13.《ネタバレ》 中盤までの植木等のアクションが面白い! この能天気ぶり、今の日本からみると貴重ですな。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-23 21:45:52) |
12.007あたりの路線を狙ったんでしょうけど、どうにも野暮ったい。追って追われてもあまりメリハリがなく、飽きてきます。どう考えても脚本家がこういうのに向いていない人たちなので、無理しすぎという感じ。神戸に行ったはずなのにどう見ても神戸でなかったり、話がどんどん大きくなるあたりもギャグなんでしょうけど、さして面白くない。越路吹雪をあんな役で使うというのが、一番面白かったりしますからねぇ。これも「製作当時見ていた人が喜んでいればいい」たぐいの映画でしょうか。クレージー映画も、もういいなぁ。円谷英二が参加しているので、点数はおまけ。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-11-07 07:49:56) |
★11.ニセ札犯人と間違われて警察に追われる主人公が、誘拐された恋人(?)を奪還しようと奮闘する。と聞けば、真っ当なサスペンス映画のようですが、なにせクレージーキャッツ映画、主演が植木等。ハチャメチャで奇想天外な内容で、中盤以降はどうでもいいような追跡劇がどこまでも続いていきます。しかしスゴイのは植木等。見たところ、かなりのスタントを自らこなしています。しかも、ノリはいつものスーダラ節。必死さは皆無で、何かと言えば高笑い。アクション映画の主人公が必死になってみせるのもいいけれど、こうやって、どんな危険な目にあっても涼しい顔で高笑いし続けるというのもまた、実に頼もしく見えるものです。 高所を舞台にした場面では、一体どこからカメラを構えているんだろう、というシーンもあり、また終盤には大掛かりなセットも登場してハチャメチャ度もスケールアップ。 ホント、よくやるよね~、と、感心します。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-10-22 08:12:04) |
10.ストーリーはどうでもいいのですが、数々の〝特撮〟シーンにドキドキしました。ビルの屋上の柵を超えたり、クルマや列車の屋根に乗ったり、走行する列車の下に横たわったり等々、けっこうリアルに見えます。何らかの映像技術が使われているのでしょうが、1965年時点でどんな技術があったのかと考えると、ちょっと背筋が寒くなります。 もう1つ驚いたのが、後半の鉤十字やらヒトラーやら戦時中のリアル映像の転用やら。今、こんなふざけ方をしたら、何らかの物議を醸しそうです。逆に言えば、当時はこれが許容されていたわけで、きっと映画界そのものの社会的地位も影響力も低かったのでしょう。それを「古き良き時代」と見るか、「発展途上時代」と見るかは人それぞれですが。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-10-13 03:23:11) |
9.《ネタバレ》 逃げる→追いかける→危機の発生→何だかんだで切り抜ける、を繰り返しているだけなので、特に面白くないのです。こういう設定なんだったら、敵側や警察側がもっと有能でないと、それを脳天気に切り抜ける面白さ、というものが出てきません。で、あれこれ特撮方面には頑張っていても、最後のキャッツ勢揃いの数分間のステージだけで、それまでの全部を上回ってしまっているという・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-10-10 00:49:56) |
8.延々と続くドタバタに少々ウンザリしてくる。脚本がもっとしっかりしていればかなりイケる映画だと思いますが。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-10-09 21:38:22) |
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7.《ネタバレ》 植木等の身体能力の凄さはバスター・キートン並の凄さ、素晴らしさをこの映画を見て思いました。偽札犯と間違えられて警察に追われ、本物の偽札犯からも命を狙われ、逃げる。逃げる。ひたすら逃げる。ビルからの落下、鉄橋からの落下、汽車の上に乗っての逃亡劇、何だかバスター・キートンの映画でも観ているようです。そんな植木等が仲間である谷啓と二人で神戸へと行く所までは物凄く面白いのに、その後の展開があまりにも広げすぎ、強引で勿体無い。それでも今時の邦画のコメディやハリウッドの品の無いコメディなんかよりはずっと良い。死を前にしても平然としている。けして、悲しいという態度を見せない。最後までとことん能天気なところが、この映画の良いところである。ところで姫路城の境内から逃げる植木等を見ていた二人の警察の一人が言う台詞「絶景かな、絶景かな」「よきにはからえ」て何だか「クレヨンしんちゃん」みたいで笑える。もしかして?クレヨンしんちゃんの原作者はこの映画好きなのかな?それにしても植木等はやはり面白い。存在そのものがコメディである。そうそう、ちょっとしか出番の無い森繁久彌の首相ぶりの存在感も忘れるわけにはいかない。日本映画はフランキー堺、渥美清に植木等といった日本映画史に名を残す素晴らしい名喜劇役者は今はもうこの世にいない。森繁久彌という名喜劇役者には彼ら三人の分まで長生きしてくださいという気持ちでございます。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-18 22:00:56) |
6.追っ手から逃げる植木等。トラック荷台のヤギに紛れ込み、鉄橋を走り、馬に乗り、挙句は機関車の屋根に。アクションの連続にどこか既視感が。そうだ、これはインディ・ジョーンズ。スピード感は劣るものの、その発想力は時代を考えれば特筆もの。敵のアジトも作り物くささは残るものの、同時代の007も似たようなもの。遜色はないし、特撮に円谷英二が参加していることもあって、潜水艦のシーンなども迫力があります。惜しむらくは、それだけのエネルギーをただただ、クレージーキャッツ10周年のために費やしてしまったこと。ハナ肇の過剰な間抜けな刑事の演技ぶりには腹立ちすら覚えます。 【satoshi】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-03 14:02:12) |
5.40年前に観ていたらきっと大笑いをしていただろうと思う。平成の世になっても同じようなギャグが繰り返し真似をされているのでオリジナルを見ても衝撃を感じることが出来ないのは不幸だが仕方ない。 【WEB職人】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-08-15 12:11:53) |
4.脚本は穴だらけ。構成も滅茶苦茶。挙句の果てには「神戸のホテル」という設定のホテルの外観に、堂々と「赤坂プリンスホテル」の文字。 普通に考えればクソ映画の条件は全て満たしているが、これぞクレイジー映画の決定版である。息をもつかせぬスピード感。合成や特撮を駆使した植木等のスーパーアクションの数々は、当時ピークだった古澤健吾監督の豪快演出と相まって、批判を恐れぬ圧倒的な存在感を放っている。「殺すなら一思いにピストルでやってくれ」と、悪漢に懇願する谷啓に、「フカに食われた方が味があるんだぞ」と言い放つ植木。「いつ死んだって同じ事。同じ事なら、死にたくないね♪」は名言。余談だけど、港のバイクアクションで植木の乗るバイクが派手に転倒するシーンがあるが、これで実際にバイクに乗っていたのは、当時植木の付き人だった小松政夫だというのは有名な話。 【柿木坂 護】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-07 20:09:10) |
3.クレイジー・キャッツの映画を見たのは初めて。この手の映画はストーリー云々はどうでもよくて、登場キャラクター重視の作品ばかりなので、評価も低くなりがち。この映画もあまり脚本が出来がいいとは言えない。しかし、この映画の見どころはなんといっても追っ手から逃げる植木等のアクション。バスター・キートンのような動きをして逃げまくる植木等がすごかった。かなり甘めだけど、植木等に完全に参ってしまったので、もうこれだけで満点つけちゃいます。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2005-07-25 02:26:25) |
2.この手の作品を見ることにかなりの戸惑いはあったが、こういうのも観ないとと思い、観ました。クレイジーキャッツがどんなものだったかは、分かりませんが…別に取りとめてどうこう言うものでもなかった…これが昭和のドタバタコメディ??こんなもんですかね~~ |
1.クレイジーキャッツの全盛時に、彼らが出ていれば良いという感じで主演の娯楽作を余り意味なく作ったんでしょう。別にいいです。全然OK。そもそもストーリーとかを期待して観る映画ではないでしょうし。 |