53.《ネタバレ》 劇場で見た映画は二年くらい前の、海の上のピアニスト
までさかのぼります。映画館に見に行く気にさせてくれた、
好きな競馬を扱った映画ということと、トビー・マグワイア
が好きなのでそれに感謝です。二年も映画館に行ってない私を
その気にさせたのですから、甘めの評価ですが・・
というのはあまりに宣伝とかから予想できる展開と内容、
競馬が好きだから古くはハイセイコー新しくはナリタブライアン
(こちらは騎手乗り代わり等で)またはあらゆる競走馬に
まつわる実話に慣れ、映画の感動はそんなに・・でした。
前半の馬主中心のエピソードは(タッカー)を思い出しました。
ジェフ・ブリッジズだからか車事業だからか・・
その手のたたき上げ映画も好きなのですが、やはり見る人を
決めたほうがいいと、騎手にしましたから・・
ちょっと長かったのと人物がややこしかったかな。
でも騎手と主役の馬が動き出し、映画の娯楽が楽しめ、
不覚にも何回か自然に泣けた。どわーっという感動ではなく、
自然に爽やかに。終わりも自然でいいかも。
映画的に見ると、最高のヤマ場は勝ち続けるあたりではなく、
一番の主役の馬と主戦騎手がほんとの一体となる後半。
ここらをもっと書き込んでほしかった・・馬主は苦労し
たたき上げ成功したけどそれより、騎手と馬が大事。
競馬好きから見ればそう思う。3人を書ききるのは難しい。
映画館で見てよかった。DVDだけではたぶん蹄鉄の音や
広がる映像は存分に楽しめない。けど一度映画館で見た
作品だから脳裏に残り、DVDでも見られると思います。
もちろん出たら買いますよ。3人の目で見られるし。