1.《ネタバレ》 「片腕マシンガール」を撮った井口監督が山田悠介原作の小説をどう料理するのか?という期待の元に鑑賞。またやりたい放題、ふざけ放題。原作があろうがなかろうが、ただの井口監督作品であった。水芸のような血しぶき。無駄に心の傷を持っていて、突然狂いだす登場人物達。やる気があるんだかないんだか分からないオーバーアクト。「首がしまったー!」「塩酸がかかったー!」「皮膚が剥がれたー!」と、死ぬ間際にいちいち状況を説明するアホセリフ。もっとシリアスな作品にしてるのかと思ったよ。スリラーだと思って見に来た人はポカンとするばかり。
この監督のテンションには、最後までついていけず、途中でお腹いっぱいになっちゃうんだよなー。
とてもくだらなくて、ほんとにしょうもないハイテンションバカバイオレンスムービーでした。
何というか新しさがないんだよな。