81.誰が何と言おうが,名画中の名画でしょう!!! 『絵になる映画ランキング』ってものがあったら、間違いなく1位をつけます。 【ロウル】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2003-12-23 20:00:13) |
80.あの決め台詞、今なら確実に失笑モノですね。…寂しい気もします。 美に対する価値観は違っても、彫刻や絵画と同じように、人々の美への感性に訴える力を持った作品だと思います。 【日雀】さん 8点(2003-12-22 09:40:31) |
★79.「君の瞳に乾杯」・・・。3回ぐらい言ってたな。ちょっと言いすぎwモノクロのこういうのってなんだかいいね~。「ローマの休日」に最後には別れが待ってるってな感じでよかった♪ |
78.現代の商業映画と較べて、古典映画はテンポがゆったりとしている。現代映画に慣れている人はそこでいらつきだすか、まぶたが重くなる。私も例外ではなかった。だが、クラシック音楽を聴くのと同じ心構えで画面と正対すると、不思議とその時代の空気にこちらが同調し始める。サムの弾き語りを始め、映画の一部始終に流れる濃密なモロッコの空気は、半世紀を過ぎた今でも十分感じ取ることができる。「その映画が今でも通じるか」という見方も良いが、それでも苦しいという方は、目を閉じ、耳で映画を愉しんでみてはどうだろう。何にせよ、「観ていないと恥ずかしい」と年輩の方に言われるより先に、自分なりの感想を持っておこうではないか。ちなみに私は、三角関係恋愛映画のアーキタイプとして、味わい深く観させて貰った。古典的価値は満点級だが(「君の瞳に乾杯」という言葉が巷に定着しているだけで凄い)、感想としてはこの点数、ということで。 【J.B.】さん 7点(2003-12-06 17:25:36) |
77.《ネタバレ》 こんばんは。この名作にどうコメントを書けばいいのか、ず~っと苦しんできたみかんです。何度もレビューを書きかけては止まり……を繰り返しているので、今回もちゃんと送信できるのか不安です。さてさて、そんなことはどーでもいいことですね。どうも腰がひけているのがありありと伝わってしまう。ちょいと皆様、こんなレビューはすっとばしたほうがいいと思われるでしょう。ええ、すっとばしちゃってください(笑)。やっと本題。さぁ~行きますよぉ~。これは、単なるメロドラマなんかじゃないのだーーっ! 男の友情と信念と再出発の映画なのだぁーーー!!! そりゃバーグマンは美しいし、捨てられて茫然自失、ヤケになる気持ちもわかります。そんで思い出の曲♪As time goes by♪を封印し、ニヒルを装いながらウジウジメソメソしているボギーを見るのはけっこう辛い。だけどね、そこから立ち上がるんです。ドイツ軍人にヘコヘコしていた収賄警官のクロード・レインズだってあのまんまじゃ終わらない。もっともラズロは最初っから信念に突き進むいい男でございます。我が妻とボギーのことは、最後で気付いたでしょう。そのうえで旅券を受け取る。ラストの空港はなんて熱いんでしょう。もう、どのシーンを切り取っても、好き好き好き~、素晴らしいって感じの映画。そもそも私と『カサブランカ』の出逢いは、大学時代、名画座で上映しているのを観た時です。その時はキザなセリフばかりだなぁ~と苦笑しまくっていた私ですが、これのどこがキザなのか。今の私はマヒしてきたせいか、しびれるセリフは数あれど、浮きまくっているだなんて(←昔は思っていたけれど)これっぽっちも思やぁ~しません。フランス国歌に込められた思いを感じとってください。堪能してください。もう、胸が熱くなること間違いありません。以上、やっと『カサブランカ』に投稿できたみかんがお送りしました。(←このコメント夜書いているから危険。ホラよく言うでしょ、「夜に書いたラブレターは危険だ」と。) 【元みかん】さん 10点(2003-12-06 02:03:54) (笑:2票) |
76.すごいですねー男性からの圧倒的な支持!! 「グッバイガール」のドレイファスが真似てたのはこれでしょうか? 「男の美学」か、、、格好つけてやせ我慢してません? 美貌の人妻、え?うそ?それやったらボギーとキスせんといてーな。 当時タイムリーに観れたらきっと誉め倒しているはずだ、と思いつつ。 【かーすけ】さん 7点(2003-12-02 23:56:44) |
75.ボギー滑舌が良いなあ!だけど"Here's your eye, kid."連発しすぎ。あれだけ、綺麗だと言いたくなる気持ち分かるけどな。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-12-01 18:26:37) |
74.《ネタバレ》 作品全体を通して流れている空気が素晴らしい。やや戦意高揚的な主題だが、それでも許せてしまう。特に、駐屯ドイツ軍兵士らの歌をフランス人たちがフランス国歌でかき消してしまうところなどは、泣けてきた。ストーリー的にも、名作といわれることに異論はない。 【POKKY】さん 8点(2003-11-27 23:03:34) |
73.「君の瞳に乾杯」はここから始まったんですね。テーマソングの【AS TIME GOES BY】や、男女間の恋愛模様、ラストで霧の中に消える2人の男など、後世に語られる映画として充分にいい映画。 |
72.ただ、ひたすらキザなボガード。ボガードの「広いおでこ」に乾杯! 【STYX21】さん 6点(2003-11-21 20:46:45) |
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71.映画として個人的には面白いとは思わなかったけど、ハンフリー・ボガードの存在感やイングリッド・バーグマンの美しさ、古きアメリカ映画のたたずまいなど、観る価値は非常に高い映画だった。 【鉄腕麗人】さん 5点(2003-11-12 15:27:09) |
70.ロマンチックで上品な雰囲気漂う映画です。ピアノ弾きのサムが素敵でした。音楽もまた引き立てましたね。でもイルザはラズロとリックのどちらが好きなのかはっきりせず、肝心の恋愛は相当不満。 【凛々】さん 7点(2003-11-05 15:26:46) |
69.君の瞳に乾杯!ドイツ人とフランス人がお互いの国の歌を張り合って歌いあう場面が印象的だった。 【花守湖】さん 8点(2003-10-14 18:57:32) |
68.《ネタバレ》 「君の瞳に乾杯」と言った台詞や、「As Time Goes By」の曲の良さが印象に残りますね。物語も佳境になるごとに面白かった。リックの陰謀によってラズロは逮捕されてしまうのか。署長の機転で連絡の行ってしまった将校に止められてしまうのか。その辺に緊迫感があった。結局はラズロとイルザに許可証をあげると言う決断をし、自分の身が危うくなろうとも妨害を阻止したリックは男らしい。署長の寝返りも良かった。あのどっちつかずだった署長が、最後に見せた決断は、正直予想外だった。 【智】さん 7点(2003-09-28 01:29:09) |
67.すんばらしー。ボギーさんもバーグマンさんも。そして、時の過ぎ行くままに、、か。まさに名作です。 【fujico】さん 8点(2003-09-15 18:41:53) |
66.留学中にアメリカの現弁護士の友人のアパートで観た。アウトローなボギーはクールな男のバイブルでしょう。時代・国籍は違ってもリックの男気は一つのモデルであり続けるんだろうと思う。当時のいたちごっこな歴史を知れば知るほど感情移入できる。たまりません。当然マイケル・カーティスの知性にI.バーグマンの美もかかせない秀作。 【スルフィスタ】さん 10点(2003-09-08 21:57:48) |
65. 昨今の映画は男女同権!どころか寧ろ女性が勇ましくメインを張る作品が多いから本作でのバーグマンの微妙なポジションを「打算的なズルい女」としてしか観られず酷評してしまうのカモ。そもそも戦前・戦中の米映画なんて完全に男性中心!よって彼女はボギーのダンディズムを引き立てる言わば”触媒”に過ぎなかったハズなのである。が!しかーーーし、誇り高きバーグマンは敢えて添え物の刺身のツマに甘んじるコトなく、予定調和な職人マイケル・カーティスに敢然と反旗を翻す!!その類稀な美貌と抜群の恋愛感情表現で月並みなメロドラマに過ぎなかったであろう本作に永遠の生命を吹き込んだのだ。加えてボギーの下積みを経た男の渋さ溢れる「キミの瞳に乾杯!」という台詞も相手がバーグマンなればこそ説得力を放つ。悪いがヴェロニカ・レイクやヘディ・ラマーみたいな妖婦タイプの女優がイルザだったらココまで語り継がれる名作のステイタスは(確信を込めて絶対に!)得られなかっただろう。オスカー作品賞・監督賞・脚色賞に輝いたのは戦時下でのウェルメイドなメロドラマに一票!てな感じだったのだろうが、個人的にはバーグマンの圧倒的存在感とサムが歌う「As Time Goes By」なくして本作を語るコトは出来ないと思っている。ドイツが生んだ不世出の名優コンラート・ファイト最後の輝きに…8点!勿論ボギーもニヒルでキマってるけどね。 【へちょちょ】さん 8点(2003-09-07 16:53:58) (良:4票) |
64.男が信念やロマンや人情やらの感傷にどっぷり浸っている間、美貌の女は通行証ゲットを画策する。男を乗り換えるなんてお手のもの。レジスタンスの闘士家の妻というものは、信念よりも、計算高さと変わり身の素早さで、生き残っていくものなんだと納得。 【トバモリー】さん 7点(2003-08-10 12:29:58) |
63.面白いか面白くないかの次元を超えてますよ。どっちにしても後世まで語られる映画です。科白はあまりにも有名。後々まで残る映画ってスゴイですよ! 【もちもちば】さん 6点(2003-08-08 20:38:09) |
62.この映画のボギーは、他の映画にもましてカッコつけすぎでは? きっと、「これは絶対ロクな映画にゃならんだろうから、好き勝手演技させてもらうぜ」とばかりにやっちゃったんだろうか…。実際、脚本も撮影直前まで完成されてなかったというし。それをなんとかまとめあげたマイケル・カーティス監督の職人技には、素直に敬意を払いたい。が、やっぱりたいした映画じゃないよなあ。本作のバーグマンなんて最低のビッチじゃんすか、ねえ!《追記》…ううむ、これも自分が書いたものとは思えんなあ。何か、ムシの居所が悪かったとしか…。「たいした映画じゃない」というのは、見る前から「ロマンチシズムあふれる大傑作!」みたいな先入観を吹き込まれていて、期待しすぎたということがあったみたいです。あらためて思い返すと、「男のヤセがまん」をここまで切なくカッチョよく描いた映画も、そうはないよなあ…ということで、点数大幅にアップ! …でも、ここでのバ-グマン的ヒロインは、やっぱり気に食わんです(笑) 【やましんの巻】さん 8点(2003-08-07 12:03:20) |