3.《ネタバレ》 テレビ放送の延長というコンセプトがあるとのことで、サブタイトル通り5つの物語が展開していきます。1つ1つのエピソードは笑いあり感動ありでよくできていたものの、それぞれに直接的なつながりはなく(エンマ大王が絡んでいるという間接的な関係はありますが)、話としてもテレビよりも少々長めで、それが4話続くので映画全体としてはちょっと長いように感じました。最終章は他の4話よりも長く、映画らしく全員集合してラスボスに挑んでいくという王道ストーリーです。しかし、ぬらりひょんとの闘いに入ると、最初は面白いもののやられてピンチになる→形勢逆転する→相手がパワーアップしてピンチになる→形勢逆転する・・の繰り返しで、なおかつ場面も変化がほとんどなく単調だったのが惜しいです。とはいえエンマ大王召喚の盛り上がりのピークの持って行き方はお見事で燃えました。前作公開時のようなブームが去って、でも依然として子供に大人気のコンテンツとして飽きられないよう趣向を凝らしているんだなぁと無粋なことを思ったりもしつつ、前作同様家族で楽しんで見れました。