146.92年、クリント・イーストウッドは『許されざる者』でメガホンを取り、アカデミー作品賞を受賞しました。もともとマカロニ・ウエスタンで名を挙げた彼。歳を取ったガンマンは、イーストウッド自身のキャリアの象徴でもありました。一方本作も「カウボーイ」ものです――舞台は宇宙ですが(!)。ただし、10年前の作品にあった、枯れた空気は見られません。老いてなお宇宙へ旅立とうとする、爺さんの元気さばかりが前面に出ています。歳を取ったことに対して、前半こそ滑稽な描写が重ねられていますが、後半では「若者」の株を完全に奪ってしまいます。しかし「若い奴には負けんぞ」と肩肘を張ることだけが、老人の強さではないはずです。主題歌がフランク・シナトラなのは、そういうテーマを象徴しているのでしょうか……個人的には、「スペース・カウボーイ」というと、ジャミロクワイなんですけど。 【円盤人】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-10-07 01:12:36) |
【k】さん 8点(2004-10-04 23:25:40) |
144.ただただ東森君の自己満足なお遊び映画としか思えない。気の置けないかつての朋友を「こんな映画でひと稼ぎしようぜ」の声で集め、パラソル付の丸いリゾートテーブルを囲んで紙コップのコーヒーを飲みながら自分たちの役柄について爺さんたちがダベっている姿が目に浮かぶようだ。本編では現役の宇宙飛行士が気を失っているのに難しいミッションを爺さんたちだけで完了できるってところが都合よく話が出来すぎていてどうしても納得いかないのですよ東森君。 【WEB職人】さん 5点(2004-09-20 22:30:25) |
143.《ネタバレ》 出発直前にパイロットのメンバーの中の一人に病気(ガン)が見つかるというパターンが多いですね。「アポロ」や「ミッション・トゥ・マーズ」もそうでした(ミッション・トゥ・マーズは妻の病気での断念でしたが・・・)。感動物に仕上げる為の手段かと思うのですが、ややマンネリ感が漂います。 ただ、元気なお祖父ちゃん達が繰り広げるドタバタや、皮肉めいたギャグを見ていると微笑ましくなります。 しかしクリント・イースドウッドは本当に老けましたね。哀愁すら感じました。 |
142.まあまあ。元気なじいさんは素敵ですね。サザーランドのサングラスがGOOD! 【はざま職人】さん 6点(2004-08-23 18:41:40) |
141.《ネタバレ》 トミー・リーが月に特攻するシーンや、ラストに「fly me to the moon」に乗せて月面をみるシーンで不覚にも泣きそうになりますた。にしてもプロフェッショナルなじいさん方ってカコイイですね。 【神父】さん 7点(2004-08-19 10:56:17) |
140.正直こういう作品は劇場でも観ることがなければビデオで借りる必要も無いと思いちょうどテレビであってたので洗濯をとりこみながら観てました。ある程度ストーリーが進んでいきこちらもさてシャツをアイロンがけでもしようかと思いアイロンを取り出しスチームをかけつつしわを伸ばしていました。ラストの「Fly Me To The Moon」が流れる頃にあと2~3枚シャツがのこってたんですけど「まったまにはシワシワのシャツを着てみてもいいかな」という心境になりました。あしからず 【tetsu78】さん 6点(2004-07-17 22:11:20) |
139.ブルーカラーのジジイ共って結構好きなんだよなあ。スケベだしどうしようもなく下らないことばかり言ってるけど、若い奴の下らない話よりも100倍面白いんだ、あたしには。下らない言葉の隙間にジジイ共が積み重ねてきた人生があって、こういう人って苦労してる人多いからなおさら、ただのバカ話なんだけどすごく深いんだよなあ。トミー・リー・ジョーンズの昔話聞いてて昔建設現場で知り合ったおっちゃんたちを思い出して何だか嬉しくなった。完全B級のネタを準A級に引き上げてくれた4人に感謝。映画としての出来はかなり荒っぽいが、しかしある意味、イーストウッドが何を描きたかったのかは分かりやすかったね。ジジイ4人、昔から知った顔が集まれば気持ちは若い頃の無茶やった日々に戻るのねえ。いくつになっても変わらんどころか年のせいでますます無茶な気がしてきて、そこが何だか可愛く見えちゃうんだよなあ、特にトミー・リー・ジョーンズ。舞台は大風呂敷って感じだけど、じいさんの夢と人生の再生物語としてはよくできてる。夢をかなえたトミー・リー・ジョーンズは最高に幸せだったろう。月にあのテンガロンハットを持っていきたかったなあ。ただしお宅のおじいちゃんがこれを見て「宇宙に行く」なんて言い出したら必死で止めましょうね(笑) |
138.トミーリージョーンズが癌だとわかった時は宇宙で死ぬな・・と予感はしましたが、それにしても月に向かっていく姿はちょい笑ってしまった。でもやっぱ長い経験と人生を生きてきて年齢を重ねた人にはどうやっても若者は追いつけないといったとこでしょうか?イーサンの鼻につくほどのエリート&じじい引っ込んでろ風をふかしてる部分と、あっさり失敗して迷惑かけまくったうえにちゃっかり助かってるとこは「はあ~?」って感じでしたけど、それでも最後の「Fly Me To The Moon」が流れたシーンでは思わず泣いてしまいました・・。月に残された遺体のヘルメットに移った地球がとても印象的。 【カズレー】さん 8点(2004-06-27 12:58:17) |
【taron】さん 7点(2004-06-26 13:35:14) |
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136.クリントすごい!!おじいちゃんパワー全開ですな。でもやっぱエネルギー不足。 【LYLY】さん 5点(2004-06-25 17:44:32) |
135.全てが予定調和のハリウッド映画ですね。どこか金八先生や、プロジェクトX的なノリでした。なんだろーもう全てが「型」にはまっています。それが、野球映画であれ、SFであれ、サスペンスであれさして驚くような展開がないですね。そこが彼の安定したよさだとは思います。 【たかちゃん】さん 4点(2004-06-24 23:17:05) |
134.トミーリージョーンズとクリントイーストウッドが出演ということで期待して観たが大したことはなかった。なんとなく全体的に終わり方にしても古臭い作りになってる気がする。宇宙へ行くまでは面白かったが、宇宙のシーンは撮り方が悪いので面白さが半減した。最後にしても感動とかそうゆうのは無かった。 【くうふく】さん 5点(2004-06-24 19:37:20) |
133.しかしトミーリージョーンズって、なんの映画でもこういう役柄の時はキャラ同じっていうのが笑える。いや、名優ってことか。もちろん好きなんだけどね |
132.1度は、あきらめた夢を再び追いかける。男のロマンでしょう。見る人の年齢で、評価が変わってくるのかもしれません。 【じろう】さん 7点(2004-06-18 23:27:59) |
【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 5点(2004-06-18 22:28:13) |
130.《ネタバレ》 奇妙で不自然な恋愛話が絡んでいて違和感有り。可愛い女優が一人も出てこないのは寂しい。ホークの犠牲が無駄に感じられて虚しい。ちょっと厳しいかもしれないが、見て後悔した。多分、製作者達も造って後悔しているだろう? 【クロ】さん 3点(2004-06-17 07:52:17) |
129.金曜ロードショーで久々に観たら実家に住んでるじーちゃんを思い出した。80歳を越えてもまだバイクを乗り回しているけどあの4人みたいに生涯現役でいてもらいたいです。 【ジェダイの騎士】さん 6点(2004-06-06 23:37:24) |
128.《ネタバレ》 高年齢ではありますが本当、カッコイイの一言。あとストーリーが素晴らしいなぁ。こういう話は犠牲がつきものだけど、月に行って来るってのはすげぇ。 【トシ074】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-06-06 23:35:12) |
★127.《ネタバレ》 後で気づいたのですが、つまりこれ、舞台が宇宙だというだけであって、作り方は完全に昔のウエスタンなのですね。衛星の故障という課題は悪者ギャング、呼び寄せられるイーストウッドは伝説の名うてのガンマン、集められる仲間もかつての友人たち。したがって、危機らしい危機が起きても、割とあっさり解決してサクサク進んでいきます。イーストウッドにとっては、映画製作の上では、旧ソ連の核兵器も、悪者が馬車に隠し持っている機関銃も同じなのです。一方で、ハリウッド脚本の定式みたいなものもさりげなく外しています。あの核弾頭が結局どうなったのかは直接描写されないし、そもそもトミー・リーとの別れというクライマックスも愁嘆場なく終了、またなぜ乗ったのか分からない若者二人は、わざとかと思うくらい見せ場なし(失神の次の場面がもう脱出ですから・・・ほとんど登場人物扱いされてないというか、物扱いです)。というわけで、味わい方を変えるとそれなりに楽しめますが、真面目なSF映画を期待するとがっかりします。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-06-06 17:50:18) |