8.《ネタバレ》 いや、まあ、さすがにこれは破綻しすぎでしょ。前半は、誰がなぜそこにいるのかがさっぱり分からない。成田三樹夫扮する刑事も、いきなり腕を切られるだけで、背景がまったく存在しないので、さそりとの対決も盛り上がらない。意外にも、下水道に立てこもる後半の方がそこそこスリルがある。で、最後はなぜか刑務所に自ら潜入して復讐、なんだけど、これはやっぱりどうしても、さそりは刑務所内にいないと光らない、という考えあってのことだったんですかね。いずれにしても、せっかくの前2作の財産を全然使いこなせていませんでした。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2021-10-28 23:38:05) |
★7.《ネタバレ》 だいたい一作目からメチャクチャなシリーズではありましたが、3作目ではもはやシュールとしか言いようの無い領域へ。 第1作とは、ムショ内とシャバとが逆転したような按配となっていて、映画開始段階ですでに主人公はシャバに出ており逃亡中の身、艱難辛苦の末にムショに戻って復讐を果たす。何もそこまで裏返しにしなくとも、と言いたくなるくらい、裏返ってます。 そんでもって、いきなり逃亡中の「さそり」こと梶芽衣子を発見した成田三樹夫、首尾よく逮捕するも、逆襲にあって腕を切断されてしまい、復讐を誓う。もはや羅城門の鬼ですね、これは。 逃亡を続ける「さそり」を待ち受ける様々な出会い。野坂昭如の「マッチ売りの少女」みたいな娼婦たちの哀切があって、実際、ラストに炎上シーンもあったりするのですが、比べ物にならないくらいの大炎上、燃え方がちょっと半端じゃないもんで、いやはやビックリします。どこでどうやって撮影したんですかね、これほどまでにワケのわからないムチャクチャなシーンを、これほどまでにガンバって撮影した意気込みには、頭が下がります。 そういった事も含め、全体的にシュール。悪い夢に出てきそうな映画です。あの「さそりぃぃぃぃ」という呼び声が、耳にこびり付いてなかなか離れません。。。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-12 14:10:36) |
6.《ネタバレ》 苦痛と快楽に萌えるオンナの怨み節、シリーズ第3弾。追い詰められた女さそりが、追いかけてくる男刑事の腕を切り落とす。女さそりは男刑事の腕をぶら下げてフケる。衝撃の冒頭だけど、段々と失速。前2作と比べて見劣りするのは否めねえ。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-02-29 22:44:45) |
5.《ネタバレ》 さそりが怪人のようになっている。インパクトありき。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-07-22 18:55:24) |
4.前2作もツッコミ所だらけでしたが、このシリーズ3作目も冒頭の刑事の腕を引きちぎる所から凄すぎます。下水道の中を住処にし潜伏するさそり。そんなさそりをあぶり出す(焼き殺す?)ために下水道にガソリンを流し込み火の海にする。警察がそこまでやりますか!? それでもやはりさそりは不死身ですが、さすがに3作目になるとちょっと飽きてきました。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-04-25 00:35:07) |
3.三作目にして、さそりの凶暴性は、もはや都市伝説の域に。その美しさにとやかく言うつもりは皆無だが、ちょっと怖いよ!下水にガソリンを撒く警察の無茶も、ちょっと怖いな! 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-30 03:07:20) |
2.《ネタバレ》 冒頭シーンは衝撃的でしたね。切断された腕と手錠を取るため鬼の形相で腕をくわえていた梶芽衣子が怖かったです。今回は女囚や刑務官たちがあまり出てこなかったのが残念でした。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-03 23:41:22) |
1.腕を切りちぎられた成田三樹夫たちとの壮絶な戦い。そして、まるでタランチュラのような李麗仙(すごすぎるメイク)。とってもかっこいい、松島ナミこと梶芽衣子、彼女の鋭いまなざし、そして“怨み節”。彼女のポスターを部屋に貼って、連日拝んでいたい・・・そんな心境です(実際はしないけど、、)。柴咲コウちゃん、今後さそりシリーズやってくれないかな、、。 【fujico】さん 7点(2004-01-19 11:36:00) (良:1票) |