5.OP、ED「THE POST WAR DREAM」ピンクフロイド。前編を通して使われる印象的な青、それを引き立てる黄色の使い方。水槽、エスカレーター、テープレコーダー。櫛森秀一としてスクリーンの中に確かに存在していた二宮和也の演技力に拍手。少年の青い怒りの炎は、自らの身まで焼き尽くしてしまった。無言で空虚な世界を睨む少女。青くて、哀しい映画でした。 【yuki】さん 9点(2003-06-12 12:16:55) (良:1票) |
4.アイドル映画と思って馬鹿にして観ると「おお!?」と思うかもしれないけど、かといって過剰に期待しすぎるとちょっと・・・っていうのが正直なところ。これは皮肉で言うんじゃなくて、若いときに観ないと分からないタイプの青春映画なのかもしれませんね。個人的には、義理の父(ではなかったっけ?)と母親がセックスをしてるのを主人公が聞いてしまう所が痛々しかったです。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-05-29 15:20:53) |
3.青い青い青い。あまりにステレオタイプに青い。頭は良くても心が青い。青いテーマをさりげなく、哀しく作り上げているのは蜷川監督の力量かな。 |
2.心が切なくなる。。。少年犯罪を犯す少年の心境など現代問題をうまく描いた作品です。 【みんみ】さん 10点(2003-05-23 04:19:22) |
★1.蜷川監督が「正統なるアイドル映画を撮りたい。」という風に言っておられた通り、ストーリーはシンプルでしたが、見応えのある作品でした。普通の高校生活を送っているかのように見える二宮君演じる主人公。しかし、家ではガレージにこもり、山本寛斎さん演じる義父への殺意を募らせ、着々と殺人の計画を練るという、とても切ない孤独な殺人者を演じる二宮君の演技がとても良かったです。一方、同じく松浦亜弥ちゃんも、主人公の心の闇をどこかで見透かすように、クールに見つめる演技がなかなかでした。ただ、無意味に長い二宮君の裸のシーンは、監督からのファンへのサービスカットかなと思いましたが・・・(笑)。 【はがっち】さん 7点(2003-03-01 03:48:51) |