84.執拗なまでに自由を求めるマックイーンの狂気じみた姿が心を打つ。「大脱走」しかり、彼はこういうキャラ設定がとても似合う。 【おまいつ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-29 18:10:41) |
83.S.マックイーン主演で脱獄物と言えば、名作『大脱走』なのですが、ヒーロー然としていたそちらとは異なり、今作ではカッコよさとは別方向の強いインパクトがあります。怠惰な日々を過ごすのは罪という内なる声に呼応するように、端から見たら相当な無茶を犯しつつ自由を求めます。逃亡が思わぬ形で終了して打ちひしがれても、白髪のおじいさんになっても、遠くへは行けないけど一定区域内での自由なら許すよと誘惑されても、無限の自由にチャレンジし続けます。目の前の利益を捨てて大きな博打に打って出られる人間に凡人は憧れてしまうのです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-08-25 21:23:53) |
82.《ネタバレ》 最後にパピヨンが大渦に飛び込んでどうなったのかが気になります。映画全体に流れる哀愁感が何とも言えない味を出しています。 【民朗】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-12 01:07:52) |
81.う~ん、なぜこの作品が高く評価されているのかわかりません。 しかし演技は見事です。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-10 23:36:49) |
80.パピが最初の独房入りから出てきた時に不覚にも泣いてしまったので。 【Shott】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-18 03:37:58) |
79.《ネタバレ》 ブー鳥に男(イヤ、漢か?)とは何たるかを教えてくれた作品。 海に飛び込むパピヨンが“かっこいい”でも“セクシー”でもまして”かわいい”でもなく“タフ”こそが男にとって一番のほめ言葉だとそう語っている(気がした) 以来パピヨンはブー鳥があこがれる男オールタイムベスト1です。 が、再見したら長かった。。。 もう少しうまくまとめられないもんなんだろうか??? 男の人になりかけの男の子(高校生くらい?)にハゲメンド(激しくリコメンド)人生のバイブルとなりうる一本かと。 【ブー鳥】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-26 00:19:59) |
78.ダスティンホフマンが出てることでニューシネマの匂いも感じさせるし、米仏合ということでマックイーンがフランス映画?という違和感もあり非常に良い。特に、パピヨンが友人の水葬を桟橋から見つめ一人佇むシーン。綺麗な絵画です。フランス映画です。でもマックイーン。 仏領、サンローラン、フレンチギアナ。行きたいです。ご他聞にもれず、ギロチンシーンはスローにして何度も観ましたし、腰ぎんちゃくゴードンもでてるし。白化粧正装ピエロのマックイーン最高。””ユーアーデッド!”このあと、世紀のタワーリングインフェというのもいいなあ。 なんといってもこの映画は始まりと終わりが最高。”タタタ”と太鼓で始まって、スチーブマックイーン、ダスティンホフマン。最後はジャングルに朽ち果てた刑務所の廃墟。現実にあった恐怖感が映画をしめる。そして、バックのゴールドスミス最高のサントラ。映画のサントラのソノシートを持っていた中1の私は、このラストの荘厳な音楽をへんだなあとは思わずに、ずーっと33回転で聞いていた。よけい良かった。 最後に。”DONE!”追加!思い出した!高校生のとき、わたしが持っていたこれの映画のチラシを見て、友人がひとこと、、、”パピヨソ?なにこれ?”(パピヨンっていうんだよおおおーーーーう!!!??) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 12:51:01) |
77.長い。とにかく長い。深夜TVでたまたまやっていたので、面白くなかったら途中で寝ようと思いつつ観たのですが…最後まで観てしまいました。だから面白いか面白くないかと問われれば答えは「面白い」。でも重いです。鑑賞後、自分の感情が「喜怒哀楽」のどの位置にあるのかわからなくなります。生半可な気分で観始めると痛い目にあうので、心身ともに充実し、時間的にも余裕のあるときに観るべき作品だと思います。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-04-16 03:05:12) |
76.「頼むからやめてくれ」とドガが懇願するシーンは、なんじゅっぺん観ても鼻水出るほど泣けますねん。 【ケムール人】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-01-25 22:59:02) |
75.マックイーンの生きる=脱走という演技には拍手です、独房から出てきても目だけはいつもぎらぎらしているところは彼だからできるでしょうね! そして独房のなかで虫を食べるシーン 手元だけの照明で生延びる執念がこれだけ表現できるとはすごい 【月読】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 13:04:56) |
|
74.話の重厚さは想像していたけれど、無駄を一切省いたような映像や音楽がすごく綺麗で驚いた。久々に腰を据えて見られる映画に出会えたと思う。マックイーンはアクション映画でしか見たことがなかったけど、この映画での演技はいつも以上に魅力的だったと思う。 【5454】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 00:49:18) |
73.求めるものはフリーダム。テーマは脱獄なので、あの大脱走とは一体“何が違うのだろう、どう違っているのだろう”、ってずっと不思議に思っていました。しかしやっと自分の中でその謎解けた 大脱走が言葉簡単に申して爽快娯楽アクションだったとするならば、コチラは蛇念執念、精神的な七転び八起きアクションだったのですね うーん納得しました。とにかくこのマックイーンは凄い。老いぼれてしまってからのマックイーンの執念がさらに凄い。そしてラストシーンがまた素晴らしかったと思うよ。なんか賞をあげたい (とは言っても今後また二度目を観たいかといったらそうではない、全編的にまた観直したいとはとても思えない ずしっと重かったというか、すごーくボリューム有り過ぎちゃったから) 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-24 23:37:00) |
72.ただダラダラ長いだけの映画です……。後半になるにつれてどんどんテンポが落ちていくのもいただけません。忍耐力のない人には向かない映画です。 【K】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-04-19 21:50:15) |
【000】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-09 23:02:41) |
★70.そりゃまあ、マックィーンが男前だとは言いませんけどね、かのヒーローがどうしてこの役にここまでフィットしてしまうのか(こりゃまるで、サルが人間にとっつかまって虐められる『逆・猿の惑星』by フランクリン・J・シャフナー、ですね)。見事なハマリっぷりに、観た後でふと一抹の寂しさすら感じないでもなく。一方、ダスティン・ホフマンはと言うと、いつになく役作りを放棄、地で演じてます(そんなワケないか)。この役は彼以外の役者が演じたら絶対イヤミになる。彼のスゴさは、演技力云々よりも、‘どんな「共演」もこなしてしまう’ところ、ですかね。それにしても、観てて切なくなる映画でありました。実録っぽさと、幻想味が、奇跡のように両立しております。残酷なまでに青い空、そして海・・・はあ~(溜息)。ゴールドスミスの音楽、甘いメロディも提供しておりましたが、エンドタイトルに硬派な音楽をぶつけてきたのが、映画をぐっと引き締めており(廃虚の映像に実にマッチしてる)、たまらない余韻を残します。必聴です。彼ほど、無調でありながら親しみ易い音楽を書いて来た作曲家もザラにはいないのではないでしょうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-04-09 11:08:30) (良:2票) |
69.マックイーンの脱獄ものということで、大脱走のようなハラハラドキドキの展開を期待していたので、見ていてとても疲れました。名作なのかもしれないけど、たんたんとしすぎている。暗い。そしてただただ長い...。最後まで見るのが苦痛でした。この映画の良さが理解できず、平均点を下げてしまってごめんなさい。 【チョコレクター】さん 6点(2004-12-05 19:14:08) |
68.自由への飽くなき意志への尊敬の念よりも、十分がんばったからさ、もうやめようよ、と諭してやりたい気分になってしまった。でも、半年間暗闇に閉じこめられた末に食べる肉のスープは美味かろうなぁ 【永遠】さん 3点(2004-11-02 02:01:46) (良:1票)(笑:1票) |
67.やはり見ているものを楽しませようとしなければこれからの時代いい映画とはいえないのではないか。たんたんと事実を描いていったとしても、見ている自分から映像の中に手を入れて感動を拾ってこなくてはならない。正直面倒くさい。しかし、一人の男の波乱万丈をえがいた映画としてはすんごく重みがある。攻めの演出が加われば鬼に金棒だろう。 |
66.「自由」を求め続ける執念みたいなものがクローズアップされる作品だと思うけど、自分的には「友情」というものがひしひしと伝わってきた。特に最初に独房から帰ってきたときのマックイーンを見つめるホフマンの表情がなんとも言えず良かった。 ただ終盤ちょっとくどく感じたのでそこだけマイナス。 【ボーリック】さん 8点(2004-08-27 13:07:30) (良:2票) |
65.途中まではドキドキしながら観てましたが、 修道院で再度捕まった時点で私の緊張の糸は切れました。 まぁしかし、簡単には成功せず、何度も失敗するのが実際の話だということでしょうね。 100%フィクションのストーリーに慣れていると、 一度失敗した後は、必ず成功するものだと決めてかかる癖がついてしまう のかもしれません。 【しまうまん】さん 8点(2004-07-08 20:43:27) |