脚本も手掛け、これはミッキー・ロークの映画ではあるのですが、共演の演技派クリストファー・ウォーケンが場末のクラブで歌う売れない歌手というこれもまた当時の彼のハマリ役でした。そんな2人の友情モノ、ということでかなり期待感が高まる中で公開当時映画館で観ました。ストーリー的には平凡なものではありましたが、クラプトンの音楽が素晴らしく、この二人も期待通りで、タイプは全く違いますが、どこか影があり愁いを帯びた役を演じるとバツグンだった当時の二人。そんな2人の共演ということだけでも僕にとっては貴重な作品なのであります。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-01-02 01:06:47) |
5.ハガキを5枚出し、試写会の招待券を4枚(4組8人分)当てました。この時点で、私にとって伝説の映画となりました。そんなに人気なかったのでしょうか? 誘った友達連中の感想は不評で、ちょっと残念でした。私はといえば、ボクシングが好きで、ミッキー・ロークが好きで、クリストファー・ウォーケンが好きなので、しっかり感動しました。確かに拙い部分が目立つ作品なのですが、せつなくて感傷を引き起こすものがあります。サウンドトラックCDを購入し、聞きふけったものでした。 【ジャッカルの目】さん [試写会(字幕)] 8点(2007-01-12 23:54:05) (良:1票) |
4. 哀愁を帯び、誰とも交わる事の無かった悲しきボクサーが、ただ「それ」を護る為に戦う。 友と出会い、愛する者と出会い…護るものに出会ったとき…日常は激しく変化し、加速的に命を縮めてゆく運命にすら出会ってしまうのが悲しい。 奇妙な友情を胸に抱き、友はそれぞれの戦いに赴く。 そして恋にも似た感情を抱きつつメリーゴーランドで待つ女の眼に映ったもの…それは愛するものの影か?それとも…ただの幻影だったのか? …エリッククラプトンの切ない調べに乗ってミッキーロークの魂が激しく胸を打つ! これこそ、切なく悲しい…耽美なる映画。 透明な気持ちで観る事をお勧めする素晴らしい大人の御伽噺なのです。 【映画の奴隷】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-11 01:19:28) (良:2票) |
★3.せっかくの高得点(これまでのところ…)に水をさすようで申し訳ないのですが、ミッキー・ロークというより、名撮影監督だったマイケル・セラシンの初監督作品ということですっごく期待して見たのに、これが…。凝りまくった照明と映像も、すべてはロークの自己陶酔的ナルシシズムに貢献するだけで、赤面するばかり。彼のファンにはたまらんのでしょうが、正直、単なるプロモ-ション映画じゃないですか。これって。 【やましんの巻】さん 3点(2003-06-03 10:59:35) |
2. 素晴らしいの一言。永年映画館に通い詰めた甲斐のある「求め続けていた作品」です。音楽、映像、ストーリー。男のセンチメンタリズムを揺さぶります。今、20代半ばの世代には是非観てほしい。あの狂った80年代、日本はバブルに浮かれ、ハリウッドはSFXに毒づかれていた時代にこの作品が世に出た事を感謝しています。この作品に影響された映像、音楽界のクリエイターたちは少なくない。バックミュージックにクラプトンのサントラカットが頻繁に使われています。大切にしまっておきたい「心の中のベストワン」にしている方もひっそりといるはず。 【通称シータカ】さん 10点(2002-02-12 02:01:52) (良:1票) |
1.この映画、ミッキー・ロークを格好良く撮ろうとカメラが努力してるのは良く判るんだけど、シナリオが薄いし、ミッキー・ロークは相変わらず猫パンチしてる。で結末もなんか中途半端、救いはミッキー・ロークが打ちのめされるシーンの撮り方が良かったのか、ボロボロの姿が結構さまになっていたのと、クリストファー・ウォーケンの演技力の高さかな。それが見られただけでも良しとしよう(笑) 【奥州亭三景】さん 7点(2001-09-27 18:55:52) |