26.期待して観に行ったのが悪かったのか、もう一つでした。 ディザスタームービーとして、映像的には見応えがありましたが、ストーリー的に物足りなかった。エメリッヒ監督は、希望が残る映画にしたかったという趣旨の発言をしていますが、あの状況では、もっとエグイ悲劇が世界中でたくさん起きているはず。それが描かれなさすぎて、実感がわきませんでした。そのため、主人公の父子の愛情も埋没してしまい、感動が薄れたと思います。自分としては、命に替えて娘と地球を守った「アルマゲドン」のブルース・ウィリスの方が泣けた。 【田吾作】さん 5点(2004-06-07 15:36:55) |
25.見ているあいだ中、ずっと力が入ります。でも、ダラダラしていない(2時間くらい)ので、疲れきらずに見終えることができました。 映像は圧巻。この手の映画って迫力シーンは一瞬で、あとはダラダラ系が多いのですが、さすがエメリッヒ。手に汗映像をずっと突きつけてきます。素晴らしい。 内容的には、ドラマを絞ったのも良かったと思う。このドラマ部分、とても安っぽいけれど、父親には特にくるものがあるでしょう! ちょっと誉めすぎましたね。まあ、過度の期待は厳禁の、迫力映像を楽しむという点において、期待通りの映画でしょう(笑)映画館で見ないと2点くらい下がるかも。。 |
24.さすがはハリウッドきっての直球王ローランド・エメリッヒである。小細工なしのど真ん中ストレートを投げさせたら、今の大作娯楽映画界に彼の右に出るものはいないだろう。もちろん、直球しか投げられないと言ってしまえばそれまでだが、娯楽映画に必要なのはまさにその豪快さである。CGによる映像技術が進歩したといっても、これほどまで地球が滅亡していく様をまざまざと見せつけたものはなかった。その映像世界に対する絶大な圧倒感だけで、この映画は存在する。まさに豪快。まさに娯楽。ただ残念なのは、人間描写にエメリッヒ監督ならではのカッコよさがなかったこと。デニス・クエイドが主役という時点でキャスティングの弱さは致し方ないが、「ID4」「ゴジラ」にあったような脇のキャラクターの小気味よさをもう少し見せてほしかったと思う。妙に男前な大統領や犬連れの浮浪者にその期待をしたのだが、不完全燃焼に終わってしまった。まあ、自然の驚異、地球環境の悲鳴に対する人間の無力さというものを考えれば、人間の動きが弱いのも納得できなくはないが。ラストの宇宙飛行士の言葉にあるように、地球には、人間には、「浄化」が必要なのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん 7点(2004-06-07 11:39:54) |
23.《ネタバレ》 簡略に。 CGについてはILMならもう少しレベルアップできたはず。 テーマが地球温暖化という事もあってか。簡潔なストーリー。 環境破壊による、地球の破滅。都市が破壊されて行く様は圧巻。 家族愛については、もう少しプッシュして欲しかった。 自然史博物館の電話シーンではもう少しやりとりがあってもよかったはず。 エンドから探るように地球再生~のラストは良かった。 インデペンデンスデイのラストそのまんまの気がするが。 ラストはこれでいいと思う。 |
22.7点満点の6点。何か書こうと思ったが、帰る途中に忘れてしまった。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-06-06 20:16:59) (良:1票)(笑:1票) |
21.《ネタバレ》 劇場で見ることをお勧めします。自宅のテレビで見てもちっとも面白くないよ、きっと。この手の映画はいささか食傷気味なので採点厳しいですが、綺麗にまとめられてますから「すららぁ」と見れます。が、同じく「すららぁ」と見たこと自体忘れそうだけどね。 【王様】さん 3点(2004-06-06 01:24:10) |
20.エメリッヒのパニックものと言えばそれまでイカ型の宇宙人が地球を征服しにやってくるとか、イグアナが核のせいででっかくなっちゃってニューヨークを壊しまくるとか、荒唐無稽な題材ばっかりだったけど、これは今タイムリーな温暖化がテーマですから、そういう点ではそれまでのばか騒ぎなだけのノリとはちょっと違いますね。いや勿論、現実的に検証したらこれもおかしなところはいっぱいあるんでしょうが、、、、。でも僕も温暖化に対するアメリカの一国主義政策には嫌気がさしてたとこだったんです。だからそこんとこ評価します。竜巻や津波のシーンも、盛り上げ方がうまいですね。CGの進歩を改めて確認できたように思います。そういえばこれをテーマにした映画ってちょっと記憶に無いし、温暖化って話が大きいだけに一個人としてはいまいちピンとこないところがあるから、そういう意味では映画の製作も意義あるものだったのかな。でも温暖化で地球が冷えちゃうなんて初めて聞いたな。金星みたいに灼熱地獄になるんだろうと思ってたんですが、、、、今から30年ほど前は地球は冷えていくって言われてましたよね。80年代に入ってからだな、温暖化が叫ばれるようになったのは、、、、。要するに、いまだに温暖化のことってよくわかってないんですね。無知であることが一番怖いことなのかもしれない、、、。 【あろえりーな】さん 7点(2004-06-06 00:52:41) |
19.《ネタバレ》 アクション映画好きにとってはニューヨークで何が起ころうと驚かなくなってきた昨今ですが、SFXはますます磨きがかかって圧倒的でした。しかし私はエメリッヒ大好きですけれども、ID4と比べると面白さは控えめになってしまいました。なにしろ相手が異常気象なもので、次にどうなるのか誰にも確実ではない。だいたい主人公だけは全体の成り行きを承知しているのが王道ですよね。この映画では結局のところ運の良かった人間が生き延びるだけですし、主人公の行動の意味はよくわかるけど気象学者である必要がないし人類のためではないし、その息子も好きな女を守るだけ。そのためアメリカのほかはどうなってるのかなぁと思ってしまう。話の方向性が拡散してしまってます。それに閉じ込もっている図書館は、空間が広すぎてパニック感が弱い(税法の本を燃やすネタは笑えたけど、あとは…)。スコットランドの研究所のサバイバルを見たかった気もします。キャスティングの弱さも見逃せない。心を入れ替える副大統領くらいはもうちょっと… |
18.前(映画館の前から3列目)のほうでみたからパニックシーンはかなり迫力あったね。街に大波が押し寄せてくるシーンなんか、自分も巻き込まれるような感覚が今も忘れられない。というわけでCGの技術には圧巻。途中で狼がでてきたときはかなり意表つかれたね。まあこの手の映画にはお決まりの家族愛はちょっと・・・ってのはあるけど、それなりに楽しくみれました。映画館でみる価値のある作品だね 【rainbow】さん 7点(2004-06-05 17:35:27) |
17.《ネタバレ》 同じ監督なんだから当たり前かもしれないけど、ストーリーの構成とか、絵の構図(大都会の上空に巨大な宇宙船が浮かぶ、マンハッタン島が津波にのまれる…)の荒唐無稽さで度肝を抜く、というあたりが「インデペンデンス・デイ」と同じ。ラストで家族が絆を確かめ合ってめでたしめでたし、ってのも同じ。「不気味な前兆」―「ただひとりそれに警告を発する主人公」―「無理解な周囲」―「大災害」―「やがて主人公を周囲が理解」―「しかし闘いのキーマンは主人公」―「みんなで立ち上がって団結」―「ぎくしゃくしていた主人公の家族が再び絆を確かめ合う」…。このパターンに乗せて、宇宙人とか大災害とかを当てはめていけば、同じ映画、まだ2、3本は作れるような気が? 環境問題を大きなテーマにしてるなら、もっとメッセージを盛り込んでも良いような気がするし、あのマイナス百何十度の冷気が上空から襲ってくるシーンは科学的考証はあってんのかな? まあ、そういうスピード感がないと大勢の観客は来ないかもしれないが。あとひとつ、デニス・クエイド、やっぱり離婚してから上昇機運なんですかね。別れた奥さんの方は何だかパッとしない。結婚してる時はちょうど立場が逆だったですが。 【しまうま】さん 6点(2004-06-03 11:38:43) |
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16.パニックシーンは確かに迫力ある。でも予告編見ればそれで充分です。日本のシーンはあまりに俳優さんの日本語がぎこちなくて、日本公開前に吹替をやり直したらしいですね。だったらセットもつくり直せば良かったのに。環境問題の警鐘のメッセージは伝わったけど、狼が出てきてかなりヒいた。 |
15.《ネタバレ》 アメリカ留学先で拝見。こっちはメモリアル・デイ祝日と相まって映画館は満員。あの日本のシーンはちょっとなぁ・・・。自分的には「ブレードランナー」の中みたいな風景でしたな。ツッコミ抜きで見れば面白い映画。迫力は申し分ない。エメリッヒ監督も「ID4」の頃はアメリカ万歳だったのに改心したのかシニカルな笑いが色々ありましたねぇ。メキシコへのアメリカ人難民大量不法入国のシーンは爆笑。このテの映画は大スクリーンで観賞するに限りますね。迫力満点でした。余談:あとアメリカではホントにサッカーの知名度が無いね。イアン・ホルム達一同が最後に乾杯するシーンでその中の一人が「To Manchester United」って言いますが館内はシーンとしたままで誰一人反応無し。誰もマンチェスター・ユナイテッドを知らないらしいね。あんな有名なチームなのに・・・。ちなみに自分はバイエルン・ミュンヘンのファンですがね。以上余談でした。 【和魂洋才】さん 7点(2004-06-02 13:08:26) |
14.《ネタバレ》 ・・イマイチです。「早く観たい!先行上映行ってやる!」のイキヲイで挑みましたが、期待しただけに「う~ん・・・」。2K問題前は色々と終末的な話の映画がありましたよね。最近こういった映画がないと思うので(あっ、ザ・コアがあったかぁ・・)、予告などを観て期待はしていたのですが、最近の映像技術のスゴさになれてきてしまっている左近、あまり衝撃的なものはありませんでした。息子のいる図書館にレッツラでお約束の自己犠牲「志半ばで死に別れる仲間」もありました(たいていのイキヲイで3人の内、誰かいなくなると分かりますよね)。家族愛も盛り込まれてましたが眉がハの字です(アルマゲドンはDVDまで買ったんデスケドね)。 【Urabe】さん 5点(2004-06-01 12:29:44) |
13.《ネタバレ》 ジェイク、あなたの愛はお受けできません。だって、私、男ですもん。そのテのシュミは、なくってよ。とゆー事で、舞台挨拶で去りゆくジェイクの投げた一輪の花をゲットしてしまった私でした(隣のお嬢様に差し上げましたが)。突如日本語で歌い始めるデニスとか、ドレスの脇から見えちゃったヒロイン役の子とか、なかなかに楽しませて頂いたプレミアでした。 さて、映画の方は、と言うと、70年代パニック映画で映画ファンになった私としては、まずは合格、でした。大変な状況を描く場合、思いっきり引きの画で「ぼ~ん!」か、さもなきゃ逃げ惑う人々の画を切り取っただけで誤魔化しちゃうものも多いのですが、この映画は、きちんと具体的に街が大変な事になってゆくディティールを見せてくれます。でも、世界的規模で巻き起こっている災害なのだから、もっともっと見せてくれ!というのも正直なところ。この絶望的な状況に立ち向かう悲壮感も不足気味。ぎりぎりのところでなんとか生きてゆく緊迫感が薄め。だけど、日常が崩れてゆく事態に陥ったら、実感湧かないままに流されてゆくものなのかもしれませんね。 ところで、これまでアメリカ万歳的なスタンスが見られたエメリッヒ監督作品ですが、この映画では内省を促しております。京都議定書から離脱したアメリカに対して、無反省でいていいの?と。基本はスペクタクルな娯楽映画ですが、現在進行形の問題を織り込む事に成功していたと思います。 何はともあれ、久々の、大スクリーンに展開する大スペクタクルを堪能させて頂きました。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 8点(2004-06-01 01:14:56) |
12.深く考えないで、観ているだけで楽しめる映画。迫力をあじわうために、劇場の大スクリーンで観て欲しい映画かな。氷河期が再びやってきたっちゅうはなしで、主役の息子の名前が「サム」。観終わった後に「サムが寒がってた」と言いたくなった。 |
11.CGの完成度と迫力はさすが。手に汗握って鑑賞しました。しかし、ストーリーに関してはつっこみたいところも沢山あります。オオカミはいらなかったんじゃないの!?とか、あの日本の描写はいかがなものかしら!?とか、大統領の死は意味のない展開だったのでは!?等々。。。しかし私、この映画を観た後、夢で何度も雪山にて遭難してます。それだけインパクトがあったのでしょう。いつかこんな未来がおとずれてもおかしくないのかも。。。と不安にさせられたことだけでも、この映画の存在意義が十二分にあるような気がします。 【ぷっきぃ】さん 7点(2004-05-31 01:37:46) |
10.この作品は「豪華な映画」であるが「ストーリーそのものを楽しむ映画」ではないと思う。CGは凄いが、そればかりが強調されて、途中でなんかもうお腹いっぱいになってしまった。全く面白くないわけではないが、2回目はいいや。 【与太郎】さん 4点(2004-05-30 21:41:24) |
★9.《ネタバレ》 劇場に足を運んで正解でした。迫力とインパクトのある自然災害の様子。ニューヨークに迫り来る大津波やロサンゼルスを襲う、いくつものハリケーン。今までこれほど迫力のある災害のCGが、長々と続いた映画は観た事がありません。親子の絆も程々に盛りこんであって、色々見所の多い作品でした。ですが、自然災害が最終的に勝手におさまって行くのは、なんだか主人公が何か手を下しておさまった訳でもないし、なんだかすっきりしない後味が残りました。 【ボビー】さん 8点(2004-05-30 11:14:35) |
8.小松左京が嫉妬してるに違いない?(笑) エミリッヒにリメークを頼むべし!! んで、肝心の本編だが、ディズニーランドより『遥かに』楽しい!! |
7.《ネタバレ》 いやーおもしろかったー。おもしろかったー。おもしろかったー。もちろん「おもしろい」以外のなーんにもないんだけど、さすがローランド・エメリッヒ、迫力に特化した映像づくりにかけては目下、トップブランドと言えますね。何はなくてもこのテの作品ならローランド・エメリッヒ。もちろんローランド・エメリッヒと言えばこのテの作品。とにかくもうお家芸的なド迫力のドデカスケール、しかも今回は宇宙人が来たとか隕石が来たとかいう言い訳を省いて、「こうなってしまった」でゴリ押ししているところが潔いです。さらにこのテの作品にありがちな「アメリカが世界を救う」パターンが一掃されたというか、完全にそれどころじゃなくなってしまってアメリカが助かるだけでいっぱいいっぱいなところに好感度大です。しかもこの監督、ドイツ人の癖にアメリカでは絶対に爆笑の嵐を生んだであろう相当にキツめなギャグも山ほど盛り込むことを忘れませんでした。笑えます。さりげなく、というレベルじゃなく完全にアメリカの移民対策を嘲笑った国境線ギャグを筆頭に、全編に散りばめられた黒めなギャグにお腹いっぱい笑いました。よくよく考えたらID4で地球を救ってたのはデニス・クエイドの実兄じゃん。というのもひそかにネタなのかと思い感心しました。関係ないけどデニス・クエイドって離婚してから当たりが多いですね。ジェイク・ギレンホールはオイシすぎです。イアン・ホルムは老けました。花を一人で背負って立つエミー・ロッサムも輝いています。何故か犬を連れたホームレスが重要なアイテムなのはエメリッヒ監督のNY像なんでしょうか。迫力以外なーんもない完全無欠の娯楽作品ですが、こういうの大好きな私はうっかり2回観て来て大満足です。観るなら劇場で、が鉄則ですね。 難を言えば音楽が少し暗かったかな。(コメディにしては。)>【放浪紳士チャーリー】様、いかにもアタシは70年代パニックスペクタクル世代でございます。 【anemone】さん 9点(2004-05-30 03:24:54) (笑:3票) |