27.行ったことも無い尾道への憧れが募りました。音楽の効果もあるのでしょうが質のいいジブリ(高畑監督の方)のアニメーションを見ているように錯覚するほど映像や現実感の薄い言葉が美しいです。石田ひかりはあの歩き方や表情など「愚図だけど愛らしい妹」を見事に演じていましたね。最近はどうも意地悪で才気走った役柄が多い中嶋朋子の優しい姉役も文句なくはまってました。惜しむらくはちょっと長すぎます。 【Rei】さん 7点(2004-05-03 20:32:13) |
26.《ネタバレ》 つらくて、悲しくて、暗い、でもなぜか好き。そんな作品です。10年ぶりくらいに見てみたら、やっぱり同じ思いを感じました。でも今見てみると、実加の母役の富司純子がいつも和服を着ていて、しおらしく立ち居振る舞っていたり、実加の親友の真子が、老舗旅館の娘とはいえ、普段着でも和服を着ているのが時代錯誤に見えました。日本情緒を出すための演出だったのか、当時の尾道では普通のことだったのか。私は石田ひかりよりずっと年上ですが、私の母親世代でもあの母親みたいな人はいませんでした。(原作はわかりませんが)実加の家は普通のサラリーマン家庭という設定で、歌舞伎役者の家ではないのだから、富司純子の演技が浮いて見えました。今回見直してみて、実加に意地悪をする演劇部員が島崎和歌子だったことに気づき、彼女にもこんな若い頃が...と感じました。みなさんと同じように「草の想い」という曲が大好きです。映画を見終わる頃にはすっかり耳になじんだメロディですが、最後に久石譲さんと大林監督のデュエットバージョンが流れると、その悲しい歌い方にあらためて強いショックを受けました。若くして不慮の死をとげた千津子の無念さが乗り移ったような悲しさに、胸がはりさける思いがしました。このデュエットバージョンが嫌いという人もいるようですが、私はこのバージョンが一番好きです。でもつらすぎて、何度も聞くことはできません。 【チョコレクター】さん 8点(2004-04-28 23:26:40) (良:1票) |
25.中島さんと、岸部さん、石田さん、そして、あの曲、草原の?、耳に残りますね、ピノキオのあの曲に匹敵する、素晴らしい曲ですね。ブルーバックが、おかしい、と言う書き込みもありましたが、きっとこの当時の技術が、この位なのかなと、思えると、納得できるかな。でも、こんなに坂の多い町にはちょっと、すみたくないかも、景色はとても素晴らしい、町ですが。自分が住んでる町は、海まで、3-5分、でも、景色って、意識せずに、暮らしちゃいますもんえ、映画って、本当に素晴らしいです。大林監督、なごり雪の方が、良かったような気もします。この作品さわやかに感動いたしました。 【yasuto】さん 10点(2004-04-26 00:09:49) |
24.自分が高評価を与えたくなってしまう①喜怒哀楽のバランス②日本の美しい風景・日本らしさ③音楽が良いの3要素を、全て高いレベルで満たしていてくれているという点で、邦画TOPクラスの評価を与えたいです。この素晴らしい作品の中では、手抜きCGなんかは全く気にならないほど小さなことです。中嶋朋子は、これが一番のはまり役じゃないかというくらいいい演技してます。また、石田ひかりも、後半になるにつれて成長していく主人公に合わせるがごとく、どんどん演技が良くなっていきます。「お姉ちゃんなんか、どっか行っちゃえ!」は、心にグサリと突き刺さりました。この作品を観る度に、やっぱ兄弟・姉妹っていいなぁと思えてきます。最後に、皆様書かれていますが、「草の想い」は映画史上に残る名曲です! 【なおてぃー】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-03 19:36:19) |
23.いい映画ですよねー。大林らしさ、優しさにあふれています。でも自分はそれだと、ちょっと食い足りないというか、いつも物足りないのです。もうちょっとスパイスが欲しい!でもそれが入ると大林ワールドじゃなくなるか?な。いつも思うのは大林監督は「どこかで見たことがあるネタ」が多い様な気がします。だからあまり驚きがないんですよね。心には響くけど。。その辺が微妙なところです。 【たかちゃん】さん 5点(2003-12-17 19:27:43) |
22.怖くないファンジックな幽霊もの、この当時この手の似通った映画結構できてました。この映画や「四月怪談」の頃の中島朋子が一番かわいかった気がする。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-11-21 16:44:05) |
21.60年代生まれのおっさんには、岸部一徳のお父さんと「草の想い」という曲が深く印象に残ってます。尺が長いのに抑揚が少ない割には冗長さを感じさせない構成も見事。「死者の世界の住人と現世の人間の交流」を描かせたら相変わらずだなと感心しました。 【柿木坂 護】さん 8点(2003-10-08 22:51:27) |
20.「あした」が一番好きです。大林監督の色が出た作品だとは思いました。 【もちもちば】さん 5点(2003-10-02 02:32:38) |
19.大林監督はインタビューなどで語りを聞くと、チョ~感動してしまうのですが、実際の作品を観ると、「あれ~(ーー;)っ?」となってしまう人。お人柄は大好きなんですが。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-09-28 21:51:34) |
18.前に「キノスケ」さんもレビュー中で語っていますが,あの「あはははあ~~」という効果音(?)には何か深い意味でもあるんでしょうか?なんか,あれはうっとうしいだけで耳障りだった。 【北狐】さん 6点(2003-09-22 16:06:17) |
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17.大林映画の中で、最も琴線にふれた映画として、燦然と輝いています。ドジ役の石田ひかりと、この役が1番キレイだと思っている中嶋朋子。そして、独特の存在感のある岸辺一徳のバランスが好きです。さらに久石譲の瑞々しい音楽!この音楽って、今でもいろんな番組で、BGMとして流れていますが、その度にピクッと反応してしまいます。私のまわりにも「ふうーーん、ま、いいんじゃないの」と感想を漏らす方もいますが、感性の違いとして、それはそれでいいと思っています。が、私にとっては「最上級の邦画」とまで思っています。 【モヨ】さん 10点(2003-09-21 23:41:24) |
16.石田ひかりと中島朋子の囁くような話し方が映画全体にやさしさを出していました。ホント「草の想い」は良い歌ですね。 【チューン】さん 8点(2003-09-18 10:23:38) |
15.主人公の家の中で、ある場面になると「あはははあ~~」と突然鳴り響く甲高い声が妙に気になった。なんなんでしょうかあれは・・・ただの効果音? 【きのすけ】さん 7点(2003-08-11 22:05:03) |
★14.赤川次郎なんですね。原作の表紙が大島弓子だったので興味を持ちました。なかなか切ない映画でした。 【omut】さん 5点(2003-08-04 08:33:16) |
13.これは邦画では一番好きなほうだし、大林監督の作品で一番です。切ない雰囲気がうまくでている傑作であり、今でも忘れられないシーンが多いです。 【ピルグリム】さん 6点(2003-06-05 12:10:57) |
12.子供の頃を思い出してジーンときてしまう。懐かしいような切ないような。石田ひかりのゴチャゴチャした部屋がすごくリアルでよかった。あんな部屋の友達いたなぁ・・・ 【きょうか】さん 6点(2003-05-30 17:53:40) |
11.女の子向きの大林作品。おじさんがよく女の子心、わかりますね。独特の大林ワールドですが、代表作って言えるのではないかと思ってしまいます。おばさんになっちゃった今でもこれを観ると小学生高学年~高校時代を思い出せます。実際尾道まで行きました。ドンくさい女の子必見です。 【丸子】さん 6点(2003-04-16 08:20:03) |
10.私は二人姉妹で、非常に仲が良いので、見ていて物凄く辛かった。 【たーしゃ】さん 6点(2003-04-14 23:26:49) |
9.あの主題歌(『草の想い』でしたよね)が好きで何度も観ました。石田ひかりが可愛いですね。NHKがテレビ放送用に、更に編集した作品の方がスマートな感じがして好きでした。この作品を見て尾道に憧れ、つい先日やっと行ってきました。とっても素敵な街でした~。 【こまち】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-04-04 23:03:13) |
8.なにげにあのテーマソングが好きなんです。あの曲が忘れられずもう一度聞きたくて二回もレンタルしてしまった…(笑)内容としては、なんだか分からないないけど良さがあるんですよね。 【西川家】さん 6点(2003-03-16 19:34:25) |