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清水港代参夢道中

[シミズミナトダイサンユメドウチュウ]
(續清水港)
1940年上映時間:89分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマコメディファンタジー時代劇モノクロ映画
新規登録(2004-10-17)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督マキノ正博
キャスト片岡千恵蔵(男優)石田勝彦/森の石松
広沢虎造(男優)照明係・廣田/虎造
轟夕起子(女優)黒田文子/おふみ
沢村国太郎(男優)石松役の男/慌ての六助
澤村アキオ(男優)嘉助の遺児・芳太郎
志村喬(男優)劇場専務/小松村七五郎
美ち奴(女優)お民
香川良介(男優)勝沼の嘉助
上田吉二郎(男優)大政/大政役の男
団徳麿(男優)小政/小政役の男
瀬川路三郎(男優)都鳥吉兵衛
若松文男(男優)茶店の爺
久世竜(男優)
脚本小国英雄
音楽大久保徳二郎
広沢虎造(主題浪曲「続清水港」 前篇 「子育て道中」 後篇 「人間森の石松」口演)
主題歌美ち奴「続清水港」/「街道石松ぶし」
轟夕起子「東京リズム」
撮影石本秀雄
配給日活
美術角井平吉(設計)
編集宮本信夫
録音石原貞光
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1.《ネタバレ》 太平洋戦争前夜の1940年時点に浪曲で余りにも有名過ぎる「遠州森の石松」を巧みにパロディ化したマキノ正博の秀作時代劇。暗い当時の世相を微塵も感じさせぬマキノの”活動写真”への愛が全編に横溢しており、思わず観る者をニンマリさせること請け合い。何と言っても、典型的な時代劇ネタに「タイムスリップもの」を融合させた斬新でユニークな先取り感覚が本作のキモ。ヒステリックな舞台演出家・石田と森の石松の二役を千恵蔵が飄々と好演。演出家の自分は話しのオチを知っているからとばかりに、閻魔堂の死闘で都鳥一家に騙し討ちされるハズなのを逆に返り討ちにしてしまう場面は特にケッサク!!虎造のシブいノド(「馬鹿は死ななきゃ直らない~♪」)も随所に挿入され実に聞き応えアリ。おふみ役の轟夕起子も可憐で良し。七五郎に手を引かれ石松の元へと走りに走るスピード感は圧巻!志村喬や澤村国太郎の達者なコメディリリーフぶりも楽しい。当時はまだ美しく残されていた東海道界隈をロケーションした金毘羅代参道中シーンの詩情には溜め息が出そう。題名で”夢オチ”が思いっきりネタバレってのが何ともアイタタ…ではあるが、それでも充分に楽しめる。
へちょちょさん 8点(2004-10-22 16:14:48)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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400.00%
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600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
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