24.とにかく長い。ダイジェスト版で1.5時間位にしてくれたら7点。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-30 18:37:19) |
23.リアルタイムにテレビ中継でマラソン、競泳、重量挙げ、バレーボールその他色んな競技に全力で戦う各国の選手に感激した私にとってはこの映画を見るとなぜか涙が出てきそうになります。これってなんなんでしょうかね!!・・・・? 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-03-06 10:48:43) |
22.《ネタバレ》 やっぱりいいなぁ・・。聖火が「聖火」であるのに感動しますよ。昨今の政治で汚れちまった聖火とは違って。アジアの国を始めて走る聖火が広島に。まだ被爆の痕跡も見える航空映像。「平和の象徴」としての「聖火」に集まる広島の人たち。そして富士山を超えて東京に。「人間の手」で聖火が点される。この原点の素晴らしさ。東京オリンピックの時はもちろん、産まれてもいないので、各競技の結果もなんとなくしか知らないので面白かった。柔道はこれぞ柔道ってものなのね!と感動したし、女子バレーは美智子様の表情も素晴らしかった。マラソンの給水風景はまさに驚き。円谷選手の結果も知ってはいたけど、あんな目の前で抜かれていたとは知らなかったので、ショック。なんとなく死相が現れているような気がするほど、ショックな映像でした。しかし、日本の風景だけでも素晴らしいですよね。日本にとってすごい歴史的なドキュメンタリーですね。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-07 01:46:41) |
21.記録映画の精度としてみるとレニ・リーフェンシュタールよりもオリンピックの全体像が克明に描写されている。 かたや、芸術としての映像という視点でみると、レニより劣るのではないだろうか。 ところで私は映画好き以上のマラソン観戦好きなので、ラストで感動を呼ぶべきマラソンについては不満を感じた。 マラソン観戦は、やはりスタートの瞬間からゴールまでをずっと観られてこそ魅力を感じる。 しかし、ドキュメンタリーならではの、リタイアした選手の様子とかが映されていて、それは楽しめた。 又、熱狂に沸き返る当時の日本、いや東京を映像として観られたことは、非常に貴重な体験となった。 記録映画としての存在価値は、今もなお失われてないのではないだろうか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-21 16:58:12) |
20.昨今のダイジェスト番組(北京大会後にも必ず登場することでしょう)とは大きく異なる人間ドキュメンタリー映画。競技の名場面の寄せ集めというよりは、この祭典に挑む各選手の人間模様、さらにはアジア初の祭典に沸きあがる日本の「空気」そのものをフィルムに焼き付けたかのような構成になっております。個人的にはやはりラストのマラソン(給水地点の模様とアベベ独走のシーン)がベスト。ちなみに映画本編から話はそれますが、興味深かったのが隣でこの映画を観ていた両親の反応。44年も前のオリンピックなのに、画面に登場する殆どの選手の名前や種目や順位、ちょっとしたエピソードや癖などを信じられないぐらい正確に記憶しており、選手が登場するたびにその蘊蓄を語り合ってはしゃぎまくり。いかにあのオリンピックが当時の日本国民に多大な影響を与えたのかが少し分かったような気がしました。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-08-20 21:07:49) |
19.発表当時に河野一郎とかが文句をつけていましたが,興業的には大成功だったようです。当時の技術から仕方なかったにしても「やらせ」や後日の取り直しフィルムが多い「民族の祭典」に比べて実写に拘った姿勢は評価できます。でもそのためか陸上競技史上での歴史に残る棒高跳びの勝負(米国のハンセンとドイツ勢の満月の深夜までの死闘)が簡単に省略されていたのが心残りでした。(当時補助員として現場にいた友人から感動を聞かされていたので) 【たいほう】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-07-23 22:51:33) |
★18.《ネタバレ》 純粋な記録映画ということではなく、メッセージ性のある作品にしようということで、後に論争を引き起こすことになるわけですが、しかし本当に純粋な記録映画だったら当時最高の観客動員数と今日にまで語られるほどの名作にはなってなかったでしょう。冒頭の太陽に始まり、ギリシャからスタートした聖火がアジアの国々を経て、広島、富士山、東京へと行き、開会式につながっていく一連のシーンは映像的に実に素晴らしい。その後は淡々と選手たちの競技を映し出していくが、今と昔のオリンピックの違いを見ているだけでも時代を感じさせて面白い。掲揚する各国の旗に折り目がばっちりついてたり、選手の名前を呼ぶ時に「○○さぁ~ん」「いちについてぇ、よぉ~い」なんてのを見ていると、当時の五輪というのは結構素朴で手作り感があったんだなと思わせる。それから水泳の水着が今と全然違う。今でこそ競泳用としての水着が定着しているが、当時の水着は競技というよりほとんどバカンスに来たみたいな水着であることに驚く。それと女子バレー東洋の魔女が金メダルを獲得するシーン。びっくりすることに、どの選手も頭の形の2倍はありそうな勢いのサザエさんヘアーである。あんな重たそうな髪型でよくもまぁ激しく動き回れたもんだと感心する。ラストはマラソンである。のちに遺書を残し自殺してしまう円谷選手の勇姿である。ゴール寸前でイギリスの選手に抜かれ3位となるものの、表彰台での彼の表情は実に晴れ晴れであった。途中あったチャドの選手のエピゾードは正直言って不要である。本人からしたら、「いつも一人でご飯を食べて、孤独を感じないわけではないが~」なんてナレーションを入れられてもありがた迷惑だろう。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-07-23 21:19:45) |
17.《ネタバレ》 「人類は4年に1度、夢を見る。しかし、これを夢のまま終わらせていいのだろうか」というメッセージが非常にグッと来ましたね・・・・。 まだ、商業主義に毒されておらず、純粋にスポーツの、そして平和の祭典であったオリンピックを芸術的に記録しています・・・。 開会式の入場行進、東洋の魔女、マラソンの円谷等々、当時まだ生まれていない私でも、胸に熱いものがこみ上げてきましたね。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-25 21:20:55) |
16.農村を走る自転車とか孤独な孤独な大松監督とか自分のコースを箒で掃くハードル選手とか見どころ満載。 【はるこり】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-26 00:44:36) |
15.《ネタバレ》 驚いた。流石は市川崑監督だ!ちょいとそこらの記録映画とは違います。オリンピックの記録フィルムを撮るに至って、いきなり東京の街を破壊するというシーンから始まるのには驚かされる。オリンピックを成功させる為に何が必要か?それにはまずは競技会場の設置が必須条件となる。ということは何を意味するか?要するに全て壊した上で新しいものを作る。この発想、それを映像として残す。こんな始まり、誰が思い付きますか?オリンピックの映像となるとただ走ったり、投げたり、戦ったりとそういうシーンだけ映すのかと思わせて、この始まり。そして、この作品、当時のオリンピックに関わった人達の熱い思いが映像として迫ってきます。東京オリンピックを見たことのない私でさえも、当時の躍動する選手達の息使いや地元開催のオリンピックにかける精神のようなものがひしひしと伝わる。いやはや、市川崑監督が一流の監督であり、映像作家であることの証明している見応え十分の記録映画を観た思いでいっぱいになりました。 【青観】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-04 23:45:42) (良:1票) |
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14.2001年宇宙の旅に影響を与えたのではとすら思わせる演出手法と映像美なのではあるが、日本の戦後国際復帰と高度成長を語る上での一イベントとして東京五輪を捉えた場合の映画としては良いのかもしれないが、記録映画としてはどうしても冗長さが気にかかる。後世の人間が見ると考えた時にも(当時の競技選手に関すること、当時の注目度など)説明的な物が少なすぎ、商業化前の五輪でブブカやカール・ルイスといったスーパースターが登場するわけでもなく、目玉はアベベと東洋の魔女くらいなもので、ある程度の予備知識がないと退屈してしまうかもしれない。スピードを競っている競技にも関わらずスローモーションを多用したりといった演出にも評価が分かれるところであろう。短距離や投擲競技なら選手の緊張感に満ち溢れた顔、競歩ならコミカルさ、競泳なら清々しさ、自転車なら日本の田舎風景の中を凄いスピードの自転車が列を成して通過していくミスマッチの滑稽さなど各競技の魅力を捉えた演出などには素晴らしいセンスがあるし、あくまでも記録映画を記録映画に終わらせなかったことは評価できるものの、単にスポーツ大会として東京五輪を見る場合、エンターテイメントとしてはNHKなどのスポーツドキュメンタリーのほうがよほど楽しめる。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-01-31 21:18:54) |
13.東京オリンピック という映画なのに最初はビルの解体シーンから。こんなところにセンスを感じてしまった。 【Takuchi】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-11 10:07:13) |
12.オリンピック記録映画ではあるが、聖火ランナーが京の町家の中を走るシーン、富士山をバックに走るシーンは実に見事で美しく、とても印象的で、日本らしさ、市川監督らしさを感じました。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-02-02 23:02:01) |
11.単なる記録映画だと思ったらとんでもなかった。 とにかく映像が美しい。 何しろ当時の競技なんてリアルタイムで観ていないので、私にとってあらゆる意味で興味深い作品だった。 |
【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 8点(2004-11-01 13:48:48) |
9.本作について聞きかじりの「映画論」を打つつもりはありません。しかしオープニングの聖火リレーのシーンから、圧倒的な画作りに感嘆しつつも、確かに作り過ぎとの印象は払拭できない。そして、それがこの映画の本質的に奏効しているかと問われれば、私もそうは思わない。東京オリンピックの翌年、世紀の大イベントを「カラー映像」で大衆に追体験させるという意味に於いても、後世に伝える記録という意味に於いても、本作は明らかな失敗作です。ただ、断片的ながら、もちろん当時の様子は出てくるので、それを見てるだけでも充分楽しかった。特に、全員ジャージ姿でダラダラと歩く現在の入場と、全員ブレザーか民族衣装で胸を張って行進する当時の入場の違いに、失われた「格式」を感じました。という訳で、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-08-24 18:12:22) |
8.「民族の祭典」を越えていますよ。カラーになっているのもあるけど、美しさが際だつし、何と言ってもマラソンのアベベが黙々と走るシーンはゾクゾクします。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-02 08:47:31) (良:1票) |
7.記録映画を作ってもらったハズなのに、出来上がったのは技巧が凝らされた妙な映画、関係者の怒りを買うも、海外でその芸術性が認められ、国内でもその真価が見直された・・・こんなとこですかね、この映画について一般に言われてることって。ハテ、どうなんでしょう、確かにこの空前のイベント、二度と訪れぬ瞬間をカメラで捉え切り、「芸術」映画として再構成した驚くべき手腕、それはよくわかるのですが。ただ技巧のあまり、当時の熱気が伝わりにくい、いや正確に言うと、「当時の熱気とは、私がこの映画から受ける熱気程度のモノではなかったに違いない、のに」という気持ちが拭えないのです。特定の選手をクローズアップするのも、「この選手に思い入れがありゃ興奮するかもしれないけど、知らないんだよなー」と戸惑いが。結局、実際のイベントを素材にしながら絢爛たる映像美の映画を作り上げよう、という意図は見事に達成されているも、逆にその制約のせいで興奮を削がれちゃったからな、という気が。ところで私には別の希望が。そう、プロレスを素材にこんな映画作ってみて欲しいな~(今年のG1は傑作を生み出す絶好のチャンスだったのに・・・?)。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-30 10:14:10) |
6.名前観て駄作と思いましたが観たらけっこう良かったです。躍動感がある映像美にやられてしまいました。 【たましろ】さん 8点(2003-11-26 23:56:33) |
5.たしかに「民族の祭典」は今観ても驚異的(ホントにすごい)だし、この作品はその模倣に過ぎないという指摘に異論はないのですが、東京人ですからね、マラソン風景やなんかを眺めているだけでも無条件に楽しい。「へーっ、昔の甲州街道ってこんな感じだったんだ」みたいな感じでね。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-07-05 18:47:24) |